遊戯王5D’s もう一人のデュエリスト   作:ナタタク

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第三十六話 海王

ヒイロ

手札5

ライフ4000

 

ゼーマン

手札2

ライフ4000

場 バーニング・エイプ レベル7 攻撃2500

  伏せカード2

 

「俺のターン。」

 

ヒイロ手札5→6

 

「俺は、『Eガンナー』を攻撃表示で召喚。」

 

Eガンナー レベル4 攻撃1900

 

「さらに、手札から装備魔法『EWトリガーマグナム』を『Eガンナー』に装備。」

『Eガンナー』は左手で「T」という文字が銃身に刻まれている青い拳銃が装備される。

 

EW(イクイップウェポン)トリガーマグナム

装備魔法

このカードは「E(イクイップ)」と名のつくモンスターにのみ装備可能。

装備モンスターの攻撃力が1000ポイントアップする。

装備モンスターが守備表示のモンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が上回っていれば、その数値だけ相手ライフにダメージを与える。

 

Eガンナー レベル4 攻撃1900→2900

 

「バトル。『Eガンナー』で、『バーニング・エイプ』を攻撃。ハイパーマグナム。」

『Eガンナー』は、『バーニング・エイプ』に向かって無数の弾丸を放つ。

『バーニング・エイプ』の体にすべての弾丸が命中し、そのモンスターは爆散した。

「ぐおおお!!」

 

ゼーマン

ライフ4000→3600

 

「おのれ、罠カード発動!『デス・ペナルティ』!相手モンスターが自分フィールド上に存在するモンスターを戦闘によって 破壊した時に発動する。 破壊された自分のモンスター1体の攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与え、 その時戦闘を行った相手モンスター1体を破壊する!」

『Eガンナー』の肉体が紫のオーラに包まれ、爆発した。

そして、その爆風がヒイロに襲い掛かる。

「ぐっ・・・・!!」

 

ヒイロ

ライフ4000→2750

 

 

ヒイロの頬に床の破片が当たり、切り傷ができた。

「さらに、『バーニング・エイプ』の効果発動。このカードが戦闘で破壊され、墓地へ送られたとき、このカードを除外することで、デッキから「DT」と名のつくカード1枚を手札に加える。その効果で、デッキから『DTドレッド・エイプ』を手札に加える。そして、墓地からレベル4以下の「エイプ」と名のつくモンスター1体を特殊召喚する。よみがえれ!我が下僕。『ファイターズ・エイプ』。」

 

ファイターズ・エイプ レベル4 攻撃1900

 

DT(ダークチューナー)ドレッドエイプ

レベル7 攻撃0 守備0 ダークチューナー 闇属性 獣族

このカードは自分フィールド上に「エイプ」と名のつく獣族モンスターが表側表示で存在する場合、手札から特殊召喚できる。

この効果で特殊召喚に成功した時、自分フィールド上のモンスター1体を選択する。

このカードのレベルはエンドフェイズまで選択したモンスターのレベル分アップする。

このカードをダークシンクロ素材にするとき、このカードのコントローラーは1000ポイントのダメージを受ける。

 

 

「ダメージが実体化するのか・・・。カードを2枚伏せ、ターンエンド。」

 

ヒイロ

手札6→2

ライフ2750

場 伏せカード2

 

ゼーマン

手札2→3

ライフ3600

場 ファイターズ・エイプ レベル4 攻撃1900

  伏せカード1

 

 

「私のターン。ドロー。」

 

ゼーマン

手札3→4

 

「このカードは私のフィールド上に「エイプ」と名のつく獣族モンスターが存在するとき、手札から特殊召喚できる。出でよ。『DTドレッド・エイプ』。」

ゼーマンの場にドクロを口に加えた黒い小猿が現れる。

 

DTドレッド・エイプ レベル7 攻撃0(ダークチューナー)

 

「このカードが自身の効果で特殊召喚に成功した時、このカードのレベルを私のフィールド上のモンスター1体のレベルの数値分アップする。その効果で『DTドレッド・エイプ』のレベルは『ファイターズ・エイプ』のレベル分アップし、レベル11となる。」

 

DTドレッド・エイプ レベル7→11 攻撃0(ダークチューナー)

 

「く・・・。」

ヒイロは以前のデュエルで現れたダークシンクロモンスターのことを思い出した。

そのモンスターはとんでもない能力の持つカードだった。

「レベル4の『ファイターズ・エイプ』にレベル11となった『DTドレッド・エイプ』をダークチューニング。暗黒より生まれし者、万物を負の世界へと誘いざなう覇者となれ!ダークシンクロ!現れよ!我が分身!『猿魔王ゼーマン』!!」

ゼーマンの場に、ゼーマンとうり二つの容姿のモンスターが現れる。

 

猿魔王ゼーマン レベル-7 攻撃2500

 

「攻撃力2500・・・まずいぞい!」

「バトル!我が分身よ!あの不届きものを攻撃せよ!カースド・フレア!!」

ヒイロは『猿魔王ゼーマン』のオーラによって、伏せカードが発動できない状態で紫の炎を直撃してしまう。

「うわああ!!」

 

ヒイロ

ライフ2750→250

 

ヒイロの体に大きな火傷ができたが、すぐに治癒される。

「ぐああ・・・・やはりか・・・。」

ヒイロは激痛に耐えながら、出現した右腕の痣を見た。

「バ・・・バトルフェイズ終了時に・・・罠カード発動。『ショック・ドロー』。このターンに受けたダメージ1000ごとに、俺はデッキからカードを1枚ドローする・・・。」

 

ヒイロ

手札2→4

 

「ヒイロ!」

龍可はただ見ているわけにはいかないと思い、ヒイロに駆け寄ろうとした。

「来るな!!」

ヒイロは迫力のある声で静止させた。

「ヒイロ・・・。」

「まだ・・・ライフはある・・・。」

「ふん!このターンでお前を冥府へ送ってやろう。伏せカード発動。『ゼーマンの刑罰』を発動。私のフィールド上に分身が存在するとき、手札の獣族モンスターを墓地へ送り、墓地へ送ったモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」

 

ゼーマンの刑罰

罠カード

自分フィールド上に『猿魔王ゼーマン』が攻撃表示でぞんざいする場合にのみ発動できる。

手札の獣族モンスターを1枚墓地へ送り、相手プレイヤーに墓地へ送ったモンスターの攻撃力の数値分のダメージを与える。

また、相手がシンクロモンスターを特殊召喚した時、このカードを墓地から除外することで、そのモンスターの効果を無効にすることができる。

 

ゼーマンは手札から『ドラゴニック・エイプ』を墓地へ送ると、ゼーマンの分身のカースド・ニードルから『ドラゴニック・エイプ』の姿をした業火が放たれる。

「そんな・・・。『ドラゴニック・エイプ』の攻撃力は2400・・・。このダメージを受けたら・・・。」

「うわーーー!!もうおしまいじゃーーー!!」

「ヒイローー!!」

業火は、容赦なくヒイロに直撃するかと思われたが、『プチクリボー』のバリアによって防がれる。

「何!?」

「『プチクリボー』の効果だ。このカードを手札から特殊召喚し、ダメージを1度だけ0にする。」

 

プチクリボー レベル1 守備0

 

「おのれ・・・手札から永続魔法『ダーク・ウォール』を発動し、ターンエンド!」

 

ダーク・ウォール

永続魔法

自分フィールド上にダークシンクロモンスターが存在するとき、相手モンスターは一回のバトルフェイズごとに1回しか攻撃することができない。

このカードが自分フィールド上に表側表示で存在している場合、自分のターンのスタンバイフェイズごとに500ポイントのダメージを相手ライフに与える。

自分フィールド上のダークシンクロモンスターが破壊されたとき、このカードを破壊する。

 

ヒイロ

手札4→3

ライフ250

場 プチクリボー レベル1 守備0

  伏せカード1

 

ゼーマン

手札4→0

ライフ3600

場 猿魔王ゼーマン レベル-7 攻撃2500

  ダーク・ウォール(永続魔法)

 

「・・・・。がはっ!」

ヒイロは今までの力の酷使が原因なのか、吐血した。

「ヒイロ・・・お願い・・・もうやめて・・・。このままだとヒイロが・・・。」

龍可は涙を流しながら、ヒイロに懇願する。

「・・・。」

ヒイロは黙って首を横に振った。

「どうして・・・。なんでそこまで私なんかのために・・・。」

「言っただろう・・・。俺は・・・一度した約束は・・・絶対に破らない・・・。」

ヒイロは口についた血をぬぐった後、目を閉じた。

「(頼む・・・俺に約束を果たすための力・・・龍可を守る力を・・・。)」

すると、ヒイロの右腕の痣からヒイロのデッキに向かって光が放たれる。

「カードが・・・・創造される・・・。・・・。俺のターン!!」

ヒイロは激痛に耐えながら、創造されたカードを引く。

 

ヒイロ

手札3→4

 

「相手のライフが、俺よりも2000ポイント以上上回る場合、このカードは手札から特殊召喚できる。出ろ。『Eリベンジャー』!」

 

Eリベンジャー レベル6 攻撃0

 

「そして、手札からチューナーモンスター・・・『Eサイキッカー』を攻撃表示で召喚・・・。」

 

Eサイキッカー レベル2 攻撃500

 

「チューナーモンスターだと?」

「レベル6の『Eリベンジャー』に、レベル2の『Eサイキッカー』をチューニング・・・。ぐうう・・・。深海に眠りし破邪の水龍よ!敵の技を無にし、激流の如く邪悪を薙ぎ払え!シンクロ召喚!出でよ!『マリンフォース・ドラゴン』!!」

 

マリンフォース・ドラゴン レベル8 攻撃2600

 

「シグナーのドラゴンか!だが、墓地の『ゼーマンの刑罰』を発動!このカードを墓地から除外し、特殊召喚されたシンクロモンスターの効果を無効にする!」

ゼーマンのカースド・ニードルによって、『マリンフォース・ドラゴン』が呪われ、効果が封じられる。

「これで、貴様の勝利はなくなった!」

「まだだ!!手札から魔法カード『二重召喚』を発動。その効果で俺は、このターン、もう一度通常召喚を行うことができる。俺は手札から『救世竜セイヴァー・ドラゴン』を召喚!」

ヒイロの場に赤き龍の化身と思われる小さなドラゴンが現れる。

 

救世竜セイヴァー・ドラゴン レベル1 攻撃0

 

「なんだ・・・!?このカードは!!」

「レベル8の『マリンフォース・ドラゴン』と、レベル1『プチクリボー』に、レベル1の『セイヴァー・ドラゴン』をチューニング!!」

2匹のモンスターを巨大化した『セイヴァー・ドラゴン』が取り込む。

「太古の海に眠りし破邪の龍よ!今こそ、俺に約束を果たすための力をくれ!シンクロ召喚!『セイヴァー・マリン・ドラゴン』!!」

ヒイロの場に、六枚の翼、透き通った青い水色の体、青い瞳を持つドラゴンが現れる。

 

セイヴァー・マリン・ドラゴン

レベル10 攻撃3500 守備3000 シンクロ 水属性 ドラゴン族

「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+「マリンフォース・ドラゴン」+チューナー以外のモンスター1体

このカードの特殊召喚に成功したとき、このカード以外のフィールド上のすべてのカードが持ち主の手札に戻る。

このカードの攻撃力はこの効果でフィールドから離れたカード1枚につき、300ポイントアップする。

魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードの攻撃力・守備力を800ポイントダウンさせることでその発動を無効にし、破壊することができる。

エンドフェイズ時、このカードをエクストラデッキに戻し、自分の墓地の「マリンフォース・ドラゴン」1体を選択して特殊召喚する。

 

「『セイヴァー・マリン・ドラゴン』の効果!このカード以外のすべてのカードをフィールドから手札に戻し、手札に戻したカード1枚につき、攻撃力が300ポイントアップする。ポセイディア・ウェイブ!」

『セイヴァー・マリン・ドラゴン』の体が光り輝く。

その光に反応したのか、フィールドに巨大な波が押し寄せ、ヒイロの伏せカード『くず鉄のかかし』、ゼーマンの『ダーク・ウォール』と『猿魔王ゼーマン』が飲み込まれ、フィールドから追放される。

 

セイヴァー・マリン・ドラゴン レベル10 攻撃3500→4400

 

「バカな・・・こんなことが・・・。」

「『セイヴァー・マリン・ドラゴン』で、ダイレクトアタック!エクストリーム・マリンストライク。」

海と赤き龍の力を受けた『セイヴァー・マリン・ドラゴン』が、巨大な波とともにゼーマンに突撃する。

「ぐああああ!!申し訳ありません・・・ディマク様!!」

 

ゼーマン

ライフ3600→0




『セイヴァー・マリン・ドラゴン』登場です!!
かなりのご都合主義カードですみません!!
さて、『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』は大丈夫なのか?
感想待ってます!
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