俺たちがSAOに入るようです   作:SAOで盾をしたい人

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あなたはもしゲームやアニメの世界に入ってしまったときどうしますか?
せっかくですしこの小説を読みながら考えてみてはどうでしょうか。


プロローグ

真「今日もつかれたな。なんで部活になんて入ったのかいつも考えてるんだよな~」

 

いきなりだが自己紹介が必要だな。とりあえず名前からでいいよな、俺は紅 真(くれない まこと)。

中学一年生だ。

 

零「まあ部活なんてそんなものだろ。」

 

そんでこいつは勇夢 零(ゆうむ れい)。俺と同じ中学一年生で、すごく小さい(背丈的な意味で)。

 

零「おい、今さらっとバカにしただろ。」

 

真「いやいや、そんなことしても利益がないだろ。あるんだったらするけどさ。」

 

零「あるんだったらするのかよ、それはそれでおかしいと思うぞ。」

 

危なかった、なんでこいつはこういうときだけ勘がいいのだろうか。

さてそろそろ俺と零が別れる曲がり道が見える頃だ。

 

零「また明日な。」

 

真「おう、また明日。」

 

家にて

 

真「今日は宿題も無いし晩御飯食べて風呂入ったらすぐに寝るとするかな」

 

 

 

 

 

これは夢か?なんか画面がでてきた。

名前を設定してくださいとか書いてあるんだが。

とりあえず『sinku』とでもしとくか。

 

それにしてもどこかで見たことがあるシーンだな、真だけに(キリッ)・・・なんか肌寒いな。

真面目に言うとSAOで最初にでてくる画面みたいな感じがするな。

随分とよくできた夢だな、ん?容姿の設定か。

よし、まずは紅い髪にして(以下省略

こんなもんか。

 

血みたいに紅い髪に少し細めの男でこれなら結構かっこいいだろう。

ん、なんかひっぱられて、うわぁぁぁぁ!!!

 

 

 

真「・・・ここ、どこだ?始まりの街に似ているような気がするんだが。」

 

というかSAOの始まりの街そのものだな。

よくこんなに似せて作れたもんだな。

というかなんで俺の視界には紅い髪があるんだろう。

 

真「試しに髪を引っ張ってみるか、痛くならないぐらいに。」

 

引っ張ってみると自分の髪はやっぱり紅くなっていた。

つまりは今自分はさっき設定したキャラグラフィックそのものになっているわけだ。

非現実的だが面白そうだ。

あとついでに言っておくと、とても今さらだが俺の視界にはSinkuというキャラネームと緑っぽい色のHPバーが映っていた。

 

シンク「せっかくだし楽しむとするか、まずは武器や防具を揃えないとな。」

 

そうして武具を売る店にきたわけだが見慣れない武器種があった。

片手斧と片手槍だ。

一応ロストソングはやっているがこんな武器はなかったはずだ。

 

シンク「なかなか面白そうだな、せっかくだし使ってみるか。」

 

そう思い俺は片手槍のショートスピアを買うことに決めた。

だがまだ足りない。

キリトみたいな特殊なスキルとかアスナみたいな速度重視じゃない限り絶対に欲しい装備がある。

そう、タンクの常用装備である盾だ。

 

シンク「というわけでバックラーを買って、防具はもう買ったから装備は揃ったな。」

 

これがSAOそのものだった場合はもし死んでしまうと現実でも死ぬ可能性があるからな。

装備をしっかり買っておかないとな。

ん?武具が装備できない。

ああ、ステ振り忘れてた。

 

シンク「まずVITに振ってあとはSTRとAGIに振ればある程度は戦えるだろ。」

 

ステ振りをぱぱっと済ませて買った武具を装備した。

そうして草原の方に行くと普通にSAOの雑魚モンスターのフレンジーボアがいた。

まあ予想はできていたが。

 

シンク「さて、一発やってみるか!!まずは小手調べだっ!!」

 

そう言いながら俺はショートスピアでフレンジーボアを突き刺しダメージを与えた。

そしてフレンジーボアは突進攻撃が強力なため突き刺した後はすぐにバックラーを構えた。

 

シンク「っつ、盾で防いでもやっぱりダメージはくるな。」

 

フレンジーボアの突進を盾で防いだものの俺のHPは十分の一ほどではあるが減っていた。

だがフレンジーボアは耐久力が高いわけでもなく一突きしただけでHPは三分の一ぐらい減っていた。

 

シンク「なら、もうソードスキルで終わらせてやるよ。」

 

片手槍の初期ソードスキルはダブルピアースという技らしい。

名前的にはおそらく二連続で突きを放つのだろう。

 

シンク「いくぜ!ダブルピアース!!」

 

別に名前を言う必要はないのだがなんとなく言ってしまった。

それはともかく二連続の突きを喰らったフレンジーボアは結晶となって消滅した。

辺りを見渡しフレンジーボアを見つけては狩ってを繰り返している内に二人のプレイヤーを見つけた。

片方は黒髪で片手剣を背負っておりもう片方はピンクっぽい色の髪で曲刀をかまえていた。

あれは、まあ100%キリトとクラインだろう。

 

シンク「まさか本当に二次元キャラに会えるとはな。」

 

これはもう夢とは言えないだろ。

こうなったらせっかくの機会だし声をかけてPTに入れてもらおうかな。

 

シンク「あの、すいません。」

 

とてつもなく不安だ。

おそらく断られるだろうがそれでも勇気をだそうと思う。

 

キリト?「お、俺か?」

クライン?「みたいだな、キリト」

シンク「えっと、ずっとソロで狩ってたんですけど効率悪くて。PTに入れてもらえませんか。」

 

ああ、言ってしまった。

なんだ効率が悪いって。

ソードスキルを撃てばフレンジーボアなんてすぐに倒せるのに。

俺は頭を下げ目を閉じていた。

 

クライン?「キリト、どうすんだ。」

キリト「まあいいだろ。・・・俺はキリトだ。」

クライン「俺はクライン、よろしくな。」

シンク「え、あ、俺はシンクです。お願いします。」

 

まじで?嘘だろ?いや現実に目を向けようか。

とりあえずはこの二人と一緒に狩りを続けるか。

 

 

そしてずっと狩りを続けて現在、時刻は5時20分程。

 

キリト「どうする?もう少し狩りを続けるか?」

クライン「ったりめぇよぉ!!と言いたいとこなんだけどよ、腹が減っちまって。一度落ちるは。」

キリト「まあ、こっちの飯は空腹感が紛れるだけだもんな。

クライン「5時半に熱々のピザを予約済みよぉ!」

キリト「準備万端だな、シンクはどうするんだ。」

シンク「えっと、俺はまだ入れますよ。」

 

そうするとクラインは少し真剣な顔になって言った。

 

クライン「なぁキリト、シンク、俺はこの後他のゲームで知り合った奴らと落ち合うんだが、どうだ、あいつらともフレンド登録しねぇか。」

シンク「えっ、俺なんかでいいんですか?あっ、どうですか、キリトさんは。」

キリト「えっ・・・。」

クライン「あ~いや、もちろん無理にとは言わねぇよ。」

キリト「悪いな、ありがとう。」

クライン「いやいや、それはこっちのセリフだぜ、このお礼はその内ちゃんとすっからよ。もちろんシンクもな!」

 

やっぱり原作会話が多くなるのは仕方がないよな。

クラインが俺の名前をだしてくれなかったらすぐに空気になってたところだ。

そうやって会話を交わしている内にクラインが急に言った。

 

クライン「あれ?ログアウトボタンがねぇぞ。」

キリト「メインメニューの一番下にあるはずだぞ。」

シンク「でもキリトさん、本当にないですよ。」

キリト「あ、あぁ、確かにない。」

クライン「ねぇだろ?」

 

いやまあそりゃそうなんだが。

ログアウトできないのはSAOの仕様だからな。

 

シンク「それにGMコールも反応がなかったですし、クラインさん、ピザ食べれないんじゃ・・・。」

クライン「あっ、   俺様のデリバリー用のピザとジンジャエールがぁぁぁ!!!」

キリト「その上マニュアルにも緊急切断方法は載ってなかった。」

クライン「んな馬鹿な、ぜってぇなんかあるって。戻れ!ログアウト!脱出!!!・・・」

シンク「残念なことに何もないんです。普通は絶対に用意するはずなのに。キリトさんやっぱりこれは・・」

キリト「ああ、恐らく、

 

ジャーンジャーン、ジャーンジャーン

 

三人「!!!!???」

 

突然広場への強制召集を告げる鐘がなった。

当然俺たち三人は青い光に包まれ・・・

 

キリト「強制テレポート?」

シンク「見てください、キリトさん、クラインさん、俺たち以外にもたくさん転移されてきてますよ」

クライン「ああ、どうなってんだ、こりゃ。」

 

モブ「上・・」

 

誰かが言った上という声につられて見ると赤い六角形が現れていた。

そしてそれはドームのように広がりその隙間からは血のような液体がでてきた。

そうして顔のないローブだけのなにかが現れた。

そう、茅場晶彦である。

 

茅場晶彦「私の名前は茅場晶彦。今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ。」

 

この広場にいるプレイヤー達が本物?やどういうこと?といった声を上げている中で茅場はメニューを操作しながら続けた。

 

茅場晶彦「プレイヤー諸君は既にメニューからログアウトボタンが消失していることに気づいただろう。」

茅場晶彦「しかし、これはゲームの不具合ではない。繰り返す。不具合ではなくSAO本来の仕様である。」

 

衝撃の事実、とは言っても俺は知っていたのだが。

茅場が言ったことを簡単にまとめるならばこうだ。

 

1つ、ログアウトできないのはSAO本来の仕様である。

2つ、この世界で死ねば現実でも死んでしまう。

3つ、外部から誰かがナーブギアを外そうとした場合も死ぬ。

4つ、既に3つ目のことで213人死んだ。

5つ、死んだ事を報じたメディアによって誰かがナーブギアを外す可能性は低くなっている

6つ、蘇生手段は存在しない。

 

このぐらいだろう。

 

そしてついに自分の姿が現実と同じものになるイベントがきた。

俺は普通に手鏡を出して構えた。

強制転移のときと同じような青い光に包まれそれが消えたときに手鏡に映った顔は・・・滅茶苦茶可愛い美少女だった。

は?俺は何を言っているんだろう。

俺は男だぞ?なんで女が映ってるんだ?

とりあえずじぶんの頬をつねった。

手鏡に映る女も同じ動きをした。

 

シンク?「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!???」

 

広場に高い声が響きわたった。

 

シンク「う、うぅ、キリトぉ。」

キリト「あ、ああ、!、お前、だれ?」

シンク「俺ですよぉ、さっきまで一緒に狩りをしてた!!シンクです!!」

キリト「お、お前、女だったのか?」

シンク「ちがいます!!男なのになぜか女になったんです!!」

キリト「そっそうか、それよりクライン!」

 

キリトめぇ、話を変えたな?

まぁいい、クラインはすぐそこにいるみたいだしな。

 

クライン「おう、・・・お前、だれだ??」

キリト「俺はキリトだ、それで、こっちがシンク。」

シンク「や、やっほー、クライン。」

クライン「キ、キリト?はともかくシンク、女だったのか!?」

シンク「キリトとおんなじ事言わないでください!!」

 

うぅ、どいつもこいつも俺を女扱いしやがって。

まぁ、今の姿じゃ仕方がないんだが。

 

キリト「俺とクラインは現実世界の姿になっている。だがシンクだけは現実世界とは違う姿、それも女になっているんだ。」

シンク「そういうことです、なぜこんなバグが・・・」

 

周りのプレイヤーが文句を言ったり俺が唸ったりしているうちにキリトが俺とクラインを呼んだ。

 

キリト「ちょっと来い、クライン、シンク」

クライン「えっ、おっおう」

シンク「は、はい」

 

そうして俺とキリト、それにクラインは人気のまったくない路地裏のようなところに来ていた。

 

キリト「俺はすぐに次の村に向かう。お前達も一緒に来い。」

 

キリトは深刻そうな表情でさらにこう言った。

 

キリト「茅場の言ったことが全て本当ならこの先生きのこるためにはひたすら自分を強化しなくちゃならない。」

キリト「効率良く金や経験値をかせぐには次の村を拠点にした方がいい。」

キリト「俺は道も危険なポイントも知ってるからLv1でも安全にたどり着ける。」

クライン「でもよぉ、俺は他のゲームでダチだった奴らと徹夜してこのゲームを買ったんだ。」

 

まぁそれは分かってた。

クラインは自分の安全より友人の事を優先するだろうからな。

 

クライン「あいつら、まだ広場にいるはずなんだ・・・置いてはいけねぇ」

 

キリトが何か悩んでいるところでクラインははっきりとキリトの誘いを断っていた。

 

クライン「わりぃ、お前にこれ以上世話になるわけにはいかねぇよな。だから気にしないで行ってくれ。」

 

クラインはけっこう明るい感じのする声で喋っている。

やっぱり前向きなんだろう。

おっと、話がついたみたいだな。

 

キリト「そうか、ならここで別れよう。何かあったらメッセージ飛ばしてくれ。じゃあ、またな」

 

少しの間が空きその後にクラインがキリトを呼び止めた。

 

クライン「!、キリトよ、お前、案外可愛い顔してやがんな。結構好みだぜ。」

キリト「・・・っ、お前のその野武士面の方が数倍似合ってるよ!。」

 

そう言い残しキリトは走り去ってしまった。

あ、やばい、おいてけぼりかよ!?

 

シンク「すいません!クラインさん!俺、キリトを追うんで!」

クライン「お、おう、またな、シンク。」

シンク「はい、クラインさんもお元気で!」

 

クラインにそう言って俺は走り去ってしまったキリトを追いかけた。

 

 

 

 

なんとか追いつくとキリトがソードスキルを放ち狼を切り裂いていた。

 

シンク「ちょっと、キリト!追いてゆくなんてひどいじゃないですか。」

キリト「ん、あぁ、お前は一緒に来るのか?」

シンク「キリトは見ていて危なっかしいですし。放っておけないんですよ。」

キリト「そうか、じゃあ改めて、頼む。シンク。」

シンク「はい、キリト、絶対に生き延びましょう!」

 

俺とキリトは決意を、この世界で生き残るという決意をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、どうでしたでしょうか。
内容がぎゅうぎゅうづめになってしまった上にちょっと元々の会話をもってきすぎちゃいましたね。
次回がいつになるかわかりませんがこれから頑張って行きますのでよろしくお願いします。
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