鎮守府のやべーヤツら   作:アインスト

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うーむ、ACVのスカベンジャーが強い強い。
倒すのが一手間だなぁ‥‥‥。
しかもCE属性の武装持ってなかったら絶望的ジャン。

では、どうぞ。


その6 メリーゲートとエイプール、リリウム

 

 

日が落ち、食堂が居酒屋に変わる時間帯。

 

ここには三人の女性が飲み交わしている。

 

‥‥‥ただ、愚痴さえこぼしてなければ美人なのだが。

 

 

 

「あーもう!!どうして彼は私達に振り向いてくれないのよー!!」

 

「まったくですよ‥‥‥」

 

「リリウムは悲しいです‥‥‥」

 

「あらあら、今日は荒れてますねぇ」

 

「うー‥‥‥鳳翔さん、もう一杯ちょうだい」

 

「はいはい、飲み過ぎないようにしてくださいね?」

 

「わかってるわよ‥‥‥」

 

「それで、今日も彼の事ですか?」

 

「‥‥‥えぇ」

 

 

 

彼女らが言う彼、とは首輪付きの事らしい。

 

つまるところ、彼女らは首輪付きに色目を使っているようだが、どうにも反応してくれないらしい。

 

 

 

「ですがリリウムは思います。彼を振り向かせる前に問題が一つあると」

 

「あー、確かに」

 

「確か‥‥‥セレン ヘイズでしたっけ?」

 

「はい。間違いありません」

 

「あの堅物オバサンったら私になんて言ったと思う?『お前みたいな尻軽女には奴はまだ渡せんよ』、だって!!私尻軽じゃないっての!!」

 

「どうどう、落ち着いてくださいよメリーゲート」

 

「じゃあエイプールはどうなのよ」

 

「え、あ、それは‥‥‥」

 

「どうしたんですか?リリウム気になります」

 

「う‥‥‥」

 

「まぁまぁお二人とも、エイプールさんが困っちゃってますよ。その辺にしておいてあげては?」

 

「‥‥‥それもそうね。ごめんなさい鳳翔さん、エイプール」

 

「あ、いえ‥‥‥私がはっきり言おうとしてないからですし‥‥‥」

 

「そういえばリリウムはどうなの?」

 

「‥‥‥聞きたいですか?」

 

 

 

リリウムが言うと、二人は力強く頷く。

 

鳳翔さんはニヤニヤしながら聞いている。

 

 

 

 

「私は‥‥‥そうですね、彼に何度も助けていただきました」

 

「ん?ちょっと待ってそれ初耳なんだけど」

 

「私もです」

 

「今言ったので初耳なのはあたりまえでは?」

 

「‥‥‥そうね。で?」

 

「彼はとても力強く私を抱きしめてくれて‥‥‥」

 

「‥‥‥」

 

「メリーゲート?」

 

「‥‥‥エイプール、手頃な壁無い?」

 

「ど、どうどう」

 

「‥‥‥話を続けても?」

 

「どうぞ」

 

「その時私を助けてくれた彼は何と言ったと思います?」

 

「‥‥‥」

 

「『お前は僕が守る』、ですよ‥‥‥!!うふふふふ」

 

「‥‥‥っせい」

 

「痛いッ!?」

 

 

 

 

リリウムが爆弾発言をした瞬間、メリーゲートは無意識の内にエイプールの顔面を殴っていた。

 

完全にとばっちりである。

 

 

 

 

「あの、凄く痛いんですけど」

 

「ご、ごめんなさいエイプール!!悪気があった訳じゃないのよ!!」

 

「完全に殴られ損ですよ、まったく」

 

「うふふふふ‥‥‥」

 

「ちょっと、そろそろ戻ってきなさいリリウム」

 

「ふふふ‥‥‥はっ、すみません」

 

 

 

 

リリウムが自分の世界から帰ってきた瞬間、新たな客人が居酒屋に入ってきた。

 

しかも間の悪い事に、話題に乗っている彼であった。

 

 

 

「‥‥‥!」

 

「あ、貴方!?」

 

「どうしてここに?」

 

「まさかリリウムに会いに来てくれたのですか‥‥‥?」

 

「あ、飲みたいから来ただけみたいですよ」

 

 

 

三人が妄想を膨らませようとした瞬間、鳳翔さんから首輪付きの事情を投下、彼女らの妄想を一撃で破壊した。

 

そりゃあもう音を立てて崩れるくらいに。

 

 

 

 

「‥‥‥鳳翔さん」

 

「は、はいなんでしょうメリーゲートさん」

 

「水を‥‥‥一杯ください」

 

「‥‥‥お疲れ様です」

 

「ありがと」

 

「‥‥‥?」

 

「あ、せっかくですし貴方もどうです?私達と飲みませんか?」

 

「‥‥‥!」

 

「あぁ、メリーゲートは仕方ないですよ。ちょっとうちひしがれただけでしょうし」

 

「リリウムもそう思います。さぁ、こちらに」

 

「‥‥‥」

 

 

 

 

今夜も妙に平和な第七佐世保鎮守府である。

 

ただ、受けたダメージはとんでもないが。

 

 

 

「私は諦めないわよ‥‥‥」

 

「はいはい、一杯私が奢りますから飲みましょうよ」

 

「エイプール‥‥‥!!」

 

「ま、これからもライバルですね。恋路の、ですが」

 

 

 

 

 




・メリーゲート
→装甲の硬いネクストACを扱っている。
首輪付きにぞっこんである。

・エイプール
→ASミサイル使いの女性。本人いわく、「ASミサイルは財布に優しくありませんが威力は保証します」との事。

・リリウム ウォルコット
→狙撃戦主体のネクストACを扱う女性。隙あらば首輪付きにアピールするというちゃっかりさを持っている。




では、次回の更新で。

感想等お待ちしてます。

ではでは(´・ω・`)ノシ
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