ソードアート・オンライン 灰色の少女   作:砂原西潮

2 / 2
前回書き忘れてましたが、主人公の武器は曲剣です。曲剣なのに片手剣スキルのレイジスパイクが使えた理由はこの作品では原作で出てきた片手剣スキルの一部を片手汎用スキルとして片手で持てる武器全般で使えるようにしています。ただ、短剣で原作の片手剣スキルを使うわけにもいかないので基本的には片手剣と曲剣に共通のソードスキルがあると思ってください。アスナが使う細剣スキルとザザが使うエストックに共通のソードスキルがあるのと同じ事だと考えてください。


第2話

インクラッド 27層 リュビンの街

 

今、私はキリトとご飯を食べる為に最前線27層の街に来ていた。

さすが、第1層からビーターと忌み嫌われながらもその強さを示して恐れられてきたキリトである。

通り過ぎる人そのほとんどが目を向けてくる。

正直、目立ってしょうがない。

「ほんと、キリト有名人だね。通り過ぎる人たちみんなキリトのこと見ていってるよ。」

「いや、確かに俺のせいなのもあるんだけど、キョーカも結構目立ってるからな。」

キリトは何を行っているんだろう?

私はアスナさんほど美人でもないし、そもそも灰色のフード付きマントで顔も隠しているのに。

目立つ要素がどこにあるんだろう?

「何言ってるの?キリト。私に目立つ要素のないでしょ。変なこと言うなぁ。」

「ほんと、自分のことには無自覚というか、わかってないというか。ただでさえ SAOには女性プレイヤーはほとんどいないってのに。クラインが心配するわけだ。」

「?なにか言った?キリト。」

「いーえ、なにも。自分は目立つ要素がないとかキョーカ言ってるけど、そもそも、ビーターの俺と一緒に歩いているだけで十分目立つ要素だからな。しかもここ最前線だから、みんなキョーカのことボス攻略戦で俺とアスナと組んでるってことで知ってるからな。」

「それ、結局キリトのせいなんじゃないの?」

「そう言われたら、否定できいないけど。」

「うん、やっぱりキリトのせい、キリトのせい。」

私も目立つ原因がキリトのせいだと結論ついたところでお目当ても店に到着してようだ。

キリトはなんだか納得していまいみたいだけど。

 

 

「なあ、キョーカはギルドに入らないのか?」

ご飯も食べ終わって食後のドリンクを飲みながらゆっくりしていた頃、キリトはそう切り出した。

「うーん、いまさらギルドに入るのもなぁー、ほとんどギルドもメンバー固まって来てしまってる状態だし、その中には入りづらいからね。」

「古参のギルドが嫌ならKoBは?あそこは結成して間もないから、そういう問題もないんじゃないか?」

「KoBかぁ。あそこは団長さんが怖いからな。」

「怖い?強いし、リーダーシップもカリスマもあって団長として完璧じゃないのか。外面だけ見たらクラインなんかと比べ物にならないぞ?」

何気にクラインおじさんにひどいこと言ってる気がするが、やっぱりキリトもヒースクリフに対してそんな感じの印象を持つらしい。

「そこが怖いんだよ。その完璧さが、リーダーとして必要なもの全部持ってるってことがさ。」

あと、アスナさん怖いし。

「ふーん、変なこと言うなぁ。完璧なのが嫌って。ならクラインは?さっきはああ言ったけど、内面まで含めればヒースクリフに敵うまでとはいかないにしてもリーダーとしてはかなりもものだと思うけど。」

クラインおじさんがリーダーを務めるギルド風林火山。まだ攻略組と呼ばれるまでにはいかないけど遅かれ早かれ最前線に来てボス攻略戦に参加するであろうギルドだ。

「おじさんのギルドか。そこが嫌な理由があるわけじゃないんだけど。今入りたいかって聞かれたらなぁ。」

「そうか。でもキョーカ、これだけは言っとくけどな、ソロプレイには限界が来るからな。遅かれ、早かれギルドには入れよ。死亡確率が全然違ってくるから。」

「キリトのだけは言われたくくないけど、覚えておくよ。ホントのソロプレイに限界が来たらギルドに入るよ。まあ、入るとしたらおじさんのところになるだろうけど。」

「そうしろよ。あそこはむさ苦しい事を除けばいいギルドだからさ。」

「そういうキリトはどうすんの?もうギルドに入ってるみたいだけど。そんなエンブレム見たことないよ?」

「ああ、まだあいつらのギルド攻略戦には参加できていないんだ。いずれ出来るようになると思う。心配しなくても俺は次も参加するから。」

急に早口になって話しだすキリト。

別にそんなことは心配してないんだけどなぁ。

「うん。それならいいんだけ・・

「いい奴らなんだ。あいつら。悪いな、キョーカこれからそいつらと集まりがあるからもう行くな。またな。」」

私のセリフを食いながら言ったキリトはそのまま店を出ていってしまった。

そんなキリトは見つめながら私はひとつの疑問を感じていた。

キリトは自分のギルドに前に”あいつらの”とつけた。

自分のギルドをいう時に”あいつらの”とつけるだろうか?

普通なら、”うちの”だったり”俺達の”ではないのだろうか?

でも私はその疑問を飲み込んだ。

だって、私はギルドに所属していないから。

だって、キリトあんなに楽しそうに笑っていたから。

『♫♫♫』

そんな時、親友から連絡が来た。

内容はなんてことない日常の話であった。

そうなんてことないギルドの新しい人が入ったというよくある話だった。




キョーカ全然コミュ症じゃないんじゃ。
おかしいな人見知りのキャラを書こうとしてたのに。
それはそれとしてコミュ症、正確なのはコミュニケーション障害略してコミュ障なんですが、この作品では軽い人見知り、会話をするのがあまり得意ではない、そういう意味でコミュ症こっちを使っています。まあ、障の方でもあまり問題ないので気にしないでください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。