魔法少女と異世界の暗殺者   作:繊月紅

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大変お待たせいたしました、第十七話の投稿となります。
今回は戦闘オンリー回となっていますが、まともに戦闘描写が書けているか若干不安…。

では誤字・脱字、文脈の違和感などあればご報告ください。



─第十七話─[リベンジマッチ…ですか?]

 

 

 

 

 

 

真人君のプリズムランサーが切っ掛けとなり周囲は戦場と化した。

 

フェイトちゃんはなのはちゃんとイタチを相手にし、

私は未だに転生者だのなんだのと意味不明な事を話す真人君が相手だ。

アルフさんはフェイトちゃんからの念話で現在この場所に向かっている所だ。

 

 

「く…そがぁ! エア、プリズムショットフルバレル!」

 

《了解ですマスター、プリズムショットフルバレ…!? プロテクション!》

 

 

なのはちゃんの援護をしようと真人君が新たに魔法を使用しようとした所で、

急接近した私の存在に気がついたデバイスにより私の攻撃は防がれてしまった。

私の攻撃は防がれてしまったが今はこれでいい。

 

今の私の目標はフェイトちゃんがアルフさんと合流し、

二人でなのはちゃんとイタチを抑えジュエルシードを封印する事だ。

 

故に真人君に勝つ必要は無くむしろ真人君をこちらに集中させて、

なのはちゃん達の援護を出来なくすればいいだけなのだ。

以前のように油断すればそこからフェイトちゃん達に危険が及ぶ。

だからこそ私は自分の私情を押し殺し真人君を引き付けることだけに集中する。

そのためには例え卑怯な手でも全て使い切る!

 

 

「ふーん、戦闘面では確かに才能があるとは思うけど…、それが全力じゃないよね?

 それとも本当にそれが全力だったりするのかなド素人さん?」

 

「てめぇ!! ちょろちょろ避けることしかできねぇてめぇに言われたくねぇ!!」

 

「でもその避けることしかできない相手に未だに一発も当てれてないよね?

 しかも空戦ができるそっちと違って、こっちは空戦はそこまで得意じゃないんだけど?」

 

「このクソ野郎がぁ…!!!!!」

 

 

真人君を煽るだけ煽って注意をこっちに引き付ける。

…正直ここまで素直に引っかかってくれるのはありがたいけど、

あえて言わせてもらえばこれはジュエルシードの争奪戦であり個人戦ではないのだ。

故に私と真人君の勝敗はほとんど意味はなく、この戦闘の勝敗条件はジュエルシードを封印する事である。

しかし現状真人君は私を排除しようとそちらばかりに集中している。

 

恐らくは真人君本人は実戦経験というものはそこまで高くないはずだ。

戦闘経験があればこんな見え見えの挑発なんて軽く受け流せるし、

今の優先事項はジュエルシードであるというのも頭にあるはずである。

だが真人君はそれをせずに私を排除することしか考えれていない。

故に私が付け入る隙があり、真人君にとってそれが弱点となりえる。

 

 

「ほらほら、さっきからあんた射撃魔法しか使ってないじゃない、いい加減学習しなさいよ?

 下手な鉄砲数撃ちゃ当たるって考えて撃ってるんだったらいつまでも当たらないよー?」

 

「…てめぇ絶対殺す! この世界に転生してきた事を後悔させてやる!!!」

 

「いやー、だから転生者って何の事なんだかさっぱりなんだけど?

 君は会う人会う人全員にそんな事言ってる訳?

 だとしたらだいぶ残念な子なんだね…、ごめんねーお姉さん君の事理解してあげられないよ」

 

「…殺す! 殺す!! 殺す!!! 絶対ぶち殺してやる!!!!」

 

 

完全に頭に血が上った真人君は射撃魔法を止め、デバイスを持ち私へと突進してくる。

これで完全に真人君の意識はこっちに向いたかな…?

ここまで来ればフェイトちゃん達がジュエルシードを封印するまでは、

真人君は私を排除する事だけしか考えないはず…。

それじゃここからは私のリベンジマッチとさせていただこうかな!

 

 

「死ねぇー!!」

 

「…死ねと言われて死ぬバカはいないでしょうに!」

 

 

真人君が接近し上段から振り下ろしてきた攻撃を、私は足場を無くし空中から落下する事で回避する。

回避すると同時に再び新たな足場を形成しそこへ着地。

そして着地した際の勢いをそのままジャンプ力に変え真人君へと急接近する。

 

 

「んな!?」

 

「あんたの欠点その一! 攻撃が一直線すぎる事!!」

 

 

真人君に急接近した私はその勢いのまま身体を捻り、がら空きになった真人君の横腹に回し蹴りを放つ。

プロテクションによる防御が間に合わなかった真人君は私の蹴りを受け、

身体をくの字に曲げたまま数十メートルほど吹き飛ばされていった。

 

 

「ダマスカス、フォルムツインダガー。 ぶっつけ本番だけど問題ないよね?」

 

《問題ありません我が主。 ツインダガーフォルム展開》

 

 

ダマスカスがそう答えると同時に一本の短剣だったダマスカスの形状が変化する。

大きめだった柄は左右に別れ握りやすい大きさに変化し、

鍔部分にあった宝石は右手側に移動して左手側には何もついていない。

刀身はどういう変化を起こしたのか分からないが、

一本の短剣の時よりも若干大きくなり刀身も少し長くなっていた。

というか明らかに一本の時より質量増してるよね?

 

無駄に謎の技術である変形を果たしたダマスカスを両手に持つ。

アサシンクロスとして、暗殺者として生きてきた際によく使っていた二刀流のスタイル。

両手に持つダマスカスを何度も握り直しながら感触を試す。

 

 

「ん、以前のままって感じかな?」

 

《そうですね、我が主が私を使ってくださった時のまま再現しましたので》

 

「そっか、ありがと。 さて初陣にあたって注意点とかある?」

 

《ナイフフォームの際についていなかった機能が一点あります。

 近接型アームドデバイスに標準で搭載されている機能『カートリッジシステム』があります》

 

 

ダマスカスの言葉に両手に持つ二本になったダマスカスをよく見てみる。

すると左手側のダマスカスの鍔付近にナイフフォームの際についてなかった、

何かを排出するであろうギミックらしきものを見つけた。

 

 

「カートリッジシステムって左手側のダマスカスについてる排出機能みたいなやつ?」

 

《その通りです我が主。 カートリッジシステムとは魔力を込めた弾薬をデバイスに装填することにより、

 弾薬を炸裂させ使用した際に使用者の能力を一時的に底上げするためのシステムです。》

 

「ようは元の世界で使ってた能力強化系のアイテムって事?」

 

《解釈としては概ね間違っておりません我が主。

 ただ使用者にある程度の負荷がかかるため過度の使用は避けてください》

 

 

ダマスカスの言葉に頷く事で返事をする。

ようは私が未だに持ち続けているハイスピードポーションや毒薬の瓶に近いものなのだろう。

負荷がかかると言うことは毒薬の瓶が一番近いのかもしれない。

あれも通常使用すると攻撃速度の上昇効果と同時に毒状態になるし…。

まぁ他のアサシンクロス達は通常使用するよりもスキル使用のために使う事がほとんどだったけどね。

 

 

《我が主、目標が急速接近しています》

 

「大丈夫、油断はしてないよ」

 

 

万全の戦闘態勢になった私の目の前に、

先ほど吹き飛んだ真人君が物凄い形相で私を睨みながら飛んできた。

さて…ここからは前回のようにはいかないよ…?

真人君がある程度の距離まで飛んできて止まると同時に私は真人君の周囲に足場を大量展開する。

それに呆気をとられる真人君を他所に、私は自分が出せる最高速度で真人君に接近した。

 

 

「チッ…! 小細工ばかりしやが…!?」

 

「小細工だろうがなんだろうが、戦闘ってのは最後に立ってた奴が勝ちなのよ!」

 

 

真正面から突撃する私を迎撃しようとデバイスを構える真人君だったが、

それと同時に大量展開していた別の足場から別の足場へと高速移動を続ける。

本来の私の戦闘スタイルはあらゆる状況を利用しての強襲や、

物陰から物陰へと移動し続け対象の背後を取る暗殺などがメインだ。

そして私が今回選択したのは、打撃力を犠牲にしての速度重視の強襲である。

 

真人君を中心に四方八方に展開した足場は百を超えており、

例えデバイスの補助があったとしても即座に対応するのはほぼ不可能。

故に真人君は私の動きを捉えることもできず、

真人君の死角へ横一線に振り抜いた攻撃を避けることもできなかった。

 

 

「ほらほらどうしたの? 休んでる暇なんてないと思うんだけど?」

 

「ぐぁ…! このクソ野郎…がああああああああ!!」

 

 

死角へと移動を続ける私をプリズムランサーで全方位から狙おうとした真人君だったが、

私はそれと同時に詠唱のために若干の硬直を狙い両手に持ったダマスカスで連撃を繰り出す。

右手のダマスカスを上段から振り下ろし、続いて左手のダマスカスで横に払うように振り抜く。

その場で一回転しその勢いのまま下段に構えた右手に持つダマスカスを振り上げ、

再び左手に持ったダマスカスを横一線に振り抜いた。

 

バリアジャケット越しとはいえ連撃を受けた真人君は流石に魔法を中断。

極力ダメージを受けないように防御を固めたようだったが、

それでも間に合わずそれなりにはダメージは入ったようだった。

実際バリアジャケットであろう金色の鎧は連撃を受けた部分がひび割れていた。

 

 

「ふざけんじゃねぇ! お前はここで確実に消す!」

 

「さっきから似たようなことしか言えてないよ?

 殺すだの消すだのよくも飽きもせずに同じ言葉を続けられるね」

 

「……エアッ!! 全リソースをレアスキル制御に回せ!!」

 

《了解ですマスター、ゲート・オブ・バビロン制御開始…。

 全工程オールクリア、現時刻より射出可能です》

 

 

真人君がデバイスに何かを指示した途端、真人君の背後に謎の空間の歪みが発生し、

その歪みの部分からは剣と思われる柄が現れていた。

その数はどんどん増えていき、目視できるだけで五十は優に超えていた…。

 

 

「へぇ…それがあんたの切り札って事かな?」

 

「お前は泣いても叫んでももう許さね…、俺の目的のためにも…ここで消えろっ!!」

 

 

真人君はそれだけ言うと腕を頭上に上げ静止させた。

恐らくはあれがこの技を撃つときに必要な動作なのかな…?

何はともあれこの攻撃を凌げなければこっちの敗北だね。

 

 

「ダマスカス、あれがどんな攻撃なのか検討付く?」

 

《いいえ、ですがこの場面で出すからには切り札といっても過言ではないかと》

 

「んじゃなんとしてもこの攻撃は凌ぎきらないと…ね!?」

 

 

そういうと同時に真人君は頭上に上げていた手を振り下ろし…。

 

 

「潔く消え失せろ!! ゲート・オブ・バビロン!!」

 

 

その言葉が切っ掛けとなり真人君の背後で展開されていた数多くの柄だけ見えていた武器が、

一斉にそこから射出され弾丸のように私へと向かってきた。

そのあまりの出鱈目ぶりに私は一瞬唖然としたがすぐに持ち直し、

両手に持ったダマスカスで射出され続ける武器を打ち払い続ける。

最初のうちはなんとか打ち払い続けられたのだが、あまりの数の多さに次第に私は押され始めていた…。

 

 

「クッ…!! この物量じゃ…ジリ貧もいいところ…だわ!!」

 

《我が主、左方向より更に二本飛来します》

 

 

ダマスカスの指示と自分の直感この二つを合わせて無数に射出される武器を打ち払うが、

すでに撃ち落とした武器の数は五十を超えていた。

それに違和感を覚えた私が一瞬だけ真人君の方へと視線を動かす。

 

 

「ハッハッハ!! まだ抗うのか? だが俺の武器の貯蔵は無制限だ…!」

 

 

そう大声で叫ぶ真人君の背後には射出したはずの武器の柄がまた見えていた。

それどころか見える武器の柄だけでもかなりの存在感を放っている…。

これが第一陣であり本命は今から撃ち出す第二陣てこと!?

 

それを確認した私は打ち払う動作から完全に回避する動作へと移行する。

正直無尽蔵に撃ちだしてくるのであれば、いくら射出された武器を撃ち落とそうと無駄。

ならば回避に専念して活路を見出し、真人君の隙を強襲するのが一番!

そう考えた私が動き出すのと、真人君が待機させていた射出攻撃を繰り出すのはほぼ同時だった。

 

真人君が放った第二陣の射出攻撃を避け続けていた私だったが、

射出攻撃に使用されている武器の数点に何故か違和感を覚えた。

攻撃を避ける際に真横を掠めていく武器を注意深く観察した私はその事実に驚愕した…。

 

 

「ダマスカス! 今の武器もしかして!?」

 

《我が主が考えているもので間違いないと思われます。

 彼が射出攻撃として放ついくつかの武器が、『ミッドガルド』に存在した武器です》

 

 

避けた私の横を通り抜けていった武器はミッドガルドで槍を扱う騎士達が愛用していた、

『ポールアクス』と呼ばれる槍の側面に斧の様な刃を取り付けた物だった。

おまけに片手剣で斬り付けた相手を石化させる魔剣と呼ばれる『ミステルテイン』に、

敵味方問わず暗闇の状態異常を引き起こすとされる『ギンヌンガガップ』と呼ばれる短剣。

更に装備者の力により威力が変わる『ドゥームスレイヤー』という斧まで確認できた。

 

 

「もしかして私がこの世界に飛ばされたのと、真人君って関係がある…?」

 

《現状では情報が少なすぎて判断しかねますが…、可能性としてはありえるかと》

 

 

ダマスカスの言う通り現状で私が解っているのは、

真人君の攻撃に何故かミッドガルドの武器が混じっている事。

だが少なくともこの世界の住人であるはずの真人君が私の世界の武器を持っているという事は、

少なくともこの射出攻撃を覚える際に何かしらの出来事があったはず。

ならばそれを真人君から聞き出せれば…!!

 

そう考えた私だったがそれが少し不味かった。

気がつけば避けれる場所を全て潰され全方位にあらゆる武器が私を狙うように待機していたのだ。

それを知った瞬間、私はやってしまったと後悔した。

 

 

「クッ…、フハハハハ!! どうした転生者さん?

 考え事でもしてたのか? もうお前が逃げる場所は何処にもないぜ?」

 

「……ッ! こればかりは私の落ち度だわ…。

 で、これから私をどうしようって言うのかしら?」

 

 

ニヤニヤと笑みを浮かべながら背後で揺らめく空間から一本の剣を取り出す。

 

 

「バビロンの一斉斉射で終わらせてもいいんだけどな?

 まぁそれで万が一にでもお前が生きてると面倒だしな…。

 だからお前はこの剣で止めをさしてやる」

 

 

そう語る真人君の手に握られた黄金に輝く剣…。

空間から取り出されたその剣は真人君の魔力を無尽蔵に吸い取ってるのか、

圧倒的な存在感を増し続けながら金色の輝きを放ち続ける…。

明らかに魔剣や聖剣と呼ばれる類の物であるのは明らかだった。

 

 

「へぇ…それ聖剣とか魔剣とか呼ばれる類の剣よね?

 そんなものまで持ってるとかほんとあんた何者なのかしら?」

 

「未だにそんな白々しい事を言うのか…、よっぽど自分が転生者じゃないと思わせたいみたいだな?

 まぁ何にしてもお前の目的はこれで終わりだ。

 次に会うことなんざないだろうけど、精々この世界での主人公の邪魔をした事を後悔して消えな」

 

 

真人君がそう話し終わると手に持つ剣を上段に構えた。

それと同時に剣が放つ輝きも最高潮に達し、まるで爆発寸前の爆弾のようだった。

私は一瞬だけ目を閉じ、そして真人君に向ってこう言葉を告げる。

 

 

「まぁその剣がどんな代物であれ最後は少ししくじったけど…、結果的にこっちの勝ちで終わりだよ」

 

「はぁ? この状況でお前何言って…、な!?」

 

 

そう真人君が剣を構えて私を攻撃しようが、この戦闘はこちらの勝ちで終わったのだ。

この戦闘の勝利条件は『どちらかがジュエルシードを封印する』ことである。

ジュエルシードを巡って争いになっているのだから、目的の物がこちらの手に落ちればこちらの勝利。

例え真人君が勝負に拘って私をそのまま殺そうとしようが何をしようが、

私はフェイトちゃん達に事前にこう伝えてある。

 

 

『私が危険に陥った場合は容赦なく見捨てなさい。

 こちらの勝利条件はあくまでジュエルシードの回収であり、

 敵対勢力の無力化ではないんだからね』

 

 

つまりこれが示す事はフェイトちゃん達がジュエルシードの回収に成功し、

すでにこの場から離脱しているという事。

そして先程まで展開されていた封時結界は既に解除されており、

結果だけ言うならばなのはちゃんとイタチは負けて結界を維持する事もできないという事だ。

 

 

「さて、その物騒な剣はもうしまった方がいいと思うよ?

 タダでさえ存在感が半端ないのに出し続ければこの周辺に住む住人が気がつくだろうしね?」

 

「く…そがぁ…! この借りは絶対に返してやるからな…!」

 

 

私を包囲していた武器達を消しさり手に持っていた剣も空間に投げ捨てた真人君は、

そのままなのはちゃん達がいるであろう方角へと飛び去っていった。

それを見届けた私はすぐにフェイトちゃんに念話を飛ばし転送してもらう事にした。

私の背中は冷や汗がびっしょりと流れており正直自分で帰るのもキツかったのだ。

 

 

「しかし危なかったわ…まだ圧倒的に真人君が有利だったのに、

 戦闘経験の不足ゆえか駆け引きにはまだ弱いみたいだね」

 

《そうですね我が主》

 

 

実際あの場面であれば何を言われようとも私を拘束するなりなんなりして、

その場から逃げられないように縛り付けるのが正解だ。

敵側の情報を持ってる私は向こうからしたら絶対に逃せない対象である。

だが今回は真人君が経験不足なのと駆け引きに弱いためか…。

はたまた純粋になのはちゃんとイタチを心配してか、簡単に私という獲物を放置して行ってしまった。

 

 

「ま、何にしても今回のような事は二度とゴメンだわ…。

 次に同じことが起これば絶対逃がさないと思うしね」

 

《そうですね我が主。 彼の言動はあれですが、仲間思いなあの姿が本当の彼だと信じましょう》

 

 

そうダマスカスと話していると私の足元からミッドチルダの魔法陣が展開され、徐々に私の姿を消していく。

フェイトちゃんとアルフさんが転送をしてくれているのだろう。

 

 

 

 

 

 

なにはともあれデバイスを使った初戦は本当にギリギリの勝利を収めることができた。

私が扱える魔法が少ないというのもあるだろうが、

真人君のあの『ゲート・オブ・バビロン』と呼んでいた攻撃には度肝を抜かれた。

あれが無ければこちらの圧勝って形には持って行けただろうけども…。

過ぎた事は今更いくら言っても仕方ない。

 

次に戦闘する際にはあの攻撃には注意しつつフェイトちゃんのサポートに徹しますか。

この海鳴と私達家族の平穏のためにも早くこの事件は終わらせたい所だしね。

 

 

 

 

 

 

そして転送魔法により私はその場から完全に姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 




ここまでの読了大変お疲れ様でした。

今回はアオイVS真人君のリベンジマッチで辛くも勝利を収めたのはアオイでした。
またデバイスについてですが左手側にカートリッジがついてたのには理由があります。
これはラグナロクオンラインのゲーム内にてアサシンが装備する二刀流の場合だと、
左手に持った武器のカード効果やアイテム効果が右手の武器に乗ると言うのを意識しました。
故に左手側にカートリッジシステムを搭載した訳なのです。

まぁ、こんな裏設定みたいなのがあったのかー程度に頭の片隅にでも入れておいてください。

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