第零話 転生は突然に
気が付いたら一面真っ白い空間に立っていた。ちなみに目の前には超美人がいる。
うん・・・どうしてこうなった。
落ち着いて思い出すんだ俺。確か散歩に出て、ふら~っとコンビニに寄って帰っている途中で気が付いたら今の状況。うん・・・わからん。
「そろそろよろしいでしょうか。」
いろいろ考えていると声がかけられた。声の主は美人さんだ。
ここには俺と美人さんしかいないので俺に向かって言っているのだろう。
つか、きれいな声だな~。
「どうも。照れますねぇ~」
美人さんが照れくさそうにする。
「えっ!もしかして声にでてた!?」
俺の口ガバガバすぎるだろ・・・。
「いえいえ、声には出てませんよ。心を読んだだけですから。」
さらりとすごいこと言ったよこの人。電波系か?
「電波系じゃありませんよ。申し遅れましたがわたしは女神です。」
また読まれた・・って女神!?いやいやいや冗談でしょ・・・まじ?
「はい、まじです。」
そういいながら女神さま?は背中から翼を出して浮かぶ。神聖っぽいオーラまで出てる。
うん、本物だ。
普通は疑うかもしれないが何故か本物の女神様だって俺は確信した。なるほどだから心読むとかできんのか。
「信じてもらえてなによりです。やっと話を進められます。あっ、心を読む力はオフにしときますね。不快な思いをさせたのならすいませんでした。」
なにこの女神様。俺なんか気遣ってくれるとかまじ女神。
「いえいえ、気にしないでください。」
俺がそう返すとなら良かったといい、女神様は話を進める。
「まず最初にいうことがあります。あなたは死にました!」ドヤァ~
何このかわいいドヤ顔。萌え死ぬわ俺。ん?今なんつった?俺が死んだ?
顔から血の気が引いた気がする。今の俺はひどい顔をしているだろう。
そしておれがとった行動は
「すいませんでしたー!」
スライディング土下座である。
「えっ?」
女神様はきょとんとする。可愛いな~。じゃなくて、なぜ驚いてるんです?まぁいい。
「女神様と知らなかったとはいえ数々のご無礼、本当に申し訳ありませんでした。」
俺はさらに謝罪を続け、頭を地面にこすりつける。
「ど、どうしたんです!?急に」
どうしたもこうしたもない。
俺は死んで目の前には女神様。
つまり俺は今おそらく見定められているのだろう。天国にふさわしいかどうかを。
クッソまずった!まさか死んでいるとは思わなかった。そもそも女神様に土下座文化が通じるのか?
「わかりますよ、はい。」
良かった通じるようだ。あれ?心読まれた?
「すいませんが心を読ませていただきました。なるほど、そういうことでしたか。」
頭上から女神様が声をかけている。
俺は頭を地面にこすりつけているため表情はわからない。
オコッテナイトイイナー(泣)
「顔をあげてください。見定めとかじゃありませんから。」
「えっ!?」
俺は思わず顔をあげた。すると女神さまは何がおかしいのかお腹をかかえて笑っていた。
「あなたみたいな人は初めてですよ。まさか死んだといわれて、即座に謝るなんて。」
あーお腹痛いといいながら目元の涙を拭う女神様。俺?おれは( ゚д゚)ポカーンだよ。
しばらくすると落ち着いたのか話し始めた。
「いいですか。最初から説明しますよ。あなたはトラックにひかれ死んでしまいました。」
「そうだった・・・確か子供がひかれそうになっているのが見えて・・・」
「はい、あなたはその子を助けようとその子をかばってひかれました。」
「あの子は助かったんですか?」
「重症ですが命の危険はありません。」
よかったよかった。命落としたのに死にましたとかじゃなくてよかったよ。
「ずいぶん落ち着いていますね。死んだというのに。ここに来る人は皆それぞれ多少は反応するのですが。」
「えっ?いやいやいや、だってさっきも死んだって言われましたし、それに・・・」
「それに?なんです?」
「子供助けて死ぬなんてヒーローみたいでかっこいい死に方じゃないすか。俺はそれで満足ですよ。」
これは俺の本心だ。かっこよく死ねたんだから悔いはない。あるとしたら童貞のままということである。(泣)
女神様はというと一瞬驚いた後にクスリと笑った。
「そうですか。では、本題に入りますよ。あなたには転生してもらうことになりました。」
「転生っつーとあれですか。輪廻の輪がどうとかってやつですか?」
「ん~~正確に言うと違いますがまぁ、そんな感じです。ちなみに転生につきまして特典をつけさせていただきます。」
特典?なんだそりゃ?とりあえずなんかもらえんのか?
「特典ってなにがもらえるんです?」
「アニメや漫画などの能力や自分が欲しいものなどなんでもです。」
えっ!それってかなりすごくね?
「頭がよくなりたいとかでもいいんですか?」
「はい、もちろんです。」
まじか・・・うーん。
「決まったらおs「決めました」はやいですね!」
「では要望をどうぞ」
女神様がメモ帳を取り出す。神様でもメモってとるんだなぁ。
「じゃあ、顔をそこそこのイケメンにして頭をよくしてください」
「はいはい、一つ目は了解しました。次どうぞ。」
えっ!顔と頭よくとか贅沢いったのにまだもらえるの?
「まだもらっていいんですか?」
「はい、この程度でしたら特典にすら入らないレベルなので」
まじか・・・女神様すげぇ。驚いてばっかだな俺。
「え~と、じゃあ基本的に何でも平均以上にできて、丈夫で健康的な体が欲しいです」
欲張りすぎか?でもこれが通れば家事一般全部できるんだよなぁ~。チラッチラッ
「はい、了解しました。」
通っちゃったよ。ここまで来たらえーいままよ。
「お金もほしいです(ボソッ」
「はい、了解しました。」
ヒャッハアアアアアアアアアアア完璧に勝った。
「これだけでいいんですか?もっとアニメの能力とかでもいいんですよ?」
これだけ?いやいや十分でしょ。能力?日常生活に必要ないでしょ。アニメとかの世界に行くわけでもあるまい。
「大丈夫だ。問題ない。」
女神さまがすっごい微妙な表情している。なんかしただろうか?もしかして今のテンションが上がって敬語使い忘れたの怒ってる?まずいまずい特典なくされたらどうしよう。ガクガクブルブル
そうだ、気が変わらないうちに転生させてもらおう。そうしよう。ならば善は急げだ。
「すぐに転生させてもらうことは可能ですか?」
「可能ですけど・・・」「お願いします!」
「本当によろしいので?」「はい!」
よし。食い気味になってしまったが何とかなりそうだ。
「では転生する世界にあなたを送ります。」
そういって女神様が俺に手をかざす。すると俺の体は光に包まれ・・・床が開いて落ちた。
「ギョエエエエエエエエエエエエェェェェェェ」遠ざかっていく声
「ふぅ、成功ですね。能力は私が多少強化しましたが大丈夫でしょうか。彼が行く世界は・・・」
心配そうに女神は手元の資料に目を落とす。
クレミ ユウジ
【暮見 雄二】 16歳 男
転生先 『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』
光に包まれたのはきっと能力付与です。
おそらく意味はあると思います。
週1ぐらいでこうしんできたらいいな(願望)
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