魔法科高校の劣等生の出来損ないの姉(仮)   作:赤影月

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prolog

四葉家には出来損ないが1人いる。

 

別に元から魔法が使えない体だとかという訳でなく

普通に魔法を使え、感情も十分にある人だ。

ただそれは普通で、普通過ぎる。

第一高校でいう一科生ではあるが、

特に突出したものがなく目立ちもしない

ごくごく平凡な生徒である。

 

成績も特に悪いわけでもなく、良いわけでもない。

親から力を隠せとも言われていないのに

そんな結果しか出せない。

任務も失敗するわけではないが上出来とは言えない。

そんなごくごく平凡で平凡過ぎるが故に彼女は

四葉家からは期待されない

"出来損ないの姉"と呼ばれている

 

 

実の弟は

生来使える魔法は分解と再構築だけで、

通常の魔法の才能を持たずに生まれるが、

6歳のとき「人造魔法師実験」の被験者にされ、

「人工魔法演算領域」を与えられた

劣等生でありながら最強であり

この物語本来では主人公である

戦略級魔法師大黒竜也

 

本名四葉達也(司波達也)。

 

 

実の妹は

非の打ち所のない美貌の持ち主で

男女共に人気、

実の兄を誰よりも敬愛し、

兄への愛情や敬愛を隠すことなく過ごす

 

魔法師としての才能もあり

多種類の高度な魔法を駆使し、

中でも分子運動を減速させる振動系魔法

(冷却魔法)を得意分野とする。

広域振動減速魔法「ニブルヘイム」や、

空間内の温度を極寒と灼熱に二分する魔法

「氷炎地獄(インフェルノ)」なども

難なく使いこなす。

四葉家の次期当主候補筆頭

四葉深雪(司波深雪)。

 

 

そんな弟と妹を持つと、余計四葉家で

期待されるはずがない。

 

しかし彼女は別にそんなことを気にしている

わけではない。

むしろ、期待されないことを望んでいる。

出来るだけ目立つことなく、

ひっそりと行動し、

誰にも気づかれないことを望んでいる。

 

妹が次期当主になることを願っている。

 

弟と妹が安全で温かな暮らしが出来ることを

切実に願っている。

 

弟が妹しか愛することができなくても

 

母にも四葉家の人からも

 

妹からも

 

 

誰からも愛されることがないとしても

 

彼女は自分の弟と妹を愛し

彼らの平和を願っている。

 

恋愛なんかどうでもいい

 

自分が愛されなくてもどうでもいい

 

けれど、初めてできた弟妹 達也と深雪

彼らに幸せを与えたい

決して望まれていなくても

変わることのない愛を捧げたい

 

そんなことばかり考えてしまう。

 

 

そんな彼女の名前は

 

四葉深苑(しおん) (司波深苑)。

 

 

これは司波達也と司波深雪の姉に生まれた

出来損ないの彼女の

 

弟妹への愛情を抱きながらも

誰にも気づかれたくない彼女の

 

ひっそりとしたい愛情物語だ。

 

 




ぐだくだですみません。
彼らの平和を願っている。 までが三者視点
恋愛なんかどうでもいい くらいから深苑視点が含みます。
三者視点は憶測が含まれております。
因みに、目立ちもしないごくごく平凡な生徒は少し語弊がありまして、その部分には深苑の願望が少し含まれています。
*少し編集しました。
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