死にたくない   作:ウィレン

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生まれ変わって

 

 

 転生、って本当にあるんだな。

 

 

 

 けどさ、普通は死んで生まれ変わるもんでしょ?

 なんで死んでないの?いや、死にたいってわけじゃないけどさ、普通はさ、なんていうか、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……………死ぬもんでしょ?

 

 

 

 なんで転んだだけで赤ちゃんになってんの?

 

 転んだだけだよ?石で躓いただけ

 

 

 

 

 どれだけ疑問を抱いて、どれだけ腹を立てようと時間は進む様で、生まれ変わってなんやかんや(思い出したくもない)、時が経った。

 

 

 

 精神年齢二十歳の私は泣きたくなるような日々を過ごした。実際泣いたけど。

 

 

 前世の記憶を持って生まれてきたせいで苦労が絶えなかった

 

 3年ほど、私は人には言えないあーんなことや、こーんなことまでされた。生まれた時点で生き恥を晒して生きてきた。もう人生諦めてるようなもんだ。プライドとか全部へし折られて、何度自殺まがいな事をやろうとして何度止められただろうか。

 

 

 晒しに晒しまくられた結果、メンタルだけが異様に強くなった。

 

 

 そのせいで表情筋が発達してない。心が死んだと同時に表情筋も死んだらしい。毎朝鏡の前で練習してるけど一向に動く気配はしない。

 

 一回だけ、父さんに見られたことがある。何やってんだ気持ち悪い、なんて5歳の幼女に暴言吐きやがった。なんてこと言うんだ。こっちは一生懸命やってんだ。やりたくなくともやってんだ。

 その日を境に私は、日々の恨み辛みを全部父さんに八つ当たりして、“親父”と呼ぶようにした。

 

 普段冷静な親父がショックを隠しきれずにいて、仕事もままならないところを見た私は思いっきり鼻で笑ってやった。それを見て余計落ち込んでた。母さんはそんな親父をなんとか慰めようとしてた。慈悲深い母さんにはとてもそういう姿は見せられない。私は心配しているふりをして優越感に浸ることができて、これ以上ない、いっときの幸せを掴んだ。

 たったの、いっときだけど、

 

 

 

 

 更に数年経った

 

 私はここがなんの世界か知って絶望した

 

 

 

 

 

 

 

「おーい 坂本!早く来なよ!!」

 

 

 友達一号の有沢たつき。通称、たっちゃん。

 無愛想で子供に見えない私を誘って遊んでくれた心優しい女の子。

 

 

 しかし、その前に………

 

 

 

 

 

 

 

 聞き覚えのあるのは名前なのは気の所為か?

 

 

 

 前世、私は多くの漫画を読んでいた。それはもう沢山。200冊以上は読んだんじゃないかな。その漫画の1つに、“BLEACH”と言うものがあった。死亡フラグしか立たないような世界だ。主人公の死神がバッサバッサ敵を倒していく物語。見るだけなら申し分ないが、生まれ変わるとなると話が違う。

 

 

 選りに選ってなんでここなんだ

 

 

 BLEACHの世界だから、(ホロウ)が存在する。見えないってことは私は霊感ゼロか。いや待て、私死なない?魂魄を狙うモブ虚とか現世に来た破面(アランカル)とかその他いろいろ、危険しかないんじゃない?私早めに死ぬ。明日まで生きられる自信を無くしそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 平穏な日々を送るたい、

 

 

 

 

 

 

 

 私は生きたいんだ、

 

 

 

 死にたくない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その為に、まずは主要キャラと適度な距離を保った方がいいか

 

 近過ぎれば苦労の絶えないものになる。将来不良になる主人公。そんなのと仲良くしたらどこぞの不良に恨み買われて誘拐でもされそう。しかし幼馴染というポジションは絶対の様。

 

 

 現在、小学一年生。

 体育は外でやるから友達と一緒に外に出る。

 

 その友達っていうのは、たっちゃんのこと。

 

 たっちゃんの右隣を歩く黒崎一護

 たっちゃんの左隣を歩く私

 

 

 ……………これから存在感を無くしていこう。黒崎一護から見た私はたっちゃんの友達ってだけだろう。後、すごい無愛想なひと、ぐらいか。徐々に離れていって、クラスメイトぐらいの認識になれるようにしないと。

 

 

 

 

 

 ああ、それから私は虚から身を守る術を見つけないといけない。

 今のままじゃ確実に死ぬ。私が何らかの能力を持つことができたとして、その後を考えないと。もしも浦原喜助や藍染惣右介に目を付けられた場合の対処法など。まあ、今はいい。

 

 

 

 私がどのようにして能力を手に入れるのか。そして力を手に入れるタイミング。最重要事項

 

 いくつか原作を頼りにした方法があるがどれもリスクが高すぎる。うまく力を手にできるか正直いってあまり自信がない。今の時点では力を手に入れない方がいい。

 

 数年後に黒崎一護の母親を殺す何とかフィッシャーに殺されるかもしれない。コントロールがその時点で出来ていなかったら常に虚から狙われ続ける。そして力を手に入れても、それを使いこなせなければ意味は無い。

 

 

 もし手に入れるとするなら、原作開始後が丁度いい。

 

 

 危険は増すが力を手に入れたことが周囲にバレたとしても、何も疑われない。なぜならその時黒崎一護という桁外れの霊力を持った人物が存在するからだ。皆彼にばかり視線がいき、彼の影響で私が力を手に入れたと思い込むはずだ。

 

 

 

 

 

 浦原喜助ですら知らない

 

 

 藍染惣右介、市丸ギン、東仙要だけが知る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  “崩玉の力”

 

 

 

 

 

 

 

 

 藍染惣右介は滅却師(クインシー)と死神の間に生まれた黒崎一護をずっと見張っている。原作開始と同時に黒崎一護、朽木ルキアに近づけば不審に思い私が疑われかねない。

 

 

 さっきの言葉は撤回した方がいいか、黒崎一護とは友達になる。主要キャラにはどんどん関わるようにしよう。多少情が移ったくらい構わない。それで私が生きる為に支障は出ない。

 

 






どーも、ウィレンです
あまり良いというのは書けないと思うんでお手柔らかに

profile

主人公 坂本真奈 さかもと まな

現実主義者で生き抜く為なら何だって使う。
メンタルがものすごく強い
羞恥心というものが存在しない(本人は、生まれた時からそんなもの存在しない、とのこと)
無表情
現在の悩みは、表情筋ってどう動かすのか
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