ヒイロとリキッドは今、本部へ戻っている。
「沖田の奴ひどいんだぜ・・・。俺よりちょっとデュエルが強いだけで部屋の掃除させたり、カップめん取りに行かせたりしてよお・・・・。」
リキッドは沖田がいないことをいいことに彼に対する愚痴をヒイロに言っている。
「・・・・。」
ヒイロはリキッドのいつまでも続く愚痴を聞き流しながら、交差点に差し掛かった。
「やあ、ヒイロ。リキッド。」
「あ・・・ディヴァイン様!!」
「ディヴァイン・・・。」
ベンチの近くで、ディヴァインが待っていた。
「二人には新たな任務がある。すぐにダイモンエリアへ・・・・。」
「待ってくれ。ディヴァイン。」
「!?・・・・ヒイロ?」
「・・・・。どうしたというのだ?」
ヒイロがディヴァインの話を中断させたため、リキッドとディヴァインは少し驚いた。
ヒイロは今までディヴァインの会話を中断させたことがなかった。
そのため、その珍しいことに二人は驚いたのだ。
「ディヴァイン・・・実は話が・・・。」
ヒイロは言おうとした。
昨日のフォーチューンカップの遊星とジャックのデュエルで感じたあの懐かしさを・・・。
今日のデュエル中にフラッシュバックされた光景を・・・。
しかし、ある男の声がヒイロの話を中断させた。
「ヒイロ!?ヒイロ・リオニスか!!?」
遊星が、ヒイロの姿を見て、声をかけたのだ。
「!?お前は・・・なぜ俺の名を知っている!」
「ちっ・・・・。」
ディヴァインは舌打ちをし、ヒイロは遊星が自身の名を呼んだことに驚きを隠せなかった。
「おいおい・・・どうなってるんだ?こりゃあ・・・。」
リキッドはこの状況を理解できず、混乱している。
「ヒイロ!?どうしてお前がアルカディアムーブメントにいる!?2年前、どうして俺たちの前から姿を消したんだ!?」
「何を・・・言って・・・。!!」
遊星の発言がきっかけとなり、ヒイロに激しい頭痛が起こった。
「俺は・・・生まれたときからアルカディアムーブメントにいて・・・・ディヴァインの元で働いて・・・。だが・・・なぜだ・・・。なぜ俺はあの男に懐かしさを感じる?なぜあの光景の中で現れた男とあの男が同じような姿をしている??・・・俺がおかしいのか・・・。俺が・・・俺が間違っているのか?俺は・・・・俺は何者なんだ!?」
ヒイロは両手で頭を抱えながら意識を失った。
「ちっ・・・。まさか不動遊星とここで会うことになるとは・・・。おい!さっさとヒイロを手術室まで連れて行け!!」
「りょ・・・・了解!!ヒイロ!どうしちまったんだ!?」
リキッドは初めてディヴァインの荒げた声を聞き、驚きながらも、ヒイロをおんぶし、本部ビルの手術室まで連れて行った。
「おい!ヒイロ!!」
遊星はヒイロを追いかけようとしたが、
「彼はあなたとは何も関係がありません。お引き取り願いましょうか!」
ディヴァインが遊星を制止させた後、本部ビルまで走り去る。
「・・・・。ヒイロ・・・・どうなっているんだ・・・。」
一人残された遊星は困惑していた。
2年前、姿を消した仲間がディヴァインと行動を共にしていたからだ。
そして、彼が自分のことを覚えていなかった。
「ディヴァインのあの焦った顔・・・・。きっと・・・何かがある!」
遊星はアルカディアムーブメントの情報を得るために、ダイモンエリアにいる雑賀のもとへ向かった。
「ヒイロ・リオンズの心拍数が低下しています!」
「意識が戻りません!!」
アルカディアムーブメント所属の医者らしき人物たちがディヴァインにヒイロの容態を報告する。
「ちっ・・・・不動遊星め・・・・あらゆる手を尽くしてでもヒイロを回復させろ!!」
ディヴァインはこうなった原因を作った遊星を恨んだ。
そして、自分のデッキケースからあるカードを取り出し、
「なに・・・もし記憶がよみがえったとしても、再びこれを使えばいい・・・。」
彼は悪魔のような笑みを浮かべながら、そのカードを見ていた。
「・・・ぃ・・。おい・・・・ヒイロ・・・・。」
誰だ・・・・。誰が俺に名を呼んでいる・・・。
「おい!起きやがれ!!ヒイロ!!!!」
「・・・・。」
ヒイロは目を覚ました。
「プレハブ小屋・・・・額にマーカーをつけた男・・・・。」
ヒイロは枕にしているジャケットと、今の自分の服装を確認した。
ジャケットは、彼が来ているものと同じだった。
そして、今自分が来ている服は緑色のタンクトップと黒いハーフパンツ・・・。
「・・・。まさかな・・・。」
そう。そのまさかだ。
ヒイロは今、過去の世界にいる。
ようやく2年前のところへ来ました!
それにしてもかなりの駄文ですみません!!
もっと小説読んで勉強したほうがいいですね・・・。
感想待ってます!