遊戯王5D’s もう一人のデュエリスト   作:ナタタク

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第七十九話 雷龍

ミサキ

手札5

ライフ4000

SPC5

場 マイティ・ウォリアー レベル6 攻撃800

  スクラップ・ゴブリン レベル3 守備500(チューナー)

  伏せカード1

 

クロウ

手札1→0

ライフ1200

SPC5

場 ブラックフェザー・ドラゴン(《BF-砂嵐のハムシーン》の影響下) レベル8 攻撃1400→2800

  BF-煌星のグラム レベル5 攻撃2200

  伏せカード1

 

「私のターン。ドロー。」

 

ミサキ

手札5→6

 

「(まずはトオルが残したカードで・・・・。)手札から《SP-ナイト・ショット》発動。スピードカウンターが3つ以上あるとき、セットされた相手の魔法・罠カードを1枚破壊する。」

光線が、クロウの《聖なるバリア―ミラーフォース》を破壊した。

「くそ!!こいつをジャックに引き継げれば、あいつが楽になるのによお・・・・。」

「そして、手札から《エレキンギョ》を召喚。」

 

エレキンギョ レベル2 攻撃100(チューナー)

 

「チューナーモンスター・・・?でも、ミサキのデッキにはエレキ以外のシンクロモンスターが・・・。」

「心配無用。WRGPのためにちゃんと改造した。レベル6の《マイティ・ウォリアー》に、レベル2の《エレキンギョ》をチューニング。シンクロ召喚。《ギガンテック・ファイター》。」

ミサキの場に並大抵の金属よりも強度の高い岩石で作られた鎧を装備した剛腕の格闘家が現れた。

 

ギガンテック・ファイター レベル8 攻撃2800

 

「このカードの攻撃力は私たちの墓地の戦士族モンスター1体につき、100ポイントアップする。」

ミサキの墓地に存在するトオルの《マイティ・ウォリアー》が《ギガンテック・ファイター》に力を与えた。

 

ギガンテック・ファイター レベル8 攻撃2800→2900

 

「更に手札から《SP-サモン・スピーダー》を発動。スピードカウンターが4つ以上あるとき、手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚できる。この効果で《エレキングコブラ》を特殊召喚。」

 

エレキングコブラ レベル4 攻撃1000

 

SP-サモン・スピーダー

通常魔法カード

自分のスピードカウンターが4つ以上あるときに発動できる。

手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。

この効果で特殊召喚されたモンスターはこのターン、攻撃できない。

 

「レベル4のモンスター・・・まさかまたシンクロモンスターを!?」

「ご名答。レベル4の《エレキングコブラ》に、レベル3の《スクラップ・ゴブリン》をチューニング。シンクロ召喚。《ライトニング・ウォリアー》。」

ミサキの場に雷鳴の力を両手と胸部の魔石に宿した金髪の戦士が現れた。

 

ライトニング・ウォリアー レベル7 攻撃2400

 

「更に場からトオルの罠カード発動。《二重同調特典》を発動。」

「何!?まさかその効果は・・・!!」

「そう。このカードは1ターンの間に2回以上シンクロ召喚に成功した時にのみ発動できるカード。その効果で墓地から《エレキングコブラ》を復活。」

ミサキの場に存在する2体のシンクロモンスターが力を合わせて《エレキングコブラ》を蘇生した。

 

エレキングコブラ レベル4 攻撃1000

 

二重同調特典(ダブルシンクロボーナス)

通常罠カード

自分が2回以上シンクロモンスターのシンクロ召喚に成功したターンにのみ発動できる。

自分の墓地に存在するモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。

 

「バトル。《ギガンテック・ファイター》で《ブラックフェザー・ドラゴン》を攻撃。ギガンテック・ナックル。」

《ギガンテック・ファイター》はその剛腕で《ブラックフェザー・ドラゴン》を一撃で殴り飛ばした。

「く・・・《ブラックフェザー・ドラゴン》が・・・・。」

 

クロウ

ライフ1200→1100

 

「更に、《ライトニング・ウォリアー》で《BF-煌星のグラム》を攻撃。ライトニング・パニッシャー。」

《ライトニング・ウォリアー》は右手に雷鳴を集中させ、《BF-煌星のグラム》を殴り、破壊した。

「うわあああ!!」

 

クロウ

ライフ1100→900

 

「これでクロウ退場。《エレキングコブラ》でダイレクトアタック。エレキ・バイト」

《エレキングコブラ》は電気をまとった牙でクロウにかみついた。

「くそう・・・結局カードを残せずじまいかよ・・・。」

 

クロウ

ライフ900→0

 

「《エレキングコブラ》の効果。このカードがダイレクトアタックで相手にダメージを与えたとき、デッキからエレキと名のつくモンスター1体を手札にくわえる。私はデッキから《エレキジ》を手札に加える。」

 

ライフを失ったクロウはジャックにバトンタッチするためにピットへ戻った。

「すまねえ!ジャック・・・。カードを残せなかった。」

「気にするな。この程度、このジャック・アトラスが逆転してくれる!」

ジャックはホイール・オブ・フォーチュンを発進させた。

そして、間もなくミサキに追いついた。

「さあ、次は俺が相手だ!」

「誰でもいい。相手は倒すだけだから・・・。」

「「デュエル!!」」

 

ミサキ

手札6→3→4

ライフ4000

SPC6

場 ライトニング・ウォリアー レベル7 攻撃2400

  ギガンテック・ファイター レベル8 攻撃2900

  エレキングコブラ レベル4 攻撃1000

 

ジャック

手札5

ライフ4000

SPC6

場 なし

 

「俺のターン!」

 

ジャック

手札5→6

SPC6→7

 

ミサキ

SPC6→7

 

「相手フィールドにのみモンスターが存在するとき、《バイス・ドラゴン》は、手札から特殊召喚できる!ただし、その場合、攻撃力・守備力は半分になる。」

 

バイス・ドラゴン レベル5 攻撃2000→1000

 

「更に、手札から《竜炎王ヒート・ドラゴ》を召喚!」

ジャックの場に低レベルであるにもかかわらず、王者の風格を持った尾に炎をまとう小さな赤い竜が現れた。

 

竜炎王ヒート・ドラゴ

レベル2 攻撃500 守備500 チューナー 炎属性 ドラゴン族

このカードはドラゴン族シンクロモンスター以外のシンクロ素材とすることができない。

このカードをシンクロ素材としてシンクロ召喚されたモンスターの攻撃力は800ポイントアップする。

 

「レベル5の《バイス・ドラゴン》に、レベル2の《竜炎王ヒート・ドラゴ》をチューニング。王者の叫びがこだまする!勝利の鉄槌よ、大地を砕け!シンクロ召喚!羽ばたけ、《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》!」

ジャックの場に肺に相当する器官が異常発達した異様で邪悪な竜が現れた。

 

エクスプロード・ウィング・ドラゴン レベル7 攻撃2400

 

「《竜炎王ヒート・ドラゴ》をシンクロ素材としたシンクロモンスターの攻撃力は800ポイント上昇する。」

《竜炎王ヒート・ドラゴ》の幻影がジャックの場に現れ、《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》を強化した。

 

エクスプロード・ウィング・ドラゴン レベル7 攻撃2400→3200

 

「いきなり攻撃力3200・・・さすが無職王・・・。」

「無職王だと!?貴様ぁ!!」

ジャックはさすがにもう元キングと呼ばれても怒らなくなったが、無職王は気に入らないようだ。

「バトル!行け!《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》!《ギガンテック・ファイター》を焼き尽くせ!キング・ストーム!」

《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》は業火で《ギガンテック・ファイター》の体を包み、美咲をも巻き込むほどの大爆発を引き起こした。

「きゃああ!!」

 

ミサキ

ライフ4000→1100

 

「そんな・・・。なんで私のライフがここまで・・・。」

「《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》がこのカードの攻撃力以下のモンスターと戦闘を行う時、ダメージ計算を行わずにそのモンスターを破壊し、更に破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える。その時の《ギガンテック・ファイター》の攻撃力は2900.よって貴様は2900のダメージを受けたのだ!」

「《ギガンテック・ファイター》は戦闘で破壊されたときに私かあなたの墓地の戦士族を蘇生することができる。でも、これだと発動できない・・・。」

「俺はカードを2枚伏せ、ターンエンド!」

 

ミサキ

手札4(うち一枚《エレキジ》)

ライフ1100

SPC7

場 ライトニング・ウォリアー レベル7 攻撃2400

  エレキングコブラ レベル4 攻撃1000

 

ジャック

手札6→2

ライフ4000

SPC7

場 エクスプロード・ウィング・ドラゴン(《竜炎王ヒート・ドラゴ》の影響下) レベル7 攻撃3200

  伏せカード2

 

「おいおい!!このままだと次のターン、《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》で《ライトニング・ウォリアー》を攻撃されたら、2400のダメージでミサキの負けだぜ!?」

「大丈夫だ。ミサキはこの程度で負けるわけがない。」

 

「私のターン。」

 

ミサキ

手札4→5

SPC7→8

 

ジャック

SPC7→8

 

「手札から《エレキネズミ》を召喚。」

ミサキの場に容姿は《エレキタリス》そっくりだが、尻尾と手に電球を装備しているモンスターが現れた。

 

エレキネズミ

レベル4 攻撃100 守備100 チューナー 光属性 雷族

このカードをシンクロ素材としてシンクロ召喚に成功した時、手札に存在する「エレキ」と名のつくモンスター1体を装備カード扱いとし、自分フィールド上のシンクロモンスター1体に装備する。装備モンスターが破壊されたとき、この効果で装備カード扱いとなったモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。

この効果で特殊召喚されたモンスターの攻撃力・守備力は0になる。

 

「レベル4の《エレキングコブラ》にレベル4の《エレキネズミ》をチューニング。シンクロ召喚。《エレキテルドラグーン》。」

 

エレキテルドラグーン レベル8 攻撃2000

 

「ふん!たかが攻撃力2000のモンスターなどに、《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》は倒せん!」

「少し黙ってて。《エレキネズミ》の効果発動、このカードをシンクロ素材としたシンクロ召喚に成功した時、手札のエレキモンスターを私の場のシンクロモンスターに装備する。」

ミサキは《エレキテルドラグーン》に《エレキトンボ》を装備した。

「バトル。《エレキテルドラグーン》でダイレクトアタック。」

「何!?俺の場にモンスターがいる状態でダイレクトアタックだと!!?」

「《エレキテルドラグーン》は攻撃力をダメージステップ中にだけ300ポイントダウンさせることで直接攻撃できる。エレキテル・バースト」

《エレキテル・ドラグーン》はジャックに向かって電撃波を放った。

「ぐああ!!」

 

ジャック

ライフ4000→2300

 

「だが、それでも次のターンに《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》で攻撃すれば・・・。」

「《エレキテルドラグーン》の効果。このカードが戦闘で相手にダメージを与えたとき、相手フィールド上のカードを1枚破壊する。」

「何!?」

《エレキテルドラグーン》が放った電撃波は《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》をも巻き込み、破壊した。

「やべえぜ・・・。これでジャックのライフは2300!こんな状態で《ライトニング・ウォリアー》の攻撃を受けたら・・・・!!」

クロウは不安になりながらモニターでジャックを見た。

「これで終わり。《ライトニング・ウォリアー》でダイレクトアタック。ライトニング・パニッシャー。」

《ライトニング・ウォリアー》は、雷鳴の右手でモンスターのいないジャックに攻撃しようとした。

 

(《ライトニング・ウォリアー》攻撃中)

 

ミサキ

手札4→2(うち1枚《エレキジ》)

ライフ1100

SPC8

場 ライトニング・ウォリアー レベル7 攻撃2400

  エレキテルドラグーン(《エレキトンボ》装備) レベル7 攻撃2000

 

ジャック

手札2

ライフ2300

SPC8

場 伏せカード2




ミサキVSジャックでいきなりジャック大ピンチ!!
果たしてどうなる・・・・?
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