「……? ここは? 」
目を覚ました隆盛は知らない場所に横になっていた。
「……え~っと 俺は、今日も暇だから町を散歩していたら急に意識が跳んで………ダメだ、思い出せない……」
「やあやあ! 気がついたかい?」
「……誰?」
「みんなのアイドル束さんだよ♪」
「!? 束ってISを作ったあの!?」
「そうだよ~♪」
「……その束さんが俺に何の用です?」
「またまた~ とぼけちゃって~ 知ってるんだよ~ 君が、男なのにISを使えるって事♪」
「!!!! (何で気付かれた? まだ使ったこと無いのに?)」
「んフフ~ 何でって反応してるね♪ でも当然だよね!! だってその君の身に付けている黒いヘッドホンから反応が出てるんだもん♪」
「!? (そうだった! この人はISの制作者、気づかない訳がない)」
そう、俺のISの待機状態はこのいつも常備しているこの黒いヘッドホンである、この時計は普通のものではなく、空中ディスプレイ付きのパソコンみたいに改造されていて、改造前のは俺が元の世界で使ってたものである。(神様曰く俺が死ぬ時、近くにあったこれを改造すればと、有効活用したと書いてあった。)
「でも~……不思議なんだよね~ あなたのそのISのコア…私が作ったものじゃないんだよね~~ それにそんな機械も見たことないしぃ~ ねぇ~ 誰が作ったの~? 教えて~~?」
「!?(そこまで分かるのか! でも神様から貰った……なんて言える訳ないし……ていうかこのヘッドホンの詳細は俺が知りたいぐらいだし……)」
そこで、俺はこの危機を逃れるための一つの案を思い付いた! それは……
「束さん……すみません…言えませんし、見せられません…その代わり、俺はこれから先ずっと暇なので、あなたの仕事の手伝いをします、それじゃあダメですか?」
「……いいよ♪ その代わり戦闘データは貰うよ♪」
「はい! わかりました!」
そんなこんなで急遽、俺と束さんとの契約が結ばれたのであった……
しかし、それからはもの凄く大変であった…フランス等に飛んで行ってどっかの某悪徳企業をぶっ潰しに行ったり…いきなり千冬さんとガチバトルする羽目になったり…前に一夏を拉致した亡国企業の中小企業も全壊しに行ったり…etc.
まあそんなこんなで3年が過ぎ…俺も15歳になり、そろそろ年代的に高校生になろうとしていた。
そんなある日、俺が暇で束ラボのテレビを見ている時であった…
「……!! これ一夏じゃん! なんでテレビに出てんの?」
「それはね~ いっくんがISを起動させたからだよ♪」
「……束さん…絶対貴方の仕業でしょう……」
「Yes,I do♪」
「……はあ~ (一夏も可哀想に……)」
「てなわけでりゅうくん! 君もIS学園に行ってきなさいな~♪」
「……はい? 何故に?」
「そりゃあ、りゅうくんもISを使えるからだよ~~♪」
「でも俺は一夏と違って政府に気づかれていませんし……」
「大丈夫! さっき政府にりゅうくんのこれまでの戦闘データの一部と一緒に【この子、IS学園に入れて!】って、送って置いたから!」
「……はあ~!? 何でそんなことを!? それに何が大丈夫なんだ!?」
「そりゃあ…いっくんの護衛だよ~ りゅうくんはと~っても強いけど、あの子はまだ全然ISを使いこなせてない、だからあの子が上達するまで面倒見てあげてね♪」
「……わかりました、最近また暇になってきたし…久しぶりに一夏に会えるし、それもいいかな?」
「そう言うと思った♪ じゃあはい!、これが政府からの入学証!、そしてこれが制服!、では、いってらっしゃ~い!!」
「!? え?いきなり!? ちょっとまっ「Let's go!!」た~~~(この人もあの神とも一緒なのか~~!!)」
結局、隆盛はいきなり空を飛行中の束ラボから落とさてしまったのであった。
ちなみに隆盛はなんとかIS学園周辺の海に落ちて助かったのである……助かったのか?