ポケットモンスター アメジスト   作:勇きゃん

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2話 トレーナー

ユウスケはビードルが起きるのを待っていた、あれから2日経ったが目を覚ます気配がない…

 

ユウスケ「ビードル…」

 

ビードル「……?」

 

ついにビードルが目を覚ました!

 

ユウスケ「ビードル起きたか!?大丈夫か?」

 

ビードル「びー?びび〜?」

 

ビードルは辺りを見渡す、知らない風景のようだが怯えてるわけでもないようだ…

 

ユウスケ「俺はユウスケ、お前は森の奥の大きな木の下で倒れてたんだ。お前にはトレーナーがいるんだろ?トレーナーはどうした?」

 

ビードル「………び〜」

 

ビードルは悲しい顔で下を向いた…何かあったに違いない、ユウスケはそう思った…

 

 

ユウスケ「今、ジュンサーさんがお前のトレーナーを探してるよ?それまでお前はここにいるんだ」

 

ビードル「び〜…」

 

ビードルは小さくうなずいた、それからまた2日の時間が流れた。

ユウスケは傷に薬を塗ったり、遊んだり、一緒に外で昼寝をしたり過ごした…

そして…

 

 

ジョーイ「ユウスケ君!ビードル!」

 

ビードル「び?」

 

ユウスケ「どうしました?」

 

ジョーイ「トレーナーが見つかったわ、外で待ってる。すぐに出てきて?」

 

ユウスケ「……わかりました」

 

ビードル「………」

 

 

 

 

ポケモンセンターを出た、外で待っていたのは赤い髪に赤い瞳のトレーナーだった。ユウスケと歳はあまり変わらないようだ。

 

ユウスケ「……アンタがこのビードルのトレーナー?」

 

???「……そうだ、俺の名前はロゼル…」

 

ユウスケ「ロゼル…単刀直入に聞く、ビードルを捨てたのか?」

 

ロゼル「ああ、弱かったから捨てた。モンスターボールから外すの忘れてたな」

 

ユウスケ「捨てたのか…自分で捕まえたくせによ…」

 

ロゼル「勝つためには強い奴が必要なのさ…弱い奴がいたところで何になる?邪魔になるだけだろ?」

 

ユウスケ「じゃあこいつがボロボロだったのは…?」

 

ロゼル「何度もついてくるから、少し痛ぶったのさ」

 

ジュンサー「あなた!ポケモンを何だと思ってるの!!」

 

ジョーイ「道具のように扱うなんて…それでもトレーナーなの!?」

 

ロゼル「言ったはずだ!弱い奴は邪魔になる!すぐに進化すると思ったが一向に進化の兆しも見せないしな…」

 

ビードル「び〜…」

 

ロゼル「話はそれだけか?ならもう行く…ビードル」

 

ビードル「!」

 

ロゼル「弱い奴はここまでだよ、せいぜい好きな所に行くんだな…」

 

ロゼルは歩き出した…ビードルは下を向いて涙を流し始めた…

それを見たユウスケは…

 

ユウスケ「待てよ…待てよ!!!!」

 

ロゼル「………あ?」

 

ジョーイ「ユウスケ君?」

 

ロゼル「何だよ、大きな声でうるせぇな…」

 

ユウスケ「………しろ…」

 

ロゼル「は?」

 

ユウスケ「俺とバトルしろ!!!」

 

ロゼル「……ハッ!!お前…ポケモン1匹も連れてないだろ?どうやってバトルする気だ?」

 

ユウスケ「ポケモンならいるよ…ビードルがな!!」

 

ビードル「!!!」

 

ロゼル「記念すべき最初のポケモンがその弱っちいビードルか…同情するよ」

 

ユウスケ「言ってろ、お前に勝って証明してやる」

 

ロゼル「………何をだ?」

 

ユウスケ「ポケモントレーナーの在るべき姿をだ!!」

 

ロゼル「トレーナーになったばかりのお前がか?いいぜ、かかってこいよ、格の違いを教えてやる…!!」

 

 

ビードルを捨てたロゼルにバトルを挑んだユウスケ、ユウスケが語るポケモントレーナーの在るべき姿とは!?

続く

 

 

 

 

 

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