異世界では子供も戦うそうです(仮題)   作:はつかねずみ

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( 'ω')フェッ?!
ありがとうございます。ありがとうございます。
今回は異様に筆が進んだので勢いのままに投下しますので、次からはこのペースではいかないので、悪しからずご了承ください。
では本編をどうぞ。(∩´。•ω•)⊃ドゾー


レイエスは山に薪拾いに

秋も深まりすっかり紅くなった山の中に、一人の少年がいた。よく磨かれた斧と籠を背負い、その身に似合わない大きな鉈を腰に下げた、少年が山を歩いている。

 

◇◇◇◇◇

 

はいどうも、山の中からこんにちは。無事に十歳になったレイエスです。

なぜ私がいま山の中にいるかと言うと、冬を越すための薪を取りに来たからです。

去年までは、クラーグが薪の備蓄をしておいてくれたのですが、今年からは私の仕事になりました。いや、私の仕事にしました。

薪集めくらい手伝えると言い張った結果、渋々といった様子で母とクラーグは、私に斧と籠、鉈を渡してくれました。そして私は喜び勇んで山に朝っぱらから山に向かったわけです。

秋特有の冷たくも暖かい風邪に吹かれながら山を登っております。

でも今日は珍しく朝から暖かいので、昼までには暑くなりそうです。というわけで昼までには薪を集めたい。暑いのは嫌だからね。寒いのはもっと嫌だけど。

目的地まで暇なのでこの10年間あったことでも話しましょうか

え、 発言がメタい? 気にしたら負けよ。

 

私は生まれてから今迄のんびりゆっくり育ちました。……以上。

 

え?、略しすぎ。そんなぁ。

だがしかし、ほんとうにのんびりゆっくり過ごしていただけなんだ。クラーグとエリエッタ母さんも過保護過ぎるのですよ。

良くある転生モノのような、教育という名の戦闘訓練も無ければ、可愛い女の子との出会いもなかった。読み書き算術は教えて貰ったけどね。お陰で教養はあるのです。

だがしかし、それ以外特に何かをするといったこともなく、ゆっくりのんびり育っていきました。

そんなだったから、六歳をすぎた頃から私は刺激を求め、クラーグの目を盗んでは家の外を散策して遊んでいた。まぁ、こっそり遊んでるつもりだったんだけど、バレてたんだと思う。なんか危ないことがある度に、完璧なタイミングでクラーグが助けてくれてたから。

もうクラーグが私のヒロインないかと思ってしまう。ほら、男はすぐに勘違いする生き物だからね。

おっと話が逸れた。

えーと、どこまで話したっけ。そうそう、家の外を散策し、色々と知ることがあったんだ。

 

一つ、住んでいる場所がとんでもない豪邸だということ。

二つ、家がある場所は廃墟群の一角だということ。

三つ、山に囲まれていて素晴らしく美しい場所だと言う事。

四つ、たまにお年寄りに会うことから、うちの家族だけがこの地域に、住んでいる訳ではないこと。

五つ、私の住んでいる場所はそう遠くない昔に、戦争があったであろう事。

 

戦争があったのはイオリスとアスマギウスという国。散策をしているうちに入った廃墟で、埃を被った本棚から見つけた歴史書によると、イオリス王国による領土侵犯が戦争の引き金になったみたいに書いていたが、私からしたら宣戦布告のためのこじつけだろうなぁ。

書き方が明らかにアスマギウスよりだったもの。おっと、また話がそれた。

このくらいが、私が知った事だね。

あれ、なんか向こうの茂みから音しなかったか。行ってみたくはあるけれど、熊とか出たら怖いしさっさと薪を集めに行きますか。

 

 

 

◇◇◇◇◆

 

 

 

奴らに捕縛されてから三日、やっと逃げられた。流石に奴らでも、この山にまでは捜索隊を出さないだろう。

山の中腹まで来て、私は川に沿って歩いていた。

これでやっと一息つける。体も洗える。もう何日も水を浴びてない。それにいい加減に奴らの血を洗い落したい。

 

「……まぁ、何はともあれ。とりあえずは喉を潤そう。」

 

誰にともなく呟き、手に掬いとった水は、血と憎悪で汚れきった私とは違い、憎らしいほど澄み切っていた。手に掬いとった水に、私の顔が映った。……ああ、思い出したぞ。私の頬に刻まれた刺青を。奴らが嘲笑いながら刻んだこの刺青を。

身体を洗い終わったら刺青を削ごうとしよう。奴らに捕まり、拷問の末に刻まれたこの刺青を。奴らの触れた物が私に触れていられないように。

 

 

 

◇◇◇◇◆

 

 

 

丁度、日が登りきった頃、レイエスは最後の薪を籠に放り込んだ。薪を作るために作った切り株に腰掛けた。

 

「……あ……豆。……潰れてる。」

 

彼の見つめる先、掌には慣れない重量物を振ったことでできた、大きな豆が出来ていた。

彼が恐る恐る豆を押すと、まるで肉球のようにぷにぷにとした触感と共に、鈍い痛みが返ってくる。

あれ、なんかこれちょっと気持ちいい。

あー、豆がぷにぷにするんやぁー。何この感覚すごい気持ちいい。

 

ぷにぷに、ぷにぷに、ぷにんぷにん、ぷち!!

 

「……破けた。ぅあ、痛ぃ 。」

 

あー、楽しくなってぷにぷにし過ぎたな、失敗失敗。さて、このままにしてたら雑菌とか入りそうだしなぁ。どうしよう。

そうだ、来る時に見た川で洗おう。川の水が汚かったら意味無いかもしれないけど、とりあえず川に行こう。

 

◇◇◇◇◇

 

ふぅ、やっと川に出れたよた。長かった、ほんとうに長い道だった。いや、長くはないのだけれど、まさか薪の入った籠がこんなに重いとは思わなかったよ。

HAHAHA、もう汗が止まんない。これほっといたら風邪ひきそうだなぁ。

ま、何はともあれ、手を洗おう。それが目的でやってきたの……だ……し……。

あれれ、なんか水が赤くないですか。すっごーい、赤い水の流れる川なんだねぇ。

いやいや、そんな訳がないよ。これ絶対に血だよね。

どうしようか、これ上流に行ったら絶対荒事に巻き込まれる気がするんだよねぇ。

あ、でも危なくなったらクラーグが助けてくれるだろうし、行ってみよう。

 

 

 

 




今回、一気に時間が経過したことには理由があります。
私が書けなかったからです。書くには書くことが出来るのですが、自分の書きたいことが上手く書けなかったので、また時間を経て書くことができるようになったら上げます。
と、まぁ、こんな話は置いといて(^-^)⊃⌒Ο
ここまで見てくださった方に感謝を。
ありがとうございます。┏●
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