人外少女とポケモンのトモダチが幻想入り   作:菅野アスカ

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12話 橋姫

「……あの、森近さん」

「何だい?」

「さっき、『旧地獄に行くには洞窟を通る必要がある』って言ってましたけど、これ…………洞窟は洞窟でも、縦穴ですよね?」

 

2人の目の前の地面には、巨大な縦穴があった。

 

「うん、まあ…縦穴って言った方が正しいんだろうけど。洞窟、と言っても間違いじゃないだろう?」

「まあそうですけど。でも、縦穴なら縦穴と言ってください」

 

「ちょっと、そこの2人」

「?」

 

声をかけられる。

ふと、ドールが前を見ると、そこには1人の女性が立っていた。

 

ショートボブの金髪に縁どられた白い顔に、緑の瞳がらんらんと輝いている。…否、輝いてはいない。いやなものを見るような、険しい目つきである。

着ている服は、上が茶色、下が青基調で、形状はペルシアンドレスに近い。

 

「はあ…。また人間が来た。人間2人が、旧都にいったい何の用よ。…いや、人間じゃなさそうね。それでも聞かせなさい。何しに来たのか」

「…おや。君が、魔理沙が言ってた橋姫かな?旧都の目前にいると聞いたけど」

「うるさいわね。私がどこにいようが、私の勝手じゃない。それとも、私みたいな陰気な妖怪は地底に引きこもっていろとでもいうの?妬ましいわね。その自分勝手な考え、とても妬ましいわ」

「あ、いや、そんなつもりで言ったわけじゃ…」

 

「……私たちは人を探しに来ました。つい先日、ここを通った方はいませんか?橋姫さん」

 

「………………パルスィ」

「えっ?」

「私の名前よ。水橋パルスィ。種族名で呼ばないでちょうだい。どっかの小悪魔や大妖精と違って、私には名前があるんだから」

 

「…では、パルスィさん。ここを通った方を知りませんか?」

「知りたいの?仲がいいのね。ああ……妬ましい。あんなに素敵な男性と、あんなにかわいらしい女の子と仲がいいなんて。とってもとっても妬ましいわ」

「知っているんですね?」

「…ええ、知っているわ。ずいぶん慌てた様子で駆け下りていったわ」

(…じゃあ、何らかの原因で旧都まで行けず、連絡手段もないままってことはないか…)

 

「会いたい?」

「ええ、そりゃあもう」

「そう。なら……私を倒していくことね!!!」

 

そう叫び、パルスィは大量の弾幕を撃ち出した。

 

「!!」

 

2人はとっさに躱した。

だが、弾幕は止まない。

 

「私、ここの門番なの。私は橋姫だもの。あの2人も、その前に来た金髪の魔法使いも、みんな私を乗り越えていったのよ」

「…森近さんが『魔理沙が言ってた橋姫』と言った理由がわかりました!!!」

「ああ、あいつ魔理沙というのね。でも、そんなものはどうでもいいわ。ここを通りたくば、私を倒しなさい!」

 

「頼んだよ、ドールちゃん!僕は非戦闘員だから、ここで見てるけど!!!」

「ええ、わかりました!!あと、ちゃん付けしないでください!!」

「ああ、そんなに仲良さそうに…妬ましいわ!!!」




パルスィのキャラがわからん。
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