遊戯王5D’s もう一人のデュエリスト   作:ナタタク

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第百二十七話 怒涛

ヒイロ

手札3

ライフ3700

場 幻獣炎王ブリュンヒルデ レベル7 攻撃2400

  魔法移し(《光の護封剣》の効果 あと2ターン)(速攻魔法)

  伏せカード1

 

龍亞

手札3

ライフ4000

場 パワー・ツール・ドラゴン(《デーモンの斧》装備) レベル7 攻撃3300

  伏せカード1

 

「俺のターン。」

 

ヒイロ

手札3→4

 

「手札から《幻獣ストリームセラフィム》を守備表示で召喚。」

 

幻獣ストリームセラフィム レベル2 守備1000

 

「カードを2枚伏せ、ターンエンド。」

 

ヒイロ

手札4→1

ライフ3700

場 幻獣炎王ブリュンヒルデ レベル7 攻撃2400

  幻獣ストリームセラフィム レベル2 守備1000

  魔法移し(《光の護封剣》の効果 あと2ターン)(速攻魔法)

  伏せカード3

 

龍亞

手札3

ライフ4000

場 パワー・ツール・ドラゴン(《デーモンの斧》装備) レベル7 攻撃3300

  伏せカード1

 

「俺のターン!ドロー!」

 

龍亞

手札3→4

 

「手札から《D・チョッキン》を召喚!」

龍亞の場にはさみを模ったロボットが現れた。

 

D(ディフォーマー)・チョッキン

レベル4 攻撃800 守備0 効果 地属性 機械族

このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。

・攻撃表示:1ターンに1度、ライフを1000支払うことで、相手フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を破壊することができる。

・守備表示:1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送ることで相手フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を破壊することができる。

 

「《D・チョッキン》の効果発動!攻撃表示のこのカードが存在するとき、1ターンに1度、ライフを1000支払うことで、相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊する。俺は《魔法移し》を破壊する!」

《D・チョッキン》ははさみの姿に戻り、《魔法移し》のソリッドビジョンをバラバラにした。

「これで、《パワー・ツール・ドラゴン》が攻撃できる!龍亞の奴・・・いつの間にここまで・・・。」

「《パワー・ツール・ドラゴン》の効果発動!1ターンに1度、デッキからランダムに装備魔法カード1枚を手札に加える。」

龍亞はランダムに排出されたカードを手札に加えた。

「手札から装備魔法《ダブルツールD&C》を《パワー・ツール・ドラゴン》に装備!これで《パワー・ツール・ドラゴン》の攻撃力は俺のターンの間だけ1000ポイントアップする!」

《パワー・ツール・ドラゴン》の武器がドリルとチェーンソーに変化した。

 

パワー・ツール・ドラゴン レベル7 攻撃3300→4300

 

「バトル!《パワー・ツール・ドラゴン》で、《幻獣炎王ブリュンヒルデ》を攻撃!!クラフティ・ブレイク!!」

《パワー・ツール・ドラゴン》は《幻獣炎王ブリュンヒルデ》をチェーンソーでバラバラにした。

しかし、バリアを発動した《プチクリボー》の乱入により、ヒイロのダメージを与えることができなかった。

「《プチクリボー》の効果発動。これで、1900ポイントの戦闘ダメージは0になる。」

「確かにヒイロのライフは減ってねえけど、龍亞の場には攻撃力4300の《パワー・ツール・ドラゴン》がいる。」

「それに、ヒイロの場には《幻獣ストリームセラフィム》と《プチクリボー》だけ。どうするの・・・?ヒイロ・・・。」

龍可は完全にヒイロの側についていた。

「(龍可・・・。俺の応援は・・・?)俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」

龍亞は少し複雑な気分になった。

 

ヒイロ

手札1→0

ライフ3700

場 プチクリボー レベル1 守備0

  幻獣ストリームセラフィム レベル2 守備1000

  伏せカード3

 

龍亞

手札4→3

ライフ3000

場 パワー・ツール・ドラゴン(《ダブルツールD&C》《デーモンの斧》装備) レベル7 攻撃4300→3300

  D・チョッキン レベル4 攻撃0

  伏せカード2

 

「俺のターン!」

 

ヒイロ

手札0→1

 

「龍亞・・・。お前はまだ、俺を超えられない。手札から魔法カード《クリボーの宝札》を発動。俺の場または墓地に存在するクリボーモンスター1体をゲームから除外することで、デッキからカードを2枚ドローする。」

《プチクリボー》はデッキトップから2枚のカードをヒイロに渡すと、手を振りながら姿を消した。

 

ヒイロ

手札1→2

 

クリボーの宝札

通常魔法カード

自分フィールド上、または墓地に存在する「クリボー」と名のつくモンスター、または「クリボン」1体をゲームから除外することで発動する。

デッキからカードを2枚ドローする。

 

「手札から《幻獣ホワイトビスマルク》を召喚。」

 

幻獣ホワイトビスマルク レベル4 攻撃1800(チューナー)

 

「ああ・・・!!そのカードは・・・。」

龍亞は《幻獣ホワイトビスマルク》の効果を思い出した。

その効果は《パワー・ツール・ドラゴン》にとっては相性が悪い。

「罠発動!《ツール・アタック》!!《パワー・ツール・ドラゴン》が装備しているカード1枚を墓地へ送ることで、相手が召喚・反転召喚・特殊召喚したモンスターを破壊する!」

《パワー・ツール・ドラゴン》は《デーモンの斧》を《幻獣ホワイトビスマルク》に向かって投擲した。

 

ツール・アタック

通常罠カード

相手フィールド上にモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、自分フィールド上に表側表示で存在する「パワー・ツール・ドラゴン」が装備しているカード1枚を墓地へ送ることで発動する。

そのモンスターを破壊する。

 

「カウンター罠《魔宮の賄賂》。相手の魔法・罠カードの発動を無効にし、破壊する。そして、お前はデッキからカードを1枚ドローする。」

「ええ・・・!?」

《デーモンの斧》は突然降ってきた大量の金貨が入った袋でつぶされた。

 

龍亞

手札3→4

 

「バトル。《幻獣ホワイトビスマルク》で《パワー・ツール・ドラゴン》を攻撃。」

《幻獣ホワイトビスマルク》は激流を発生させ、《パワー・ツール・ドラゴン》と共に流されていった。

「まだ終わっていないぞ・・・。手札から速攻魔法《速攻召喚》を発動。ライフを1000支払うことで手札からモンスター1体を通常召喚する。俺は手札から《幻獣ホワイトビスマルク》を再び召喚。」

 

幻獣ホワイトビスマルク レベル4 攻撃1800(チューナー)

 

ヒイロ

ライフ3700→2700

 

速攻召喚

速攻魔法カード

ライフを1000支払うことで発動できる。

手札からモンスター1体を通常召喚する。

 

「《幻獣ホワイトビスマルク》で、《D・チョッキン》を攻撃。」

《幻獣ホワイトビスマルク》はその巨体で《D・チョッキン》を圧殺した。

「うわああ!!」

 

龍亞

ライフ3000→1200

 

「罠発動!《ダメージ・ゲート》!俺が戦闘ダメージを受けたとき、受けたダメージよりも低い攻撃力を持つモンスターを墓地から特殊召喚できる。俺は墓地から《D・スコープン》を特殊召喚!」

 

D・スコープン レベル3 攻撃800(チューナー)

 

「やるな。龍亞。俺はこれでターンを終える。」

 

ヒイロ

手札2→0

ライフ2700

場 幻獣ストリームセラフィム レベル2 守備1000

  幻獣ホワイトビスマルク レベル4 攻撃1800(チューナー)

  伏せカード2

 

龍亞

手札3

ライフ1200

場 D・スコープン レベル3 攻撃800

 

「すごい・・・。」

龍可はヒイロと龍亞のこのターンの攻防を見て、驚きを隠せなかった。

「(そういえば・・・・龍亞は・・・。)」

龍可はポッポタイムへ出かける少し前のことを思い出した。

龍亞は時間ぎりぎりまで必死にデッキ構築をしていたのだ。

「くう・・・。俺のターン!ドロー!」

 

龍亞

手札3→4

 

「俺は手札から《D・マグネンU》を召喚!」

 

D・マグネンU レベル3 守備800

 

「レベル3の《D・マグネンU》に、レベル3の《D・スコープン》をチューニング!希望の道を作るため、力と技で超進化!シンクロ召喚!希望の使者!《D・ドリゴン》!!」

龍亞の場に両腕と両足にドリルが装備された人型ロボットが現れた。

 

D・ドリゴン レベル6 攻撃2400

 

「新しい切り札か・・・。」

ヒイロは龍亞の新たなカード、《D・ドリゴン》を見た。

「《D・ドリゴン》で《幻獣ホワイトビスマルク》を攻撃!ドリル・ブレイカー!!」

《D・ドリゴン》は両腕のドリルを発射し、《幻獣ホワイトビスマルク》を撃ちぬいた。

「く・・・。」

 

ヒイロ

ライフ2700→2100

 

「更に、手札の《ガジェット・ツインドライバー》の効果発動!このカードを手札から墓地へ送ることで、《D・ドリゴン》はもう1度だけ攻撃できる!そして、《D・ドリゴン》は貫通ダメージを与えることができる!」

両腕がドライバーになっている小型のロボットが《D・ドリゴン》に新しいドリルを取り付けた。

 

ガジェット・ツインドライバー

レベル2 攻撃200 守備200 効果 風属性 機械族

このカードを手札に戻し、自分フィールド上に表側表示で存在する「D(ディフォーマー)」と名のつくモンスター1体を選択して発動する。

選択されたモンスターはこのターン、もう1度だけ攻撃できる。

 

「行っけーーー!!《D・ドリゴン》!ドリル・ブレイカー!!」

《D・ドリゴン》は再びドリルを発射し、《幻獣ストリームセラフィム》を破壊した。

そして、ドリルはそのままヒイロを貫く。

「・・・。」

 

ヒイロ

ライフ2100→700

 

D(ディフォーマー)・ドリゴン

レベル6 攻撃2400 守備2000 シンクロ 地属性 機械族

「D(ディフォーマー)」と名のつくチューナー+チューナー以外の「D(ディフォーマー)」と名のつくモンスター1体

このカードは表示形式によって以下の効果を得る。

・攻撃表示:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

・守備表示:自分フィールド上の「D(ディフォーマー)」と名のつくモンスター、または「パワー・ツール・ドラゴン」が攻撃対象となったとき、攻撃対象をこのカードに変更することができる。

 

「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」

 

ヒイロ

手札0

ライフ700

場 伏せカード2

 

龍亞

手札4→1

ライフ1200

場 D・ドリゴン レベル6 攻撃2400

  伏せカード1

 

「龍亞。見事だな・・・。お前の成長はうれしい。」

「ヒイロ・・・。」

「俺のターン。龍亞・・・・。俺はまだ力尽きていないぞ。」

 

ヒイロ

手札0→1

 

「俺は手札から《海龍の神殿》を発動。」

ヒイロの場に古代ギリシャ風の神殿が現れた。

「このカードは俺のライフを半分にすることで、エクストラデッキから《マリンフォース・ドラゴン》を特殊召喚することができる。」

ヒイロの痣が光り、その光が神殿に吸い込まれた。

そして、神殿の中から《マリンフォース・ドラゴン》が姿を現した。

 

マリンフォース・ドラゴン レベル8 攻撃2600

 

ヒイロ

ライフ700→350

 

海龍の神殿

通常魔法カード

自分のライフを半分支払うことで発動できる。

自分のエクストラデッキから「マリンフォース・ドラゴン」1体を特殊召喚する。

この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効となる。

このカードを発動したターン、自分はモンスターを召喚・特殊召喚できない。

 

「更に、罠発動。《ネプチューン・フォース》。このカードは《マリンフォース・ドラゴン》の装備カードとなり、装備モンスターの攻撃力を500ポイントアップさせ、更に1ターンに1度戦闘では破壊されなくする。」

《ネプチューン・フォース》のソリッドビジョンからエネルギーがはなたれ、《マリンフォース・ドラゴン》を活性化させた。

 

マリンフォース・ドラゴン レベル8 攻撃2600→3100

 

ネプチューン・フォース

通常罠カード

このカードは発動後、装備カードとなり、自分フィールド上に表側表示で存在する「マリンフォース・ドラゴン」1体に装備する。

装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップし、1ターンに1度、戦闘では破壊されない。

 

「バトル。《マリンフォース・ドラゴン》で《D・ドリゴン》を攻撃。マリン・ブラスト!!」

《マリンフォース・ドラゴン》は聖なる水流を放ち、《D・ドリゴン》が破壊された。

「うわあああ!!」

 

龍亞

ライフ1200→500

 

「俺はこれでターンを終える。龍亞。これが俺の最後の切り札、そして最も信頼するカード、《マリンフォース・ドラゴン》。俺を超えたければ、倒して見せろ。」

「俺が・・・《マリンフォース・ドラゴン》を・・・。」

龍亞は空に向かて咆哮する《マリンフォース・ドラゴン》をじっと見た。

 

ヒイロ

手札1→0

ライフ350

場 マリンフォース・ドラゴン(《ネプチューン・フォース》装備) レベル8 攻撃3100

  伏せカード1

 

龍亞

手札1

ライフ500

伏せカード1




ヒイロVS龍亞のデュエルは終結へと向かっていく!!
はたして、最後に勝つのはどちらか・・・!?
感想待ってます!
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