遊戯王5D’s もう一人のデュエリスト   作:ナタタク

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第五十話 隠蔽

ヒイロ

手札5

ライフ4000

 

ディヴァイン

手札0

ライフ4000

場 メンタルオーバー・デーモン(《脳波受信装置》装備) 攻撃3500

  脳開発研究所(フィールド魔法)サイコカウンター1

  伏せカード1

 

《メンタルオーバー・デーモン》の効果で除外されたモンスター

サイコ・コマンダー

 

「俺のターン。」

 

ヒイロ

手札5→6

 

「(今の俺の手札にはあのカードを倒せるカードはない・・・。)俺は手札から《Eゴーレム》を守備表示で召喚。」

 

Eゴーレム レベル4 守備2100(チューナー)

 

「ほう・・・。」

「そして、手札から《EWボムランチャー》を《Eゴーレム》に装備する。このカードの装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。」

「しかし・・・こいつは守備表示だ。そんなモンスターに攻撃力アップの効果を持つ装備カードを装備しても意味はない。」

「《Eゴーレム》は装備カードを装備している場合、1ターンに1度、戦闘およびカード効果では破壊されない。俺はカードを2枚伏せ、ターンエンドだ。」

 

ヒイロ

手札6→2

ライフ4000

場 Eゴーレム(《EWボムランチャー》装備) レベル4 守備2100

  伏せカード2

 

ディヴァイン

手札0

ライフ4000

場 メンタルオーバー・デーモン(《脳波受信装置》装備) 攻撃3500

  脳開発研究所(フィールド魔法)サイコカウンター1

  伏せカード1

 

「ふん。今の貴様にできることはその程度。サイコパワーを味わうがいい。私のターン!」

 

ディヴァイン

手札0→1

 

「伏せカード発動。《針虫の巣窟》。私のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。」

ディヴァインはデッキのカードを5枚墓地へ送った。

墓地へ送られたカードは《寡黙なるサイコ・プリースト》《サイコジャンパー》《サイコソード》《サイキックブレイク》《パワー・インジェクター》だった。

「《メンタルオーバー・デーモン》の効果発動!墓地に存在する《寡黙なるサイコ・プリースト》を除外する。」

《メンタルオーバー・デーモン》は墓地から《寡黙なるサイコ・プリースト》を回収し、球体に取り込んだ。

すると、《寡黙なるサイコ・プリースト》から脳波が出て、それを《脳波受信装置》が受信した。

「新たなサイキック族モンスターが除外されたことで、《メンタルオーバー・デーモン》の攻撃力がアップする。」

 

メンタルオーバー・デーモン レベル9 攻撃3500→3700

 

「そして、《脳開発研究所》のサイコカウンターを一つ取り除き、《脳波受信装置》の効果発動!このターン、《メンタルオーバー・デーモン》は《寡黙なるサイコ・プリースト》と《サイコ・ウォールド》の効果を得る。」

《メンタルオーバー・デーモン》は研究所のメンバーらしき人物がカプセルから取り出した脳を捕食した。

そして、球体にいる2匹のモンスターの力を得た。

 

脳開発研究所 サイコカウンター1→0

 

「く・・・。」

「《寡黙なるサイコ・プリースト》の効果は、私の手札を1ターンに1度墓地へ送ることで、墓地に存在するサイキック族モンスター1体を除外することができる。その効果で私は、墓地の《サイコ・コマンダー》を除外する。」

ディヴァインは手札の《アポート》を捨てた。

すると、《メンタルオーバー・デーモン》は墓地の《サイコ・コマンダー》を球体に取り込んだ。

そして、《メンタルオーバー・デーモン》の力は増加する。

 

メンタルオーバー・デーモン レベル9 攻撃3700→3900

 

「私はこれでターンを終了する。」

 

ヒイロ

手札2

ライフ4000

場 Eゴーレム(《EWボムランチャー》装備) レベル4 守備2100

  伏せカード2

 

ディヴァイン

手札1→0

ライフ4000

場 メンタルオーバー・デーモン(《脳波受信装置》装備) 攻撃3900

  脳開発研究所(フィールド魔法)サイコカウンターなし

 

「く・・・・俺のターン。」

 

ヒイロ

手札2→3

 

「手札から魔法カード《Eパワーサプライ》を発動。俺の場にEWを装備しているモンスターが存在するとき、手札のEと名のつくカードを1枚墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする。」

ヒイロは手札から《EWバスターソード》を墓地へ送り、カードを2枚ドローした。

「(来ない・・・。あのカードがくれば・・・。)俺は《Eドール》を守備表示で召喚し、ターンエンド。」

 

ヒイロ

手札3→2

ライフ4000

場 Eゴーレム(《EWボムランチャー》装備) レベル4 守備2100(チューナー)

  Eドール レベル1 守備0(チューナー)

  伏せカード2

 

ディヴァイン

手札0

ライフ4000

場 メンタルオーバー・デーモン(《脳波受信装置》装備) 攻撃3900

  脳開発研究所(フィールド魔法)サイコカウンターなし

 

「どうやらいまだに対抗策が打ち出せないようだな。私のターン。ドロー。」

 

ディヴァイン

手札0→1

 

「手札から魔法カード《埋葬呪文の宝札》を発動。私の墓地の魔法カード3枚を除外し、デッキからカードを2枚ドローする。」

ディヴァインは墓地から《アポート》《サイコソード》《サイキックブレイク》を除外して、2枚ドローした。

 

ディヴァイン

手札1→2

 

埋葬呪文の宝札

通常魔法

自分の墓地に存在する魔法カード3枚をゲームから除外して、 自分のデッキからカードを2枚ドローする。

 

「くくくく・・・・。」

ディヴァインはドローしたカードを見て笑いはじめた。

「何がおかしい?」

「お前に見せてやろう・・・このカードを超える最高のサイキック族モンスターを・・・。《メンタルオーバー・デーモン》の効果で、墓地から《パワー・インジェクター》を除外する。手札から魔法カード《デストロイ・ヒール》を発動。私の場のカードをすべて破壊し、破壊したカード1枚につき1000ポイントライフを回復させる。」

《メンタルオーバー・デーモン》が《パワー・インジェクター》を球体に取り込んだ後、研究所に謎の爆発が起こった。

それと同時に建物が崩れ、ライフを回復しているディヴァインとは対照的に、ディヴァインの場のカードが破壊されていった。

 

デストロイ・ヒール

通常魔法カード

自分の場のカードをすべて破壊する。

破壊したカード1枚につき1000ポイント自分のライフを回復する。

 

ディヴァイン

ライフ4000→7000

 

「何・・・!?自分の場のカードをすべてだと!?」

「それだけではない。《メンタルオーバー・デーモン》の効果発動!このカードがフィールド上から墓地へ送られたとき、このカードの効果でゲームから除外されているモンスターを可能な限り特殊召喚する!」

ディヴァインの場に唯一のこっていた球体が割れ、中から《サイコ・コマンダー》《パワー・インジェクター》《サイコ・ウォールド》《寡黙なるサイコ・プリースト》が現れる。

 

寡黙なるサイコ・プリースト レベル3 守備2100

サイコ・ウォールド レベル4 攻撃1900

パワー・インジェクター レベル4 攻撃1300

サイコ・コマンダー レベル3 攻撃1400

 

「一気に4体のサイキック族モンスターを召喚だと!?」

「それだけではない。《寡黙なるサイコ・プリースト》《パワー・インジェクター》《サイコ・コマンダー》をリリース!現れろ!我が切り札!《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》!」

3体のサイキック族モンスターが大きな虹色の球体となり、その中から《メンタルスフィア・デーモン》によく似た邪悪な人造龍が出現した。

 

人造龍―メンタルショック・ドラゴン

レベル10 攻撃3500 守備3000 効果 闇属性 サイキック族

このカードは通常召喚できない。

自分フィールド上に表側表示で存在するサイキック族モンスター3体をリリースすることでのみ特殊召喚できる。

このカードの特殊召喚に成功した時、相手フィールド上に存在するモンスターをすべて破壊する。

このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果を受けない。

 

《人造龍ーメンタルショック・ドラゴン》召喚と同時にヒイロのフィールドに嵐が起こった。

《Eゴーレム》は破壊を免れたが、《Eドール》《EWバインドチェーン》《緊急同調》が破壊された。

「く・・・・。」

「更に、《サイコ・ウォールド》の効果発動!ライフを800支払い、このターン、《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》は1ターンに2度攻撃できる!やれ!《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》!!」

《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》は《サイコ・ウォールド》の超能力で活性化し、口から黒い火球を2つ放った。

1つは《Eゴーレム》を焼きつくし、もう1つはヒイロに直撃した。

ヒイロはバリアを発生させて防ごうとしたが、威力が凄まじいためか、完全に防ぐことができなかった。

「うわああああ!!」

 

ヒイロ

ライフ4000→500

 

「ふん。こいつは私も極力出さないようにしていたカードだ。なぜなら、こいつの攻撃をまともに受けたやつは確実に死んでいたからな!!」

「く・・・。」

ヒイロは体の傷を見た。

もしバリアを発生させる能力がなかったら命がなかった。

「はははは!!そういえばあの女の弟もこのカードであの世へ送ってやったなあ!!セキュリティと取引してアキが殺したことにしてやったがな!!」

「だからか・・・ミスティが十六夜をあれほど憎んでいるのは・・・。」

「はははは!!さあ、お前のターンだ!!」

 

ヒイロ

手札2

ライフ500

場 なし

 

ディヴァイン

手札1→0

ライフ7000→6200

場 人造龍―メンタルオーバー・ドラゴン レベル10 攻撃3500

  サイコ・ウォールド レベル4 攻撃1900

 

「ぐう・・・。」

「クリクリー・・・。」

《プチクリボー》が現れ、心配しながらヒイロを見つめた。

「心配するな。ただのかすり傷だ・・・。俺のターン。」

 

ヒイロ

手札2→3

 

「手札から魔法カード《Eリカバリー》を発動。手札のEと名のつくモンスターを墓地へ送り、墓地からそれ以外のEと名のつくモンスターカード1枚とEW1枚を手札に加える。」

ヒイロは《Eガンナー》を捨て、墓地から《Eゴーレム》と《EWバスターソード》を手札に加えた。

 

E(イクイップ)リカバリー

通常魔法カード

このカードを発動したターン、自分はモンスターを召喚できない。

手札の「E(イクイップ)」と名のつくモンスターカード1枚を墓地へ送り、墓地に存在するそのカード以外「E(イクイップ)」と名のつくモンスターカード1枚と「EW(イクイップウェポン)」と名のつく装備魔法カード1枚を手札に加える。

 

「俺はこれでターンを終了する。(次のターン・・・ディヴァインが攻撃力500以上のモンスターを引いたら・・・俺の負けだ・・。)」

 

ヒイロ

手札3(うち2枚は《EWバスターソード》《Eゴーレム》)

ライフ500

場 なし

 

ディヴァイン

手札0

ライフ6200

場 人造龍―メンタルオーバー・ドラゴン レベル10 攻撃3500

  サイコ・ウォールド レベル4 攻撃1900

 

「せっかくの《Eリカバリー》だったが、この状況では自分の首を絞めるだけだったな!私のターン!ドロー!」

 

ディヴァイン

手札0→1

 

「(何を引いたんだ・・・・?)」

「私はカードを1枚伏せる。」

ヒイロはディヴァインがカードを伏せたため、安堵した。

「何を安堵している。貴様の場にカードはない。サレンダーしろ!そうすれば殺さず、操り人形として再び使ってやるぞ。」

「悪いが、もうお前の操り人形にはならない。・・・死ぬのはお前だ!」

「貴様・・・ならば死んでもらう!やれ!《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》!」

《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》はヒイロに向かって黒い火球を放った。

しかし、突然《プチクリボー》が現れ、ヒイロを火球からバリアで守った。

「何!?」

「手札の《プチクリボー》の効果。俺がダメージを受けるとき、このカードを手札から守備表示で特殊召喚することで、1度だけダメージを0にする!」

 

プチクリボー レベル1 守備0

 

「ええい!!しぶとい奴だ!《サイコ・ウォールド》!」

ディヴァインは憤慨しながら《サイコ・ウォールド》に攻撃命令をした。

《サイコ・ウォールド》の超能力攻撃が《プチクリボー》に直撃した。

「すまない・・・プチクリボー。だが、助かった。」

「次のターンで決めてやる!ターンエンド!」

 

ヒイロ

手札3→2(内容は《EWバスターソード》《Eゴーレム》)

ライフ500

場 なし

 

ディヴァイン

手札1→0

ライフ6200

場 人造龍―メンタルオーバー・ドラゴン レベル10 攻撃3500

  サイコ・ウォールド レベル4 攻撃1900

  伏せカード1

 

「俺の・・・ターン・・・・。」

 

ヒイロ

手札2→3

 

「・・・・。ディヴァイン・・・このカードは・・・今の俺にふさわしいカードだ・・・。」

「何?」

「お前のライフが俺より2000ポイント以上上回るとき、このカードは手札から特殊召喚できる。来い!《Eリベンジャー》!」

 

Eリベンジャー レベル6 攻撃0

 

「ふん!復讐者か・・・。だが、攻撃力0の分際で何ができる!」

「このカードはこのターンにしか生きられない。だが・・・。手札から装備魔法《EWバスターソード》を《Eリベンジャー》に装備。その瞬間、《Eリベンジャー》の効果発動。装備カードの効果を無効にする代わりに、このカードの元々の攻撃力がお前と俺のライフの差と同じ数値になる。」

 

Eリベンジャー レベル6 攻撃0→5700

 

「攻撃力5700だと!?」

「バトル!《Eリベンジャー》で《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》を攻撃!リベンジブラスト!」

《Eリベンジャー》は血の涙を流しながら憤怒の表情を浮かべ、《人造龍ーメンタルショック・ドラゴン》を破壊した。

「ぐあああああ!!」

 

ディヴァイン

ライフ6200→4000

 

Eリベンジャー レベル6 攻撃5700→3500

 

「許さん!許さんぞ!罠カード発動!《人造龍の復活》!私の場のサイキック族モンスター1体をリリースし、貴様がデッキからカードを2枚ドローする代わりに、墓地に存在する《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》を召喚条件を無視して復活させる!!」

《サイコ・ウォールド》はディヴァインのフィールドから消え、再び《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》が現れた。

 

 

ヒイロ

手札1→3(うち1枚は《Eゴーレム》)

 

人造龍の復活

通常罠カード

相手モンスターの攻撃によって《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》が破壊され、墓地へ送られたターンにのみ発動できる。

自分フィールド上のサイキック族モンスター1体をリリースし、相手がデッキからカードを2枚ドローすることで、自分の墓地から《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》を召喚条件を無視して特殊召喚する。

 

人造龍―メンタルショック・ドラゴン レベル10 攻撃3500

 

「・・・。手札から魔法カード《埋葬者の宝札》を発動。俺の場の攻撃力2500以上のモンスター1体をゲームから除外し、デッキからカードを2枚ドローする。」

ヒイロの場の《Eリベンジャー》が棺の納められた状態で異次元へ送られ、ヒイロはカードを2枚ドローした。

 

ヒイロ

手札3→4(うち1枚は《Eゴーレム》)

 

埋葬者の宝札

通常魔法

自分フィールド上に存在する攻撃力2500以上のモンスター1体をゲームから除外することで発動できる。

自分はデッキからカードを2枚ドローする。

 

「そして・・・俺はカードを3枚伏せ、《Eゴーレム》を守備表示で召喚し・・・ターンエンド。」

 

ヒイロ

手札4→0

ライフ500

場 Eゴーレム レベル4 守備2100 (チューナー)

  伏せカード3

 

ディヴァイン

手札0

ライフ4000

場 人造龍―メンタルショック・ドラゴン レベル10 攻撃3500

 

「結局、貴様の復讐心はその程度!おとなしく操り人形になればよかったものを!私のターン、ドロー!」

 

ディヴァイン

手札0→1

 

「手札から装備魔法《メテオ・ストライク》を《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》を装備!これで《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》は守備表示モンスターを攻撃するとき、貫通ダメージを与えることができる!これで終わりだ!バトル!《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》で《Eゴーレム》を攻撃!!」

《人造龍―メンタルショック・ドラゴン》は口に黒い炎を収束させ、巨大な火球にして放とうとした。

「罠カード発動!《Eエマージェンシーサモン》を発動!俺の場にEと名のつくチューナーモンスターをリリースする!」

ヒイロの場から《Eゴーレム》が姿を消した。

「何!?」

「そして、俺のエクストラデッキからリリースしたモンスターの倍のレベルを持つEと名のつくシンクロモンスター1体を特殊召喚する!来い!《EMウィンドナイト》!」

ヒイロの場に《EMウィンドナイト》が旋風とともに降臨した。

 

E(イクイップ)エマージェンシーサモン

通常罠カード

自分フィールド上に存在する「E(イクイップ)」と名のつくチューナー1体をリリースする。

自分のエクストラデッキからリリースしたモンスターの倍のレベルを持つ「E(イクイップ)」と名のつくシンクロモンスター1体を特殊召喚する。

この効果で特殊召喚されたモンスターはエンドフェイズ時に墓地に贈られる。

 

EMウィンドナイト レベル8 攻撃2400

 

「(これが・・・俺のたった一つの逆転への一手だ・・・。)」

 

(ディヴァインのバトルフェイズ中)

ヒイロ

手札0

ライフ500

場 EMウィンドナイト レベル8 攻撃2400

  伏せカード2

 

ディヴァイン

手札1→0

ライフ4000

場 人造龍―メンタルショック・ドラゴン(《メテオ・ストライク》装備) レベル10 攻撃3500




ディヴァインが本当の切り札を召喚!
そして、ヒイロもエースカードを召喚!
勝つのはどっちだ!?
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