艦名:長門
年齢:
0
彼女はまだ一歳の頃に両親を亡くし、そのまま親戚の家に引き取られたが、本人が申し訳なく思っているのか家族とは交流がなかった模様。
加賀を散々泣かしたあと、やっと泣き止んだと思ったら今度は殴ってきました、まあ所詮装備を展開してない艦娘のパンチなど蚊に等しいわ、痛いけど。
「・・・」
「もう、加賀ったら、そんなむくれてないで、提督に謝ったら?」
「・・・ごめんなさい」
「いや、大丈夫だ、こんぐらいで痛がってたら今頃オヤジには殺されてるだろうしな」
「本当に大丈夫ですか?司令官さん」
「大丈夫だって、で、加賀、俺が何でここに来たのかわかるよな?」
「・・・私の抱き枕になりにきた?・・・」
「真面目な顔してボケるのやめてくれません?」
「冗談です、提督のことですよね?確か吹雪型の子達から命を狙われてるとか」
「ああ、俺としても説得できればいいとは思ってるんだが説得する前に殺されていまいそうだしな、とりあえずはそっちの方で俺に手を出さないってことにして時間をかけて説得していこうかなと」
「説得・・・ですか」
「・・・ダメか?とりあえず吹雪が一番やばそうだから他の子達から説得しようと思ってるんが」
「いえ、ダメではないんですが・・・少し、いやかなり説得は難しいと思います、吹雪以外の子達はまだいいです、彼女らも前の提督を恨んでますが、吹雪ほどではありませんから時間をかけていけば大丈夫だと思います、ただ、肝心の吹雪が一番難しいと思います」
「吹雪ちゃん、新しい提督さんが来るたびに追い出しちゃってましたからね・・・」
「ん、俺以外でも新しい奴らが来ていたのか?、解体されたっていうのは先日とか言ってたからそんな前じゃないんだろ?」
「それだったら五艦会なんかできてませんよ、正確には、前の提督がここの鎮守府の提督じゃなくなった時です、前の提督さん、かなり上手くやっていたようでまだ容疑者ってことで代わりの提督さんが来たんですけど、皆吹雪ちゃんたちに追い出されちゃいました」
「・・・まさか殺したりはしてないよな?」
「まさか、殺される前に皆逃げちゃいましたよ、ほとんどの人は建物の内に入る前に力尽きて、入ってきたとしてもすぐに吹雪ちゃんたちに追い出されちゃいましたから、こんなに長く耐えたのは提督が初めてです」
「まあ逃げまくってるからな俺・・・しかし、そんな上手くやっていた奴がよく一年間で捕まったな、そんなやつならもうちょっと独裁者として君臨していたと思うんだが」
「まあ、そこらへんはよく知りません、視察の人とかも来てないんですけどね」
「ほーん・・・ま、とりあえず、加賀、俺の味方になれとは言わんからせめて殺さないように言ってくれないか?」
「別にいいですよ」
「・・・俺が言うのもあれだけどそんな即決していいのか?もっとみんなで相談とか」
「そんなことしてる暇あるんですか?どうせまだ他の人たちからの説得もしてないんでしょう?」
「ぐ・・・そ、それはそうだけど・・・」
「じゃあいいです、みんなには終わったあとに私から言っておきますので」
「・・・ありがとな、加賀、お前が意外と話がわかるやつで助かったよ、じゃあこのお守りはいらなかったな、まあそもそも物で釣ろうっていうのがあれだったけど」
「・・・お守り?」
「ああ、お前が熊のフーさんが好きだって聞いたから用意したんだが」
「・・・」
「・・・加賀?」
「っは、い、いえ何でもないです、そうですね、いりません、それは提督が持っていてください、ええいりませんよ私はそんなもの、ええ」
「・・・」
「あ・・・」
お守りを上にやったり下にやったりするとそれに合わせて加賀の目線が上行ったり下行ったりする、なにこれ面白い
「提督?あまり加賀をからかわないでくださいね?」
「っと、すまんすまん、ま、これはやるよ、俺にゃ必要ねえし」
「・・・ま、まあく、くださるのならもらっておきます・・・あ、ありがとうございます提督」
「どう致しまして」
「あら、加賀ったら、見えない尻尾がふりふりしてるわよ?ふふ」
「そ、そんなことしてません!適当言わないでください赤城さん!」
「はいはい」
「ぐぅ・・・」
「それじゃ、ありがとな加賀、俺は次行くわ・・・そういえば、お前らはそんなに傷ついてないんだな、あんまり反応を見せてないだけかもしれないけど」
「私は何されても特に何も感じないので」
「私は加賀が無事ならそれで・・・」
「あっはい」
俺の勘が告げている、これ以上この話題に突っ込むのはまずい。
「さあ、如月いくぞーって、うお・・・」
「・・・」
やばい、如月の目が今まで見たことないほどに黒くなってる、もう黒いってレベルじゃないぞこれ
「き、如月もありがとなー俺についてきてくれて、いやあ如月は頼りになるなあ!」
「・・・本当ですか?」
「お、おう勿論よ!いやあこんな子が妹にいたら俺の人生は最高だったろなー!」
「・・・妹、ですか、まあいいです、今はそれで」
「そうかじゃあ行くぞ如月!次は戦艦だ!」
「あ、待ってください司令官!」
「・・・」
「加賀ー?そんなに羨ましそうな目で見ないの」
「っは、み、見てません!」
「そう・・・提督、うまくいくかしら」
「・・・最悪こちらで匿いましょう、まあ五艦会で提督を引き渡すことが決定したら引き渡すしかないですけどね」
「いいの?」
「・・・私のわがままでみんなに迷惑をかけられません」
「・・・そう、じゃ、みんなの説得に行きましょ、あの様子じゃあもうちょっと長引くと思うから」
「分かりました」
「・・・さて、戦艦たちがいる場所まできたが、如月、戦艦の代表は誰なんだ?」
「戦艦の代表は長門さんですね」
「長門・・・もしかして眼鏡かけてたりする?」
「?いえ、別にかけてませんけど・・・」
「そうか・・・いや、何でもない、一人説得したから後は二人説得を成功させればいいんだ!」
「まあ、そうですけど・・・司令官さん、今からでも古鷹さんの方に行きません?重巡洋艦の方なんですけど、そちらのほうが・・・」
「何で?」
「・・・戦艦の方々は艦娘の中でも一番の火力を持っているんです・・・例え戦艦一人でも装備を展開して襲いかかってくれば吹雪ちゃんたちよりずっと危険です」
「如月」
「・・・はい」
「大丈夫だ、きっとうまくいくさ、それに今までの提督達だって別に死んじゃねえんだろ?だったらまあ腕一本ぐらい持ってかれるかもしれんが、死ななきゃ安いさ」
「司令官さん・・・分かりました、ですが、危険だと判断したらすぐに逃げてもらいますからね?」
「おう、まかせろ、じゃあいくか!」
「はい!」
決心を固め、足を踏み出した、まあ流石に死には死には、そう思ってたらどこからか何かが外れる音がした、おやこれは何の音だろう
「うおおおおおおおおおお!?」
「きゃあああああああああ!?」
嫌な予感がして如月を抱え前に飛んだら案の定俺たちがいた位置にギロチンらしきものが落ちてきてる、ちょ、おま、洒落にならんっていうかこんなもんあいつらどこから持ってきやがった!
「くそ、ここでもそんな扱いかよ!ええいこうなったら速攻長門を見つけて即効で退散するしかねえ!」
そこまで考えて走り出そうと前を向くが、目の前には廊下ではなく黒いものがあった
「命が惜しかったら動くな」
「な・・・」
俺の目の前にあったもの、主砲は目の前の少女が向けていたものだった。
「な、長門さん・・・!」
「ん、誰だって・・・き、如月!?なぜお前までここにいるのだ!?」
「気づいてなかったのかよ!俺が一緒に避けてなけりゃ今頃あのギロチンの餌食だったんだぞ!」
「な・・・」
「ていうか外ならともかく中にまでこんな罠仕掛けてるんじゃねえよ!他の奴がこんなふうに引っかかったらどうするつもりなんだお前!」
「い、いやこれは今日新しい奴が来るらしいから試しにつけただけで・・・ってなんでお前に説教されなきゃいけないんだ!」
「逆ギレしてんじゃねえよ!ていうか今までの提督って生きて返してたんじゃないの!?」
「今回だって殺すつもりはない!」
「嘘つけギロチンなんて殺す気満々じゃねえか!」
「・・・言われてみれば」
「ダメだこいつ!」
「まあいい、おい、お前」
「桐ケ崎竜也だ」
「そうか、じゃあ桐ケ崎、こっちに来い」
「し、司令官さん!」
「如月はとりあえず大和たちの部屋で待っていろ、私はこいつと話がある」
「いや、司令官さん!」
「大丈夫、殺す気はないって言ってるんだ、悪いようにはされんさ・・・多分」
「まあ、殺しはせん、殺しは」
「ごめんめっちゃ不安になってきた」
「とにかく来い!」
「へいへい・・・」
俺は長門に連れて行かれ、おそらくコイツの部屋と思わしき場所に着いた。
「入れ」
「・・・」
ここで抵抗しても無駄か・・・俺は大人しく部屋に入ると、そこは特にこれといった特徴がない部屋だった、俺はそのまま床に座らされ、長門は椅子に座った。ちなみに加賀のベッドの周りはぬいぐるみで埋め尽くされていた、あれ寝てる時にぬいぐるみが崩れてきたら息できなくなるんじゃねえかな。
「さて、今からお前にいくつか質問をする、余計なことは口走るなよ、私だってなるべく怪我なく返してやりたいんだ」
「・・・意外と良心的なんだな」
「まあ二度とここの鎮守府はおろか他の鎮守府に行きたくないと思うほどのトラウマをつけてだがな」
「前言撤回、全然良心的じゃねえわ」
「さて、ではまず一つ目、お前はなんのためにここに来た?」
「・・・ここで提督になれって言われたんだよ三日前に」
「・・・それ以外には何か言われてないのか?」
「艦娘たちのメンタルケアを行えってよ、この前まで探偵だった俺に何を期待してるんだか・・・」
「探偵って・・・お前は提督候補生ではないのか?」
「ちげえよ、提督としての勉強も何も受けてない、補佐として妖精さんがいたが・・・訳あって今は別行動中だ」
「・・・そうか、では、次の質問だ、お前はここでどんなくちくか・・・艦娘に会って何かしたか?」
「?・・・吹雪型の奴らと如月、赤城と加賀にああそういえば皐月とも会ったな、それぞれただお話しただけだよ、まあ吹雪型の奴らには命狙われてるけど」
「・・・話をしただけ?本当にそうか?」
こいつ俺が加賀と会ったていうので警戒してんのか?・・・意外と残念ではないようだな
「・・・正確には、加賀たちとは俺に手を出さないよう五艦会の奴らに言ってくれと説得しに行った、というよりお前にも本当はその用で会いに来るつもりだったんだが、このとおり」
「・・・そうか、それ以外は?」
「なんもしてねえよ、本当に」
如月の裸とかを見てしまったがあれは不可抗力だ、俺は別に興味ねえし
「・・・そうか、では次だ、お前は如月に何をした?」
「今何もしてねえって言ったばっかだうが」
「ならなぜお前は如月と行動している?奴は吹雪ほどではないが提督という存在に対し恨みを持っていたはずだ」
「知らん、ちょっと話したら何故か懐かれた」
「は?」
そういった瞬間、長門から殺意を向けられる、やべ、地雷踏んだか?
「ふざけるな!そんなわけ!」
「っ」
長門は手を振り上げる、一発で済めばいいと思って目を瞑り、衝撃に備えていたが・・・
「長門ー?」
それは突然の来訪者によって防がれた、あぶねえあぶねえ、ぶっちゃけ一発でも食らったらどれだけのダメージを食らうかわかったもんじゃないからな
「・・・なんだ陸奥か、何か用か?今私はこいつの尋問を行っているんだが」
「いやね、大した用事じゃないんだけど・・・あなた、あの廊下にあるものは何?」
「!・・・い、いや私は知らないなあギロチンなんて、私はこいつが部屋の前に通り過ぎるのをちょうど部屋から出ようとしたときにこいつを見つけたんで尋問しようと」
「ねえ長門?話をするときは目を合わせなさいって言われなかったかしら?」
「っひ」
「それに、なあんで部屋の中にいたんならなあんでギロチンなんて知ってるのかしら?」
「い、いやそれはだな・・・」
「長門」
「は、はい!」
「ちょっとこっちいらっしゃい?」
「だ、だが!」
「大丈夫よ、仮に窓から逃げ出したとしても今は吹雪ちゃんたちが出入り口とかを監視して新しい提督さんは他の子達が探してるからこの人に逃げ場はないわ」
まじか、だからさっきから見つからないのか・・・俺さっきまで空母がいる場所にいたし。
「それに、今はそんなことより長門の説教の方が先よ?」
「せ、説教って私のほうが年上・・・」
「なんかいったかしら?」
「い、いえ何でもありません!」
「じゃ、ちょっとこっち来ましょっか」
陸奥と呼ばれた艦娘が長門を連れて退室する、ちょっと可愛そうだな・・・しかし、あいつもなかなかに危険そうだな・・・俺のことをちらっと見たがゴミを見るような目で見てたぞあれ・・・
「・・・さてと、どうするかな・・・とうとう追ってるのはあいつらだけじゃなくなったか・・・どうにかして外に出たいが・・・外にでようにも吹雪型の奴らが居る・・・とはいえずっとここにいても何されるかわからない・・・しょうがない、あんまりしたくないが・・・あいつの弱みを握るしかないか・・・そうと決まればあいつらが戻ってくるまでに何か見つけなくちゃな・・・」
何とかして見つけなくては、あいつの弱みを!
~数分後~
「な、ない・・・何もない・・・日記も見つけたけどすごくまともだった・・・なんか日々の提督への恨みを綴られている以外は特別に変なものもなかったし強いて言えば何故か四桁のナンバーを入れなければ開かない引き出しがあるぐらいだがその番号も分からない・・・こうしてる間にもあいつらが来るかもしれないのに・・・くそ!」
思わず机を叩くと、引き出しが外れてしまう。
「うお、音たてたらやばいのに・・・って、あれ?こ、これは・・・!」
~更に数十分後~
「ぐすん・・・陸奥の奴あんなに怒んなくても・・・と、とにかく、尋問の続きをするぞ桐ケ崎!」
「・・・陸奥は?」
「お前の相手など私一人で十分だ!」
「くくく・・・」
「な、何がおかしい!」
「俺の相手はお前一人で十分だと?・・・これを見てもまだそんな大口をたたけるかな!」
「そ、それは!」
俺が出したもの、それは、さっき机の引き出しが外れたところの奥にあったもの、写真だ、しかもただの写真ではない・・・艦娘の写真だ、駆逐艦とか何故か水着を着てる子とかしかないけど。
「そ、それがどうかしたのか!写真ぐらい持ってても不思議ではないだろう!」
「それはどうかな?」
「な、何・・・」
「これ、この子たちに了承を得て撮ったものか?」
「あ、当たり前だろう!何を証拠にそんなことを言っているんだ!」
「なら・・・何でこの写真の子はこっち向いてねえんだよ!」
「っ・・・そ、それはたまたまその子がよそ見して・・・」
「これも、これもこれもこれもこれもこれも!全部こっち向いてねえじゃねえか!」
「あ、ああっと・・・そ、それは・・・そ、そうだ!それはたまたまこっち向いてなかった写真だから隠しておいたのだ!そんなことより貴様!私の部屋を漁ったな!」
「うるせえこっちだって生きるのに必死なんだ!」
「うるさいうるさい!くそ、無事に帰してやろうと思ったが、こうなったら力づくで・・・!」
「・・・いいのか?」
「何がだ」
「俺はお前が俺を捕まえる前にあの窓から外に出るぜ?」
「だがすぐに捕まえられるはずだ!、それに外には吹雪型の子たちが・・・!」
「ふふふ・・・気づいたか、そうだ、もし俺に何かするようなら俺は外から出て吹雪型の奴らにこれを見せる!勘のいいやつならすぐに気づくぜ?これが盗撮されたもんだってことがな!」
「だから盗撮ではないと!」
こいつ、まだ認めない気か・・・
「なら、決定的な証拠を見せてやろうか?」
「な、何・・・?」
「この写真の裏、何か黒い線と日付が書いてあるんだよ」
「・・・それがどうした」
ふふふ・・・どんどん顔が青くなっていってるぞ長門よ
「最初はただの汚れだろうと思ったが・・・これを写真に書いてある日付順に並べると・・・7777って数字が出てくるんだよ!つまり!これがお前の引き出しの番号!ていうかお前単純すぎんだろなんだよ7777って!1111からやれば七回で開くぞ!」
「う、うるさい!」
「そして、この引き出しの中身が・・・こいつだ」
「っ!」
俺が持ってるもの・・・ノートの題名には『長門の駆逐艦の子達との交流記録』と書いてある、題名だけなら平和だが中身なんてひどいもんだ
「・・・7月18日、今日も提督により汚されてしまった、駆逐艦の子達は私が執務室から出てくると私に駆け寄ってきた」
「や、やめろ!」
「彼女たちは!私のことを心配してしきりに大丈夫かと聞いてきたが!私は大丈夫だよと答えた!奴に汚されたのは辛い事実だが!」
「やめてくれ!」
「―――駆逐艦の子達の胸に合法的にタッチできるものなら安いものだ!」
「やめろおおおおおおおおお!」
「駆逐艦の子達が自ら駆け寄ってくれば例え胸に触ってしまったとしても偶然だと思うだろう!全く、駆逐艦は最高だ!」
「もう・・・やめてくれ・・・」
「そう・・・お前は、ロリコンなんだ!」
「っ!!!」
衝撃を受けたような顔をして長門はその場で崩れる・・・勝った。
「さて・・・長門よ」
「・・・なんだ、いいさ、好きにしろよ・・・だが忘れるなよ・・・例え体をいくら汚されようが私はお前に屈しない!」
「違う、そんなことはしない」
「じゃあ何を・・・」
「長門・・・尋問タイムから、交渉タイムに移ろうじゃないか」
こっからが俺の腕の見せどころだ、とことん話し合って俺の安全をもぎ取ってやる。
本名:
艦名:長門
年齢:
1
彼女はまさに完璧超人と言えるような人物だが、駆逐艦、潜水艦など幼い子達がよっていくとまるで人が変わったようにデレデレしだす・・・こういうのもあれかもしれないが、ロリコンの可能性を疑ったほうがいいかも知れない、あまりにも表情が犯罪的すぎる。