雪麗side
雪麗さんが好きすぎて キャラが壊れないように そう気をつけたら
いつもより、短くなっちゃう気がします
「…?何処に行くんじゃ 雪女 …まーさかまた総大将のとこか〜!?キャハハッ」
『はぁ…私だって四六時中ぬらりひょんにくっついてるわけじゃないのよ
…淡海のとこ行ってくるわ 新入りが入ったみたいだから』
「…ほう 淡海の姫んとこに新入りがなぁ…うしっワシも見に行って…」
『来なくていいから』
連れねぇな〜 キャハハッ と笑った狒々
そう言えば 狒々とは随分長い付き合いになるわね
私よりも後に入ったんだっけ
そんなことを考えながら草履を履いて外に出た
その時 今は昼だというのに空に月があった
月、か そういえば昨日の夜は見えなかったものね 月
そう思い 淡海の屋敷へと向かっていると ブワッと大きな妖気が一瞬充満した
…まさかっ そう思い少し早めに駆け足で屋敷へ向かうと 中に入れば妖気が充満した屋敷
………妖の私でも 少しだけクラッときてしまった
廊下を歩いていると 使用人達が倒れていた
ふぅ あの子の妖気は凄いわね やっぱり
淡海の部屋へ向かうと 私は目を見開いた
初めてだった
こんなに目を奪われるのは こんなに胸が高鳴るのは
勿論 ぬらりひょんに感じるような恋愛のものではないけれど
未知なものへの胸の高鳴りといったほうが正しい
息を呑んだ
こんなに美しい人間がいてたまるか
そう 思っているのに 胸の底では 負けた と思っている
闇を表すような漆黒の髪は腰まで伸びてる
そんな髪とは対照的な肌は全く荒れておらず 美しかった
目は若干猫目だが パッチリとしていて とても似合っていた
そしてその目の中で光る翡翠色の瞳は 希望を表すように一点の光があるようにも見えた
でも 希望を表すような一点の光があったとしても それは幻だと思った
痩せすぎと言えるほど 着物の上からでも痩せてるのがわかった
今にも消えてしまいそうな儚さに 思わず手を伸ばしたとき…ーーー
「…………あぁ 想像してしまった こんなの珱姫じゃない」
ボソリと呟いた言葉
珱姫?誰かしら ていうかこの子
頭を抱えて 首を振っている 顔を青くさせ何か焦っているようにも見えた
『……アンタ何やってんのよ…」
そう声をかけていた
きっとこの子淡海が言ってた新入りなのだろう
淡海は言ってた
「あの子にしようと思ったのは 今にも消えてしまいそうだと思ったからなんだ」
あの意味 やっとわかったわ 淡海
私もこの子が消えてしまわないように 掴んでてあげる
だから消えるんじゃないわよ 朝霧
儚き姫
今にも消えてしまいそうな儚さをどうにかしてでも手繰り寄せないと そうおもった
やっぱり短くなってしまいました…
300文字ほど… 頑張ったのですが…