もしもプレイヤーと操作キャラが会話できたら 作:UTPlayer
PL「操作キャラの顔雑すぎ」
PC「いきなり失礼過ぎない?」
PL「ごめん思わず...... さて、はじめまして、僕はプレイヤー。これから君には僕の操作キャラクターとしてこの世界を冒険してもらうことになる。よろしくね」
PC「ハァ...... つまりここはゲームの中でぼくはゲーム内のキャラクターの1人ってことだね。OK、よろしく」
PL「君にとってはその世界が現実なんだろうけど僕にとってはそういうことだね。それにしてもこんな装備で山に登るとか正気? それともどっかで荷物落としたとか?」
PC「さあ?」
PL「え?」
PC「生憎と記憶が曖昧でね...... OPの内容くらいしかわからないんだ」
PL「おい、メタ発言やめろ」
PC「次からは気をつける。それじゃあこの部屋は一通り見て回ったし、先に行こうよ」
PL「かわいいお花だな、チュートリアルさんかナビ役かな?」
PC「親切だね」
ドゥン(被弾音) HP20→HP1
PL&PC「」
PL「えっ、これなん、はじっ、」
PC「囲まれたんだけどどうするの」
PL「ああああ」
PC(諦観)
トゥン(回復音) HP1→HP20
PL&PC「え?」
PL「怒涛の展開に気持ちが追いつかない」
PC「優しそうな人だね」
PL「ついさっき見た目で判断して酷い目にあったんですがそれは」
PC「この人は大丈夫だと思うよ」
PL「確かに(BGM的に)大丈夫そうだけども。警戒を怠らずについて行こうか」
PC「OK」
PL「これがruinsか」
PC「文字通り廃墟だね」
PL「あの光ってるのなに?」
PC「知らないよ」
PL「あ、HPが回復した。セーブもできる」
PC「セーブポイントか」
PL「このテキスト君のことをあなたって言ってるということは別の誰かの主観だよね。......誰?」
PC「ぼくの内心が読める誰かなのは確かだね」
PL&PC「......」
PL「過保護...... めっちゃ過保護...... なんだこの包容力お母さんかよ」
PC「ぼくくらいの小さな子どもへの対応としては普通......いや、やっぱりやりすぎかな、さすがにこれは」
PL「そもそも君は何歳なんだ?」
PC「鏡すら見れてないのにわかるわけないだろう」
PL「それすら記憶に無いのか...... 看板とか壁画とか読めてるんだから10歳くらいかな?」
PC「どうだろう?」
PL「お!戦闘チュートリアルか!本当に親切だなぁ」
PC「今度はこちらからのアクションの取り方だね」
PL「あぁ、今思えばアレも戦闘チュートリアルか...... シンセツダッタナー」
PC「......会話するの? このdummyと......?」
PL「無機物! 喋るのこれ?」
PC「もう少し詳しく......なにそのジョーク」
PL「唐突なジョークは初対面の会話に適さないと思うのですが。......地下世界では普通なんだろうか?」
PC「そうかもしれないね。よし! やってみる!」
PL「まずは調べる! モンスター図鑑とかあるんだろうか?」
PC「さあ? これってかわいいのか」
PL「その文章も君の主観じゃないの?」
PC「ぼくのことをあなたと呼んでいるから違うね」
PL「テキストは全部誰かさん目線なのかな?...... とにかく会話は頼んだよ」
PC「OK! 挨拶してジョーク飛ばせばいいんだよね」
PL「......結構素直だよね君」
PC「?」
PL「ちぐはぐだったね。彼女は喜んでいたようだけど」
PC「初対面で急にジョーク飛ばすのはダメ。ぼく覚えた」
PL「初エンカだね。調べよう」
PC「なんだろうこの説明文? とりあえず声をかければいいのかな?」
PL「そうだね。相手の攻撃を凌いだらお世辞でも言ってみてよ…...ってあー」
PC「まぁ、保護者が近くに居ればこうなるよね」
PL「あれくらいなら1人でも対処できそうなんだけどなぁ」
PC「実際対処するのはぼくなんだけど?」
PL「そしてこのパズルも1人で解かせてくれないのか......でも」
PC「......あったかい」
PL「後ろに居る君を気遣いながら手を引いてくれてるのがすごい伝わってくる......本当に優しい人なんだね」
PC「うん...... とっても優しくてあたたかい人だよ」
PL「走れ!」
PC「待って! 置いて行かないで!!」
PL「何で急に......! てか長いなこの部屋! shift押しながら移動でダッシュとかできないの?」
PC「できないよ!」
PL「1人にするための前準備......ねぇ」
PC「見捨てられたわけじゃなかった......よかった......」
PL「電話も貰ったし、待ってるの暇だからかけてみてよ」
PC「OK」
PL「何この話題の選択肢」
PC「ぼくが思いついた話題もあるけど全部じゃないよ」
PL「これも誰かさんセレクトか...... 彼女の包容力のせいで忘れがちだけど出会って数分の人に振る話題として下2つはアウトだろ......面白そうだし言ってみる?」
PC「きみが言いたいなら言うよ」
PL「冗談だよ。挨拶と質問して時間潰そう」
PC「OK」
PL&PC「なんかいた」
PL「見間違えてなければあの花がいたような気がするのだけど......」
PC「いたね。付いて来てるのかな?」
PL「うわー...... 逆走はマズイかなぁ、どう足掻いてもあれには勝てないし。彼女の所に行こうか」
PC「待っててって言われたけど?」
PL「もう十分待ったから問題ないよ。それに」
PC「それに?」
PL「行動しないと何も変わらない気がする」
PC「なるほどね」
PL「ここからが本当の単独行動だね」
PC「あ、電話だ...... Hello?」
PL「ごめんなさいおとなしく待ってないです」
PC「あぁ、言う前に切れちゃった」
PL「ま、まぁ今までのパズルを見る限り僕らだけでもなんとかなりそうだし大丈夫だ問題ない」
PC「すごく大丈夫じゃなさそうなんだけど......」
PL「なるようになるって! そんなことよりさっきのカエルみたいなやつが居るから話しかけてみようよ」
PC「言葉通じるのかな......」
PL「わかるね...... 何で?」
PC「これも誰かさんが翻訳してくれてるのかな?」
PL「今度こそまともな初戦闘だよね?」
PC「そのはず。調べる?」
PL「もちろん! ってあれ?」
PC「すでに名前が黄色だね」
PL「見てて可哀想になるくらい怯えてるんだけど大丈夫なのこの子」
PC「こちらを攻撃する気も無いみたい」
PL「何でエンカしたんだ...... 慰めてみよう」
PC「OK...... あっ」
PL「逃げたね...... 脱兎のごとく......」
PC「まともな初戦闘ではなかったね」
PL「......」
PC「どうしたの? ってうわぁ!?」
PL「やっぱり落ちるよね」
PC「何でわかってて行かせたのさ!?」
PL「ごめんね、それ以外に道がなかったんだよ」
PC「それならそうと先に言ってよね」
PL「また電話みたいだね」
PC「どっちがいい?」
PL「君の好みはどっち?」
PC「え......? どっちも好きかな?」
PL「そうきたか…... じゃあこっちで」
PC「OK。......何でぼくに聞いたの?」
PL「だって実際に食べるのは君じゃないか」
PC「そう......」
PL「先に言っておくけど多分また落ちるよ」
PC「覚悟はできた」
PL「うわっ、これ覚える系のパズルか...... 苦手なんだよなー」
PC「俯瞰視点でぼくより圧倒的に楽に覚えれるんだから頑張ってよ」
PL「うー...... 了解、頑張るよ」
PC「......ねえ、ぼくあと何回落ちればいいの?」
PL「ごめん! 今度こそ大丈夫!」
PC「それも何回目かな......」
もうすぐ公式日本語版発売だよ! 記憶消したい!