って言ってると、学校生活が終わるから、諦められないんですけどね……(T_T)
次の授業は二限目を使っての全校集会が行われた。
内容は当然二学期のメインイベントである学園祭についてである。
「しっかしこれだけの女子が集まると、騒がしい所か姦しいな?……って隆盛!? 寝るな~~~!?」
「zzzzz……」
隆盛はさっきの模擬戦で少し疲れたのか、立ったまま寝ていた。
「それでは、生徒会長から説明させていただきます」
その声で女子のざわつきが一気に消えて行った。
「やあ皆、おはよう♪」
「!? あ、あの人は……」
「zzzz……」
壇上であいさつをしている女子はさっきロッカールームに現れ、一夏を授業に遅刻させた人物であった。 ……因みに隆盛はまだ寝ている。
「なぁ隆盛、起きろって、あの人お前と知り合いみたいだったじゃんよ~~なぁってば~~」
「……んあ? なんだうるせぇな」
一夏に揺らされ、ようやく起きた隆盛
「いや、あの人ってお前の知り合いかなんかじゃねぇの?」
一夏はそう言って壇上の人を指した。
「ん?………俺にあんな変態ストーカーの知り合いはいない!!」
ズコ――――――!!
その反応に壇上の人は盛大に転んだ……と言うか聞こえているんだな?
「え……っと、取りあえず、今年は色々なことがあってまだ挨拶はできてなかったわね、私の名前は更識楯無。君たち生徒の長よ。以後よろしくね」ニコ!!
ニッコリと微笑みを浮かべて言う生徒会長に女子の面々は熱っぽいため息が漏れていた……その微笑みの先には隆盛が居るのだが、本人はと言うと…
「zzzzz……」
面倒臭くなったのか、また寝ていた。
「で、では今月の一大イベントである学園祭だけど、今回に限り特別ルールを導入するわ。その内容と言うのが」
突然、空間投影ディスプレイが浮かび上がり、
「名付けて、『各部対抗男子争奪戦』!」
デカデカと一夏と隆盛の写真が映し出された。
「……え?」
「「「「「「「えええええええ~~~~~~~」」」」」」
「zzzz……!? 何だ!?」
割れんばかりの叫び声に、流石の隆盛も目が覚めたようだ。
呆気にとられていると、一斉に二人へと視線が集まってしまった。
「静かに、学園祭では毎年各部活ごとに催し物をだし、それに対して投票を行い、上位組には部費の特別補助金が出される仕組みでした、しか~し、今回、男子生徒が二人もいるのにそれではつまらない、っと思い、」
ぴしっ、と扇子で二人のいる方を指し
「織斑一夏、並びに十六夜隆盛を、一位、二位の部活動に強制入部させることに決定しました!!」
「因みに、一位が先に好きな方を選べるというものにしますからよろしく♪」
再度、雄叫びが上がった
「「「「「うおおおおおおおおっ!!!」」」」」」」
「素晴らしい、素晴らしすぎるわ会長!!」
「こうなったら、絶対に掴み取ってやるわぁぁぁぁ!!」
「今日からすぐに始めるわよ! 部活の練習? ほっとけそんなもの!!」
いや、部活なんだから練習はほっとくなよ……
「最高でも一位、最低でも二位よ!!」
「盛り上がってきたぁぁ!!!」
女子たちの点いた火は絶対に止まらない。
「なぁ隆盛……どうする……これ?」
「…………」
「隆盛?」
「……zzzzzz」
「だ、か、ら 寝るなぁぁぁぁ~~~~」
こうして初耳&未掌握のまま俺たちの謎の争奪戦は始まってしまったのであった。
因みに隆盛は面倒臭くてクラスに戻るまでその話を聞いていなかったのだが……まぁ気にしたら負けである。
同日、教室にて放課後の特別HR、今はクラスごとの出し物を決めるため、皆で色んな案を出し合っていた。
「えーっと……」
クラス代表として、俺こと織斑一夏は意見をまとめる立場にあるのだが……
「(内容が『織斑一夏と十六夜隆盛のホストクラブ』「男子生徒とツイスター』「男子生徒と一緒に王様ゲーム』etc………ってあのなぁ」
「却下だ!」
「「「「「「ええええええーーーーーー!!」」」」」」」
と、大音量サラウンドでブーイングが響いた。
「アホか! 誰がうれしいんだこんなの!?」
「私たちは嬉しいわ、断言する!!」
「そうだそうだ!!女子を喜ばれる義務を全うしてよ!!」
「このクラスの男子は共有財産である!!」
と色々言われている一夏、
「隆盛~~~~(泣)」
ついには隆盛に助けを求める始末、因みに千冬さんは逃げたのでいない。
「んあ? そうだな……ホスト的な何かならいいんじゃね?」
「ならメイド喫茶などどうだ?」
「「「「「「「………へ?」」」」」」」
その場にいる全員が驚いた、何故ならその声の主はラウラ・ボーデヴィッヒだったからだ。
「客受けはいいだろう、それに飲食店は経費の回収が行えるし、それに……」チラ
「?」
「お、男二人の接客姿が見られるのではないか?」
「(あ~~~成程、一夏の執事姿が見たいのね)」
一瞬、一夏の方を見たラウラ、それを目撃していた隆盛はその真意を理解していた。
「織斑君、十六夜君の執事姿、いい!! 最高だね!!」
「それに決定だ!!」
このラウラの意見に皆も賛成のようであった。
そして、俺たちの出し物はメイド喫茶に決定し、俺たち男子二人は執事をすることとなった……のだが……
「あ! なぁ隆盛~~~」
「? 何だ?」
「飲食店ならさ~~~ 久々に隆盛が作ってくれよ~~~」
「へ? ああ、まぁ構わんが……」
その一夏と隆盛の会話をしっかりと聞いていたほかの皆さんはと言うと……
「十六夜君って料理できるの?」
「前に何人かにケーキをご馳走したって噂があるよ?」
「そのメンバーは今この中にいる?」
「あ! 僕が食べたよ あれはすっごくおいしかったな~~」
「う、うらやましい~~~」
「なら、……」
「「「「「決定だね!!!」」」」」」」
と小声で作戦会議を建てていたのだが、この時の隆盛には知る由もなかった。
隆盛side……
「ふぁあ~~ 寝み~」
今日はこの後は生徒会も一夏たちとの訓練もないので、一人、先に部屋に戻ることにしたのであった……のだが、
「あ! いっけねぇ、一夏に今日の事について、教える約束 忘れてたぜ」
そう、今日のあの模擬戦で使った武器を一夏に詳細説明を要求されたのだ、何でも見た目がすごくカッコ良かったから……らしい
「面倒だけど、行くか」
1025号室……
「お! 一夏~……って何やってるんだ?お前」
隆盛が一夏の部屋についた…のだが、一夏は自分の部屋の前で悶絶していた。
「あ! 隆盛、いいところに 頼む、助けてくれ!!」
「? 何だ? 中に誰かいるのか?」
「……開けたらわかる」
「ふ~ん じゃあ開けるぞ?」 ガチャ
そして、言われるがままに一夏の部屋の扉を開けた隆盛、そこに居たのは……
「お帰り、私にします? 私にします? それともわ・た……りゅ、隆盛君?」
何とあの楯無さんであった。
「…………」
「え? な、何で隆盛君が此処に?」
ギーーバタン!
そのまま隆盛は扉を閉めた。
「………一夏」
「は、はい……何でしょうか?」
「……お前、楯無に決めたのか?」
「…………へ?」
その言葉に一夏は間の抜けた返事を返した
「そっか~~………一夏、死ぬなよ? いや、殺されるなよ?」
「!? なんで行き成り死刑宣告!? と言うかどういう事!?」
「じゃ!! 俺は今日はもう帰って寝るわ!! じゃあな~~~」
「え?ちょっと? 」
隆盛はそのまま自分の部屋に戻ってしまった。
「何だったんだ? 隆盛の言葉?」
そういいながら、一夏は自分の部屋に入って行った、すると……
「orz……orz」
「え?どなってるのこれ?」
扉の前で体育座りをしたまま、これでもかと言う位に落ち込んでいる、楯無がいたのであった。
……今回の隆盛が寝すぎですね(確信犯)
因みに、楯無はこの後虚さんに連行されていったのでご心配なく!!……って言うか、楯無は自業自得だよね?
それと、……何を言うか忘れたからまた次回に?
感想は何時でも待ってます!!