ハイスクールD×D  神器なき戦い   作:坂下ジョゼフ

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 木場と薫の関係を、皆に危ぶまれている。
 やり過ぎましたね。まぁ何人かの紳士が喜んでいるようですが。
 ホモジャナイ、ホモジャナイヨッ!
 彼らの関係はあくまでネタの域を出ないのでご安心を。

 筆が走り過ぎて前後篇に別れしまいましたが。
 本編をどうぞ。
 長いです。ご覚悟を  


第5話「喧嘩は用法用量をまもって正しく殺りましょう 前篇」

 

 

「グェエー!!」

 

 木場の一撃により、俺の身体は地面と水平に吹き飛んだ。

 地面に二回ぐらいバウンドて、ゴロゴロと転がってようやく止まった。

 

 俺は身体をガバリと身体を起こして叫んだ。

 

「テメー殺す気かっ!?」

 

「殺す気で来い、って言ったのは薫じゃないか。それに、手加減したら怒るだろ?」

 

「当たり前だブッ殺すぞっ!」

 

「……理不尽すぎるよ」

 

 悪魔に転生したあの日から一週間が経った。

 あれからほとんど毎日、俺は木場に頼んで訓練をつけてもらっていた。目的はとにかく、劇的に上がった身体能力に慣れることだ。

 俺はいまだ、自分の身体のスペックを使いきれていなかった。どうにも人間だった頃の感覚が抜けきらないのだ。

 例えるなら軽トラに慣れていた人間が、いきなりスポーツカーを運転しろと言われたようなもので、慣らしに時間が掛かっている。

 

 そして、もう一つ。

 木場に付き合ってもらっている理由がある。

 

 それは心構え。

 「戦う」ということに、慣れるためだ。

 俺も一応、腕に覚えはあるが、それはあくまで喧嘩の領域を出ない。生死をかけたやり取りには慣れていない。

 現に、あの怪奇糞女に襲われた際は大いに取り乱し、あまりのストレスに幻覚すら見た気がする。いやあんま憶えてねぇけど。

 

 というわけで俺は、今日も木場の神器とかいう卑怯極まりないマジックアイテムによって、景気良くぶっ飛ばされているわけだった。

 

「しかし、すげぇな。確か魔剣創造(ソード・バース)、だっけ?」

 

 木場の手には何やら風を纏った抜き身の剣が握られている。

 

「そう。能力はその名の通り、あらゆる魔剣を生み出す力だよ。……でも訓練なら木刀の方がいいよ、やっぱり」

 

「緊張感のない訓練に意味なんてねぇ。練習ってのは張りつめて、追い込んでなんぼなのさ」

 

 俺は立ち上がると、身体の調子を整えるように軽く跳ねる。

 木場はため息をついていた。

 

「はぁ。まぁだいぶ、動きは良くなってきたね」

 

「あぁ、掴んできた」

 

 俺は感触を確かめるように、つま先に地面を叩く。そして拳を握ると、木場に向かって一歩を踏み出した。

 

 

 

 そうして今日も、俺が一方的にボコボコにされて訓練は終わった。

 木場、強すぎである。

 まだ慣れていないとはいえ、まるで歯が立たない。

 

 でも、すぐに追いつくさ。

 だけど今日の所は、これでおしまい。

 

 俺は訓練に使っていた校庭に大の字に寝転がった。

 グハー。

 身体中、いっそ殺せと思うほど傷だらけだった。

 だが、それもじきにそれも治るだろう。悪魔の身体は治癒能力も折り紙つきだ。

 

 日はすでに傾いている。

 辺りはとても、静かだった。

 

 校舎には人影はなく、当然校庭にも俺と木場以外の人間はいない。

 ちなみに結界を張っているから、外から見ても俺達が何をやっているかわからないらしい。

 便利にも程がある。

 

 ただ、そんな結界を張らなくても、今の駒王学園には人はいない。

 ここ一週間、駒王学園は臨時の休校状態になっていた。

 血にまみれた失踪者の遺留品が、また一つ発見されたからだ。

 

 俺と木場はもうあの失踪事件に、新しい被害者が出ないという事を知っている。そして失踪した人間は、誰も帰って来ないということも……知っている。

 

 今も、我が子の帰りを信じて待っている親はどんな気持ちなのだろうか。

 親の無条件の愛情なんて物、俺は糞ほども信じちゃいないが、それでも大多数の親は自らの子供を愛するのだろう。

 

「どうしたんだい薫?」

 

 木場はどこかへ行ったかと思うと、スポーツドリンクを持って戻ってきた。

 マネージャーの鑑のような男だ。

 俺は身体を立ちあがって、ペットボトルを受け取る。

 

「どうしたって、なにが?」

 

「……いや、何でもないよ」

 

 突然伸びてきた木場の指が、俺の目元を軽く拭った。

 いやなんだよ。

 

「あぁ、そうだ。僕は君に謝らないといけないことがあった」

 

「はぁ?」

 

「僕が悪魔ってことを、黙っていてごめん」

 

 木場は頭を下げた。

 

「なんだ突然。お前さっきから支離滅裂だぞ?」

 

「うん。でも思いついた時に言っておかないと」

 

 まぁ、木場の中では大切なことなのだろう。

 俺はとりあえず手ごろな位置にある頭を引っ叩いた。

 

「痛っ」

 

「叩いた俺の手も痛い」

 

「……絶対嘘だ」

 

「おい木場。テメェいつかやった身体測定のこと、憶えてるか?」

 

「え?あぁうん。なかなか衝撃的だったからね」

 

「お前、あの時言ったよな?『次は必ず本気出す』って。ちょうど校庭にいるんだし。……今から走るぞ」

 

 俺は木場を置いて、スタート位置につく。

 木場が慌てて、俺の隣に並んだ。

 

「勝つぞ?俺は」

 

 木場は俺の言葉に驚いた顔をする。

 が、すぐに意外と好戦的な笑顔を返してきた。

 こいつも、普段は分かりづらいがかなりの負けず嫌いだ。

 

「それはどうかな」

 

 そうして俺たちは走りだした。

 夜遅くまで。身体が動かなくなるまで、走り続けた。

 生ぬるい風を裂いて。

 夏の始まりを、何となく察しながら。

 

 

 

「やっぱ、速いね」

 

「当たり前だボケが。俺を誰だと思っている?」

 

「誰なのさ?」

 

「そうだな~。リアス・グレモリーに喧嘩を売った男、かな?」

 

 

 

 そして、

 青春も悪くないが、忘れちゃいけないことがある。

 宣戦布告は、もう済んでいた。

 あとは、向こうがどういった反応を返すか、だ。

 

 悪魔になった俺が最初に決めた目標は、リアス・グレモリーの打倒だった。

 

 

 

 

 

 

 俺が悪魔となった、次の日。

 俺は木場に連れられ、オカルト研究部の部室に来ていた。部室の調度品の圧倒的な趣味の悪さに頬が引きつる。

 なんというか、今にも黒ミサが始まるんじゃないか、という有様だった。

 オカルト研究部の名前は伊達じゃないというわけだ。

 

「マジで品性を疑う」

 

「いきなり失礼ね、ほら座ったら?」

 

 ソファにゆったり腰掛けているグレモリー先輩は、対面のソファを指して言った。言われた通りおとなしく腰かける。

 間に机を挟んで向き合う、俺と先輩。

 

「さて、それではあらためて自己紹介するわ。私はリアス・グレモリー。旧72柱に名を連ねるグレモリー家の次期当主。悪魔よ」

 

 続いて、グレモリー先輩の後ろに控えていたポニーテイルの女子生徒が頭を下げる。多分年上だ。

 

「姫島朱乃と言います。これからお願い致しますね。リアスの眷族で『女王』をやっています。悪魔です」

 

 んで、俺の後ろに立っている木場が言う。

 

「木場祐斗。今更だけどよろしくね。『騎士』の駒を与えられている。もちろん悪魔だよ」

 

「……ご丁寧にどうも。遊佐薫だ。なんだっけ、俺は『兵士』だっけ?どうやら悪魔に成っちまったらしい」

 

 さっきから言っている「女王」だの「騎士」だのは、チェスの駒を模した眷族としての役割らしい。

 上級悪魔とかいう奴らは「女王×1」「僧侶×2」「戦車×2」「騎士×2」「兵士×8」の駒を持ち、それらを自分の眷族に与えて、少数精鋭の部隊を作るらしい。

 駒に応じて、特殊な能力があるとかないとか。

 まぁ俺は「兵士」だし、下っ端だろう。

 

「話しが早くて助かるわ。説明しておいてくれたの祐斗?」

 

「えぇ。ある程度のことは」

 

 グレモリー先輩は満足そうに頷き、俺を見た。

 

「遊佐君、いえ薫。あなたは私の眷族として蘇ったわ」

 

「よく蘇生したもんだ。ボロクズみたいになって死んでたろ俺?」

 

 心臓を貫かれ、四肢も欠けていた。

 ちなみに、今の俺は普通に五体満足だ。

 ……生えてきたのか?とか考えるとほんのりと怖かった。

 

「悪魔に転生するということは、そういうものなのよ。そうね、祐斗が説明したのなら質問を受け付けましょう。詳しいことはその都度話していくことにするわ」

 

「あ~、じゃあ一個だけ」

 

「あら、遠慮しなくても良いのよ?」

 

「うっせぇ。俺は、これからどうすりゃ良いんだ?」

 

「そうね、悪魔として生きてもらうわ。私の下僕として、悪魔の仕事をしてもらう。仕事内容はいろいろよ。時にはあなたを殺したようなはぐれ悪魔と戦うこともある」

 

 お、さっそく俺が知りたかったことが出てきた。

 

「そう、それだよ!はぐれ悪魔。それに成るにはどうすりゃ良いんだ?あんたをぶっ飛ばせばいいのか?」

 

 部室の空気が、明らかに凍った。

 余裕そうだったグレモリー先輩の顔が険しくなる。

 姫島先輩の目の奥に警戒が宿り、後の木場が身じろぐ。

 

「……それは、どういうことかしら?」

 

「どうもこうもねぇよ。あんたの下につきたくないから、その方法を教えてくれと言っている」

 

「意味がわからないわね。あなたは今や私の眷族で、下僕よ。私に仕えてもらうわ」

 

 傲慢なもの言いとは裏腹に、さっきから感じていた慈愛の眼差しは、途切れることはない。たぶんそういう性格なのだろう。

 

 しかし、眷族で、下僕だってよ。

 ッハハハ、参ったな。

 だから、

 うん。

 

 

「それがぁ、気に入らねぇっつってんだよテメェ!」

 

 

 俺は立ち上がり、目の前の机を蹴飛ばした。面白いようにはじけ飛ぶ10キロは超えているだろう長机。

 それがグレモリー先輩に当たりそうになった直前、見えない何かに弾かれる。

 

「あらあら、うふふ。随分やんちゃですのね?」

 

 姫島先輩だ。

 

「動かないでくれ」

 

 俺の首に刃物らしきものを突き付ける木場。

 どうでも良いけど、お前それどこから取り出したの?

 まぁ知らん。

 必要なら動くぞ俺は?切りたきゃ切れ。

 

 グレモリー先輩は動かずに俺を見ている。

 俺はグレモリー先輩を睨む。

 完成された構図だ。

 外野は引っ込んでろよ。

 

「何がそんなに気に入らないのかしら?」

 

「まぁ勝手に俺を蘇生しくさったことは良いぜ?慈悲深くも許してやるよ。だけどそれ以外は駄目だ。全部だ、全部が気に入らねぇ!テメェが如き低能女が俺の主だぁ?言うに事欠いて俺に向かって眷族だ?下僕だ?仕えろだぁ?脳みそ湧いてんじゃねぇのかテメェはよぉ!!!」

 

 俺の剣幕に、息の呑む音が聞こえる。俺は首に突き付けられた刃を掴む。

 

「ッな!?」

 

 木場は剣を、引けない。

 刃はすでに俺の指に喰い込んでいる。木場が剣を引けば俺の指は全て切れて、地面に落ちるだろう。

 木場にはそれが、できない。

 それを良いことに、俺は背後の木場に肘打ちを放つ。木場は剣を離し、バックステップで回避した。

 よっしゃ武器ゲットだオラー。

 

「……いいわ、祐斗。手を出さないで頂戴。朱乃もよ」

 

 グレモリー先輩の身体から陽炎のようなものが立ち上る。

 俺は剣の柄を握る。

 悪くない重量感だ。

 

「つまり薫。あなたは、私の王としての器を疑っているわけね」

 

「だから、さっきからそう言ってんだろ。テメェが誇れるのはどうせ家柄だけだ。いや、良いよ?グレモリー家。さぞかし高名なんだろうさ。是非頼りたいものだね。だがそれはテメェの背負ってる物であってテメェ自身じゃねぇ。家の名にも劣るような小娘を、王として認めろだなんて図々しいにも程があるんだよボケが!」

 

 煽る煽る、全力で煽る。

 ほらキれろよぉ、テメェが家柄にコンプレックスを抱いていることなんざ、こちとらテメェが名字を名乗った瞬間から察してんだ。

 

 余裕ぶった態度で取り澄ましやがって、馬脚を現してみろ。

 

「……上級悪魔の嗜みとして、下僕への教育の仕方ぐらい私も心得ているわ」

 

 先輩の手に陽炎が集まり、紅色の塊が生まれる。

 

「少し、頭を冷やしなさい」

 

 紅蓮が迸り、俺に向かってくる。

 

 ボケが。

 俺は言動ほど熱くなっちゃいねぇんだよ。

 頭を冷やすのお前の方だリアス・グレモリー。

 自覚しろ、てめぇは今、見極められているんだぞ?

 

 俺は迫り来る紅蓮に、その身を突っ込んだ。

 上げそうになる悲鳴を噛み殺す。

 これが木場の言っていた魔力の波動ってやつか。

 なるほど、こいつは痛い。

 

「なっ、どうして!?」

 

 先輩は愕然とした様子で俺を見ている。

 どうしても糞もない。

 避けると思ったか?そうだよな、わざわざゆっくりとした動作で、わかりやすく繰り出したテレフォンな一撃だったもんな。

 

 まったく。本当によ、テメェ、

 

「俺を舐めてんのかよ、リアス・グレモリー!」

 

 燃える身体をそのままに、俺は一歩を踏み出し、剣を振り下ろす。

 

「っく!」

 

 避けられる。

 再び、先輩の手に魔力が集まる。

 その力を感じる。魔力という未知のエネルギー。

 しかし、それは放たれることはない。

 その意思が、グレモリー先輩の目から感じられない。

 

 だから俺は、好き勝手切りかかった。

 剣を握っていない左手でも殴りかかったし、全力で蹴りを放ったりした。

 そのすべてが紅色の障壁に阻まれたが、先輩の顔は歪んでいる。

 

「つまんねぇ、びっくりする程つまんねぇ喧嘩だよこれは!昨日悪魔になっただけの元人間にここまで言われてよ、テメェは亀みたいに引きこもるばかりだぁ!貴族?上級悪魔?主だぁ?あんま笑かすなよこの低能がっ!」

 

「……もう良いわ」

 

「あぁん!」

 

「もう、終わらせましょう。格の差を教えてあげる……!!」

 

 グレモリー先輩の前方に紅い魔方陣が展開する。

 鳥肌の立つような膨大な魔力の流れ。

 そこから、

 血のように紅い力の塊が、

 噴き出した。

 

 速い。

 あまりの速度に、今度こそ反応すら出来ず、吹き飛ばされる。

 先ほど喰らったぬるい魔力破とは根本から違う、凄まじい力の放流。

 今の俺には、なす術もない。

 部室のあらゆる調度が吹っ飛び、壁にも罅が入り、場所によっては大穴が空いている。

 そんな被害の中心に、俺は倒れた。

 

 全身こんがり上手に焼けましたってか。

 自分の身体から、なにやら食欲をそそる香ばしい匂いがする。勘弁してくれ。

 俺は口から溢れだした血液を無理やり飲み下した。

 

「朱乃、ごめんなさいね。派手にやり過ぎたわ」

 

「いえ、お気になさらず。一日も頂ければ元通りにしますわ」

 

「……薫も、力の差はわかったでしょう?今後の身の振り方はよく考えることね」

 

 そう言って、グレモリー先輩は俺に背を向け、部室を出ていこうとする。

 ッハ、おいおい。なに勝手に勝ち誇ってんだボケ。まだ何も終わっちゃいないどころか、始まってすらいない。

 

「俺の意思は、変わらねぇよ、阿呆がっ」

 

 俺は、立ち上がる。

 全身くまなく痛い。血が流れ、呼吸が荒れる。

 ただ、悪くない。

 さっきの一撃からは俺をブチのめすという意思が感じられた。

 

「なぁ、さっきから俺は、喧嘩売ってんだよ。買ってくれよリアス・グレモリー。俺はテメェが気に入らねぇ。認めてなんかやらない。お前はどうだ?お前は俺をどうしたい?」

 

「ッ!……私はっ、あなたを!」

 

「認めねぇ。認めらんねぇよ、リアス・グレモリー!俺はあんたの下僕にはならない。あんたが俺の主だなんて言わせない。

俺は、俺だけのものだ。

それでも俺を屈服させたいのなら、全力で、それこそ殺すつもりになってかかってこいよ。本気を見せろ。決死になれ。

こいつは忠告だが、俺は立ち上がるぜ?何度だって立ち上がる。腕を喰い千切ろうが、足を切り落とされようが、心臓を貫こうが、どうやっても俺の意思はくじけない。

俺の心は、けして折れない。けして、反逆をやめない。けして服従しない、けして屈服なんて、してやらない。

それでも良いなら、俺に忠誠を求めてみろ。俺にリアス・グレモリーが主だと認めさせてみろよ。

あぁ、それともう一つ。これは余談だが、

――――――――――――俺は、あんたが嫌いだよ」

 

 言いたいことを全部言って、俺はすっきりした。

 いつの間にか手に持っていた剣は無くなっていが、まぁ良い。どうせ慣れない得物だ。ステゴロの方が性に合っているし。

 そうして、俺は重い身体を引きずりながらも、リアス・グレモリーに拳を向けたのだ。

 これは、宣戦布告だぜ?

 

 

 

 結果だけ、言えば俺は負けた。

 ボロボロのボコボコで、死んでないのが奇跡のような重傷を負わされた。

 ただ、それは俺が何度も立ち上がった証拠で、

 けして折れてなんかやらなかった証明だった。

 最後はまぁ気絶したが、最後までグレモリー先輩を睨み続けてやった。

 先輩は泣いていた。

 もう立ち上がらないでくれと、涙を浮かべていた。

 

 これが、俺が部室で起こした騒動の顛末であった。

 

 

 




 リアス・グレモリーの受難の日々のはじまりはじまり。
 何事も白黒つけたがる薫らしいですね。
 マジで友達になりたくないタイプです。


 書く事もないので、没設定を公開します。
 適当に読み流してください。

 初期設定だと薫はソーナの「騎士」として転生させるつもりでした。
 んで、レーティング・ゲームで木場とガチの殺し合いをやって、ダブルノックアウトで脱落。しかしお互い納得いかずそのまま控室で再戦する予定でした。
 ヒロインもソーナでした。
 彼女は性格的にも薫に合うし、一誠のヒロイン格ってわけでもなさそうだからちょうど良かったんですけどね……。
 あと、匙が薫にハイパー懐く予定だったけど、誰得にもほどがあんだよテメーって思ったから没にしました。

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