もしも、カルデアに孫悟空が呼ばれたら。天文学的数字の確率によって招かれた孫悟空とカルデアの最後の希望のマスター、藤丸立香との摩訶不思議が人理修復の旅が始まる。(予定)

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寝る前に思いついたのを深夜テンションのまま書いたクロスネタです。深く考えずに読んでいくのかちょうどいいかと思います。


もしも悟空が呼ばれたら

「全く、マスターはなぜいつもこう……」

 

サーヴァントを召喚するための部屋いるのは人類最後の希望であるマスター、藤丸立香。彼の近くにいるのはサーヴァントであるシールダー、マシュ・キリエライト。そして、このカルデアに1番最初に呼ばれたサーヴァントであるアーチャー、エミヤ。又の名をカルデアのオカン。

 

「まあまあ、エミヤ先輩。いつものことですから」

「とは言ってもだな。昨日爆死をしたばかりだろう」

「と、思うじゃん? 実は今日の朝、マルタが来てくれたんだよね。だから、この運を逃さないし、凄いサーヴァントが来てくれる予感がする!」

 

そう言う立香の手が掴んでいる大きい袋。この中に何が入っているかは言うまでもないだろう。

前回の結果による自信、謎のドヤ顔、この光景はいつものでありこの後には必ず爆死をして白くなっているのだ。

昨日の爆死した内容とは激辛麻婆10個という目すら辛くなりそうな光景であった。その光景を見て立香は、

 

「おかしい、サーヴァント1人、SR以上の何かは確定じゃ……?」

 

と呟き、緊急搬送されていた。その時の呟きは誰にも理解できず、言った張本人すら何かの電波を受信したとコメントを残している。

それはさておき、この光景をいつも見ているエミヤは思わず止めに入る。エミヤを宥めていたはずのマシュでさえも。

 

「先輩! 駄目です! そのセリフは……!」

「立香、また爆死をするぞ! また地獄を見たいのかっ!?」

「でも、一欠片の希望が、きっと素晴らしいサーヴァントを!」

「そのセリフはもう聞き飽きた! それを言うのを何度目だと思っている!?」

「57度目!」

「戯け! 誰が律儀に答えろと!」

「エミヤが言ったんじゃないか! だから言った、57度目だって!」

「寧ろそんなにやっているのを覚えてて何でやるんですか!」

「あの日の光景が……まだ忘れられないから!」

 

それはまだこの立香(ガチャバカ)立香(常識人)だった頃の話。

いつも聖晶石が貯まったらすぐ回していた立香は気分転換に30を貯めて回した時だった。

アーチャーであるギルガメッシュ、カルナ、クーフーリン〈オルタ〉、イスカンダルなどと言った名だたる大英霊が10人も召喚された。その光景を見た立香は倒れ、翌日からガチャの虜になったのだった。

 

「どうみても、 あれは特別だったんですよ! もうありえないことの1つです!」

「そうだ! マシュの言う通りだ! それがなぜわからんのだ!」

「それでも、そうだとしても! 連続で大英霊を召喚したい時があるんだ!」

「ええい! どうしてガチャのことになるとここまでポンコツになる!?」

 

常識を脱しているはずの力を持つ2人の拘束を振り払い、聖晶石を捧げる。()()()()()()()()()()()()()()()()

召喚による魔力の奔流が立香を中心に発生する。ああなってしまえばもう誰にも止められないし、止めたとしても魔力の暴走でヘタなものを呼び出す可能性もある。

 

「アレは……漫画、でしょうか?」

「くっ、私からは見えない場所に置いてあるな」

 

マシュは目を凝らして立香が何を置いたのか見ようとするが魔力の奔流により空間が歪みボヤけてしまい、何かがあるとしかわからなくなってしまう。

 

諦めて立香の連続召喚に付き合おうとその場で待つ2人。だが、一向に召喚は始まらず魔力は上昇し、奔流もさらに増していく。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

その状況に焦りを覚えたマシュとエミヤは立香の元へ近づこうとするが、余りにも強すぎる奔流は2人を近づいていくのを拒む。それはまた、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「マスター! 聞こえているか!」

 

エミヤは声を荒げて立香を呼ぶが何の反応もない。恐らく中心にいる立香はパニックに陥っているのかもしれない。もしくはもっと恐ろしいことにも。

そう考えれば考えるほど焦燥感が煽られていく。しかしどうしようも出来ないこの状況では立香の安全を祈るしかなかった。

 

「先輩……」

 

 

 

 

魔力の奔流に閉じ込められた立香は不思議と焦りや恐怖は感じなかった。寧ろ、この中にいる方が安心が出来てしまえるとさえ思えるほどに、ここは居心地が良かった。

立香の前に置いてあるモノは冊子である。適当にコマ割りを描き、それだけで終わったなんちゃってにすらなり得ない漫画冊子である。表紙を絵が上手かった友人に描いて貰ったため外面だけは、漫画に見えるというもの。

立香はこの冊子を手にした理由は、もしかしたら俺の考えたかっこいいサーヴァントが出るんじゃね精神で挑んだせいである。

 

「凄い……」

 

あの大英雄を10人呼んだ時ですらここまでのものは無かったとはいえ、魔力の圧は立香を無意識に恐怖させ、尊敬をさせるものだった。しかし、これは違う。全くの逆である。無意識的に安心をさせ、なぜだか大丈夫だと感じてしまう。

 

「これのおかげかな」

 

もしかしたら、これを媒体にしたせいで漫画を生んだ人が呼ばれていたかもしれない、という事にすら気づかなかったのは相当頭がイッていたのだろう。しかし、これを媒体にしたおかげで彼が呼ばれる事になったのだろう。この世界では漫画でしか存在せず、最早異世界と言っても問題がないくらいには懸け離れたもしもの世界。そこから呼ばれるのだからこんな魔力になるのは仕方のない事だろう。

 

「来る」

 

ただ一言。とんでもない規格外のサーヴァントが呼ばれることを察知して反射的に呟いた言葉だった。

渦巻いていた魔力はいきなり召喚サークルに収束し、3つのサークルと混ざり合いながら眩い光を放つ。

 

「先輩!」

 

目を手で覆い、光を遮っているとマシュの心配した声を聞いてそちらを振り向く立香。

 

「あ、マシュ。どうしてそんなに焦って」

「どうしてじゃないです! あんな状況で心配しない方が無理です!」

「でも怪我とかないし、寧ろ安心できたし」

「安心……だと? あの中でか?」

「そうだね。不思議と安心したし、絶対大丈夫! って感じもした」

 

眩い光のなかで会話を交わす3人。そしてゆっくりと光が収まっていく。その中でゆっくりと現れるシルエット。そのシルエットは日本を代表する週刊誌を読んだことをある人は見覚えがあるものだった。

小さい頃に一度はこのセリフを言った男子は多いのではないだろうか。

 

「オッス、オラ悟空! よろしくな」

 

その日、カルデアで2つの悲鳴が上がる事になる。

 

 

 

「え⁉︎ 君が孫悟空⁉︎ 私の知ってる悟空はこんな感じじゃなかったけどなあ」

「多分だけどよ、おめえが言ってるのは西遊記っちゅーやつの孫悟空だろ? オラはそれと関係ねえぞ」

「折角悟空が来たと思って急いで来たのに……」

「なんか悪いな、勘違いさせちったみたいで」

「まあ、いいや! 私の知ってる孫悟空とは違うみたいだけど悟空は悟空だし、よろしくね!」

「おう、よろしくな!」

 

 

「ほう、孫悟空か……」

「ん? オラを呼んだか?」

「当たり前だ、と言うより貴様以外に孫悟空の名を持つ奴はいるわけがないだろう」

「それもそっか。で、オラになんか用か?」

「なに、我に気の扱い方を聞きに来ただけだ」

「待て! 英雄王! 抜け駆けはさせんぞ!」

贋作者(フェイカー)か……。貴様もよほど撃ちたいとみえる」

「寧ろ悟空が来て、それを教わらない方も中々捻くれていると思うがね。ん、待て。今、貴様“も”といったか?」

「貴様とて知っているであろう。我が現世に召喚された際、暇な時には本やゲームをやっていたことを」

「フッ、ならばお互いに目指すものは同じ、と言うことか」

「贋作者と呼ぶのはやめてやろう。今だけは名で呼んでやる。貴様にもこの我の名を呼ぶことを許そう、エミヤよ」

「ああ、いつかかめはめ波を撃ち合おう。ギルガメッシュ」

 

「あの2人が握手してるなんてなにがあったんだろう」

「さあ? オラにもわかんねえ」

 

 

「オラがあの竜の相手をする」

「待って、あれを1人でなんて無茶なことを……」

「だぁぁりゃぁぁ!!」

「グギャァァァ⁉︎」

「一撃で倒した⁉︎」

「ありゃ? 思ったより弱かったなぁ。ちょっとがっかりだぞ」

 

 

「嫌だァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!! 注射だけは絶対に嫌だァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

「待ちなさい。ただの定期健康診断です。注射はしません」

「…………ほ、本当か?」

「はい。ですが身体に深刻な病気を抱えていたらするかもしれませんが」

「やっぱり注射するんじゃねえか!!」

 

「厨房の皆さん! 大変です、悟空さんがおかわりを!」

「アルトリアの皆さんも触発されておかわりを要求してます!」

「くっ、食料はまだあるが、人手が足りない! あと1人いれば……」

「俺も手伝おう」

「き、貴様は!」

「エミヤ・オルタさん!」

「あの子供を見たら何故か手伝ってやろうと思ってな。まあ、それはいい。だいぶ疲れているようだが、ついてこれるか?」

「フッ、誰にものを言っている。お前がオレについてこい!」

 

 

「へへ、久々にワクワクして来たぞ。だから少しばっか本気をみせてやる。……はぁぁぁぁぁ!!」

「な、なんというパワーだ!」

「ああ……髪の色が変わって黄金に……」

 

「これが超サイヤ人だ。今のオラはちっとばっか強えぞ」

 

 

 

 

 

【クラス】ファイター

 

【マスター】藤丸立香

 

【真名】孫悟空(カカロット)

 

【性別】男

 

【身長・体重】175cm・62kg

 

【属性】善・中立

 

【ステータス】

筋力B-

耐久A+

敏捷B

魔力--

幸運C

宝具EX

 

【クラス別スキル】

徒手強化B:武器を使わずに闘う時のみ相手に与えるダメージを上昇する

 

【固有スキル】

直感B+:戦闘時、自分にとって最適な展開を”感じ取る”能力。

 

勇猛A: 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。また、与えるダメージを向上させる効果もある。

 

戦闘続行A++:往生際が悪い。生還能力も高い。即死級の一撃を貰っても辛うじて死なない時があり、闘いが終わらぬ限り戦闘が可能。戦闘が終了後、スキルの効果は消えるために即座に治療をしなければ死に至る。

 

界王拳A:気の精密なコントロールにより爆発的に肉体を強化する技。この技には倍率があり、高ければ高いほど強いが己に帰って来る負荷は大きい。

 

気のコントロールA+:体内に眠るエネルギーを自在に操ることができる能力。このランクになれば最早自分の身体の一部のように扱え、人に分けたりもできる。

 

歴戦の戦士EX:人の身に余る闘いの経験を積んだ者が発現するスキル。本気の戦闘時における雑念を取り除き、圧倒的な集中力を発揮する。相手の弱点、長所、状態を見抜くことも可能。

 

【宝具】

『かめはめ波』

ランク:D〜B

種別:対人宝具

レンジ: 1〜99

最大捕捉:測定不能

【解説】

体内エネルギーである気を手に凝縮させ一気に放つ技。凝縮させる気の量に応じてランクやレンジが変化する。

【宝具】

『超サイヤ人』

ランク:A

種別: 対人宝具

レンジ: --

最大捕捉:1

【解説】

この宝具は段階が存在し、超サイヤ人・超サイヤ人2・超サイヤ人3・超サイヤ人4・超サイヤ人ゴッド・超サイヤ人ゴッド超サイヤ人と分けられている。

超サイヤ人2・3・4はランクの低い狂化が付与される。

段階が上のものへ上がる度にステータスが上昇するが、気の消耗が速くなっていくため使用する際には気をつけなくてはならない。本来ならば超サイヤ人4は気の激しい消耗、制限時間の問題が解消されているはずなのだが霊基の損傷があり、正しい超サイヤ人4ではなくなっている。

先ほど記述した界王拳とも併用が可能だが、体への負担、気の消耗が途轍もない速度で進行する。

【宝具】

『元気玉』

ランク: B〜EX

種別: 対人宝具

レンジ: 1〜

最大捕捉:測定不能

【解説】

生きとし生けるもの、ありとあらゆるものから元気を分けてもらいそれを球体にして放つ宝具。集める元気の量に応じてランクやレンジが変化する。元気を集める際、放つ張本人は両手を空に上げ、元気を渡す側も手を空は向ける必要がある。強化するには時間がかかりその間隙だらけになるのでカバーが必要である。

【宝具】

『???????』

 

【Weapon】

『亀仙流の道着』

亀仙流の物ではあるが胸と背中にある文字は悟である。

 

【解説】

西遊記の孫悟空とは関係がない。

奇跡という言葉ですら霞むくらいの確率により召喚された。呼ばれたタイミングとしては孫悟空が地球を離れ、100年ほど経過しかけている時である。召喚される際に強すぎる孫悟空の力を抑止力が恐れ、極限にまで力を抑えられて、一部のスキルや宝具を封印されている。その際に霊基が傷ついており、本来ならありえない記憶が混ざり合った孫悟空が召喚された。

この世界ではドラゴンボールの作品が存在し、知名度補正がかかるはずなのだがこれも抑止力により無効化された。

抑えに抑えられた力でもこの強さなので孫悟空の強さはどれくらいのものか。しかし、ドラゴンボールを知っているものなら納得出来るのではないだろうか。

本来ならば度に闘えば闘うほど強くなり、瀕死から復活すると強くなるというサイヤ人特有の能力は限りなく弱くされている。

霊基再臨する度に封印されていたスキルや宝具が解放されていく。

孫悟空の力の源は気であり魔力ではない。そのため闘いにおける魔力の消耗の心配はない。ただ、己の限界を越える気の消耗になると魔力も同時に使用されるために気をつけなければ一瞬で魔力持っていかれる可能性がある。

見た目は子供であるが本人の意思によって身長などは大人の時のものへと変えることが出来る。

英霊として呼ばれた孫悟空は本人ではなく、孫悟空本人のコピーのような感じで呼ばれている。それは孫悟空自身も召喚された際に教えられている。立香との契約を解除したら本人にその記憶は戻らず、そのまま帰ることになる。

 

 

 

 

絆レベル1

「オラここに呼ばれてよかったぞ。美味えもんを沢山食えるし、強そうな奴もいた。しばらく退屈しなさそうだな」

 

絆レベル2

「オラ達について描かれてる本を見たんだけどよ、あれ本当にそっくりだな。ベジータとか悟飯とか。オラ達が倒してきた奴らも何もかも同じでびっくりしたぞ。オラもここに来れたんだし、うまくすりゃあベジータも呼べたりすんのかな?」

 

絆レベル3

「おめえといるとここにいるのがスッゲェ楽しく感じんだ。ここに呼ばれてよかったちゅーよりおめえに呼ばれて良かったと思ってるやつも多いんじゃねえかな。もちろんオラもだ」

 

絆レベル4

「最初に会った時よりすっげえたくましくなったなぁ。へへっ、悟飯を思い出すなぁ。おめえもオラと少し修行してみっか? 軽い運動からしようぜ。……どうして誘うのかって? おめえがこの部屋でかめはめ波のポーズをやってるのを見てよ、気を使えるようになりてえのかなってと思っただけさ。で、どうだ? オラと修行、してみねえか?」

 

絆レベル5

「オラ、サイヤ人だからよ、闘うのが大好きで、いつも自分のために闘ってたんだ。セルやブウもだ。でも、おめえのためにならどんな奴とも全力で闘ってやれるって思うんだ。……あと、きちんと世界を救ったら願いを1つだけ叶えてやってもいいって神龍も言ってたぞ。だからちゅー訳じゃねえけどこれからも頑張ろうぜ、立香!」

 

 

 

 




悟空の設定はそれとなく書いたものなのでどこか矛盾してるかもしれないです。

書き忘れていたところを修正しました。

追記:グラップラーだと意味が変わってくるのでクラス名変更しました。いい感じのを見つけたのでまた変更しました。何回も変更してしまってすまない。

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