もしもプレイヤーと操作キャラが会話できたら 作:UTPlayer
PL&PC「岩が喋った!?」
PL「え? 何これ? これもモンスター?」
PC「頼んだら動いてくれるみたい」
PL「地下世界は思いも寄らないことばかりだなぁ」
PC「ひねくれてるけど言うことは聞いてくれるね」
PL&PC「......」
PL「随分とまあ斬新な寝た振りだな」
PC「どうする?」
PL「こういう時は伝統的な起こし方があってだな......」
PC「ふむ...... OK、やってみるよ」
PL「行け! ジャンピング・ボディ・プレス!!」
PC「とう!」
PL「はい、戦闘です......曲かっこいいなおい」
PC「すり抜けて落ち葉に顔から突っ込んだぼくに何か言うことは?」
PL「ゴメンナサイ」
PC「ハァ...... とりあえず調べるんだよね?」
PL「うん......あれ? 誰かさんが何言ってるのかわかるみたいだねこの幽霊」
PC「つまり誰かさんは幽霊......?」
PL「なん…だと…ってこの幽霊強い!攻撃避けにくい!」
PC「痛くはないけど大事なものが欠けていく感覚がするから早くなんとかして」
バキッ
PL「ごめん」
PC「あれ? ぼく幽霊と戦ってなかったっけ?」
PL「本当にごめん、記憶は残ってるんだね」
PC「ここネズミの部屋? そう言えば変な夢みたいなの見たんだけど......どうしたのさっきから?」
PL「その夢みたいなのは僕も見た...... いやそうじゃなくて! えーと、君は先程1度死んだんだ。......僕の操作がド下手くそだったせいでね。本当にごめんよ」
PC「......きみってさ、変わってるよね。操作キャラクター(自分の分身)に意見を聞いたり謝るなんて普通しないよ」
PL「そうかな? せっかく会話できるんだからそれくらいは普通じゃない?」
PC「......この話は置いておこうか。それで、いいよ、許す」
PL「え?」
PC「多分ぼくが自分自身で行動してても同じように死んでただろうから。さっきのこともこれからのことも、ぼくはきみに殺されたとは考えないよ」
PL「......君も相当変わってると思うよ。気が楽になった、ありがとう」
PC「別に普通だし......」
PL「さて再戦だ! 励ます連打!!」
PC「この初対面っぽさは......ぼくは蘇ったんじゃなくて時間が巻き戻って死をなかったことにされたのかな?」
PL「今はまだはっきりしないね! 気分が良くなると攻撃の手を緩めてくれるのすごくありがたい......!」
PC「感想か......いいんじゃない?」
PL「日本語だと何が面白いのかわからないところが偶にあって少し悲しい...... よし! 突破だ!」
PC「なんとかなったね」
PL「カエルがいっぱい」
PC「F4でフルスクリーンって......このゲームのハードってパソコンだったんだ」
PL「君の世界にもパソコンってあるんだね」
PC「ぼくの常識とか考え方はかなりきみに影響されているから多分としか言えないけどね」
PL「え!?」
PC「ぼくはきみの操作キャラクターなんだから当然だろう?」
PL「おっと、これは......」
PC「また落ちるのか......」
PL「何度も悪いね」
PC「ほんっとにこれだけはなれないや」
PL「リボンがあるね......防具か」
PC「着けて」
PL「アッハイ。装備も回復アイテムも惜しみません」
PC「アメはさっき使ったから後はドーナツとサイダーと......今外した包帯だね」
PL「使用済みの包帯って使って大丈夫なのか?」
PC「回復するって誰かさんが言ってるから大丈夫なんでしょ」
PL「その柱の裏のスイッチの色は青色で合ってる?」
PC「暗くて色がわからない」
PL「」
PC「ズルはできないみたいだね」
PL「ナイフか......おもちゃのだけど」
PC「装備する?」
PL「初見のRPGで舐めプできる程の自信はないよ僕。ぼうきれのテキストも気になるし」
PC「そうだね。......なんだこのテキスト」
PL「予想外にも程がある......」
PC「犬が出てくるのかな?」