ではどうぞ…zzz
IS学園アリーナ…
一夏と鈴は突然現れた、謎の機体と戦っていた。
「駄目だ~ 全然攻撃が当たんねぇ」
一夏の言葉に少し考えた鈴はこう言った。
「……ねぇ、あの機体、何か一夏を狙ってない?」
「? そうか?…言われてみれば…」
「ならさ…同時に反対方向から攻撃すれば、私のは当たるって事よね?」
その案に一夏は頷き、行動しようとした…しかし、
『一夏ぁっ!』
急に中継室から箒の声が聞こえてきた。
『男なら…これくらいの敵に勝てんでどうする!』
全力で叫ぶ箒、しかしその声に興味を持った、敵ISが砲口を一夏達から箒に向け…発射された。
「!!?? 箒、逃げ……」
その言葉が終わる前にビームが中継室に直撃した……筈であった。
「…………間一髪ってか?……」
なんと今まで学園から離れていた隆盛が急に箒の前に現れ、ビームを斬ったのだ。
「「「隆盛!!!」」」
一夏達は揃って、その名前を呼んだ、そして呼ばれた隆盛は…
「………よう! 3日振りだなお前ら!……てか何だこれ? 何か大会でもやってたのか?」
「はは! 相変わらずだな」
「おう!……でそいつ何だか…」
謎のISを見る隆盛は、そいつを睨み付けながらこう言った。
「すまねぇ、そいつは俺の仕事の残りだ、一夏、鈴、悪いが後は任せてピットに戻っててくれ…」
「「……わかった(わ)」」
その言葉を聞いて、一夏達は直ぐにピットに戻って行った、さっきまで、あのISがロックを掛けていたのだが、隆盛が来たと同時に、先生がたが外すのに成功したらしい。
「……あ!そうそう、箒! 後でさっきの行動について説教だって! “織斑先生”からな!」
隆盛がそれを言った瞬間、当然、箒は顔を真っ青にしていた。
「………さ て と、ぱぱっと終わらせますかねぇ? 俺は旅行帰りで眠いんだよね~………っと」
刹那、相手の機体の全身が凹み始めた。
「織斑先生~ こいつ、コア以外は潰していいですよね? どうせ無人機だし!」
それを見ていた千冬さんは、複雑な顔をしながら了承した。
「………OK! ならペシャンココースだな! おい一夏! しっかり見てろよ! これが俺の機体の能力だ!…名ずけて~……」
みるみるうちに敵が小さく成っていき…
「『グラビティ・プレス』ってかな?……まんまじゃん! 名前つける意味ね~~」
爆発した、そして隆盛が右手を前に出し、それに引き寄せられるように、そのISのコアと思えるものを掴み取った。
圧倒的に隆盛の完全勝利である。
ピット内……
「…………やっぱすげぇな隆盛は、俺達が苦戦してた相手を一瞬で…」
一夏は隆盛の行動に開いた口が閉じなかった。
「さ、流石ですわね…あの方が味方で本当に良かったと思えますわ…」
ずっとピットで見ていたセシリアも驚きを隠せなかったようだ。
そして隆盛がピットに帰ってきた。
「たっだいま~!&任務終了!……『ゴン!!』…!イッテ~何するんすか織斑先生!」
しかし千冬さんから容赦ない出席簿アタックを喰らい、涙目になっていた。
「やかましい! 貴様は何でそう能天気に仕事を終わらすのだ! 緊急時ぐらい真面目にやれ!」
ごもっともである。
「……だが断る!! では! 俺は眠いんで帰る! 事情聴取は俺だけ後日に、あ!後、コアはここに置いておきますね!」
そう言って、隆盛は一目散に逃げていった、残された全員が唖然として呆れていた。
一年生寮side…
「さーてと…部屋に戻r『隆盛く~ん』…ぶべ!!」
帰ろうとしていた隆盛に前から全力で体当たりをしてきたのが…言わずとも分かるであろうが、楯無しである。
「遅い!! 寄り道してたんじゃないでしょうね!?」
「いや、してねぇし! てか、いきなり体当たりしてくんなよ!」
「まぁ いいわ」
「俺がよくねぇよ!……っち、ほらよ! 約束の物だ」
隆盛がそう言って投げたものは…前に楯無と約束していた武器が収納されているUSBメモリーであった。
「? これは?」
「前に言ってた武器だよ、名前は自分で決めろ、性能は使うときに表記されるようになっている」
その言葉に楯無は歓喜し、また隆盛に飛びつこうとしたが…今度は避けられた。
その夜…
「ねぇ~ 隆盛~ 一緒に寝よ?」
「俺は仕事帰りで疲れているんだが…」
「お・ね・が・い♪」
「…………好きにしろ……」
帰ってきたばかり隆盛だが、楯無には変わらず甘い、隆盛であった。
楯無は3日間、隆盛が居なかったので、寂しかっただけなのであるが……隆盛が気がついているのかは…誰にも分からない。
次の日…
「ふぁあ~ まだ眠みぃ…zzz」
朝から眠い隆盛だが、そんな眠さも一瞬で吹き飛んだ……何故なら…
「今日は二人、転校生を紹介します…入ってきてください」
山田先生の言葉で入ってきたのは…
「初めまして、シャルロット・デュノアです。よろしくお願いします」
あの社長の娘であった、どう考えてもいやな予感がして顔をヒクつかせている隆盛であった。
次回、また楯無が嫉妬する予定です…やっぱり眠い…zzz