デジモン×デジモン~リ:デジタイズ・アドベンチャー~   作:行方不明

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文字数少ないせいで予定より話数が増えそう……というか増えた。
まとめたほうがいいのかなぁ。
あ、レポートは終わりました。

まあ、そんなこんなで第四話どうぞ。


第四話 ~行動開始!異世界の冒険!~

壮大な話し合いの末、ようやくお互いの状況を正しく認識した二人。まあ、未来から異世界へ変わった程度で帰る方法という意味で大した違いはないかもしれないのだが。

そうなると、コロシアムで会った少年は別の世界の太一かもしれない。そう思うとなんだか不思議な感じがした。話し合いが終わり、ひとまずの休憩をしていたところに太一のアグモンが帰ってきた。

 

「ダメだったよ~。他のエリアを守っていたみんなもいなかった。」

 

「いなかった?」

 

「うん。みんなに連絡を取ってみたけどダメだった。」

 

話の内容から、どうやら太一の仲間の仲間達と本当に連絡が取れなくなっていることが伺えた。太一は厳しい表情で唸っている。いつまでもこうしては居られない。帰る方法が分からない以上、何かしら動くべきだ。その旨を太一へ伝えることにする。アグモンたちはお互いに話し合っている。アグモン同士通じることがあるのかもしれない。

 

「太一。いつまでもここには居られないし、そこら辺を探してみない?なんか手がかりあるかも!」

 

「分かっている。今回のことはここ数日のデジタルワールドの異変と関係あるかもしれない。悪いけど……手伝ってくれるか?」

 

「「「オッケー!」」」

 

最後の確認は本当に確認にしかならなかったらしく、全員が声を上げた。元の世界に帰るために、世界は違えどデジタルワールドの平和のために。タイガとアグモンは太一達に協力することにしたのだ。

 

 

 

 

 

「え?メールできないの?」

 

バラバラに行動して、情報が手に入ったら、お互いにメールしよう。そう言ったとこで躓いた。太一のデジヴァイスにメールする機能はなかったのだ。

 

「へー。異世界のデジヴァイスにはメールする機能が付いているのか!」

 

便利だなぁと。その事実に驚く太一だったが、そもそも機械音痴の太一では自身のデジヴァイスに付いていても使いこなせる訳が無いのである。周りが進歩した技術を使っていると、使っていない少数が迷惑をかけてしまう。アナログ人間の辛いところである。結局、合流できる見込みがないので、一緒に行動することになった。

 

「うーん?こっちに居ることは確かなんだけどな~」

 

デジヴァイスの赤い反応を見ながら進む。先程、太一のデジヴァイスに仲間のデジヴァイスの反応があったのだ。ちなみにそれを知ったタイガは便利だなぁと考えている。自身のデジヴァイスには、マップ機能という数倍進んだモノがついているくせに。ちなみに異世界のせいなのか、マップはエラー表示で使うことができなかった。

 

「と言っても森の中だしよく見えないんだけどホントに合っている?」

 

「多分……大丈夫なはず!」

 

自信なさげだね~。と軽口を叩きながら進んでいるとアグモンがごね始めた。

 

「タイガ~!お腹減った~」

 

「太一~!僕も~」

 

ダブルアグモンズの口撃に自身の空腹を意図的に感じないようにしていた太一は困っている。どこかに食べ物はないか……そう探している傍でタイガがデジヴァイスを操作し、大きな肉を取り出してアグモンズに食べさせたのだ。食べさせている傍らで自身も食べ始めていた。もちろん太一にも渡されたのだが、見るからに生肉!と言うことしかできないものをいきなり食べられるはずもない。思わず太一の顔が引き攣る。

 

「それ?なんだ?」

 

「「「肉!」」」

 

何故か初見の太一のアグモンまで答えた。見りゃわかる!そうつっこみたいのを抑えて、原初的な質問を返すことにした。

 

「どっから出したんだ?それ?」

 

「ん?デジヴァイスからだよ?どんな原理かは……わからないんだけどね。」

 

異世界のデジヴァイスって……そう思った太一だったが、これ以上空腹を無視するわけにもいかず、渡された肉を食べ始める。食べながらこんな機能があったなら、三年前の初めの冒険の時も苦労しなかったんじゃ……。なんて異世界のデジヴァイスへの理不尽さを感じながら。

 

「食べた、食べた~」

 

全員が満腹感に浸りながら、歩き出す。普段ならこのままひと眠りしたいところだが、今は一つでも多く情報が欲しいのだ。あまり休んでいる暇はない。すぐにでも出発しようと言う前に目の前の木が吹き飛んだ。全員が臨戦態勢を取る。

 

「デビモン!?なんでデビモンが次元の歪みから!?」

 

黒いモヤに包まれたデビモンが次元の歪みから出てきていたのだ。故に接近に気付けなかった。しょうがないことではあるが、それを言っても始まらない。太一はすぐにアグモンをグレイモンに進化させると応戦させる。

 

「よし!アグモン!僕らも!」

 

「おう!」

 

サイズは小さいが、強さは変化がないことはクワガーモン戦で分かっていた。二対一に持ち込むため、進化のコマンドをしようとして……。突然、消滅するクワガーモンの姿が頭に過ぎった。また、殺すのか。今度こそ、あの夢の世界から帰れなくなるのではないか。そんな不安が頭に過ぎる。

 

「タイガ!危ない!」

 

太一の叫びで顔を上げるとグレイモンがこっちに飛ばされてきていた。アグモンがタイガを押し倒しどうにか避けるがどう見てもグレイモンが押されている。アグモンに指示を飛ばして支援するが、進化させないタイガに不満そうな視線を送る。それでも何かを察してちゃんと指示に従ってくれるあたり感謝してもしきれない。

 

「ベビーバーナー!」

 

すれ違い狭間にベビーバーナーをデビモンの目の前に放る。デビモンはよける必要がないと踏んだのか、回避動作をしなかった。もちろんタイガもそんなものが効くとは思ってもない。本命はこの後。ベビーバーナーに隠れたグレイモンの一撃!

 

「メガフレイム!」

 

メガフレイムがデビモンに直撃する。流石に成熟期の直撃はまずかったのか、後退したデビモンはそのまま……次元の歪みに消えた。

 




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