遊戯王5D’s もう一人のデュエリスト   作:ナタタク

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第二十話 究極

「・・・。ここでもないか・・・。」

ヒイロと龍可は龍亞のいる部屋を探しているが、なかなか見つからない。

「プチクリボーとクリボンも探してくれてるけど・・・それよりもヒイロ・・・・。」

龍可は不安げにヒイロを見つめる。

「なんだ?」

「その・・・ヒイロのシグナーの力についてだけど・・・。」

「・・・。気にするな。今すぐに何かが起こるわけではない。それよりも集中すべきことがあるだろう。」

「分かってる!分かってるわ・・・。だけど・・・。」

龍可の目から涙が出る。

「約束する。少なくともダークシグナーとの戦いが終わるまでは俺が龍可を守る。エンシェント・フェアリー・ドラゴンとの約束のために。」

「ヒイロ・・・。」

「俺に少なくとも自慢できることは約束を破ったことがないこと・・・その程度だ。」

「「クリクリー!!」」

プチクリボーとクリボンがヒイロ達のところまで戻ってくる。

「クリボン!!プチクリボー!!龍亞を見つけたの??」

龍可の問いかけに対し、2匹とも首を縦に振る。

そして、龍亞の部屋まで一足先に移動し始めた。

「追いかけるぞ。」

「ええ!!」

ヒイロと龍可は2匹を追いかけた。

 

「ここか・・・。」

龍亞がいる部屋 231室に着いた。

左手の方向は行き止まりになっている。

「もし俺たちがここに来ることが分かっているとしたら・・・ディヴァインにとっては絶好の機会だな。」

「ほう・・・・。よく気が付いたな。」

ディヴァインが右手の方向から近付いてくる。

「ああ。よくも俺を洗脳してくれたな。ここでお前を倒す。」

ヒイロはデュエルディスクを展開する。

「いいや。私はアキを呼びに行くのに忙しいのだ。お前の処刑人はこいつらだ。」

ディヴァインは残忍な笑みを浮かべ、『洗脳―ブレインコントロール』のカードをデュエルディスクにセットする。

すると、ディヴァインの背後にあるエレベーターからリキッドと沖田が出てきた。

「沖田。リキッド。あのできそこないの人形を殺せ。娘については好きにしていいぞ。」

「「はい・・・・。ディヴァイン様のために・・・・。」」

沖田とリキッドは同時に返事をする。

返事を聞いたディヴァインは高らかに笑いながらエレベーターの中へ消えて行った。

「ねえ・・・ヒイロ・・・あの人たちは?」

「あいつらは俺の仲間だ。だが、今はディヴァインの人形だ。」

「そんな・・・・。ひどい!!」

龍可はディヴァインの卑劣さに怒りを覚えた。

「・・・。ディヴァインは俺を殺せといった。なら、この服は必要ないな。」

ヒイロは団服を脱ぎ捨て、服装が緑色のタンクトップとジーンズになった。

「やはりこの服装の方が動きやすい。うん・・・?」

ヒイロの背後からデュエルディスクが展開される音が聞こえた。

龍可が展開したのだ。

「龍可・・・。俺一人でやる。」

「ヒイロ・・・。あなたはこの世界でも精霊世界でも私を助けてくれた。だから、今度は私がヒイロの力になりたいの!」

「・・・・。サイコデュエルは危険だ。命を落とすぞ。」

「・・・・。」

命を落とすという言葉に対して龍可は動揺しなかった。

「覚悟は本物か・・・。俺の負けだな。行くぞ。龍可。」

「ええ!!」

「「ディヴァイン様の邪魔をするものを消す・・・。」」

「「「「デュエル!!」」」」

 

ヒイロ

手札5

ライフ4000

 

龍可

手札5

ライフ4000

 

沖田

手札5

ライフ4000

 

リキッド

手札5

ライフ4000

 

「私の先攻!ドロー!」

 

龍可

手札5→6

 

「私は、『サンライト・ユニコーン』を攻撃表示で召喚!」

 

サンライト・ユニコーン レベル4 攻撃1800

 

「『サンライト・ユニコーン』の効果発動!1ターンに1度、自分のターンのメインフェイズ時にデッキの一番上をめくり、装備魔法カードなら手札に加え、それ以外のカードならデッキの一番下に置く!」

龍可はデッキの一番上をめくる。

「めくったカードは装備魔法『一角獣のホーン』よ!」

龍可能はめくったカードを手札に加える。

「装備魔法、『一角獣のホーン』を『サンライト・ユニコーン』に装備!」

 

サンライト・ユニコーン レベル4 攻撃1800→2500 守備1000→1700

 

「カードを2枚伏せて、ターンエンド!ヒイロ・・・お願い!」

 

龍可

手札6→3

ライフ4000

場 サンライト・ユニコーン(『一角獣のホーン』装備) レベル4 攻撃2500

  伏せカード2

 

ヒイロ 沖田 リキッド

手札5

ライフ4000

場 なし

 

「ああ。俺のターン。」

手札5→6

「『Eソードマン』を攻撃表示で召喚。」

 

Eソードマン レベル4 攻撃1600

 

「龍可の場に存在する『サンライト・ユニコーン』の効果を発動する。」

ヒイロはデッキの一番上のカードをめくる。

「めくったカードは装備魔法『EWバスターソード』。手札に加える。そして、装備魔法『EWバスターソード』を『Eソードマン』に装備。」

 

Eソードマン レベル4 攻撃1600→2800

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンド。」

 

龍可

手札3

ライフ4000

場 サンライト・ユニコーン(『一角獣のホーン』装備) レベル4 攻撃2500

  伏せカード2

 

ヒイロ

手札6→4

ライフ4000

場 Eソードマン(『EWバスターソード』装備) レベル4 攻撃2800

  伏せカード1

 

沖田 リキッド

手札5

ライフ4000

場 なし

 

「僕のターン・・・・ドロー・・・。」

 

沖田

手札5→6

 

「僕は手札から永続魔法『サイキックブレイク』を発動・・・。」

「(これで沖田たちはライフを犠牲にする代わりに召喚したサイキック族の強化とレベル調整ができるようになったか・・・。)」

「『サイコ・コマンダー』を攻撃表示で召喚。そして、『サイキック・ブレイク』の効果発動。」

 

沖田

ライフ4000→3500

サイコ・コマンダー レベル3→4 攻撃1400→1700

 

「さらに手札から魔法カード『緊急テレポート』を発動。その効果でデッキから『メンタルプロテクター』を守備表示で特殊召喚・・・・・。」

 

メンタルプロテクター レベル3 守備2200

 

「レベル3の『メンタルプロテクター』にレベル4の『サイコ・コマンダー』をチューニング・・・。シンクロ召喚。『サイコ・ヘルストランサー』。」

 

サイコ・ヘルストランサー レベル7 攻撃2400

 

「(『サイコ・ヘルストランサー』・・・?前の沖田のデッキにはなかった・・・。)」

「『サイコ・ヘルストランサー』の効果発動・・・。墓地に存在する『メンタルプロテクター』を除外し、ライフを1200ポイント回復・・・。」

 

沖田

ライフ3500→4700

 

「カードを1枚伏せ・・・ターンエンド・・・。」

 

龍可

手札3

ライフ4000

場 サンライト・ユニコーン(『一角獣のホーン』装備) レベル4 攻撃2500

  伏せカード2

 

ヒイロ

手札6→4

ライフ4000

場 Eソードマン(『EWバスターソード』装備) レベル4 攻撃2800

  伏せカード1

 

沖田

手札6→2

ライフ4700

場 サイコ・ヘルストランサー レベル7 攻撃2400

  サイキックブレイク(永続魔法)

  伏せカード1

 

リキッド

手札5

ライフ4000

場 なし

 

「俺のターン・・・ドロー・・・。」

 

リキッド

手札5→6

 

「・・・。手札から魔法カード『サイキック・コピー』を発動・・・。」

 

サイキック・コピー

魔法カード

ライフを1000ポイント払い、手札のサイキック族モンスターを1体捨てて発動する。

自分フィールド上のレベル7以下のサイキック族シンクロモンスター1体を選択する。

自分のエクストラデッキから選択したモンスターと同名のモンスターを攻撃表示で自分フィールド上に特殊召喚する。

この効果で特殊召喚されたモンスターはエンドフェイズ時に除外される。

 

「この効果で手札から『サイコ・ウォールド』を墓地へ送り、エクストラデッキから『サイコ・ヘルストランサー』を攻撃表示で特殊召喚・・・。」

 

リキッド

ライフ4000→3000

サイコ・ヘルストランサー レベル7 攻撃2400

 

「そして、『サイコ・ヘルストランサー』の効果で『サイコ・ウォールド』を除外し、ライフを1200ポイント回復・・・。」

 

リキッド

ライフ3000→4200

 

「そして、手札から魔法カード『融合』を発動。」

「何・・・!?『融合』だと・・・。」

ヒイロは何を融合召喚するか警戒した。

クリボンが龍可のデッキから出てきて、震えている。

「クリボン・・・。大丈夫・・・大丈夫よ・・・。」

龍可能はクリボンを抱いて落ち着かせる。

「俺の手札の『サイコジャンパー』と俺の場の『サイコ・ヘルストランサー』を融合。融合召喚。『アルティメットサイキッカー』・・・。」

 

アルティメットサイキッカー レベル10 攻撃2900

 

「(『アルティメットサイキッカー』だと!?くそ・・・・!)」

ヒイロは冷や汗をかく。

洗脳されているころにディヴァインとのデュエルでこのモンスターの恐ろしさを嫌というほど感じたからだ。

「カードを2枚伏せ、ターンエンド・・・。」

「『アルティメットサイキッカー』・・・。ディヴァインが召喚してた『メンタルスフィア・デーモン』よりも強いなんて・・・。」

龍可は『アルティメットサイキッカー』が放つ威圧感に戦慄した。

 

龍可

手札3

ライフ4000

場 サンライト・ユニコーン(『一角獣のホーン』装備) レベル4 攻撃2500

  伏せカード2

 

ヒイロ

手札6→4

ライフ4000

場 Eソードマン(『EWバスターソード』装備) レベル4 攻撃2800

  伏せカード1

 

沖田

手札6→2

ライフ4700

場 サイコ・ヘルストランサー レベル7 攻撃2400

  サイキックブレイク(永続魔法)

  伏せカード1

 

リキッド

手札6→0

ライフ4200

場 アルティメットサイキッカー レベル10 攻撃2900

  伏せカード2




ヒイロ&龍可VS沖田&リキッド戦開始!!
そして、沖田は『サイコ・ヘルストランサー』を、リキッドは沖田のシンクロモンスターを利用して『アルティメットサイキッカー』を融合召喚!
デュエルの行方は・・・・・?
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