ユウスケはビードルが起きるのを待っていた、あれから2日経ったが目を覚ます気配がない…
ユウスケ「ビードル…」
ビードル「……?」
ついにビードルが目を覚ました!
ユウスケ「ビードル起きたか!?大丈夫か?」
ビードル「びー?びび〜?」
ビードルは辺りを見渡す、知らない風景のようだが怯えてるわけでもないようだ…
ユウスケ「俺はユウスケ、お前は森の奥の大きな木の下で倒れてたんだ。お前にはトレーナーがいるんだろ?トレーナーはどうした?」
ビードル「………び〜」
ビードルは悲しい顔で下を向いた…何かあったに違いない、ユウスケはそう思った…
ユウスケ「今、ジュンサーさんがお前のトレーナーを探してるよ?それまでお前はここにいるんだ」
ビードル「び〜…」
ビードルは小さくうなずいた、それからまた2日の時間が流れた。
ユウスケは傷に薬を塗ったり、遊んだり、一緒に外で昼寝をしたり過ごした…
そして…
ジョーイ「ユウスケ君!ビードル!」
ビードル「び?」
ユウスケ「どうしました?」
ジョーイ「トレーナーが見つかったわ、外で待ってる。すぐに出てきて?」
ユウスケ「……わかりました」
ビードル「………」
ポケモンセンターを出た、外で待っていたのは赤い髪に赤い瞳のトレーナーだった。ユウスケと歳はあまり変わらないようだ。
ユウスケ「……アンタがこのビードルのトレーナー?」
???「……そうだ、俺の名前はロゼル…」
ユウスケ「ロゼル…単刀直入に聞く、ビードルを捨てたのか?」
ロゼル「ああ、弱かったから捨てた。モンスターボールから外すの忘れてたな」
ユウスケ「捨てたのか…自分で捕まえたくせによ…」
ロゼル「勝つためには強い奴が必要なのさ…弱い奴がいたところで何になる?邪魔になるだけだろ?」
ユウスケ「じゃあこいつがボロボロだったのは…?」
ロゼル「何度もついてくるから、少し痛ぶったのさ」
ジュンサー「あなた!ポケモンを何だと思ってるの!!」
ジョーイ「道具のように扱うなんて…それでもトレーナーなの!?」
ロゼル「言ったはずだ!弱い奴は邪魔になる!すぐに進化すると思ったが一向に進化の兆しも見せないしな…」
ビードル「び〜…」
ロゼル「話はそれだけか?ならもう行く…ビードル」
ビードル「!」
ロゼル「弱い奴はここまでだよ、せいぜい好きな所に行くんだな…」
ロゼルは歩き出した…ビードルは下を向いて涙を流し始めた…
それを見たユウスケは…
ユウスケ「待てよ…待てよ!!!!」
ロゼル「………あ?」
ジョーイ「ユウスケ君?」
ロゼル「何だよ、大きな声でうるせぇな…」
ユウスケ「………しろ…」
ロゼル「は?」
ユウスケ「俺とバトルしろ!!!」
ロゼル「……ハッ!!お前…ポケモン1匹も連れてないだろ?どうやってバトルする気だ?」
ユウスケ「ポケモンならいるよ…ビードルがな!!」
ビードル「!!!」
ロゼル「記念すべき最初のポケモンがその弱っちいビードルか…同情するよ」
ユウスケ「言ってろ、お前に勝って証明してやる」
ロゼル「………何をだ?」
ユウスケ「ポケモントレーナーの在るべき姿をだ!!」
ロゼル「トレーナーになったばかりのお前がか?いいぜ、かかってこいよ、格の違いを教えてやる…!!」
ビードルを捨てたロゼルにバトルを挑んだユウスケ、ユウスケが語るポケモントレーナーの在るべき姿とは!?
続く