転生したらリムルの子供!?だった件   作:エサル

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第一話

唐突だが僕古野(ふるの)(なぎさ)は死を覚悟した。

 

--話は少し前にさかのぼる--

「渚、一緒に帰ろうぜ」

と親友の藤野(ふじの)(ゆう)が、声をかけてきた。

夕とは家が近所ということもあって小さい頃から高校までいつも一緒だった。

誘いは嬉しいのだがあいにく今日はあの転○ラにお新刊の発売日なのだ。

「ゴメン、夕。今日は転○ラの発売日なんだ。だから、いつもの本屋によって帰るから。」

「あぁー。あの本屋か…。家と反対方向の。」

「そう。だからゴメン。」

「いいよいいよ。また明日な。んじゃ。」

「じゃあねー」

 

僕は、夕に言った通り学校の帰りに本屋に寄ろうといつもの帰り道とは違う道を通った。

後から思えばそれが間違いだったのかもしれない。

御用達の店で今日発売の転○ラを買い早く家に帰って読もうと思い

外の喧騒が耳に入らず店を出た。

次の瞬間

「そこをどけぇぇぇぇぇぇ」

怒鳴り声のする方を見ると

ナイフを持った黒ずくめの男がこっちに向かってすごい勢いで迫ってきていた。

護身術などを一切知らない渚は足が震えてその場を動けずにいた。

 

“グサッ!!”

 

その場に嫌な音が虚しく響いた。

渚は一瞬自分の身に何が起こっているか分からなかった。

立ち上がろうとするが出来ない。

近くで悲鳴がした。

突然背中に激痛が走った。

「痛っ!」

思わず声がもれた。

嫌だ痛いのは

《確認しました…『痛覚無効』、『物理攻撃無効』習得中…

…習得完了》

何を言っているんだ…

…まさか『世界の言葉』?

あまりの驚きに意識を失いかける。

あの声が本当に『世界の言葉』なら…

僕は死ぬのか…

心残りはやっぱり転〇ラの最新巻を読めなかったことだろう

《確認しました…『ユニークスキル読解者(ヨミトクモノ)』習得中…

…習得完了》

あとやっぱり、ものづくりがもっとしたかったな…

《確認しました…『ユニークスキル創造者(ウミダスモノ)』習得中…

…習得完了》

聞き間違いでないようだやはりこの声は『世界の言葉』だ

ならばと意識が遠のきながら渚は最後の望みをかけて願う

“リムル・テンペストと同じスライム体になりたいそして同じ世界に行きたい”

《確認しました…スライム体を生成…

…成功しました》

『世界の言葉』が聞こえたと思ったその時

渚の意識は闇に包まれた。

 

ーーその頃リムルはーー

「リムル様直属の部下の私がリムル様を起こします。シュナ様は自分のお仕事にお戻り下さい。」

「いえいえ、シオン貴女こそ仕事があるのでは?そちらに行ってよろしいのですよ。リムル様は私がお起こししますので。」

最近は、毎朝シュナとシオンが俺を起こしに来る。

今日も2人で言い争っている。

その声を聞き起きて人形へと変わると目の前にはディアブロが立っていた。

「リムル様おはようございます。」

漁夫の利だ。

ディアブロ(こいつ)もよくやると思いながら今日の仕事は何か聞いた。

「ディアブロ。今日は何かする事があったっけ?」

「いえ。特に何も無かったです。が、近日中にミリム様がお越しなるという事す。」

「えっ!?そうだったけ?」

「はい。『迷宮(ダンジョン)の攻略を進めよう。』と(おっしゃっ)ておりました。」

「あぁー。そう言えばそうだったなぁ〜。」

「はい。」

まぁ、今日は何も無いなら久しぶりに迷宮(ダンジョン)の最深部に行ってシュミレーションするか。

「じゃあ。今日はスキルの確認と実施練習兼ねて迷宮(ダンジョン)行ってくるわ。」

「では、私も御一緒してもよろしいでしょうか?」

「いいけど、何する気?」

「リムル様の邪魔は致しませんので。ただ、最近戦闘が少なすぎて部下が緩んでいるのでリムル様と私の実践練習を見せつけようかと思いまして。」

ん?聞き間違いか?

邪魔しないって言っといて俺と実施練習するって?

《解。個体名:ディアブロはそう言いました。》

いや、分かってるよシエルさん。

「分かった。いいよ一緒に行こうかディアブロ。」

「はい。久しぶりのリムル様との手合わせ楽しみにしておきます。何時(いつ)頃行かれましょうか?」

「昼過ぎかな。」

「分かりました。時間になったらお迎えにあがります。」

「クロベエと所に行って新しい武器貰ってくるから。」

「分かりました。」

 

リムルが工房に入ると、

工房に入ると一斉に慌ただしくなった。

「「「リムル様!?」」」

「おう、皆頑張ってるか?」

「「「は、はい。」」」

「皆、仕事に戻れ。」

クロベエが騒がしくなった工房の弟子達を一喝する。

「リムル様、こっちです。」

クロベエに誘われて工房の奥の方にいく。

「この前頼んでいた孔を5つにした刀できたのか?」

「はい。結構難しくて時間かかりましたけれど、納得のいくのができました。」

「早速見せてくれるか?」

「これです。」

クロベエが持ってきた刀をシエルさんに分析鑑定してもらう。

《告:分析鑑定の結果この刀は、物質名『究極の金属(ヒヒイロカネ)』構成されており、進化する武器のようです。また、強度や自己修復能力がとても高く主様(マスター)の全開戦闘でも壊れることは無いでしょう。結果としてこの刀は『神話級(ゴッズ)』です。》

マジか!

クロベエ凄いもん作ってくれたな。

「聞くがこれを作るのに何本ぐらい失敗した?」

「ざっと、1000回ぐらいです。」

クロベエ程の職人が1000回失敗して1本となると相当ヤバイ武器なんだろう。

今日のディアブロとの実践練習で使ってみるか。

そんな事を思いふとクロベエの弟子達の方を見ると皆がこっち(主に俺を)見ていた。

ふといい事を思いついた。

「皆今できた武器を持ってこい。

俺(シエルさん)が、分析鑑定してやる。」

と言うとざわめきが起こった。

その後リムルはディアブロが迎えに来るまでずっと分析鑑定し続ける事になってしまった。

 

ディアブロが迎えに来て全ての武器の分析鑑定を終え迷宮(ダンジョン)へとむかった。

最深部でディアブロと実践練習をしようと久々に妖気を解放すると…

突然白い光に辺りが包まれた。

咄嗟の判断で思考加速を発動する。

次の瞬間シエルさんの言葉が脳内に響いた。

《告!?主様(マスター)と全く同じの妖気の発生を確認しました。》

一瞬それは俺が出したものではないのかと思ったが有り得ない。

光が出た瞬間俺は確かに妖気を抑えたはずだ。

だから有り得るはずがないのだ。

思考加速を切って光が収まるのを待つとそこには信じられない光景が広がっていた。




第一話読んでいただきありがとうございます。

スキル紹介です。
読解者(ヨミトクモノ)』:森羅万象、詠唱破棄、並列思考、思考加速(1000倍)未来予知、読心術
詳細は、原作とおなじです。

創造者(ウミダスモノ)』:スキル創造、物質創造
スキル創造:魔素を代償に望んだスキルを生み出す。
物質創造:魔素を代償に望んだ物質を生み出す。

スキルの御要望がありましたら感想欄に詳細とともに書いていただけば作中に出すかもしれません。


8/12  スキルに間違いがあったので訂正
     思考加速 10万倍→1000倍
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