fate/stay night 夢よ永遠に   作:fate信者

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3日連続は疲れた。
これを最後にちょっと遅くなると思います。
では、どうぞ!


魔術師 遠坂凛

「え……マス……ター?」

 

「」

 

少女は何も言わず、静かに俺を見つめてくる。

この状況、外ではあの男が隙あらば襲いかかってくる状況を忘れる程、目の前の少女は特別だった。

自分だけ時間が止まったかのよう。

先程まで体を占めていた恐怖は消え、今はただ、目の前の少女だけが視界にある。

 

「サーヴァント・セイバー、召喚に従い参上した。マスター、指示を」

 

二度目の声。

彼女がしゃべり終えると

 

「っ!」

 

左手に痛みが走った。

熱い焼きごてを押されたような、そんな痛みが。

思わず左手の甲を押さえる。

 

「これより我が剣は貴方と共にあり、貴方の運命は私と共にある。

ここに契約は完了した」

 

「な、契約って、なんの!?」

 

俺にだって契約と言うモノがどんなモノかぐらいは知っている。

少女は俺の問いに答えず、顔を扉の方に向けた。

その奥に、未だ槍を構えた男がいた。

 

「」

 

まさか、と思うより早かった。

少女は、躊躇うことなく土蔵の外へと身を出した。

 

「!」

 

体の痛みも忘れ、立ち上がる。

いくらあんな物騒な格好をしていようと、少女は俺より小さな女の子なんだ。

 

「士郎!」

 

アルトねぇが扉の前に出る。

俺を外に出さない様に

 

「退いてくれ! あのままじゃあの子が死んでしまう!!」

 

「いいえ、大丈夫です、士郎。外を見て見なさい」

 

アルトねぇは優しい口調で言った。

そして、俺はアルトねぇの言葉通りに外を見てみると

 

「な」

 

我が目を疑う。

今度こそ頭が真っ白になる。

 

「なんだ、あいつ」

 

響く剣戟。

月は雲に隠れ、庭は元の闇に戻っている。

そのなかで火花を散らす鋼と鋼。

土蔵から飛び出した少女は男の槍を一撃で払いのけ、更に繰り出される槍を弾き返す。

その度、男は後退する。

 

「」

 

信じ、られない

セイバーと名乗った少女は、間違いなくあの男を圧倒していた。

 

「大丈夫だったでしょ? 士郎」

 

アルトねぇは少し胸を張って言った。

俺は何で見ず知らずの少女を助けようと思ったのだろう。

そんなの決まってる。

俺はアルトねぇに似た少女を殺されたく無かったんだ。

 

「さあ、士郎。怪我の治癒を行います座って下さい」

 

アルトねぇはそう言い俺の怪我の治癒を行う。

俺はその間も少女と男の戦いを見ていた。

男は少女に向かって言葉を吐く。

 

「卑怯者め、自らの武器を隠すとは何事か…!」

 

少女の猛攻を捌きながら、男は悪態をつく。

 

「」

 

少女は答えず、更に手にした『何か』を打ち込む。

 

「テメェ!」

 

男は反撃もままならず後退する。

なにしろ少女が持っている武器はみえないのだ。

相手の間合いが判らない以上、無闇に攻め込むのは得策ではない。

少女は『何か』を持っている

それの形状や長さが判らなくては反撃も出来ない。

 

「どうしたランサー。止まっていたは槍兵の名が泣こう。そちらが来ないのなら、私がいくが」

 

「…は、わざわざ死にに来るか。それは構わんが、その前に一つだけ訊かせろ。

貴様の宝具、それは剣か?」

 

ぎらり、と。

相手を射抜く様な視線を向ける。

 

「さあどうかな。

斧かも知れぬし、槍かも知れぬ。いや、もしや弓かも知れんぞ、ランサー?」

 

「く、ぬかせセイバー」

 

それが本当に可笑しかったのか。

ランサーと呼ばれた男は槍を僅かに下げる。

 

「ついでにもう一つ訊くがな。お互い初見だしよ、ここいらで分けって気はないか?」

 

「」

 

セイバーは無言で男を睨む。

 

「悪い話じゃないだろう? そら、あそこで惚けているオマエのマスターは使い物にならんし、オレのマスターは姿を現さねえ大腑抜けときた。

ここはお互い、万全の状態になるまで勝負を持ち越した方が好ましいんだが」

 

少女は一瞬の考えも無しに。

 

「断る。貴方はここで倒れろ、ランサー」

 

「チッ、そうかよ。ったく、こっちは元々様子見が目的だったんだぜ?サーヴァントが出たとあっちゃ長居する気は無かったんだが」

 

ランサーの姿勢が低くなる。

同時に巻き起こる冷気。

 

「宝具!」

 

少女は『何か』を構え、目前の敵を見据える。

 

「……その心臓、貰い受ける!」

 

男が地を蹴る。

ランサーは瞬間移動のように少女の前に現れ、その槍を、彼女の足下目掛けて繰り出した。

 

「」

 

それは、俺から見てもあまりにも下策だった。

下段に投げた槍で、更に足下を狙うなど少女に通じる筈がない。

事実、彼女はそれを飛び越えながらランサーを切り伏せようとしている。

瞬間。

 

刺し穿つ(ゲイ)

 

槍は言葉と共に、

 

死棘の槍(ボルク)

 

下段に放たれた槍は、少女の心臓に向かっていく。

 

「!?」

 

浮く体。

少女は槍によって弾き飛ばされ、大きく放物線を描いて地面へと、着地した。

 

「はっ、く!」

 

…血が流れている。

いままで掠り傷一つ負わなかった少女は、その胸を貫かれ、大量の血を流していた。

 

「呪詛…いや、今のは因果の逆転か!」

 

…驚きはこちらも同じだ。

いや、遠くから見ていたぶん、彼女以上に今の一撃が奇怪な物だったと判る。

槍は、確かに少女の足下を狙っていた。

それが突如軌道を変え、あり得ない形、あり得ない方向から、少女の胸を貫いた。

 

「はーーぁ、は」

 

少女は乱れた呼吸を整えている。

あれだけ流れていた血は止まって、穿たれた傷は塞がっていく。

ランサーはぎり、と。

ここまで聞こえるほどの歯軋りを立てて少女を睨む。

 

「かわしたなセイバー。我が必殺のゲイ・ボルクを」

 

地の底から響く声。

 

「っ!? ゲイ・ボルク…御身はアイルランドの光の御子か!」

 

ランサーの顔が曇る。

先程までの敵意は薄れ、ランサーは忌々しげに舌打ちをした。

 

「…ドジった。こいつを出すからには必殺でなけりゃヤバいってのにな。全く、有名過ぎるのも考え物だ」

 

重圧が薄れていく。

ランサーは傷ついた少女に追い討ちをかけることもせず、あっさりと背中を向け、庭の隅へ移動した」

 

「己の正体を知られた以上、どちらかが消えるまでやりあうのがサーヴァントのセオリーだが…あいにくうちの雇い主は臆病者でな。槍がかわされたのなら帰ってこい、なんてぬかしやがる」

 

怠そうに言った。

そこにセイバーは、

 

「逃げるのか、ランサー」

 

挑発とも取れる言葉を吐いた。

 

「ああ、追ってくるのなら構わんぞセイバー。

ただし、その時は、決死の覚悟を抱いて来い」

 

トン、という跳躍。

ランサーは塀を飛び越え、止める間もなく消え去った。

 

「待て、ランサー!」

 

胸に傷を追った少女は、逃げた敵を追おうとして走りだす。

 

「バ、バカかアイツ!」

 

全力で庭を横断しようと走りだす直前で。

 

「大丈夫です。士郎」

 

アルトねぇに止められた。

一体何が大丈夫なんだ!

このままではアイツはランサーを追って、殺されるのがおちだ。

と、思っていたが。

塀を飛び越えようとした少女は、跳ぼうと腰を落とした途端、苦しげに胸を押さえて止まった。

 

「くっ!」

 

傍らまで走り寄って、その姿を観察する。

いや、声をかけようと近寄ったのだが、そんな事は彼女に近づいた途端に忘れた。

俺より何歳か年下のような少女は、その、とんでもない美人だった。

月光に照らされた金の髪は、砂金をこぼしたようにきめ細かく。

まだあどけなさを残した顔は気品があり、白い肌は目に見えて柔らかそうだった。

見とれている間、少女は胸に手を当てていた。

痛みが引いたのか、少女は胸から手を離して顔をあげる。

真っ直ぐにこちらを見据える瞳。

そして、気づいた。

 

「…傷が、なくなっている?」

 

心臓を外したとは言え、槍で胸を貫かれて外傷がない。

…治癒の魔術を使ったとしてもそんな直ぐに治る傷でも無かった。

そして、治癒の魔術を使われた気配はなかった。

つまりコイツは、傷を受けようが勝手に治ると言う事か。

 

「っ!」

 

コイツはなにかとんでもないヤツだ。

正体が判らないまま気を許していい相手じゃない。

 

「お前は、何者だ」

 

半歩後ろに下がって問う。

 

「? 何者もなにも、セイバーのサーヴァントです。

…貴方が私を呼び出したのですから、確認をするまでもないでしょう」

 

「セイバーのサーヴァント?」

 

俺は判らない単語を言う。

彼女は俺が理解したと思ったのだろう。

話を続けていく。

 

「はい。ですから私の事はセイバーと」

 

さらりと言う。

その口調はかたぐるしいのに穏やかだった。

 

「そ、そうか、変な名前だな」

 

「…俺は士郎。衛宮士郎っていって、この家の人間だ」

 

俺は自分の名前を言って、後ろにいる自分の姉のそんざいに気づいた。

 

「で、こっちが俺の姉の衛宮アルトレアって言うんだ」

 

どうかしてる。

なんか、さらに間抜けな返答をしてないか俺。

でも、相手が名前を言ったのだから、コッチも言わないと。

 

「」

 

少女…セイバーは変わらず、やっぱり眉一つ動かさず、アルトねぇを見ている。

どういう事だ?

アルトねぇは眉一つ動かさずセイバーを見ている。

 

「セイバーはアルトねぇと面識があるのか?」

 

俺はセイバーに問う。

 

「いいえ、初めてです。ですが、なぜか他人のように感じれなくて」

 

なるほど。

確かに顔は似ていると思う。

たまに在るんだよな。

自分とそっくりな人がいると他人とは感じれない時って有るもんな。

 

「そして、貴方は正規のマスターではないのですね」

 

「えっ?」

 

「しかし、それでも貴方は私のマスターです。契約を交わした以上、貴方を裏切りはしない。そのように警戒する必要はありません」

 

「う?」

 

彼女が何を言っているのか聞き取れてるクセにちんぷんかんぷんだ。

 

「それは違う。俺、マスターなんて名前じゃないぞ」

 

俺はセイバーの言葉に反論する。

 

「それではシロウと。ええ、私としては、この発音の方が好ましい」

 

唐突に俺の左手に痛みが走った。

左手には赤いおかしな紋章が刻まれていた。

 

「な」

 

「それは令呪と呼ばれるモノですシロウ。

私たちサーヴァントを律する3つの命令権であり、マスターとしての命でもある。無闇な使用は避けるように」

 

「シロウ、傷の治療を」

 

冷たい声で言う。

その意識は俺にではなく、塀の向こう側に向けられていた。

 

「待て、まさか俺に言っているのか? アルトねぇは出来るが、俺は出来ない。それにもう治ってるじゃないか、ソレ」

 

セイバーは僅かに眉を寄せ

アルトねぇの方を向き。

 

「では、アルトレア。傷の治療をお願い出来ますか?」

 

アルトねぇは二つ返事で治療を開始する。

治療が終わるとセイバーは塀を飛び越えていく。

アイツは一体何をしてるんだ?

まさか、外にまだ敵がいるのか?

そう思った瞬間に俺は走り出していた。

 

「はっ、は、は!!」

 

門まで走って、そのまま外に出る。

 

「セイバー、何処だ!?」

 

暗闇に目を凝らす。

こんな時に限って月は隠れ、あたりは闇に閉ざされている。

 

ガキン

 

すぐ近くで物音がした。

 

「そこか!」

 

人気のない小道に走りよる。

見覚えのある赤い男とセイバーが対峙している。

セイバーは躊躇う事なく赤い男へと突進し、一撃で相手の体勢を崩して

たやすく赤い男を切り伏せた。

トドメとばかりに腕を振り上げるセイバー。

が、赤い男は首を落とされる前、強力な魔術の発動と共に消失した。

セイバーは止まらない。

そのまま、男の奥にいた相手へと疾走し、

そして、敵が放った魔術を、消滅させた。

 

「な」

 

強いとは知っていたが、圧倒的すぎる。

今の魔術は、俺なんかじゃ足下にも及ばないほどの干渉魔術だ。

あれだけの魔術をノータイムで行うなど、一流の魔術師でも可能かどうか。

だが、そんな達人クラスの魔術でさえ、セイバーは無効化させた。

敵は魔術師なのか、それで勝負はついた。

魔術師の攻撃はセイバーには通用せず、セイバーは容赦なく魔術師に襲いかかる。

どん、と尻餅をつく音。

奇跡的にセイバーの一撃をかわしたものの、敵はそれで動けなくなった。

 

「や、やめ」

 

セイバーが人を殺して帰り血を浴びている姿が一瞬で想像できた。

 

「やめ、ろぉ」

 

体が震える。

セイバーが持っている『何か』で、相手の喉を貫こうと。

 

「止めろセイバー!!!!!」

 

精一杯、力の限り叫んだ。

喉がかすれ最後の部分は聞こえなくなっていただろう。

だが、セイバーの剣がとまる。

 

「…止めろ。頼むから止めてくれ、セイバー」

 

セイバーを睨みつけながら言った。

彼女を止めるのなら全力で挑まなければいけない。

 

「何故止めるのですシロウ。彼女はアーチャーのマスターです。ここで仕留めておかなければ」

 

違う、セイバーはやっぱり止まる気なんてない。

俺が言っているから止めているだけで、直ぐにでも、剣を振るおうとしている!

 

「だ、だから待てって! 人の事をマスターだとか言ってるけど、こっちはてんで解らないんだ。俺をそんな風に呼ぶんなら、少しは説明するのが筋ってもんだろう!」

 

「」

 

セイバーは答えない。

静かに俺を見据えて佇むだけだ。

 

「順番が違うだろ、セイバー。俺はまだお前が何なのか知らない。けど話してくれるなら聞くから、そんな事は止めてくれ」

 

「」

 

セイバーは黙っている。倒れこんだ相手に剣を突きつけたまま、納得いかなげに俺を見据える。

 

「そんな事、とはどのような事か。

貴方は無闇に人を傷つけるな、などという理想論をあげるのですか」

 

「え?」

 

「つまり貴方は、敵であれ命を絶つなと言いたいのでしょう?そのような言葉には従いません。敵は倒すモノです。それでも止めろと言うのであれば、令呪を以て私を律しなさい」

 

セイバーは何か勘違いをしていないか?

俺はそんな事を言いたいワケじゃない。

敵から攻撃してきたら、その時は倒すだけだ。

 

「セイバー、それは違います。士郎が言いたいのは女の子が剣を振って怪我でもしたら大変と言いたいのです。まったく、士郎は説明が下手ですね」

 

アルトねぇの発言に俺は首を縦にふる。

 

「」

 

途端に毒気を抜かれたように、ポカンとセイバーは口を開けた。

そんな状態のまま、どれくらいの時間が過ぎたのだろう。

 

「…で?何時になったら剣を下げてくれるのかしらね、セイバーさんは」

 

唐突に、尻餅をついていた誰かが言った。

 

「!」

 

咄嗟に剣に力を込めるセイバー。

 

「諦めなさい。敵を前にして下げる剣は有りません」

 

「貴女のマスターは下げろって言っているのに?へぇ、セイバーともあろうサーヴァントがマスターに逆らうっていうんだ」

 

「」

 

ぎり、と歯を噛んだ後。

セイバーは剣を下げ、手のひらから力を抜いた。

それで剣は仕舞われたのか、セイバーから殺気が消えた。

 

「そ。なら立ってもいいのよね、わたし」

 

尻餅をついていた誰かが立ち上がる。

ぱんぱん、とお尻を叩いているあたり、ふてぶてしい。

ん? ちょっと待て。

あーあ、とばかりに不貞腐れているのは、その、間違いなく。

 

「お、おまえ遠坂!?」

 

「ええ。こんばんは、衛宮くん」

 

にっこり、と極上の笑みで返してくる遠坂凛。

 

「ああ、いや、だから、さっきの魔術は遠坂が使ったって事だから、つまり?」

 

「魔術師って事でしょ?ま、隠す必要もないわよね?」

 

だから、そうもはっきり言われると訊いているこっちが間抜けみたいじゃないか。

 

「いいから話は中でしましょ。どうせ何も解ってないんでしょ、衛宮くんは」

 

さらりと言って、遠坂はずんずん門へと歩いていく。

 

「え? 待てって遠坂、なに考えてんだお前!?」

 

振り向いた遠坂の顔は、さっきまでの笑顔とは別物だった。

 

「バかね、いろいろ考えてるわよ。だから話をしようって言ってるんじゃない。

衛宮くん、突然の事態に驚くのもいいけど、素直に認めないと命取りって時もあるのよ。ちなみに今がその時だとわかって?」

 

じろり、と敵意を込まれて睨まれる。

 

「っ!」

 

「分かればよろしい。それじゃ行こっか、衛宮くんのおうちにね」

 

そう言って遠坂は門の中に入っていく。

 

~~~

 

で、なんでか不思議な状況になってしまった。

目の前にはずんずんと歩いていく学校のアイドル、一応憧れていた遠坂凛がいて、

背後には無言で付いてくる金髪の少女、自らをサーヴァントと名乗るセイバーがいて、

隣には俺の姉のアルトねぇがいる。

 

「」

 

俺は黙りながら遠坂の後ろについていく。

そんな中で

 

「士郎、彼女達を家に入れるのは仕方有りませんが、イリヤをどうしましょうか?

急に家に知らない人が居たら、魔術で攻撃するかも知れませんよ。

しかも、女性ですから尚更暴走するかも知れません」

 

と、我が姉のアルトねぇが言ってきた。

確かに昔、女の子の友達を家に連れて来たら、イリヤが暴走して魔術を使ってたな~

まあ、その後は、親父が記憶を消してくれたから大惨事にはならなかったけど…。

直ぐに魔術を使うクセは止めて欲しいな。

 

「その時はそん時だ。最悪遠坂だけ守れば何とかなるだろう」

 

「ええ、その時は凛だけを守ります」

 

ん? 俺、遠坂の名前言ったけ?

まあ、いいや。

 

「へぇ、結構広いのね。和風っていうのも新鮮だなぁ。

あ、衛宮くん、そこが居間?」

 

「」

 

考えるのはここまでだ。

後は、遠坂から話を聞こう。




すいません
長すぎました。
僕はもう疲れました。
セイバーとアルトねぇの区別がつかないので、セイバーのシロウはカタカナでアルトねぇの士郎は漢字です。覚えてくれたら幸いです。
次回の投稿は遅くなるとおもいまふ。

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