遊戯王5D’s もう一人のデュエリスト   作:ナタタク

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第百話 逃亡

ヒイロ達8人はポッポタイムのガレージに集結した。

「・・・。おしるこヌードル・・・。」

ヒイロは遊星たちが手に入れた新作カップヌードルを呆れながら見ていた。

「これを探して、イェーガーを見つけたと・・・。」

「ああ。でもよお、治安維持局副長官がここまでおちぶれるとはよお。」

「あいつもイリアステルに殺されかけたんだ。すべてを捨ててでも逃げ続けるのもやむをえまい。」

「だが、奴が一番イリアステルの情報を持っている。なんとしてでも引き出さなければ・・・。」

「でも、遊星。どうやってイェーガーを見つけるの?」

「・・・。」

「うーん・・・!!いい考えがある?」

遊星が考えている中、ジャックはおしるこヌードルを見て、何かひらめいたようだ。

「ふっふっふっふっ・・・・。」

「・・・。なんか・・・いやな予感が・・・。」

クロウはジャックの笑いに身の危険を感じた。

 

2日後、シティの商店街に大きなステージができていた。

そして、ステージの上にはジャックの広告収入源になっているカップめん、ピリ辛レッドデーモンズヌードルが入った段ボール箱があり、龍亞と龍可はそれぞれ鳴門巻き、唐辛子が頭部になっている着ぐるみを身に着けていた。

また、ブルーノはグラサンをかけてその段ボール箱の警備をしている。

「今日はピリ辛レッドデーモンズヌードル!」

「発売3周年記念イベントへようこそお越しくださいました!!」

ちなみに、このイベントは勝手に開催している訳ではなく、会社から正式に許可を受けたうえでの行いだ。

「本日、スペシャルゲストは・・・カップラーメンマン!!」

「おおーーー!!」

拍手の中、カーテンからオレンジのカップラーメンの容器が胴体で、目の部分はグラサンになっているさまざまな意味で残念なヒーローが登場した。

「みんなー!待たせたなー!」

カップラーメンマン登場とともに、赤い髪の魔女も登場した。

「何あれー?」

「かっこ悪ーー。」

観客の嘲笑と言葉がカップラーメンマンの中の人物、クロウの心に《ガトリング・オーガ》の弾丸の如く次々と突き刺さった。

「・・・。なんで俺がこんな仕打ちを受けなきゃなんねえのかよ・・・??」

クロウの表情がゆがんだ。

「しょうがないわよね。じゃんけんで負けたんだから。」

ちなみに、魔女の中の人物は同じくじゃんけんで負けたアキだ。

「じゃあ、なんでヒイロがカップラーメンマンやらねえんだよ?あいつがじゃんけんでビリだったじゃねえか・・・。」

「ヒイロがこういうことできると思う?」

「くう・・・。ジャック・・・ヒイロ・・・覚えてやがれ・・・!!」

ステージ裏では、遊星、ジャック、ヒイロが待機していた。

「クロウの奴・・・何を話しているんだ??」

「さあ・・・・?」

「(これは本当に作戦か・・・?それとも一種の罰ゲームか・・・?)」

じゃんけんの勝者、遊星とジャックが小声で話す中、イベントは始まった。

「それではいよいよ開始です!!ピリ辛レッドデーモンズヌードル!争奪デュエル大会!!」

「最強デュエリスト、カップラーメンマンとデュエルで戦い、買った方には、ピリ辛レッドデーモンズヌードル!一年分をもれなくプレゼント!!」

「一年分とは気前がいいぜ!!」

「俺でも勝てそうだ!!」

「私が戦うーー!!」

「くうう・・・・。なんだって・・・!?」

観客の《ガトリング・オーガ》が《ダブル・アームズ》を装備し、クロウへの精神的ダメージを倍加させた。

 

ダブル・アームズ

装備魔法カード

「ガトリング・オーガ」のみ装備可能。

装備モンスターの効果で相手ライフに与えるダメージが倍になる。

 

「「デュエル!!」」

龍亞と龍可は開始を宣言すると、後方に下がり、精神的ダメージを受け続けたクロウは鬱憤晴らしのために次々と挑戦者を蹴散らしていった。

そして、10人目の挑戦者が現れた。

小柄で黒いスーツを着たロックミュージシャンだ。

「次の相手は私でございます。じゃなくて、俺様だぜー!イェイ!!」

ロックミュージシャンは口調を変えたが、手遅れだった。

「へっへっへっ・・・。ようやく会えたぜ!!」

「はて・・・?どこかでお目に・・・?」

ロックミュージシャン、イェーガーの後ろをブルーノとアキが塞いだ。

そして、ステージ裏から3人が出てきた。

「今度こそ逃がさん!!」

「待ってたぜー!」

ヒイロはクロウのカップラーメンマンの着ぐるみを取り、それでイェーガーを閉じ込めた。

「観念しろ。」

「ええい、しつこい!しかし・・・!!」

イェーガーは煙幕弾で視界を煙で隠し、脱出した。

「さらばです!!」

「・・・!!」

遊星は一瞬、イェーガーの姿を視認すると、発信機を彼に付着させた。

「ヒイロ!!」

「分かった。」

ヒイロは即座に煙の外に出て、携帯で位置を確認しながら、イェーガーを追跡した。

 

枯れた用水路をイェーガーは疾走した。

「ヒーッヒッヒッヒ!!」

そして、地下水路への入り口で立ち止まった。

「あんな奴らに捕まるわけにはいかないのです。」

「あんな奴ですまないな。」

「へっ・・・!?」

用水路付近のビルの屋上からヒイロは飛び降り、イェーガーを取り押さえた。

「うぎゃ・・・!!な・・・なぜここが・・・!?」

「俺たちの優秀なリーダーに聞いてみるんだな。」

ヒイロが取り押さえている間に、遊星とジャック、クロウ、ブルーノも彼と合流した。

「ヒイロ。きちんと押さえつけておけ!今こそカップラーメンの恨みを・・・・!!」

ジャックが激しい剣幕で拳をにぎりしめると、ヒイロはイェーガーを放した。

「ヒイロ!何を・・・!?」

「イェーガー。取引だ。」

「取引ですと・・・・?」

イェーガーは首をかしげた。

「俺とデュエルをしろ。お前が勝ったら、もう俺たちはお前を追わない。だが、俺が勝ったら、知っていることをすべて話してもらう。」

「・・・。」

イェーガーは入口に目を向けた。

そして、すぐにヒイロに目線を変えた。

「いいでしょう。私の実力、とくとご覧にいれましょう!!」

イェーガーはデュエルディスクを装着した。

「「デュエル!!」」

 

イェーガー

手札5

ライフ4000

 

ヒイロ

手札5

ライフ4000

 

「私のターン!ドロー!」

 

イェーガー

手札5→6

 

「カードを4枚伏せ、手札から《ジェスター・ロード》を攻撃表示で召喚!」

イェーガーの場にヨーロッパの宮廷道化師のようなモンスターが現れた。

 

ジェスター・ロード レベル1 攻撃0

 

「(あのモンスター・・・。何かあるな。)」

「《ジェスター・ロード》はお互いの場にこのカード以外のモンスターが存在しないとき、場に存在する魔法・罠カード1枚につき、攻撃力が1000ポイントアップします。」

《ジェスター・ロード》は4つの魔法球体でジャグリングを始めた。

 

ジェスター・ロード レベル1 攻撃0→4000

 

「・・・。」

「私はこれでターンエンドです。」

 

イェーガー

手札6→1

ライフ4000

場 ジェスター・ロード レベル1 攻撃4000

  伏せカード4

 

ヒイロ

手札5

ライフ4000

場 なし

 

「(だが・・・。この攻撃力アップはモンスターがいないときのみ・・。ならば・・・。)俺のターン。」

 

ヒイロ

手札5→6

 

「俺は手札から《Eサモナー》を召喚。」

 

Eサモナー レベル3 攻撃1200

 

《Eサモナー》出現により、《ジェスター・ロード》はやる気をなくした。

 

ジェスター・ロード レベル1 攻撃4000→0

 

「そして、手札から《EWトリガーマグナム》を《Eサモナー》に装備。これで、装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、貫通効果を得る。」

 

Eサモナー レベル3 攻撃1200→2200

 

「更に、《Eサモナー》は装備カードを装備しているとき、1ターンに1度、手札・デッキ・墓地からレベル4以下のEモンスター1体を特殊召喚する。俺はデッキから《Eソードマン》を特殊召喚。」

 

Eソードマン レベル4 攻撃1600

 

「そして、手札から装備魔法《EWバスターソード》を《Eソードマン》に装備させ、攻撃力を1200ポイントアップさせる。」

 

Eソードマン レベル4 攻撃1600→2800

 

「なるほど・・・。攻撃力2800と2200のモンスターですか。ならば、永続罠カード《グラヴィティバインド―超重力の網―》、そして《宮廷の褒章》を発動。」

ヒイロとイェーガーの場が重力の網で覆われ、《Eソードマン》と《Eサモナー》は動きを封じられた。

「このカードが発動している間、我々の場に存在するレベル4以上のモンスターは攻撃できません。また、永続罠カード《宮廷の褒章》は相手の場のモンスターすべてのレベルを1つ上昇させます。そして、更に永続罠カード《宮廷の剣劇》を発動。エンドフェイズ時、ターンプレイヤーの場に攻撃表示で存在する攻撃宣言をしていないモンスター1体につき500ポイントのダメージを受けてもらいます。」

 

宮廷の剣劇

永続罠カード

エンドフェイズ時、ターンプレイヤーのフィールド上に

表側攻撃表示で存在する攻撃宣言をしていないモンスター1体につき500ポイントのダメージをそのプレイヤーは受ける。

 

宮廷の褒章

永続罠カード

相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターのレベルは1つ上がる。

 

Eソードマン レベル4→5 攻撃2800

Eサモナー レベル3→4 攻撃2200

 

「まずい!!今のヒイロの場のモンスターはすべてレベル4以上!《グラヴィティバインド―超重力の網―》の効果で攻撃できないよ!!」

「それに、《宮廷の剣劇》の効果で攻撃していない攻撃表示モンスター1体につき、500ポイントのダメージを受ける。このコンボは脅威だ。」

「だが、ヒイロには何か手があるようだ。」

「何?」

ジャックはヒイロの表情を見た。

彼は無表情なままだった。

「俺は手札から魔法カード《Eハリケーン》を発動。」

「何!?《Eハリケーン》・・・・??」

「《Eハリケーン》はEWを装備したモンスターが2体以上自分の場に存在するとき、魔法・罠カードをすべて手札に戻す。」

「何・・・すべてですとーー!?」

イェーガーはもう1枚の伏せカード《宮廷のしきたり》を見た。

このカードは永続ワンカードを破壊から守るが、手札戻しには対応できない。

大竜巻がヒイロとイェーガーの魔法・罠カードを吹き飛ばしていった。

「バトル。《Eソードマン》で《ジェスター・ロード》を攻撃。サイス。」

《Eソードマン》は長剣を両手で持って、《ジェスター・ロード》を突進斬りした。

「安心しろ。《Eハリケーン》を発動したターン、俺は手札に戻ったEWを発動できず、お前に与える戦闘ダメージは0になる。俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド。」

 

E(イクイップ)ハリケーン

通常魔法カード

自分フィールド上に「EW(イクイップウェポン)」と名のつく装備カードを装備しているモンスターが2体以上存在する場合にのみ発動できる。

フィールド上の魔法・罠カードはすべて手札に戻る。

このカードを発動したターン、その効果で手札に戻った「EW」と名のつく装備魔法カードはこのターン発動できず、相手に与える戦闘ダメージが0になる。

 

イェーガー

手札1→6(うち5枚《ジェスター・ロード》《宮廷のしきたり》《宮廷の剣劇》《宮廷の褒章》《グラヴィティ・バインド―超重力の網―》)

ライフ4000

場 なし

 

ヒイロ

手札6→3(うち2枚《EWトリガーマグナム》《EWバスターソード》)

ライフ4000

場 Eソードマン レベル4 攻撃1600

  Eサモナー レベル3 攻撃1200

  伏せカード1

 

「うん・・・?」

突然、ヒイロに向かって空き缶が飛んできた。

ヒイロは空き缶を蹴り落とすと、飛んできた方向を確認した。

「お父ちゃまをいじめるなー!!」

そこにはイェーガーそっくりのメイクと髪型をした女性と少年がいた。

「お前たち!?」

「いつもいつもお父ちゃまをいじめているのはお前だなー!?」

「イェーガー・・・。まさかお前は家族を守るために・・・。」

ヒイロは少年をスルーして、イェーガーに質問した。

「・・・。ここは危険です!下がっていなさい!!」

「お父ちゃま!そんな悪い奴ら、やっつけちゃってください!!」

「安心しなさい!正義は必ず勝つのです!」

イェーガーは息子を安心させると、ヒイロに目を向けた。

「悪いが、正義が必勝というのは幻想だ。そして、正義は人それぞれだ。」

「ならば・・・私は私の正義であなたと戦うだけ!!私のターン!」

 

イェーガー

手札6→7

 

「私は《ジェスター・クィーン》を召喚!」

イェーガーの場に女性の宮廷道化師が現れた。

 

ジェスター・クィーン レベル2 攻撃800

 

「このカードを召喚した時、私の場の魔法・罠カードはすべて破壊されますが、あなたの《Eハリケーン》のおかげでそれは免れました。そして、再びカードを4枚伏せます。」

「(その4枚は前のターンに俺が手札に戻したカード・・・。またそれで俺をブロックする気か・・・?)」

「《ジェスター・クィーン》は私の場にこのカード以外のモンスターが存在しないとき、私の場の魔法・罠カードの数だけ攻撃できます。更に、手札から永続魔法《隠し通路》。相手の場に存在する最も攻撃力の低いモンスターよりも低い攻撃力の モンスターしか私の場に存在しない場合、私の場に 存在するモンスター1体は相手プレイヤーに直接攻撃する事ができます。」

「《ジェスター・クィーン》の攻撃力は800、そして《隠し通路》の効果でダイレクトアタックができて、更に5回攻撃ができる。・・・ということは!?」

「ヒイロの合計4000ポイントのダメージを与えるということか!?」

「何!?」

遊星たちはイェーガーのとんでもないコンボに驚いた。

 

ジェスター・クィーン

レベル2 攻撃800 守備800 効果 闇属性 魔法使い族

このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の魔法&罠カードゾーンに存在するカードを全て破壊する。

自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在しない場合、自分の魔法&罠カードゾーンに存在するカードの数だけ、このカードは攻撃する事ができる。

 

隠し通路

永続魔法カード

相手フィールド上に存在する最も攻撃力の低いモンスターよりも低い攻撃力の モンスターしか自分フィールド上に存在しない場合、自分フィールド上に 存在するモンスター1体は相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。

 

「・・・。たとえ一生逃げ回ることになろうとも、私は・・・家族を守らなければならないのです!!行くのです!《ジェスター・クィーン》!」

《ジェスター・クィーン》は5枚の伏せカードをトランポリン代わりにして跳躍し、ヒイロに攻撃しようとした。

「イェーガー・・・。お前の覚悟は分かった。だが、俺にもお前のように守らなければならない存在がいる。罠カード《立ちはだかる強敵》、そして手札から罠カード《訓練試合》を発動。」

「何!?手札から罠カードですと!?」

「《訓練試合》は相手ターンのバトルフェイズ時、手札から発動できる。そして、場から発動するか、手札から発動するかで効果が決まる。このカードは手札から発動した場合、俺たちの場のモンスターはこのターン、戦闘では破壊されない。」

 

訓練試合

通常罠カード

このカードは相手ターンのバトルフェイズ時、手札から発動できる。

このカードを手札から発動したターン、お互いの場のモンスターは戦闘では破壊されない。

このカードを魔法・罠ゾーンから発動した時、相手フィールド上の守備表示モンスター1体の表示形式を攻撃表示に変更させる。

 

「そして、《立ちはだかる強敵》は俺の場のモンスター1体を選択し、相手モンスターは可能な限り選択されたモンスターに攻撃しなければならない。俺は《Eソードマン》を選択する。」

《Eソードマン》はヒイロの前に立ち、《ジェスター・クイーン》に立ちはだかった。

「何・・・!?《ジェスター・クィーン》の攻撃力は800・・・。そして、私の場の魔法・罠カードは5枚で、《Eソードマン》の攻撃力は1600・・・。」

「そして、《訓練試合》の効果で《ジェスター・クィーン》は戦闘では破壊されず、《立ちはだかる強敵》の効果で《Eソードマン》に5回攻撃しなければならない。その戦闘で発生するお前へのダメージは合計4000だ・・・。」

「くっ・・・・・。」

イェーガーには対抗手段はなかった。

《ジェスター・クィーン》は5回連続で《Eソードマン》を攻撃したが、5回とも長剣でカウンター斬りされた。

「・・・・。」

 

イェーガー

ライフ4000→3200→2400→1600→800→0

 

イェーガーのライフが0になった瞬間、ヒイロはデュエルディスクを閉じた。

「そんな・・・。お父ちゃまが・・・お父ちゃまが負けるなんて嘘だーーー!!」

少年は父親の敗北という現実を受け入れられず、涙を流した。

ヒイロは何を言わずに少年のそばに近づいた。

「このぉーーー!!よくもお父ちゃまを!!」

少年はヒイロの胸を何度も殴った。

「・・・・。」

ヒイロは叩かれているのを気にせず、少年の頭をなで、イェーガーに目を向けた。

「イェーガー。約束通り、知っていることはすべて教えてもらう。だが、安心しろ。お前の家族は絶対に俺たちが守る。」

ヒイロはそういうと、遊星たちに目線を変えた。

遊星は何も言わずにうなずいた。

「あ・・・。あなた方に勝てるわけが・・・。」

「俺を信じろ!」

ヒイロはじっとイェーガーを見た。

その瞳には何も偽りはなかった。

「・・・・。遊星。行くぞ。」

「・・・。ああ。」

「そうだな。」

遊星とジャック、ブルーノもヒイロに続いた。

「お・・・おい!!このままイェーガーを置いていくのかよ!?」

クロウはヒイロに抗議をした。

「明日、決心がついたらポッポタイムへ来い。逃げ続けるなら、勝手にしろ。」

ヒイロは地図が描かれた紙をイェーガーに投げ渡した。

「マーサなら、お前の家族の面倒を見てくれる。俺からも頼んでおく。」

「・・・・。」

 

そして翌日のポッポタイム・・・。

「ヒイロ。本当にイェーガーはここに来るの?」

遊星に呼ばれたシェリーはヒイロに詰問した。

「来る。あいつに本気で家族を守る覚悟があればな・・・。」

「どうしてそこまで言い切れるの?」

「・・・。」

ヒイロは沈黙したが、龍可には分かった。

「(ヒイロ・・・。ルカスさんのことを思い出したのね・・・。)」

すると、突然扉が開き、イェーガーが入ってきた。

「約束通り、お話しに参りました。私が知る限りのイリアステルの情報を・・・。」




イェーガーからの協力を受けることになったチーム5D’s!
はたして、どのような情報がもたらされるのか・・・?
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