今日は各鎮守府、基地、泊地の提督たちが集まって色々と話をする日である。今回の舞台はブイン基地、主催者は雨風雷光でお送りします。
「ごめん遅れちゃったかな?あれまだ居ない…………?」
「あれ?悠雅さん、早いですね」
「あ、雨風くん。時間あってるよね?誰も居ないけど……」
「いやかなり早いですよ?集合時間19時だったのに…まだ朝の9時ですよ、時差があるから間違うのも仕方ないかもですが」
「え。うそ⁉そんなに早くついたの僕!」
「提督が焦ってるからですよ?」
「あ、大鳳。ごめん早すぎたね……」
「昨日遅くまで起きてるからだと思うわ、慌てて出てきちゃって…。雨風さんご無沙汰してます」ペコリ
「おー、こちらこそ~」
大鳳の挨拶に軽く手をあげて返す。
しかし雨風は伝えた時間を時差のことを全く考えていなかったために到着する提督達はほとんどバラバラになるだろう。そこで来た提督から順に雑談し、全員集まったら宴会を開くことにした。
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「んじゃまあ、どうぞ?悠雅さん座ってください。他の皆が来るまで話でもしましょう」
「そうだね。大鳳達も?」
「はい、秘書艦も一緒に楽しくやりましょうよ」
話題その一
『自分の秘書艦(提督)について』
光藤「そうだなー。大鳳はしっかりしてるし、少し固いところもあるけどいい娘だと思うなあ」
雨風「確かに執務や掃除までちゃんと出来るのはまさに{秘書}って感じですもんね」
大鳳「いえ、私は出来ることをやったいるだけだから……そんなに大層なものではないわ……」
扶桑「でもたまに寝ぼけてるところも可愛いわよね 」
雨風「あー確かに!それは姉さんに同意します」
光藤「僕も大鳳が寝ぼけてるときはいつもと違う一面が見れるから好きだなぁ」
大鳳「す、す、す、好きって……そ、そんな……///」
扶桑「あらら、顔真っ赤にしちゃって。そんなに嬉しかった?」
大鳳「~~~~~~ッ!!!!!」<声にならない叫び>
雨風「姉さん。あまりいじんないで下さいよ?」
光藤「じゃあ気を取り直して雨風くんの番だよ」
雨風「あ、はい。そうですね……俺はこう……扶桑姉妹の間ですからまあ結構気を使うわけですよ……」
扶桑「そうなの?例えば?」
雨風「これ言っていいか分かんないですけど、姉さんはいくら俺と同じ部屋で姉弟だからって無防備な格好は控えて下さい。俺が反応に困ります」
扶桑「え、ちょ、あ、雨風……それは……」
扶桑はとても分かりやすく恥ずかしがる。とういうかかなり焦っている。
雨風「それにあれですよ。さすがにショートパンツとTシャツ一枚はどうかと思います。主に女性として。生活に不安すら覚えますが?」
扶桑「いやぁぁぁ!!それ以上止めてー!」
若干涙目になりながら顔を真っ赤にして慌ててその後クッションに顔を埋める。
光藤「雨風くんも容赦ないねぇ……」(-_-;)
まあこんなやり取りを見れば誰でもそう思うだろう。
雨風「ではとどm……ラスト一つ」
扶桑「雨風?今[とどめ]って言おうとしなかった?」
雨風「キノセイデスヨー(棒)まあ、姉さんもね寝るのはいいんですよ。せめて俺が寝てるときに俺の布団に入ってこなければ」
ピシッ!と場の空気が固まる。
特に扶桑が顔を赤くして口をパクパクさせている。
扶桑「あ……ちょ…あ、雨風……」
そして案の定、若干涙目。
大鳳「寝てるときに入るってことは……」
光藤「一緒に寝てるの?」
雨風「まあ部屋同じですから。というかですね、俺が寝てると布団に姉さんが入り込んできてそのまま朝まで寝てることが多々ありますよ」
扶桑「………///」(顔を両手で隠している)
~15分後~
大鳳「では今度は私たちの番ですね。そうですね提督は……仕事頑張りすぎかと思います。体を壊されては困りますよ?」
光藤「うーん。僕的には普通なんだけどな……」
雨風「たしかにすごい仕事ぶりですが休息取らなきゃ体に毒ですよ。大鳳にも心配かけますし」
扶桑「そうね、しっかり休むことも大事ですよ?」
みんなから見ては少し心配を覚えるようで気にかけられている。しかしそうは言いながらもそれを見ている大鳳は心なしか嬉しそうな顔をしていた。
光藤「でも大鳳も手伝ってくれるから楽しく感じるけどね 」
大鳳「もう……褒めても何も出ませんよ?」
光藤「本音なんだけどなー……」
二人が仲の良いやり取りを見れてなんとなく満足感になる雨風と扶桑。
扶桑「次は私ね。雨風は……私をからかって遊ぶのは少し控えてほしいわね。いじられる姉が定着しちゃいそう」
光藤「え?そうなんじゃないんですか?」
大鳳「私もそうかと」
二人がとても不思議がる。それを聞いて扶桑は
扶桑「え?もしかしてもう手遅れ?」
雨風「気付くのが遅いです。1ヶ月前ほどからもう皆からそう思われてますよ」
扶桑「えぇー……」
分かりやすく落ち込む。すると部屋をノックする音が聞こえてきた
「提督、失礼します大鯨です。入りますね」
雨風「ん、おお、いいぞ~」
大鯨「それでは失礼します。お茶をお持ちしました。あとお菓子も…キャッ!?」
そう言って入ってきた大鯨が派手につまづきお盆を投げ飛ばす。そして投げ飛ばされたお盆は当然のように不幸艦達目掛けて飛んでくる。
雨風「あっづぁぁぁ!!!?」
雨風にすべての熱々の緑茶が
扶桑「痛たたたたたた!」
扶桑に煎餅やら霰(御菓子の方)やら大量の菓子が扶桑にぶつかる
大鳳「え、まってなんで私にまで…むぐっ!?」
最後に勢いよく飛んだお盆が大鳳の顔面を直撃する。
光藤「噂には聞いてたけど雨風くんが不幸なのってほんとだったんだね……」
大鯨「あぁ……すみませぇん……」
転んだまま大鯨が謝罪。
~なんやかんやあって四時間後~
雨風「うーん……もう話題無いですね……」
光藤「というかさすがに話し過ぎたかも……」
扶桑「すぅすぅ……」zzz
大鳳「んぅ……」zzz
扶桑と大鳳は疲れたのか途中から寝ていた、そしてこの日は光藤以外が誰も来ず、結局待つことになり光藤も止まっていくことにした。
雨風「それでは光藤さん、ゆっくり休んでください」
光藤「うん、ありがとう。じゃぁまた明日」
雨風「ええ、お疲れ様でした」
光藤「お疲れ様」
光藤を客室に案内して雨風は執務室へと戻っていった。
次は誰が来るのか待ち遠しいところでもあった。
雨風「~♪」
光藤(鼻歌歌うほど楽しみなんだ……)