ここはオール地方…これまで確認されている全てのポケモンが生息するとても大きな地方。
通常初心者トレーナーは研究所などからパートナーポケモンを貰うのだがこの地方は違う。もちろん貰うこともできるのだが、自身で野生のポケモンとふれあい、絆を結びそして仲間にすることもできる。
そして今日、1人の少年が旅に出る日…名はユウスケ13歳、現在は深い森の中でポケモンを探していた…。
ガサガサガサ…
ユウスケ「ぷはっ、いないな〜ポケモン」
ポケモンはいたるところに生息している…森の中はもちろん、山や川、海や空、発電所や沼、現在は720ものポケモン達が確認されているとされる。
さて、ユウスケが探しているポケモンとは?
ユウスケ「うーん、いないな…やっぱり研究所からポケモン貰うべきかな…?」
ガサガサガサ!!
ユウスケ「!!そこか!!」
急いで草の中を確認するユウスケ、中にいたのは?
ポッポ「ポッポ?」
ユウスケ「ポッポだ!!」
驚いたポッポは慌てて飛んでいった…大きな声で叫ばれれば当然と言えば当然である…
ユウスケ「しまった、逃げられた…」
再びポケモンを探し始めたユウスケ、奥へと進むと大きな木を発見した。しかしポケモンは1匹もいない、木の周りを調べてみると…
ユウスケ「なっ…これは!?」
ビードル「びー…びー…」
発見したのは弱っている「けむしポケモン ビードル」だった!
親ポケモンも見当たらない…ユウスケは急いでポケモンセンターに運ぶことにした!
ユウスケは自分の家がある「サイテミタウン」に戻ってきた、すぐにポケモンセンターに入っていった。
ユウスケ「ジョーイさん!!ジョーイさんはいませんか!!?」
ジョーイ「あら?ユウスケ君じゃない、どうしたの?」
ユウスケ「大変です!!このビードルを診てあげてください!!」
ジョーイ「まあ凄い怪我ね!?すぐに治療するわ!!さあこっちに」
ユウスケはビードルをジョーイに渡した、ジョーイは奥の治療室に入っていった。
ユウスケは椅子に座り待つことにした…
しばらく待つと治療室からジョーイが出てきた。
ジョーイ「お待たせ、とりあえず治療は終わったわ」
ユウスケ「本当ですか!?よかった〜…」
ジョーイ「………」
ユウスケ「?どうしたんですか?ジョーイさん」
ジョーイ「あのね、治療中にわかったことがあるの…」
ユウスケ「怪我の原因ですか?」
ジョーイ「それもだけどね、いい?落ち着いて聞いてね?」
ユウスケ「…?」
ジョーイ「あのビードルは…野生じゃないのよ」
ユウスケ「野生じゃない!?誰かのポケモンって事ですよね!?」
ジョーイ「ええ、治療中に「トレーナー」反応が出たのよ。治療中のポケモンには「野生」と「トレーナー」どちらかの反応が出るの」
ユウスケ「トレーナーに捨てられた…って?」
ジョーイ「確信はないわ…もしかしたら今まさにトレーナーが探してるかもしれない…」
ユウスケ「ビードルはどうなるんです?」
ジョーイ「怪我が治るまではここにいてもらうわ、とりあえずトレーナー反応を調べてジュンサーさんに捜索届けを出すわ」
ジュンサーとは町の平和を守る警察である。
ユウスケ「…………よかったらビードルの世話俺にやらせてください、ポケモンセンターに届けた責任もありますし」
ジョーイ「でもあなたは今日中にパートナーポケモンを見つけて旅をするって聞いたわ?いいの?」
ユウスケ「1日2日遅れたって問題ないです…」
ジョーイ「…わかったわ。そこまでの覚悟があるなら私は止めない、一緒に頑張りましょう」
ユウスケ「はい!」
かくして突然のビードルとの出会い、ユウスケは無事に出発できるのか?そしてビードルの運命は?
続く