主人公の代わりにプラチナ世界を救うことになった 作:モナカアイス
コレは作者が自己満足で書いているというのと。
文章力がないので、駄文になってしまっているかと思います。
なので、生暖かい目で見てもらえると幸いです。
---土日の課題がやっと終わり、久しぶりにポケモン(プラチナ)をやろうかと思い、今度の6体メンバーを何にするか考えながら家に帰っていた…はずなんだけどなぁ。それが何で…
…何で、こんな状況になってるわぁけぇい?
気付いた時には、淡い感じの黄色い空間で1人ぽつんと座っており、誰もいないのにも関わらず、平静を装っていながらも、心では語尾に意味の分からない英語発音っぽいのをするぐらいプチパニックを起こしていた。
そのとき、直接頭に声が響いて聞こえてきた。
『いきなりゴメンなさいね。アスカさん…でしたよね?やっぱり、あなたはあまり驚かないわね。…いえ、あまり驚かないようにしているって感じかしら?』
「…。」
急に何もなかった空間からいきなり話しかけられて、内心ビックリしつつ(もしかしたら肩が少しビクッとなったかもしれない)後ろを伺うように振り返る。
するとそこには、話しかけてきた?と思われる…ユクシーが居た。
この場合、フヨフヨと浮いていたと言うのかもしれないね。
これには思わず、え。と声を漏らし、ポカンとした顔をしてしまったのは仕方がないよね。あまり驚かない私が驚いてるんだから相当だよね、うん。
『初めまして、ユクシーと言います。…ふふ。驚いたところを誰かに見られるのはそんなに嫌なのかしら?』
「え。…あ、た…ぶん。」
『ふふふ、そう緊張しないで。』
いや無理でしょ。と心の中で軽くツッコミつつ、どもってしまったのは驚いていたからなのと、いきなりポケモンが…それも伝説のポケモンが現れたからだと言い訳を誰に言うでもなく、心の中で溢す。
『ふふふ、まあいいわ。それよりも本題に入りましょう。まず、何故あなたがココに居るかなのだけど。…あなたが死んでしまったからなのよ。覚えてないかしら?』
悟らせるように、落ち込ませないように。気を遣っているのか分からないけど、ユクシーは淡々と口にした。
そのおかげなのか、あまり取り乱すことなく。あぁ、やっぱりか。とあまりにも軽く考えていた。
…自分が死んだというのにね。
でも、そう口にして聞かされた時、思い出したんだ。信号が赤で立ち止まっている時に、こっちに突っ込んでくるトラックの影を。
どうやら私は、交通事故で死んでしまったようだ。
未練がないわけではない。親や友達と2度と会えなくて寂しくないわけがない。
ただ、そうなってしまったのなら仕方がない。そう…思い込むことにした。
立ち止まってしまう気がしたから…。
そっと目を瞑って軽く深呼吸してから、こちらの様子をジッと窺っているユクシーに目を向ける。
『…とりあえず大丈夫そうですね。では、改めて説明を。実はこの世界、私達の世界が大変な事になってしまい、それをどうにかすべく本来天に帰るはずのあなたの魂を、私がこちらにお連れしたのです。』
「大変なこと?」
それはゲームでいうシナリオ内で起こる出来事を指しているのかな?
あの通りなら、ゲーム主人公達がどうにかしてくれるんじゃない?と他力本願な事を考えていると。
ユクシーが困ったように笑った。
『はい。本来ならそうなる筈でした。しかし…どうやらアルセウスがドジって、その人達が生まれてくるのを遅らせてしまったようで。』
…え?
今、ユクシーは何て言ったのかな?あれ、私の聞き間違いかな?
さっきまで流れてたシリアスな雰囲気がどっかいっちゃったような気がするんだけど…。
またポカンとした顔を出しそうになったよ。
ていうか、アルセウスがドジ?主人公達が遅らされた?
私のアルセウスのイメージでは、そんなドジっ子要素なんてなかったと記憶してるんだけど…。
それが通じたのか、ユクシーは答えた。
というか今更だけど、ユクシーはエスパータイプだから私の考えがバレてるんだろうなと、やっぱりどこか他人事のように考える。
『あなたが居た世界でのこちらの事について、私はあまり詳しく知りませんが。こちらの世界でのアルセウスは、たまにドジを踏んでしまう困った神様でして。』
…何か、聞いてはいけない事を聞いてしまった様な…というかユクシー。
ふぅ、やれやれ。って感じでに頭を横に振ってため息ついてるけど、それホントに大丈夫なの?それで世界はちゃんと回っていけてるの?
『だからこうして、あなたをこちらの世界に連れてきたのです。』
…う、うん。そうなのか…。
どこの世界も下の人は苦労するんだなと思い、もうこれ以上ツッコまないことにした。
「えっと…主人公達が生まれてくるのが遅れることになったから…私がやることになったってこと?」
『はい、大体そんな感じです。察しが良くて助かります。…やってくださいますか?』
私がどう答えるか分かっているのか、言葉だけだと自信なさげに聞こえるけど、顔は変わらずニコッとしている。
「…このまま死んでしまうより、ポケモンの世界に行けるっていうなら、行くしかないよ。でも、なんで私なの?ちょうどポケモンの事を知ってる私が死んだから?」
『それも少しありますが…そうですね。あなただから…ですかね?ふふふ。』
そう言って楽しそうに笑うユクシーを見て。まぁ、いいかと思い、今までの話からずっと気になっていた事を聞いてみる。
「つまり私は、その主人公達がやるはずだったギンガ団との戦いをするって事?トリップ…いや、転生?ていう形になるの?」
『厳密に言えば、あなた達3人…ですね。あなたの他にもう2人が既にトリップして旅立っているので。1人の場合もあれば、3人で…という事になるかもしれませんね。』
それはまた、随分とアバウトな…。他の世界から3人も呼び寄せといて、そんな適当な感じでいいのかな…。ま、いいか…。こういうのを考えるのはあまり得意じゃない。ユクシーたちがいいって言うんなら、それでいいでしょ。
2人…多分、私がユクシーに選ばれたという事を考えると、エムリットとアグノムが選んだんだろうな。会う時が楽しみだね。
『あと出来れば、あなたの言うシナリオ通りに進んでくれると助かります。出来るだけ、歪めてしまった時間の流れを元に戻しておきたいのです。』
「私たちがこっちに介入してる時点でどうかと…。」
『大丈夫です。ギンガ団のやろうとしてる事に比べれば、大したことではありませんから。』
そういうものなのかな?いや、まぁ。ギンガ団がやろうとしてる事は、世界を作り直す事だし。それもそう…なのかな。
それにしても、シナリオ通りか…難しいな。上手くいけたらいいけど。
顔をしかめそうになるが、それを表情に出さないようにする。
まあ、ユクシーにはバレバレだけどね。
『そして、トリップの事なのですが。そのサポートの為にも、こちらからいろいろとお贈りしようと思います。所謂、トリップ特典というものでしょうかね。…あ!ポケモンの声が聞こえるようになるとかは無理ですので。それと、魂をこちらに持ってくる際に、身体の方が10歳の頃に戻ってしまいました。申し訳ありませんが、ご注意を。』
…いきなり欲しかった特典が無くなってしまった。まぁ、いいか。アニメとかを見る限り、ちゃんと向き合えば意思疎通が出来るみたいだし。
身体のことに関しても特に問題はないね。たぶん周りが10代前半の人が多いだろうし…。
『特典として、新人トレーナーの持ち物を参考に。お金や道具は勿論。トレーナーカードなどの戸籍情報を操作しております。あと、基本的な知識と身体能力…アスカさんの場合、主に体力ですね。これも旅をする上で必要かと思い、事前に付け加えさせて頂きました。』
お~、それは助かる。出身とかどうなってるか気になるけど。なりよりも、基本インドア派且つ身体能力が低い私が、旅をする程の体力なんか持ってなかったから、これは非常に助かる。
『他に何かありませんか?なければ、ナナカマド研究所前に直接お送りしようかと思いますが。』
う~ん、ほんとに急な事だったからね…。というか既にちゃんと用意されてたけど。…まぁ、うん。大丈夫でしょ。
『ふふふ。余裕があれば、またこうしてお会い出来ますので。その時に言ってくだされば大丈夫ですよ。シナリオ通りならば、ギンガ団の行動を事前にお知らせする事が出来ますしね。』
なるほどね。そうやって行動していけばいいと。まぁ、3人いるし。私1人で全部のシナリオに携わなくていいかもだけど…。
『今更ですが、勝手な事に巻き込ませてしまい申し訳ありません。ですが…』
「大丈夫だよ。むしろ、まだ生きるチャンスを。これから会うポケモン達との出会いのチャンスを与えてくれたことに感謝してるんだから。どこまで上手くいけるか分からないけど、やってみるよ。」
『…はい、お願いします。ですが、アスカさんの旅は、アスカさんだけのものです。第2の人生という事ですし、楽しんでいってくださいね!』
ユクシーがそう言うや否や、視界が白くぼやけていくのを感じ、私はユクシーに---
-行ってきます。
薄れていく意識の中で『行ってらっしゃい。』という優しくて温かい声が聞こえた気がした。
タグに「ポケモン擬人化」とありますが。
実際に擬人化するのは、10話辺りになるかと思います。
しかも、擬人化している描写が少なめかもしれません。
それでもOKという方は、続きも読んで貰えると嬉しいです。
誤字脱字等があれば、ご報告してくれると助かります。