加賀の記録   作:haya1103

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レ級「早ク始末シニ行ッタラドウダ?」

斬棲姫「イヤ、姉サンハココニクル」

斬棲姫「必ズ、一人デナ」

レ級「へへへ、楽シミダ」

斬棲姫「アァ、貴様マハ手ヲ出スナヨ?」

レ級「ワカッテル、援軍ガキタラ暴レルサ」

斬棲姫「フフフフ、楽シミネ」


さようなら、姉さん(後編)

姉さん!早く早く!

 

そんなに急がなくても大丈夫よ!

 

綺麗な花ね!姉さんみたい!

 

土佐も綺麗よ?

 

えへへ///

 

 

 

 

姉さん!助けて!

 

痛い!いや!

 

姉さん!

 

 

土佐!

 

土佐!!土佐!!!

 

 

 

ガバッ!

 

加賀「土佐!うぐっ....」ズキッ

 

赤城「......」スヤスヤ

 

加賀「......土佐....」

 

加賀(私が....終わらせないと....)

 

赤城「.........」ネムネム

 

加賀「.....赤城さん。ごめんなさい。さようなら。」スゥ

 

 

フラァ

 

ガチャ

 

バタン

 

 

 

 

ザザァー

 

チラ

 

加賀「良い朝日ね。最後になるかしら」ジワァ

 

加賀「なぜ...?不思議と涙が出るわね。」ポロポロ

 

加賀「ふふふ、一人も悪くないわね」

 

 

 

 

〜鎮守府〜

赤城「はっ!寝ちゃいました。ん?」

 

シーン

 

赤城「加賀さん?加賀さん!」ポチ

 

提督「こちら職務室。どうした?」

 

赤城「うぅぅ....提督!うっ...大変で....ひぐ....す....加賀さんが....加賀さんが!」

 

提督「赤城か!?加賀がどうした!」

 

赤城「うぅぅぅ....居ないんです.....」

 

提督「なんだと!」

 

 

 

 

夕張「やはり、加賀さんの艤装がなくなっていました」

 

明石「まだ整備終わってないのに....」

 

夕張「それに、艦載機の矢を一本も持って行ってないんです」

 

提督「なんだと!それじゃあまるで!自殺じゃないか!」

 

明石「.....恐らく」

 

 

提督「くそっ!支援で出せる艦は!」

 

 

明石「昨日の部隊からは、瑞鶴さんが、他は長門、陸奥、飛龍、蒼龍が....」

 

 

提督「構わん!早く支援に!」

 

赤城「提督!私も行かせてください!」

 

提督「赤城!お前はまだ修復が...」

 

赤城「構いません!私の責任でもあります!加賀さんをもう一人にはできない!」

 

提督「わかった...私も行く」

 

赤城「!了解です。行きましょう!」

 

 

 

赤城(加賀さん....どうかご無事で)

 

 

 

 

 

斬棲姫「フフフ、待ッテイタワ。姉サン」

 

斬棲姫「他ノ輩モイナイカラ、二人キリヨ」

 

加賀「土佐....」

 

斬棲姫「ヤメロ!イチイチ頭ガ痛クナル!」バシッ!!

 

加賀「っつ....」

 

加賀「土佐、私は今でも貴方が好きよ」

 

斬棲姫「ウッ」ズキッ

 

加賀「覚えてる?よく二人で家の裏山の花を見に行ったわね。」

 

斬棲姫「クッ」

 

加賀「一緒に花冠作って、とても楽しかったわね」スゥ

 

斬棲姫「ヤメロ!クルナ!」

 

加賀「もう一度戻っておいで?もう一人にはさせないわ」

 

斬棲姫「クルナ!」スチャ

 

加賀「!!それはあの士官が貴方を撃った銃....」

 

斬棲姫「クルナ!」

 

加賀「もう一人にはしないわ」

 

斬棲姫「ヤメロ!頭ガ....痛イ!クルナ!」

 

加賀「おいで....土佐?」

 

斬棲姫「ウァァァ!」グッ

 

パンッ!

 

加賀「うぐっ!」ヨロッ

 

加賀「土佐が撃たれたのも...足だったわね」

 

斬棲姫「クルナ!クルナ!」

 

パンッ!

 

加賀「うっ!特殊弾....こんなに痛い思いをしたのね...」ヨロッ

 

斬棲姫「ナンデ?ナンデ歩ケル!」

 

加賀「もう大丈夫よ。土佐」ニコッ

 

斬棲姫「ウァ!沈メ!沈メ!」

 

パンッパンッパンッパンッ!!

 

カキンカキンカキン

 

ザパーン

 

斬棲姫「ハァ....ハァ....弾切レ....沈ンダカ....ハハ!」

 

斬棲姫「アハハハ!アノ鎮守府....皆殺シにシテヤル。レ級!」

 

レ級「ヤットカ、随分手コズッタナ」

 

斬棲姫「フン。壊シニイクゾ」

 

レ級「了解!」

 

 

 

 

ゴポポ

 

ゴポン

 

 

加賀(沈む....母さん....弟...土佐を救えなかった....)

 

加賀(暗いわね。寂しい....赤城さん、いつも側に寄り添ってくれてありがとう私の分も生きて)

 

加賀(提督....光を失った私を救ってくれてありがとう....貴方に伝えたいことがあるのよ....)

 

加賀(いえ....もうどうでもいいことね。さようなら。みんな...」

 

 

?「加賀、貴方はまだ生きなきゃダメよ。」

 

加賀(誰....?.お母さん!?)

 

弟「お姉ちゃん!早く土佐姉ちゃんを連れ戻して!」

 

加賀(.....!)

 

母「加賀、土佐をよろしく頼むよ。」

 

カッ!!

 

加賀(!!この艤装は!)

 

母「私達にできるのはこれくらいよ。」

 

弟「加賀姉ちゃん!最後に会えてよかった!」

 

母「私らはいつでも見守ってるからねぇ。自慢の娘だよ。」

 

加賀(うぅ...お母さん...)

 

母「さぁ行っておいで」

 

弟「じゃあね!」

 

加賀(.....うん!)

 

 

 

 

 

 

 

提督「遅かった....」

 

 

赤城「加賀さん!」

 

飛龍「嘘....」

 

蒼龍「そんなはずない!」

 

瑞鶴「.....くっ」

 

長門「.....残念だ」

 

 

陸奥「長門姉、敵が迫ってるわ....」

 

 

斬棲姫「ワザワザ死ニキタノカ?」

 

レ級「へへへ、ドウセ皆殺シダ」

 

コポ

 

瑞鶴「....ん?」

 

 

コポコポ

 

 

瑞鶴「....なに?」

 

 

ザパァ!!

 

 

赤城「.....!!、加賀さん?」

 

長門「その艤装は!」

 

飛龍「戦艦?」

 

加賀「みんな、ありがとう。土佐を連れ戻して見せるわ」

 

提督「加賀!」

 

赤城「加賀さん!」

 

加賀「赤城さん...」

 

赤城「馬鹿!勝手にいなくなって!」

 

加賀「ごめんなさい」

 

提督「よく戻ってくれた。土佐を頼めるか?」

 

加賀「お任せください。」

 

提督「よし、艦隊!我々は深海棲艦隊を抑えるぞ!」

 

「了解!」

 

 

加賀「土佐、今助けるわ」チャキン!

 

斬棲姫「クッ!刀カ、イイダロウ!」チャキン!

 

加賀「いつまでも、土佐に取り憑かないで!」ダッ

 

斬棲姫「ウルサイ!」ダッ

 

 

ガキン!

 

加賀「くっ!」ズドン!

 

 

ズガン!

 

斬棲姫「クッ!」ボロ

 

 

ガキン!

 

 

キン!

 

ガキン!

 

 

ズドン!

 

ズガン!

 

加賀「つっ....」ボロ

 

(傷口が開いた....長くは持たないわ)

 

 

斬棲姫「ハァ....ハァ....終ワリヨ!」ビュン!

 

加賀「土佐から、離れなさい!」ビュン!

 

 

 

 

 

ズバッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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