人外少女とポケモンのトモダチが幻想入り   作:菅野アスカ

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観光回。
…のはず。


5話 観光と面倒ごと

守矢一家が帰ってから、魔理沙が言った。

 

「なあ、ドール。ドールは幻想郷を見て回るんだろ?」

「ん、その予定だけど、どうかした?」

「良ければ私が案内するぜ?」

「あ、お願い~」

 

「よし、決まりだな。じゃ、まずはどこがいい?」

「うーん……人里かな?」

「よし、行くぜ!」

 

~少女移動中~

 

「わ、結構にぎわってるんだね」

「ああ。………ん?あれは……………慧音?」

 

魔理沙の視線の先には、1人の女性がいた。

 

真っ白い髪を肩にかかるくらいまで伸ばし、変わった形の帽子をかぶっている。

 

(真面目そうな顔。先生みたい)

 

「おーい、慧音!今日は寺子屋がある日だろ?どうしたんだー?」

 

魔理沙の声でこちらに気づいた女性――慧音は、こちらへ歩み寄ってきた。

 

「ああ魔理沙、ちょうどいいところに…って、そっちの子は誰だ?」

「あ、『ドール・クラーゲン・オンディール』、日本名『猫沼撫子』です。幻想入りしてきました」

「(オンディール?どこかで聞いたな)私は『上白沢慧音』。そこの寺子屋で教師をやっている」

 

「で、どうしたんだぜ?」

「ああ、実は休み時間に外に出て遊んでいたうちの生徒が、妖怪とも何ともつかないものに襲われてな。それで、他にもいるかもしれないから、今日の授業は午前だけになったんだ」

 

「………上白沢さん。そいつ捕まえましたか?」

「ああ、苦労したがな。後、慧音でいい」

 

そう言いつつ、慧音は1つの箱を取り出した。札が貼られているうえ、荒縄でがんじがらめにされている。

 

「札まで貼ったのか。…っていうか、札なんかどっから出したのぜ?」

「前に霊夢に頼んで、子供たちの護身用に作ってもらった札の予備だ。ガスのような体をしていて、ただ閉じ込めただけでは逃げてしまうのでな」

「どうやって捕まえたんだぜ、そんなの」

「偶然薬を売りに来ていた鈴仙に協力してもらった」

「ああ、なるほど」

 

「(体がガス…ってことは…)慧音さん、それちょっと見せてください」

「え?ああ、いいが…」

 

どうする気だ、と言い終わる前に、

ドールは札を引っぺがした。

 

「!?どうしたんだいきなり!そんなことしたら中のやつが…!」

「…慧音さん。私、心当たりがあるんです。たぶん、こいつは私の世界から来た『ポケモン』です」

 

すうっと、中のポケモンが姿を現す。

 

「…やっぱり」

「へえ、ほんとに体がガスだ」

 

魔理沙が近寄った、その瞬間。

 

「魔理沙、危ない!」

 

ポケモンが、魔理沙に襲い掛かった。

 

「ムウマ、出てきて!」

 

ドールはムウマを出し、

 

「ムウマ、シャドーボール!」

 

指示を下した。

 

ポケモンは魔理沙から離れ、ぎりぎりでシャドーボールを躱す。魔理沙も躱す。

 

「もりのようかんに帰ってもらうよ…ゴース!」




めっちゃ短い。
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