初代様は最強だが鈍感だ   作:島崎 冬夜

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はい、島崎 冬夜です。思わず二作目に手を出してしまいました。もう一作品のほうもちゃんと更新していくのでご心配なく。まあ、不定期すぎる更新ですがね…(苦笑)

ともかく、この作品でも楽しんでいただけたらなと思います!感想などどしどしお待ちしております!(ていうか感想くださいお願いします。)


プロローグ 目覚めの時

〜プロローグ 目覚めの時〜

 

 

ー草木の香りがする…しかし同時に土の香りもする…おそらくここは洞窟…私が眠りについた場所か…

 

意識が戻ったということは霊力が全回復したということ…何年経ったか知らないが、目覚めるとするか…

 

 

 

_____________________________________________

 

 

 

「あ〜今日もいい天気ね〜!」

 

巫女服姿の少女が背伸びをしながら神社から出てくる。この少女の名前は『博麗 霊夢』。幻想郷の中にある博麗神社の巫女だ。ちなみに幻想郷とは、日本の山奥に結界で隔離されている、妖怪、神霊、妖精など、迷信とされている存在が住んでいる世界である。

 

「こんな日はお茶をするに限るわ〜」

 

博麗の巫女はこんな感じである。要するにめんどくさいことはやらないダメにんげんである。

 

「むっ、どこかで私の悪口を言われた気が…」

 

ちなみにこのダメ巫女、なかなか勘が鋭い。

 

「おーい!霊夢ー!」

 

「ゲッ…厄介なのが来た…」

 

博麗神社の正面から飛んでくる人物、その名前は霧雨 魔理沙。魔女のような服を着て箒にまたがっている少女だ。魔理沙は笑顔で飛んでくるが霊夢は心底嫌な顔をしている。

 

「なんでそんな顔すんだよ」

 

「せっかく一人でゆっくりしようと思ったのにあんたが来たからよ」

 

「ひでーやつだぜ。友達なんだから歓迎してくれてもいいだろ〜?」

 

「あんたを歓迎するなら異変を歓迎するわ」

 

「うわぁ…」

 

その発言には流石に魔理沙でも引いたようだ。

 

「だいたいあんたいっつも私のお茶やせんべいを許可なく食べては勝手に帰っていくでしょーが!」

 

「目の前にあったのが悪いんだぜ」

 

「あんた一回締めてあげようか…?」

 

霊夢がお札を取り出し、魔理沙に投げようとした瞬間、

 

ゾワワァッ!!!!!!!!!!

 

洒落にならないくらいの霊力が霊夢と魔理沙を襲った

 

「何…今の霊力…?」

 

「私も分かんないんだぜ…?」

 

「発信源は妖怪の山の方角みたい…行くわよ魔理沙」

 

「お、おう…」

 

二人は飛び上がると大きな山の方へと向かった

 

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「確かここら辺のはずよ…まだかなりの霊力が残ってる…」

 

霊夢がお祓い棒を構えて辺りを見回す。

 

「しかしあの霊力はなんだ?霊夢の霊力の比じゃなかったぜ?」

 

「…わからない。幻想郷の中であのくらいの霊力を持っていた人はたぶん先代だけだと思うけど…先代が生きているなんで今まで聞いたことがないし…」

 

「そうだよな…生きていたとしてもあの霊力は体に負担がくるぜ?」

 

しばらく辺りを探索していると、上空に人影がいるのが見えた。

 

「もしかして…あいつじゃないのか?」

 

「恐らくね…聞いてみましょう」

 

霊夢達は上空に飛び、その人物に声をかけた。

 

「貴方がさっきの霊力の持ち主ね?」

 

「…あぁ、そうだ。結構広がってしまったのか?もしそうだったら申し訳ない。」

 

人物は振り返り、深くお辞儀をする。相手は男のようだ。

 

「まぁ、たぶん被害は出てないからいいわ。ところであんたは誰?」

 

霊夢が問いかけると、男は頭を上げ、

 

「あぁ、すまない。自己紹介がまだだったな。私は…」

 

「『博麗神社初代神主、扇城 神無月』だ。」

 

 

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一方その頃…

 

「今の霊力…まさか…!?」

 

「どうしますか?迎えに行きますか?」

 

「…いいえ、まだです。先ほどの霊力が彼のものだとしても、彼が眠って200年近く経ちます。記憶が曖昧な可能性もあります。だからしばらく様子を見ましょう。もし問題がなければ私が直接彼に会いに行きます。」

 

「わかりました」

 

「『神無月』…待っていてください…!」

 

 

〜続く〜

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