遊戯王5D’s もう一人のデュエリスト   作:ナタタク

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地縛神初登場!
ちなみに、効果はアニメと同様です。


第四十話 奪還

ヒイロ

手札1

ライフ3000

場 Eドグマ・マジシャン(『EWバスターソード』装備) レベル7 攻撃3700

  Eコマンダー レベル3 攻撃1000

  伏せカード3

 

龍可

手札1

ライフ4000

場 レグルス レベル4 攻撃1700

  伏せカード2

 

ディマク

手札2(うち一枚は『地縛神Cusillu』)

ライフ5150

場 伏せカード2

 

「私のターン!ドロー!」

 

龍可

手札1→2

 

「『天使の箱舟』の効果発動!私のターンのスタンバイフェイズ時に前のターンに除外した2体のモンスターを特殊召喚するわ!お願い!『セラフィム・ガンナー』!『フェアリー・アーチャー』!」

龍可の場に光り輝く箱舟が次元の裂け目から現れ、1ターンの航海を終えた2体の天使が船を出る。

 

セラフィムガンナー レベル4 攻撃1800

フェアリー・アーチャー レベル3 攻撃1400

 

「さらに、『セラフィムガンナー』は自分フィールド上に表側表示で存在する天使族モンスターの数×300ポイント攻撃力がアップするわ!」

 

セラフィムガンナー レベル4 攻撃1800→2100

 

「そして、手札から『セラフィムガードナー』を守備表示で召喚!」

 

セラフィムガードナー

レベル4 攻撃1000 守備2000 効果 天使族 光属性

このカードの守備力は、自分フィールド上に表側表示で存在する天使族モンスター1体につき300ポイントアップする。

 

セラフィムガードナー レベル4 守備2000→2600

セラフィムガンナー レベル4 攻撃2100→2400

 

「さらに、『フェアリー・アーチャー』の効果発動!このターン、このカードの攻撃を放棄する代わりに、1ターンに1度、私のフィールドに存在する光属性モンスター1体につき400ポイントのダメージを与えるわ。」

『フェアリー・アーチャー』は龍可の光属性モンスターたちの力がこもった矢を、ディマクに放つ。

 

ディマク

ライフ5150→3550

 

「バトル!『セラフィムガンナー』でダイレクトアタック!フォビドゥンバレッド!」

『セラフィムガンナー』は2丁の銃から強力な光のエネルギー弾を発射した。

「ぐう・・・。」

 

ディマク

ライフ3550→1150

 

「そして、『レグルス』で攻撃!」

『レグルス』が光の力を持った牙でディマクにかみつこうとしたが、闇のバリアに防がれた。

「なに・・・!?これは・・・。龍可!お気を付けください!」

「え・・・・?」

龍可は『レグルス』の警告をあまりよく理解できていなかった。

「罠カード『妖精龍の加護』を発動。その効果で攻撃を無効にし、エクストラデッキから『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』を特殊召喚し、更にデッキからフィールド魔法『クローザー・フォレスト』を手札に加える。」

 

妖精龍の加護

通常罠

相手モンスターが直接攻撃宣言時に発動できる。

その攻撃を無効にし、自分のエクストラデッキから『エンデェント・フェアリー・ドラゴン』を表側守備表示で特殊召喚する。

その効果で特殊召喚されたモンスターは表示形式を変更できず、効果は無効になる。

そのあと、自分のデッキからフィールド魔法カードを一枚手札に加える。

 

ディマクの場に、闇のオーラと鎖で拘束された『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』が現れる。

 

エンシェント・フェアリー・ドラゴン レベル7 守備3000

 

「『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』・・・。」

「龍可。必ず取り返すぞ。」

ヒイロは龍可の思いを察した。

「うん。私はこれでターンエンド・・・。」

 

ヒイロ

手札1

ライフ3000

場 Eドグマ・マジシャン(『EWバスターソード』装備) レベル7 攻撃3700

  Eコマンダー レベル3 攻撃1000

  伏せカード3

 

龍可

手札2→1

ライフ4000

場 レグルス レベル4 攻撃1700

  セラフィムガンナー レベル4 攻撃2400

  セラフィムガードナー レベル4 守備2600

  フェアリー・アーチャー レベル3 攻撃1400

  伏せカード2

 

ディマク

手札2→3(うち一枚は『地縛神Cusillu』、そしてもう一枚は『クローザー・フォレスト』)

ライフ1150

場 エンシェント・フェアリー・ドラゴン レベル7 守備3000(効果無効 表示形式変更不可)

  伏せカード1

 

「私のターン。ドロー。」

 

ディマク

手札3→4

 

「(ディマクの場にリリースできるモンスターが1体しかいない・・・。どうするつもりだ・・・?)」

「私は手札からフィールド魔法『クローザー・フォレスト』を発動!そして、魔法カード『縛られし神の殉教者』を発動。その効果で『殉教者トークン』2体を特殊召喚する。」

ディマクの場にダークシグナーのローブを着た人間の男が二人現れる。

 

縛られし神の殉教者

通常魔法

フィールド魔法が発動している場合にのみ、手札の『地縛神』と名のつくモンスターカード1枚を相手に見せることで発動できる。

自分フィールド上に『殉教者トークン』2体を特殊召喚する。

 

殉教者トークン

レベル1 攻撃0 守備0 トークン 魔法使い族 闇属性

このトークンは『縛られし神の殉教者』の効果で特殊召喚される。

このカードは『地縛神』と名のつくモンスター以外のモンスターのアドバンス召喚のためにリリースすることができない。

 

「ち・・・。リリース要員ができたか・・・。龍可!用心しろ!」

ヒイロは大きな声で龍可に呼び掛ける。

「ええ・・・。」

「二人の殉教者をリリース!」

ディマクの声とともに、二人の殉教者は石でできた心臓のようなものに変化し、上空に移動する。

そして、それは紫の霧を飲み込み始めた。

「まさか・・・。」

「そうだ!霧の中にはこのサテライトの人々の魂が詰まっている。人々の魂を生贄に、現れよ!『地縛神Cusillu』!」

魂を飲み込み終えた心臓から光の柱が現れ、そこから漆黒の肉体で黄色の模様が付いた猿型のモンスターが現れる。

 

地縛神Cusillu レベル10 攻撃2800

 

「『クローザー・フォレスト』の効果により、『地縛神Cusillu』の攻撃力は墓地に存在する獣族モンスター1体につき100ポイントアップする。私の墓地には9体の獣族モンスターがいる。」

 

地縛神Cusillu レベル10 攻撃2800→3700

 

「そして、手札から魔法カード『地縛旋風』を発動。私の場に『地縛神』が存在するとき、相手の魔法・罠カードをすべて破壊する。」

『地縛神Cusillu』は手から旋風を発生させる。

「速攻魔法発動!『Eパワーサプライ』を発動!手札の『E』と名のつくカードを1枚墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする。」

ヒイロは手札から『Eドール』を墓地へ送り、カードを2枚ドローした。

そのあと、旋風がヒイロと龍可の魔法・罠カードを飲み込んでいった。

 

ヒイロ

手札1→3

 

「バトル。『地縛神Cusillu』で、娘にダイレクトアタック!」

『地縛神Cusillu』の拳が、龍可に向かって振り降ろされる。

すると、龍可の墓地から罠カードが排出される。

「龍可の墓地から罠カード『クロス・カウンター・トラップ』の効果発動。このカードが相手のカード効果によって墓地へ送られた場合、手札から1枚だけ罠カードを発動できる。」

 

クロス・カウンター・トラップ

罠カード

このカードが相手の魔法・罠・効果モンスターの効果によって墓地に送られたターンに1枚まで手札から罠カードを発動できる。

 

「で・・・でも、私の手札にはもう罠カードは・・・。」

「俺は手札から罠カード『聖女の守り人』を発動!相手モンスター1体の攻撃によって発生する戦闘ダメージが0になり、モンスターも破壊されない。そして、俺は相手フィールド上の最も攻撃力の高いモンスターの攻撃力の半分の数値のダメージを受ける。」

龍可に振り下ろされるはずだった拳は、ヒイロに向かった。

「ヒイロ!!」

「ぐあああ!!」

ヒイロは『地縛神Cusillu』の攻撃で重傷を負ったが、痣の力で治療した。

 

ヒイロ

ライフ3000→1150

 

「・・・。『聖女の守り人』のもう一つの効果により、墓地から『Eドール』を守備表示で特殊召喚する。」

 

聖女の守り人

通常罠カード

相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

その攻撃で発生する自分へのダメージが0になり、モンスターは破壊されない。

そして、自分は相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が最も高いモンスターの攻撃力の半分の数値分のダメージを受ける。そして、墓地から受けたダメージよりも低い攻撃力を持つモンスター1体を特殊召喚する。

 

Eドール レベル1 守備0

 

「ええい!だが、このカードを発動する!罠カード『地縛神の憤怒』を発動!このターン地縛神が戦闘で相手モンスターを破壊できず、相手プレイヤーにダメージを与えることができなかったターンのメインフェイズ2にのみ発動できる。相手フィールド上のモンスターをすべて破壊する!そして、破壊したモンスター1体につき300ポイントのダメージを破壊されたカードのコントローラーに与える。」

 

地縛神の憤怒

罠カード

自分フィールド上の『地縛神』と名のつくモンスターが攻撃し、相手モンスターを破壊できず、相手にダメージを与えることができなかった場合にのみ発動できる。

相手フィールド上に存在するモンスターをすべて破壊し、破壊したモンスター1体につき300ポイントのダメージを破壊したカードのコントローラーのライフポイントに与える。

 

怒り狂った『地縛神Cusillu』がヒイロと龍可のモンスターを全滅させた。

そして、すべてのモンスターを破壊した後、『地縛神Cusillu』は両手から一つずつ黒い火球を放った。

「あ・・・・!!」

龍可は目の前に火球が来て、恐怖のあまり、目を閉じた。

しかし、いつまでたっても火球によって体が焼かれる感覚が襲ってこない。

「え・・・??」

龍可は目を開けると、再び赤い光のバリアで守られていた。

「く・・・う・・・。」

ヒイロは激痛に耐えながら、バリアを発生させていた。

 

ヒイロ

ライフ1150→250

 

龍可

ライフ4000→2800

 

「ターンエンド。」

 

ヒイロ

手札3→2

ライフ250

場 なし

 

龍可

手札1

ライフ2800

場 なし

 

ディマク

手札0

ライフ1150

場 エンシェント・フェアリー・ドラゴン レベル7 守備3000(効果無効 表示形式変更不可)

  地縛神Cusillu レベル10 攻撃3700

 

「ヒイロ・・もうやめて・・・。このままじゃ・・・死んじゃう・・・。」

龍可は耐えられずに涙を流した。

「デュエルに集中しろ・・・。お前は精霊世界を守ることを約束したんだろう・・・?」

ヒイロは口から出てきた血をぬぐう。

「そうだけど・・・でも・・・!!」

「安心しろ・・・。約束は果たす・・・。俺のターン・・・。」

ヒイロはカードを引こうとしたが、目がかすみ始めた。

「く・・・。もう少し・・・もう少しだけでいい・・・もちこたえてくれ・・・。」

ヒイロは目を閉じ、かすみがなくなることを願った。

ヒイロはゼーマンとのデュエルとディマクとのデュエルで痣の力を使ったことで、肉体に多大な負担がかかっていた。

再び目を開けると、ヒイロの視界が元に戻った。

「ドロー・・・。」

 

ヒイロ

手札2→3

 

ヒイロはひいたカードを見る。

ひいたカードはゼーマンからもらったカードだった。

「よし・・・。手札から魔法カード・・・『セメタリーシンクロ』を発動・・・。墓地の『Eドール』と『Eコマンダー』と『Eソードマン』を除外し、エクストラデッキから『EMウィンドナイト』を特殊召喚する・・・。」

 

セメタリーシンクロ

通常魔法カード

このカードを発動したターン、自分が通常召喚を行えない。

自分の墓地からシンクロモンスターによって決められたモンスターをゲームから除外し、自分のエクストラデッキからシンクロモンスターを特殊召喚する。

この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効となる。

 

EMウィンドナイト レベル8 攻撃2400

 

「クリクリー・・・!!」

『プチクリボー』も必死でヒイロを止めようとする。

「手札1枚を墓地へ送り・・・速攻魔法…『超融合』を発動!!」

フィールドの上空に黒い雲の渦が生まれ、雷が起こる。

「『超融合』・・・だと・・・!?あ・・・!!」

ディマクは自分の場を見て、目を疑った。

『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』の闇のオーラが取り払われる。

その瞬間、『ルグルス』が飛び出した。

「『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』様ーーー!!」

『レグルス』が牙で鎖を断ち切った。

自由になった『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』は『EMウィンドナイト』とともに渦の中へ飛び込んだ。

「現れろ・・・。『古代竜騎士』!」

ヒイロの場に『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』に乗った『EMウィンドナイト』が現れる。

 

古代竜騎士(エンシェント・ドラゴンナイト)

レベル12 攻撃2100 守備3000 融合 ドラゴン族 光属性

「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」+「EM(イクイップマスター)ウィンドナイト」または戦士族シンクロモンスター

このカードは「超融合」以外の効果で特殊召喚することができない。

このカードの融合召喚に成功した時、このカードの攻撃力は融合素材にした「EM(イクイップマスター)ウィンドナイト」または戦士族シンクロモンスターの攻撃力の数値分アップする。更に、フィールド魔法を破壊する。そして、自分のデッキからフィールド魔法カードを1枚手札に加えることができる。

このカードが表側表示で存在する限り、相手フィールド上のすべてのモンスターの効果が無効となる。

 

『古代竜騎士』が特殊召喚された瞬間、『クローザー・フォレスト』は消滅した。

 

古代竜騎士 レベル12 攻撃2100→4500

地縛神Cusillu レベル10 攻撃3700→2800

 

「なん・・・だと・・・??そんなバカな・・・。」

ディマクはフィールド魔法を失い、力を失った自分の地縛神を見た。

「これで・・・終わりだ・・・。『古代竜騎士』・・・。『古代剣一閃』・・・。」

『古代竜騎士』は空から降りてきた聖剣を持って、『地縛神Cusillu』に向かって、一直線で飛んだ。

そして、すれ違いざまに聖剣で地縛神を真っ二つに切り裂いた。

「うわあああああ!!ルドガー様!!役に立たぬこのディマクをお許しをー!!」

ディマクは聖剣の光に包まれて消滅した。

 

ディマク

ライフ1150→0




ヒイロと龍可の勝利です!
でも・・・ヒイロはどうなっているのか・・・・?
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