なんか違うぞこの世界   作:黒姫凛

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やったぞ!!時間があったぞ!!
雨に感謝!!大感謝セール!!赤セイバーもびっくりの大感謝祭で花びら交換祭りだ!!

ヤンデルシロナちゃん2話目。
あぁーっ、シロナちゃんhshs可愛いよクンカクンカしたいよ抱き締めたいよぺろぺろしたいよ結婚したいよぉおおおおおお!!!!!

速報 部活休みでテンション崩壊のお知らせ。


ヤンデレるシロナちゃん♡

「ーーーフフッ、フフフフフッ」

 

ヤバい。どっかで選択ミスった。

いや何処で間違えたなんてのは分かりきってたし、何よりもその解釈は違う。

シロナちゃんは精神ょぅι゛ょ化した瞬間からこんな事になっていたんだ。

それこそ俺の見当違い。カレンに頼むと言われたはずなのに、覆す事が出来なくなりそうな流れを作ってしまった。

これは洒落にならねぇ。冗談ばっか言ってる場合じゃねぇ。シロナちゃんマジ天使hshsクンカクンカしてイチャラブしたいよとか言ってる場合じゃねぇ。

過去最大のピンチだ。

 

「……お、落ち着けよシロナちゃん。そんなにも近づかなくても………」

 

「エッ?ナニ?近付いて欲しくないの?クロメくんはあんなにもシロナの事を愛しるって言ってくれたのに」

 

「…た、確かに俺はシロナちゃんが好きだよ……?だけど、限度ってものが……」

 

押し倒されそうになるのを、俺は必死に抵抗する。

全体重を掛けて俺に擦り寄ってくるのだから、無下にも扱えず、かと言って身体を許すことも出来ない。なんという焦らしプレイ。

 

「だってクロメくん、シロナ以外のことなんて必要ないでしょ?だってさっき私以外いらないって言ってくれたじゃない。嬉しかったなぁ。あれが愛ってものなのね。心がその事だけで侵食されていくのがトッテモ心地よかったよ」

 

ヤバい。シロナちゃん遂にエロスに手をかけた。服装とかろりこんぼてぃを強調したロリコン殺しの服だけど、遂に表情までもが艷美なモノに……!!

 

「だからね?ここで抱いても何も起きないよ?クロメくんとシロナ以外誰もいないの。二人だけの世界。二人だけの時間。心地いいネ、心安らぐね、ステキだねぇ。この幸せな時間が今はとっても離したくないんだぁ」

 

シロナちゃんが俺の頬を一ペロ。んひゃぁあ!!俺の分身がこんな所で猛威を振るおうとしてるぅ!!

やめてぇ!!俺死んじゃうぅううううう!!!

 

「硬くなってるね。これからシッポリヤる事を想像した?フフッ、いいよ?どんな事でもしてあげる。どんな穴にでも入れていいよ?でも、約束して。これから先、私以外の事を考えないって。そうしたら、この身体。クロメくんの思うがままに使ってもいいよ?」

 

今度は耳を甘噛み。ヤバいヤバい。マヂでヤバい。

ズボンを俺の息子がこじ開けようとしてる。治れ俺のビックマグナム!!お前をここで使う気は無い!!

 

「我慢しなくてもいいよ?全部本能に任せればいい。二人だけの時間を、激しく過ごそ?♡」

 

「……だ、駄目だ!!そんな事したら、シロナちゃんは!!」

 

「分かりきってる事だよ。………もう後戻りはできない」

 

とてつもなく弱々しい。乙女の恥じらいとかそういうものじゃなく、弱音を吐くような弱い存在のそれ。

シロナちゃんは自分の状況を理解しているのだ。

 

「知ってる?クロメくん。絶望から、失望から、暗闇から救ってくれたクロメくんは、私の唯一の存在なんだよ?家族だったカレンよりも、もっと大きな存在。神様、って言った方が早いかもしれない。アホじゃないかって思われそうだけど、私はあの時そう思ったの。胸の高鳴りは異常。恋を通り越したそれ以上の感情。その言葉を口に出来ないことがとっても辛い」

 

スリスリと俺の胸元に顔を擦りつけている。まるで動物特有のマーキングだ。ギュッと抱き締めてきたシロナちゃんは、振りほどくことなど容易い力加減であった。しかし、俺は何故か振りほどくことが出来ない。

 

「………優しいね、クロメくんは。本当に……優しい男の子。そんな貴方だからこそ、私は恋以上の何かにどっぷりハマっちゃったのね。思えば、クロメくんは私の手は絶対離さなかったよね。助けてくれた時もそう、寝てる時も、学校に行く時も手を繋いでくれた。イヤイヤな顔してるくせに、いつも仕方ないって言って手を繋いでくれる。どれだけシロナの心を満たしてくれたと思う?」

 

顔を上げて、俺の頬を優しく両手で撫でる。

むず痒く感じるその行為は、何故かとても心地いい。

 

「もうクロメくんを上辺だけじゃ愛する事は出来ない。シロナの身体を全て使ってクロメくんを愛して上げたい。だからね、クロメくん。シロナと一緒に溶けちゃお?身を任せて、シロナに全部委ねて」

 

そう言って、シロナちゃんはスカートをたくし上げ、むわっとした湿気を出す黒タイツを俺に見せつけてきた。

これは完全にヤバい匂いだ。オスを殺す淫乱な匂い。

完全に理性を持ってかれる。

 

「…お、俺は、まだ………」

 

「まだそんな事言うの?でも駄目♡シロナからは逃げられないよ。ずっとずっとずぅーっと我慢してきたんだから。シロナだけのクロメくん。シロナ以外見ちゃダメだよ?♡」

 

「待って!!シロナちゃんっ、俺は…………」

 

「クロメくんの身体に、シロナの気持ち良さを擦り込んであげる。ちゃんと大きくしてね?♡」

 

ああ、ヤバい。頭がくらくらしてる。メスの匂い嗅いで酔ってるんだ。

ヤバいな。こんな状況になるなんて。

シロナちゃんを助けたかっただけなのに。神というのはどうも上手く行かせてくれないな。

………まぁいいか。このまま、シロナちゃんに身体を預けよう。なんかどうでも良くなってきた。考えるのをやめたってのはこういう事なんだな。

何か大切なものがあった気がするけど、まぁいっか。

このまま………快楽の中に、沈んでしまおう………………。

………………………………。

…………………。

…………。

……。

…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー貴様クロメ!!それで本当にいいのか!!

 

 

 

俺を呼ぶ声が聞こえた。それは沈みそうな俺の心に深く入ってきた光。眩しい程の何かを持った光。

その呼ぶ声は何処か必死になって俺を呼んでいる。

何だろうか。俺のファンか?ストーカーなら遠慮して貰いたいもんだ。

 

 

 

ーーーしっかりしろ!!お前はシロナを助けてくれるんじゃ無かったのか!!

 

 

 

なんかどうでも良くなってきたんだ。

モテない俺に遂に春が来たと思ったのに、訳の分からない事言いやがって。俺の純情を返せ。

 

 

ーーーしっかりしてくれよ!!私はっ………、私は…………。

 

 

なんだか弱々しくなっている。

なんだ病気か?後で良い医者のところ連れてってやるよ。

でもなんだろう。この声を聞いてると、なんか変な気持ちが込み上げてくる。

 

 

ーーー…………私はっ、これから………何をしていけばいいんだ。

 

 

更に弱々しい声。

何故だ。何故か俺はその言葉に深く同情している。

何よりも、何故か言わせたくないという気持ちが込み上げてきた。

なんだこれは?何なんだこれは?俺はこのまま沈む筈なのに、この声は何なんだ!!

 

次第にその声は、俺を確信へと導く。

 

 

 

ーーー………私の家族をっ、たすけてくれ……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モンスターボールから抜け出し、クロメに乗っかっていたシロナを引き剥がす。

コロコロと転がっていくシロナを横目に、カレンは木の幹にぐったりともたれかかっているクロメを激しく揺さぶる。

 

「貴様クロメ!!それで本当にいいのか!!」

 

クロメの顔を掴み、必死にそう問いかける。

今のクロメは何も言わない。放心状態となったクロメを元に戻す方法など、カレンには持ち合わせていない。

だが、それで諦めるような女では無いのがカレンだ。

 

「しっかりしろ!!お前はシロナを助けてくれるんじゃ無かったのか!!」

 

次第に涙が零れてきた。

悔しさがあり、悲しさがあり、苦しさがそれを物語っている。

長年そばに居た自分では無く、何時からか一緒にいるようになった存在の方が、シロナにとっては大切なんだと思い知らされた。

恋は盲目と言うが、シロナにとって今はクロメしか見えていない。だが、それは上げすぎた好感度の末路。行き過ぎた愛の結末。正しくそれは病みである。

シロナのそれも病み。愛情という言葉を知らなかった、世界から見離された存在である少女に、クロメという存在は丁度いい依存場所だった。

何故自分では無いのか。長年居たはずの家族ではなく、途中介入の彼の方に。

そこに悔しさを持っているが、尚且つそれに悲しさと苦しさも含まれる。

自分は何もしてやれない。助けてくれた恩人に何も返してやれない。そう思うと、涙が止まらない。

 

「ーーー…………しっかりしてくれよ!!私はっ…………、私は……………」

 

自分が生まれてからすぐ捨てられた。

厳選などと言って、お前はハズレだと言われて捨てられた。

カレンは生まれた個体の中で1番弱かったらしく、誰も引き取る事は無かった。

売られていく中、家族とも言える仲間達が必死になって逃げようとする姿が目に浮かんだ。時には目が合い、『逃げて』などと自分を心配してくれる時もあった。庇って連れていかれる者もいた。

結局残ったカレンはダストシュート。

ゴミしかないところに捨てられ、冷たい雨に打たれた。

何日、何週間、何ヶ月、何年と。

そうしてカレンが見つけたのは、年端も行かないやせ細った少女。彼女が新しい家族であり、過去からの守るべきものだと認識した。

だが今はどうだ。その守るものを守る事も出来ず、あまつさえ他人に押し付けている。

無力な自分が馬鹿馬鹿しく感じ、悔しさの余りに涙が止まらない。

 

「ーーー…………私はっ、これから…………何をしていけばいいんだ」

 

シロナが壊れたら、もうカレンの拠り所はない。

家族がもう1度失われ、孤独と後悔を背負って生きていかなければならない。

だが、最後の希望。それはシロナが一番心の拠り所にしているクロメだけだ。

たった1人の家族を救って欲しいと願い、カレンは胸に抱いた一番の願いを持って、そう呟いた。

 

 

「ーーー…………私の家族をっ、たすけてくれ………………」

 

 

その言葉はクロメをピクリと動かし、窮地から引っ張り出すには十分な言葉だった。

 

 




ヤンデレ〜 ヤンデレ〜♪♪ヤンデレ〜の〜 シロナちゃ〜ん かわいく〜て〜 かわいく〜て〜♪♪まるで天使の〜 よう〜♪♪シロナちゃん〜 ハスハス〜♪♪ぺろぺろクンカクンカ〜 


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