遊戯王5D’s もう一人のデュエリスト   作:ナタタク

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いきなり第2話です!
ちなみに主人公のデッキコンセプトはスタンディングデュエルとライディングデュエルでは違います。


第二話 疾走

「うん・・・・」

ヒイロは目を覚ました。

結局あの疑問を忘れることができなかった。

早く忘れたいと望んだとき・・・

「よう!ヒイロ。もう大丈夫か?」

リキッドがノックもせずに中に入ってきた。

「・・・。ノックをしてから入れと教わらなかったのか?」

「いいじゃないか!それより、今日はDホイールのテストだ。うまくいけば、Dホイールを支給してもらえるかもしれないぞ!」

「ああ・・・そうだったな・・・。」

ヒイロは起き上がり、部屋を出た。

彼はDホイールにはあまり興味がなかった。

しかし、思いっきり走ることができたら、何かあの疑問を解決することができるのではないか。

そのようなことを考えながら、ヒイロはリキッドとともにDホイール教習施設まで向かった。

 

「やあ。お二人とも。待ってましたよ。」

施設にはすでに沖田が来ていた。

「おい。沖田!なんで俺を起こさずに行ったんだよ!!」

「仕方ないじゃないですか。全然おきませんから。」

「く・・・・。」

ヒイロは二人のやり取りを見て、昨日のことを思い出した。

「沖田。リキッド。」

二人は急に名前を呼ばれたため、同時にヒイロに顔を向けた。

「昨日は・・・・済まなかった・・・。気が立っていたみたいだ。」

「いいっていいって!気にしてない!」

「そうですよ。ヒイロさん。体調が悪かったみたいですから、仕方ありませんよ。」

「沖田・・・リキッド・・・。」

ヒイロは二人があまり気にしていなかったことを知り、安心した。

そして、あまり謝るのに慣れていない自分を少し恥じた。

「リキッド 沖田 ヒイロ 至急一番コースへ向かい、テストを受けてください。」

急に放送が流れたため、3人は一番コースへ向かった。

 

一番コースの前で、黒いハリネズミみたいな髪型の中年の男がすでにDホイールに乗って待機していた。

どうやら、彼が教官のようだ。

「では、これから私とライディングデュエルをしてもらう!まずは沖田 次はリキッド 最後はヒイロだ!沖田!すぐに準備をしろ!!」

「は・・・はいい・・・。」

沖田はあわててヘルメットとライディングスーツを装備し、Dホイールに乗った。

あの教官はせっかちでアルカディアムーブメント内では知られている。

「よし!始めるぞ!」

ライディングデュエルが始まり、沖田と教官は発進していった。

 

 

「・・・・。」

沖田とリキッドが落ち込んだ状態でベンチに座っている。

二人は教官とデュエルで負けたからだ。しかも、ライフポイントを1ポイントも削れずに。

「無様だな・・・」

ヒイロは2人のふがいなさを見て、こういわずにはいられなかった。

「・・・うるせー・・・。」

リキッドは言いかえしたが、声量が小さい。

ヒイロはその覇気のない言いかえしを無視してDホイールに乗った。

「始めるぞ!!ライディングデュエル!!」

「「アクセラレーション!」」

2台は同時に発進した。

 

「先攻はもらうぜ!ドロー!」

 

教官 手札5→6

 

「『サファイアドラゴン』を攻撃表示で召喚!カードを1枚伏せ、ターンエンド!さあ、お前のターンだ!」

 

教官

手札 4

場 サファイアドラゴン 攻撃 1900 レベル4

  伏せカード1

 

「いい加減うるさいな。俺のターン。」

 

ヒイロ 手札5→6 SPC1

教官  SPC1

 

「『幻獣ワイルドホーン』を攻撃表示で召喚。」

 

幻獣ワイルドホーン 攻撃 1700 レベル4

 

「バトル!『ワイルドホーン』で『サファイアドラゴン』を攻撃。」

「なに!?攻撃力は『サファイアドラゴン』の方が上だぜ!」

ヒイロは不敵な笑みを浮かべてすぐに手札からカードを発動した。

「手札から罠カード『幻獣の閃光』を発動」

 

幻獣の閃光

罠カード

このカードは自分フィールド上に『幻獣』と名のつくモンスターが存在するとき、手札から発動することができる。

自分の手札に存在する『幻獣』と名のつくモンスターカードを1枚墓地に送り、相手フィールド上に存在するモンスター1体の攻撃力 守備力を1000ポイントダウンさせる

 

「俺は『サファイアドラゴン』の攻撃力を下げる!」

 

サファイアドラゴン 攻撃1900→900

 

「まじかよ!」

「そして、俺が墓地に送るカードは『幻獣クロスウィング』。このカードが墓地に存在する限り、

フィールド上の『幻獣』と名のついたモンスターの攻撃力は300ポイントアップする」

 

幻獣ワイルドホーン 攻撃1700→2000

 

「バトル再開だ。『ワイルドホーン』ワイルドブレイク!」

ワイルドホーンはクロスウィングに取りつかれ、弱体化したサファイアドラゴンを角で突き刺し、破壊した。

 

教官 ライフ4000→2900

 

「くそ!!」

「俺はカードを2枚伏せ、ターンエンド。」

 

ヒイロ

手札6→1

場 幻獣ワイルドホーン 攻撃2000 レベル4

  伏せカード 2

  SPC1

ライフ 4000

 

教官

手札 4

場 伏せカード1

  SPC1

ライフ 2900

 

「やるじゃねえか!初めてやってるとは思えねえ!!」

「ああ・・・。」

ヒイロは違和感を感じていた。

自分が思い出したうえではDホイールに乗るのは初めてだ。

Dホイールの訓練は1年前からやっているが、ヒイロは特に興味がなく、参加は自由であったため、訓練を受けていなかった。

そんな自分が今、Dホイールをミスなく操縦し、戦況は優位になっている。

「・・・・。悩むだけ無駄か・・・。」

そうだ。今の自分はアルカディアムーブメント団員。

ディヴァインの指示に従っていればいい。

そう言い聞かせながら、ヒイロはデュエルに集中することにした。




第2話書き終えました!
小説でデュエルを書くのは大変です!
さて、ライディングデュエルでのヒイロのデッキコンセプトは「幻獣」です!
もちろん、オリカとして、幻獣のシンクロモンスターも出しますので、ご注目ください!
ちなみに、スタンディングデュエルでのヒイロのデッキについては考え中です!
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