という訳で町をプラプラ歩いていると、町中に第二回IS世界大会『モンド・グロッソ』のポスターが貼られていた。
「へ~ISの大会か~暇潰しに行ってみよ!」
この時、俺はまだこの大会の裏で誘拐が起こっていたなんて知りもしていなかった……。
大会入口付近駐車場
「へ~ デカイな~このドーム」
会場は外に居ても聞こえるぐらい、盛り上がっていた。
そんな時、隆盛は偶然横で一台の車に乗りこんだ数人の黒づくめを見かけた。
「……何だアイツら?、あんな黒い姿でデカイ荷物なんか持って……見るからに怪しいな~……ついていこ!………どうせ暇だし!」
そうしてあの荷物の中に人が入ってるとは知らずに、ただ暇潰し目的の為だけに行動する隆盛であった。
どこかの倉庫の中
「はーなーせーよ」
「このガキうるせーな~ 殺していいか?」
「ダメだ こいつの姉が来るまで待て」
「へいへ~い!」
「お前ら何が目的なんだよ!」
「あ!? そりゃ~てめぇの姉がモンド・グロッソを棄権してくれればそれでいいんだよ!」
「ふざけんな!! そんなことして何になる!?」
「お前は知らなくていいんだよ!」
そう言って一夏の顔面を蹴る亡国企業の面々であった。
そんな中、その倉庫にある荷物の横に隠れているのは隆盛であった。
「へ~ 何か誘拐現場に出くわしちまったな~ どうしようか? ていうかここどこだ?……取り敢えずあいつを助けるかな~」
そう決めていきなり亡国企業の面々の前に立つ隆盛であった。
「!!?? 誰だてめぇは!? どこから入った!?」
「え~と…… 暇つぶしで行動したら、誘拐現場に遭遇しちゃった普通の少年かな~?」
「ほ~~ ならてめぇは必要ねぇからここで死ね!」
そういって殴り勝って来たオータムであった、しかし
「………神速移動術(朱雀)!!」
そう言った瞬間に殴ろうとしていたオータムの目の前から消えて気づいた時、隆盛は一夏の目の前にいた。
「何!!?? てめぇ! 何した!?」
「別に~移動しただけだよ~(笑)」
「殺す! ぜってぇ殺す! おいお前ら!手伝え!!」
「了解!!」
そこにいる全員が隆盛に斬りかかったけど、隆盛には一回も当らなかった、さらに隆盛は持っていた小型バッグの中から短剣を取り出し………
「面倒だな……一刀流剣術 一ノ型(雷槍)&二ノ型(円舞)」
そうして火花をまとった突きと、短剣を円を描いて亡国企業の部下たちをなぎ倒した。
「何!!?? てめぇ………しかたねぇか…おいお前らもういい逃げるぞ!!」
「は、はい!」
「う、わあ~ 逃げる時まで雑魚キャラ台詞かよ~ だせ~」
「今度会ったらぜって~殺す!」
「また今度なぁ~(ニヤニヤ)」
そう言って亡国企業の面々は逃げて行った……。
「さてと……おーい 大丈夫か~お前~」
「は、はい ありがとうございました、え~とあなたは……」
「あ、ああ 俺は隆盛、十六夜隆盛、たぶんお前と歳は同じだと思うぞ?」
「え!? そうなんですか! 僕は織斑一夏です。12歳です。」
「じゃあやっぱり一緒だ! でお前の姉さんだっけ?もうそろそろ来ると思うんだけど………」
「(ドゴン!!)一夏!! 大丈夫か!!」
「千冬姉!!」
「! 貴様か私の弟をさらったのは!?」
「違うよ千冬姉! この人は僕を助けてくれたんだよ!」
「そうなのか……すまなかったな、君の名は?」
「俺は十六夜隆盛、 隆盛で構わない」
「そうか隆盛、ありがとう、なんとお礼を言ったらいいのやら……そうだこれから時間はあるか? あるなら家に来てくれ、改めてお礼がしたい。」
「いいよ別に……俺はただすれ違っただけだし」
「僕もお礼したいから、僕んちに来てよ!!」
「……わかったよ!じゃあ後で行くよ」
その後、俺は一夏と千冬さんにお礼を言われ、さらに幼なじみだと言う鈴と弾にもお礼を言われてしまい一緒に遊んだ…、その後、一夏たちによるともう親友…らしい、しかしこんな気分も悪くないと思っている隆盛であった。
しかしそんな中………
「(ピピピ! IS反応! 登録番号不明のコアです!)……!!?? 何!?この人! 何でこの人の中から知らないISの反応があるの!? 」
「……気になるなぁ~ 捕まえよ~っと」
そんな物騒なことをさらりと言っている不思議な人に狙われた何も知らないで一夏たちと遊んでいる隆盛であった。