ヒトときどきモンスター モンスターときどきヒト   作:くりぃむパン

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キタ―――(゜∀゜)―――!!!


 ふふふふふ、っふっふふふふふっふふふふふふふふふ。

 遂に推薦を手に入れたぞ!

 はははははははははははは!

 こんな情報要らないだろうな、だが言わせてもらう!

 なぜならこれはZI☆MA☆Nだからだッ!!



 ホントどうでもいいですね、すいません。


第参話 現実にはエリア分けなんざ存在しない

「どうしてこうなった」

 

 

 俺は今、丘陵地帯、皆さんお馴染みの『森と丘』にいる。

 

 ランポスと思しき骨に埋もれる俺の目の前で熟睡するのは、雌火竜 リオレイアさんである。

 

 

 俺はシャド・クルーガーに連れられ、ペイントボールを持たされ、「リオレイアを探して来い」という命令のもと、この森と丘を走り回り、休憩場所に選んだのが竜の巣だと分かった瞬間自分に落ちる影。

 

 

 いやー焦ったね、うん。マジで死ぬと思った。

 

いや、まぁ今も死にそうな状況には変わりないけど。

 

手の平の上でペイントボールを弄びながら考える。

投げつけてから奥の細い道に逃げられるまでに約5秒。しかしただ逃げればいいだけではない。

仮にリオレイアに捕捉されれば逃げ切るのは困難を極める上、それに気づけなければ、リオレイアをベースキャンプまでご案内してしまうことになる。

 

 

(まずはこの骨から出て、脱出路を確保しなければ)

 

 ゆっくりと骨をどかし、他の骨を踏み割ることの無いように慎重に進んでいく。

 

 そろそろと出口に手を掛け、振り返った瞬間、目撃した。

 

 ジャギィが数匹、リオレイアのそばの飛竜の卵に近寄っていた。

 

(ファァァァッッッ!!!!?)

 

 危うく声を出しそうになりながら、ジャギィにジェスチャーで帰れと命令するが、ジャギィはニタニタ笑いながら近寄っていく。

 

(違う!そうじゃない戻れ!俺とお前らのためにも!)

 

 しかし、嗚呼、なんということか骨を無造作に踏みしだきながら接近するジャギィに、ついにリオレイアの相貌が開かれてしまった。

 

(えーい、もうどーとでもなれーい!)(投げやり)

 

 ペイントボールをリオレイア目掛けて投擲する。放物線を描いたそれは見事、リオレイアの背中に命中するが、もちろんそれどころではない。

 

「ゴオォォォォォォォォォォォォォァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!!!」

 

「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!!!」

 

 険しい山道なんぞ計算に入れず、一心不乱に山を駆け下りる――――というより落ちる。

 

 途中の岩などで擦り傷を負うが、それすら気にならない。

 

 ジャギィの断末魔はいつの間にか終わり、すぐ後ろから地響きが聞こえる。

 当然、リオレイアによるものだ。一瞬でも気を抜けば先のジャギィ達と同じく、ペチャンコになるか、それとも骨ごと噛み砕かれるか。どちらも考えたくない。

 

(やばやばやばやばいぃぃぃぃぃ!!!!マジで!ガチで!100パー死ぬぅぅぅ!!!」

 

 いつの間にか小規模な林に突入していたが、状況は何も変わらない。

 木を根こそぎ薙ぎ払いながら突進しているバキバキという音が聞こえてくる。

 繰り返すが、一瞬でも気を抜けば後ろの樹木よろしく、バキバキになることになる。

 

 が、木の根が浮き出た部分に足が引っかかり、派手に転びながら止まってしまった。

 

 振り返る間も無く、確信する。

 

 死ぬ

 

 瞬間、ゴゥという音が聞こえ、爆風に吹き飛ばされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目が覚める、見えるのは布。ベースキャンプテントの、黄色がかった布だ。

 

「はうあッ!」

 

 首だけを持ち上げて周囲を確認するが、何も変わらない、いつものベースキャンプだ。

 

「おう、起きたか」

 

 簡素な椅子に座って本を読んでいたシャドの声をきいて、体を起こす。

 

「えーと、これはどういう状況で?」

 

「端的にいうと、焼け野原 リオレイア 火傷 お前 無傷 俺 運ぶ

 といった状況だ」

 

「いや、わからん」

 

 なぜ片言なのかにもツッコミを入れたかったが、シャドは心底面倒くさそうにため息をついて、本を閉じた。

 

 だから腹立つんだよお前の一挙手一投足は、お前友達いないだろバーカ。

 

 

「あー、要はだな、俺がここで本を読んでたら爆発音が聞こえたんで、装備引っさげて確認に行ったら、火傷を負ったリオレイアが飛び去っていった」

 

「そんで?」

 

「お前の見るも無残な屍骸が―――――」

 

「おい」

 

「冗談だ」

 

「お前は火球の爆心地でぶっ倒れてただけだ」

 

「そうか――――っておい、それは結構な問題じゃないのか?」

 

「死んじゃあいないし、問題ないだろ」

 

「大・問・題だッ!つーかだからか!何か背中がヒリヒリと痛ぇ!?」

 

 痛い。尋常じゃなく痛い。

 

 痛いのは確かだが、一つおかしい。

 

「何故リオレイアが火傷を?」

 

「………さぁな、ぶつける位置でも近すぎて誤爆したんじゃないのか?」

 

 誤爆。竜種の中でも一際知能の高いリオス科のリオレイアにしては珍しい、というか、ありえない程のミスだが、そこは生物、そういうこともある。

 

 そう二人は結論付けていた。

 

 

 その背中の傷をつけた主が、彼らの運命を変えることには、まだ気づいていない。

 

 

 

to be continued!

 





 内容が薄かったことについては目を瞑ってくれたまへ!

 

 ジョジョ第二期楽しみですねぇ

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