いつか必ず書くんでそれまでお待ちください。
暇な時に見る程度で構いません。
また拙い文章ですが温かい目で見てやってください。
「阿 日色《いのうえ ひいろ》さん。ようこそ死後の世界へ。残念ですが、あなたの人生は終わったのです。」
俺は死んだらしい。
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時刻は深夜三時半
俺はいつものようにPCデスクの前に座り込み、レベリングに勤しんでいた。部屋にはマウスのクリック音だけが響く。
ピコン!
不意に画面の端に通知メッセージが届いた。
戦闘中の敵にとどめを刺し、メッセージを確認する。
「どうせくだらねぇ運営のだろ…」
誰に言うでもなく呟きながら開くとなんとフレンドからのメッセだった。
「リッキー
〇〇さん!
モン狩の新作ついに今日発売ですね!
しかも新要素追加って噂もあります…
もちろん買いますよね?
買ったらオンラインやりませんか?」
モン狩…新作…?はぁ!?聞いてねぇぞ?知らなかった。
やばいやばいやばいやばい
俺の家からゲーム屋まで遠いんだよ。
今から行っても間に合うかどうか…
ええい!考えてる暇はねぇ、買い行くしかねぇ!!!
〜五時間後〜
ふぅ、ギリギリラスト一本のところに滑り込めたぜ
先ほど買ったばかりのゲームを大事に抱えながら家路についている
もちろん今日は平日だ。
学校はどうしたかって?もちろん休んださ。
当たり前だろ、ゲームのためだからそれくらい
と、言いたいが後でまた怒られるんだろうな
先に起こるであろうことよりも今はこの喜びを…
「…だよねー、え?ありえないよー」
声のした方に目をやると同じクラスの女子が電話をしながら歩いていた。
人に言えたことではないがもう始業時間は過ぎている
完全に遅刻だ。
まぁ、こんなカースト上位者関わりがねぇからいいけど
最近くせになったため息をついていると
正面からトラックが走って来た。
しかもかなりフラフラしている…居眠り運転か?
「あぶねぇな」
まぁ端に寄ってやり過ごせば
そう思っているとトラックがいきなりスピードを上げ前の女子に突っ込んで行った。
身体が勝手に動き出し女子を突き飛ばそうとする。
しかし間に合わない俺の目の前で彼女はトラックに跳ねられた。
…はずだった。
ーーーーーーーーーー
なのになんで俺は死んでいるんだ?
いや俺が死んでいるんだ?
とりあえずどんなゲームでも所持品確認は大事だな。
俺は自分の格好そしてポケットを探る
服装はスニーカーに黒のズボンそしてパーカー
我ながらセンスがないと思う
ポケットには財布と携帯そして腕時計をつけていた。
そして先程から困った顔でこちらを見ている女の子
俺が死んだことを伝えた子
この子に話を聞かないことには始まらないだろう
「あ、あのぉ。すいません俺が死んだってどう言うことでしょうか?」
長らく人と会話してなかったが意外と話せるもんだな。
にしても、この子かわいいなあ…
「そ、そんなかわいいだなんて…」
あ、やべ声に出てた
「こ、こほん。阿 日色さん、貴方はトラックに跳ねられ不幸にも亡くなってしまいました。私は亡くなってしまった人々を導く女神ユーリ。貴方には三つの選択肢が用意されています。」
へぇ、なるほどなるほど…?
ってえ!?
「ちょ、ちょっと待ってください女神様。俺が跳ねられたんですか?」
確か俺の記憶では女子が跳ねられていたはず
「ユーリで、構いませんよ?そのことについてお話ししなくてはなりませんね。申し訳ございません。上のものの手違いで日色さん、貴方の命を奪ってしまったのです。本来なら亡くなるはずの美香さんは現世でピンピンしています。」
あー、読めてきた
「これは長く続く天界にも例を見ない事態でして、現在進行形でドタバタしていまして急遽私が死者の導きをすることとなりました。この仕事をするのはいつぶりでしょう・・・。この度の無礼を上司に代わりお詫びします。」
「い、いえ。そんな・・・」
間違って人を殺した。しかも天界のお偉い方が、そりゃ普ヤバイわな
でも目の前で女神様が頭を下げてると、な
なんか罪悪感がが
「あ、あんまり時間が無いんでした・・・」
そういい謝りモードから真面目モードに変わった女神様
「それでは選択肢についてご説明いたしますね。
まず一つ目成仏していただき天国でのんびりと過ごす。
女神としてはこれが一番だと思うのですが…一個人としてはお勧めしません。」
「そりゃまた、なんでですか?」
「平和で、静かで良いところなのですがなにぶん娯楽がないものでして…」
そう言うと困ったように苦笑する
どうしよう…天使がいる、女神だけど
「二つ目の選択肢は0からのリスタート転生です。
現世に新しく生まれる赤ん坊としてまた人生をやり直してもらいます。その際記憶は消えてしまいますが、日色さんの場合はこちらの手違いによるものなので多少は環境をひいきすることもできます。」
「なかなかいいですね。」
もうこれでいいんじゃないだろうか…
でも一応三つ目も聞いとこっと。
「三つ目の選択肢は異世界転生でs「三つ目でお願いします。」「ちょ、ちょっと日色さん!?」
どうやら食い気味で答えた俺に女神様は驚いているようだ。
だが読者諸君よ、女神に異世界行きの話を振られて行かないゲーマーがどこにいる?
貴様らそれでもゲーマーか!!!
「最後まで聞いてください!もう…今とある世界が滅亡の危機に瀕しています。そこで死者を勇者として送ることにしたのです。
世界を救ってくださいますか?」
「もちろんですよ…と、言いたいんですが俺ただの高校生ですよ?」
そういくらゲーマーであってもここは現実世界なのだ。
つまりただの非力なNEETなのである。
「その点はご心配なく、転生の特典としてなんでも一つ能力でもアイテムでも持っていくことができます。それに初期装備と必要最低限のお金もつけます。なんと!今なら言語も一瞬で覚えられますよ。」
後半某通販番組みたいになってだが、これなら俺でも
しかし…どうしたものかな
いきなり一つだけ、と言われるとなぁ迷うものがある。
参考にと貰った資料にも目を通すが…
『魔剣 グラム』『妖刀 ムラマサ』『怪力』『魔力無限』
『バニル・アイ』etc
いかにもって感じのチート武器だな…
てか、『バニル・アイ』ってなんだ?
やっぱり、オリジナルのがいいなぁ
でもあんまり時間をかけると…
一通りの準備を終えた女神様は心配そうにこちらを見つめていた
女神様に迷惑をかけるわけにはいかないが、決まらねぇ
「あの、日色さん?そんなに悩まなくても…
じ、自分の好きなものとかでもいいんですよ?」
見かねた女神様が声をかけてかる始末、なけるぜ。
だが、自分の好きなものか
俺の好きなもの、ゲーム…!
「め、女神様!決まりましたよ!!!」
「は、は、はい!びっびくりした、なんですか?」
「俺がやってたゲーム内のキャラクターに変身する能力をください」
「!なるほど日色さんらしいですね、それでは貴方に能力を授けましょう。」
そう言うと女神様は指を鳴らした。
次の瞬間俺の身体は青白い炎に包まれ気づけば俺は
愛用アバターの姿になっていた。
一つ違う点を挙げるとするならば顔はそのままってとこかな。
「ありがとうございます!女神様。」
「いえいえ、日色さん頑張ってくださいね。」
俺の足元に魔法陣が現れた
女神様曰くこれでワープするらしい。
「日色さん、貴方の異世界生活に祝福があらんことを」
俺の身体は光に包まれた。
いかがでしたでしょうか。
初回ということで短めにして見ました。
次回からメインキャラとのご対面となりますので、
お楽しみください。
誤字脱字及び、ご指摘批判アドバイスなどよろしかお願いします。