ヒトときどきモンスター モンスターときどきヒト 作:くりぃむパン
どうも、今回この小説を投稿しました、自分なりに読める作品を作ろうと思っています。
モンハンの小説のキャラなんかも出そうと思っています、そういうのを読んだ人にとっては、
「おお」とか、「このキャラこんなセリフ言うかな?」とか思う事があれば、コメントお願いします。
俺は何も悪くない。
あ、出オチじゃないよ?
ただ俺が何も悪くないだけ。ここ重要ね。
まぁ、たまに学校サボったり、路地裏ケンカ(被害者)とかもしたけれど、それを除けば単なるゲーム好きの準ニートだからね。(あれ?結構悪い子?ま、どうでもいっか)
それでも、高校生真っ盛りで死ななければならないほど悪事を働いた覚えは無い。
「つーかここどこよ」
果たしてここが天国か地獄かあの世か冥界か死後の世界の学園かどうかを確認する術は無いが、死んだことだけは覚えている。
まず、交差点でトラックが突っ込んでくる。居眠りか飲酒運転かは分からなかった。
それはとりあえず気づくのが早かったのでよける事ができた。もともとニート生活のせいで、マトモな身体能力も無かったのにこんな事ができたせいで調子に乗ったのだろう。
おかげさまで、トラックが突っ込んだのが、屋上に鉄骨満載の工事中ビルだという事に気づかなかった。
「ん?」と思ったときにはもう遅い。上から何十本もの鉄骨が飛来し、カゲロウ日和よろしく、無数の鉄骨に体を貫かれる事態となった。
死体は見えなかったが、おそらく、いや、確実に大変な事になっているだろう。
目玉は吹き飛び、臓器は丸出し、全身の血液という血液をすべて垂れ流し、さらには――――――――
―――――――いや、やめておこう、始まったばかりで読者様に逃げられたくは無い。
と、まぁ、ブルーを盛大に飛び越し、ブラックな気分となっている俺の視界が、突如黒く染まった。
「うぉわ!?」
「おお」
俺の視界が黒く染まった理由は、目の前に真っ黒な服を着た青年が現れたためだった。
離れてみてみると、整えられた髪には艶があり、しかもその色は、日本人では考えられない青色に染まっている。
「やぁ」
「お、おう」
悲しいかな、ニート生活と基本的に口開くときは路地裏ケンカの啖呵しか切ってない口からは、残念ながら、上ずった、挙動不審な声しか出る事はなかった。
「で、気づいてるかね?君が死んだこと」
実際なら洒落にもならないことを言っているのだが、残念ながら、俺は本当に死んでいる(らしい)ので、反論もマトモにできない。
「うむ、そのようだね」
「お、これは理解が早くて助かるね」
「逆だね、理解が遅すぎて驚くタイミングを逃しているだけさ」
俺が吐き捨てるように言うと、青年はケタケタと屈託の
「―――――――――いやー君っておもしろいね、最高!」
「嘘つけ」
「いや、おもしろいことは嘘じゃないよ?」
「………………………………」
嘘か嘘で無いかはわからない。そんな笑顔をしている。底の見えない、不気味な笑みだった。
「ま、聞きたいことが山積みなんだが、いいかな?」
「どうぞ、どうせ時間は無限にあるんだから」
「死んだからってか、笑えねぇな」
首をすくめると、また青年は面白そうに笑う。
「じゃあ最初、
アンタ神か?」
「うん」
即答
「俺の死は手違いか?」
これは確信があった、なにより、神が存在する事と、あの狙い済ましたかのような事故は、どう見積もっても、神のしわざとしか思えなかった。しかし。
「いいや、違うよ?」
「だろうな、じゃあつぎは…………………って違うんかい!!」
「うん、あれは僕のミスではなくて、
「しょ、障子町?」
「字が違うよ。
それより、つぎは、何なのかな?」
間髪いれずに訂正されてしまった。気になる。
「あ、ああ、次の質問は………………俺はこれからどうなるんだ?」
ここが一番気になる。見たとこなんにもない空間にいるが、足元は歪んでいる。
「え?」
「ええ?」
質問に疑問で返された。何か怖い。
「うっ………ぷくくっ……………」
違った。からかってるだけだった。
「………………おい」
「くくくっ……………いやぁ、ごめん、驚いた?」
「当たり前だ、心臓麻痺でもう一回殺す気か」
「ま、悲しみや驚きのあまり発狂したりするよりはいいと思うんだがね」
「何か前例でもあるのか?」
「勿論」
当然の如く告げる。それが多くの死人を見てきたということを含んでいるのか、そうでないのかは、例によった貼り付けたような笑顔のせいで、読み取る事ができない。
「で、もう一ぺん聞くけど、俺は一体どうなるんだ?」
「そーだね、閻魔様にあの世に送ってもらうか、一切の記憶を消去して元の世界でイチからやり直すか、特典付きで別の世界に転生するか、選ぶといい。 どーせ転生だろーケドね(ボソ)」
「もう確定済みかよ、つーか聞こえてんぞ。
だけどよ、特典ってどんなのだ?」
「そーだね、君の場合は、得点が26852点だから…………」
なにやら電卓のような物で計算を始めた
「あーそうだ、この中から転生したい世界を選んで」
「え」
そういうと、まるでマンガの原稿のようにまとめられた紙を放ってきた。つーか分厚っ!
「うーんと……………あ、これどう?」
「え?これは……あ、得点足りないからムリ」
「うーんと………じゃこれは?」
「えーと…………うーん、大丈夫だけど、それじゃA級特典一個つけたら終わりだよ?」
「もーいいよこれで、次は特典だったな、よこせ」
「あ」
神が取り出そうとしていた紙束を、奪い取るようにして取り、『A級特典』と書かれた目次を見る。
「えー何々?『生命力強化A』 『超速再生A』 『筋力強化A』 『視力&感覚A』 などなど…………」
「うん、あー決めるのメンドかったら僕が決めてもいいよ?」
「あー、もうそれでいいわ、ここから決めるとなると気が滅入る」
紙束を神に投げつけ、その場に踏ん反り返ると、ため息をつく音が聞こえた。
「えーと…………あ、見た目は変えるか変えないかどっちがいい?」
「む」
一瞬の躊躇の後、答える。
「変えてくれ」
「……珍しいね、せいぜい10人中2人ぐらいしか変えないのに」
「ああ、あんまモテなかったしな」
「そうかい、でも、一般基準からしたらまあまあだと思うがね」
「もう俺は……
「厨二臭っ」
「ははは」
「あははははじゃいってらっしゃい」
「え?」
笑いの中に違和感を感じた瞬間、視界が暗転した。
そして、視界が開けたとき、俺を迎え入れたのは、広大な森、どこまでも澄み渡る蒼い空、そして、涎を垂らしながらこちらを睥睨する|飛竜、リオレウスだった。
the end
(って、終わらすなッ!!!)
to be continued?
―――――次回予告――――――
「『異端』さんよ」
「末恐ろしいもんだな」
「トンズラこかせてもらおー」 「帰ってもらって結構だが?」
「のおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
不憫ですねー、主人公。(誰のせいだ!)
誤字、脱字がございましたら、なるべくオブラートに包んでコメントお願いします。(作者のメンタルは障子紙並みですので)(笑)