主人公の代わりにプラチナ世界を救うことになった 作:モナカアイス
という前回のあらすじ
モウカザル(ユウ)、ムックル(ハヤテ)、コリンク(レオ)、ロゼリア(ロゼ)
「ほう、最後にでんきタイプのコリンクできたか。何か秘策でもあるのかな。」
「さぁ、どうでしょうね。」
本当なら、特性のいかくを利用して。一旦戻してから、ロゼちゃんの「しびれごな」を使うところだったんだけど…。
一番強いヤツと1vs1でバトルがしたいという、レオの心意気を買うことにしたよ。だから、レオにはあまり作戦というよりも、技の技術力などの方で戦おうと決めていた。
だから、その為にも「ステルスロック」が封じれれば、それでよかったんだ。
「レオ。まずは「じゅうでん」!」
「(一気に勝負を仕掛けてくるつもりなのかな。)ならばこっちは、「にらみつける」!」
『…。』ギロッ!
…アレ、おかしいな。もうレオは「にらみつける」を忘れたはずなのに…使ってない?何かコレ、「にらみつける」でバトルしてるように見えるんだけど。気のせいかな…?
と、もうそろそろだね。
「レオ、「スパーク」!」
「こっちは「ずつき」だ!」
ドオンッ!
…互角かな。「じゅうでん」有りのタイプ一致「スパーク」と、いかくが入ったタイプ不一致の「ずつき」で互角とはね。
ズガイドスの攻撃の種族値も起因してるだろうけど。あのイシツブテとイワークも含めて。やっぱり、ジムリーダーのポケモンは伊達じゃないな。
でもどうやら…運はこっちに向いてるみたいだね。
「ズッ…ズガアァッ!」
「くっ、まひになったか…。」
なればいいかなっていう程度でやってたから。ホントにラッキーだね。これで素早さは完全にこっちが上だ。でも、まだ安心はしてはいけないな。ここは慎重にいこう…。
「レオ、「アイアンテール」で砂を巻き上げて!」
「視界を悪くして、攻撃させないつもりかい?それでは甘いよ!ズカイドス、コリンクの気配を感じ取るんだ。「ずつき」!」
レオが巻き上げた砂とは関係なく、ズガイドスは指示通り、冷静にレオの気配を感じったと同時に「ずつき」をしてきた。でも…
『それこそ甘いな。』
「っかわされた!?」
「今だよ、「アイアンテール」!」
『…ッ!」
「ズ、ズッガアァァァッ!」
「(何故あんな簡単にかわせたんだ?こっちの動きが完全に読まれていたのか…。)っそうか!コリンクの危険察知能力か!」
「その通りです。」
コリンクの図鑑説明によると、「危険を感じると全身の体毛が光る。相手が目をくらませている間に逃げる。」(ダイヤモンド版ポケモン図鑑参照)
つまりレオは、この危険察知によって。簡単にかわすことが出来たんだよ。
『…いや、違うぞ。』
「(え。違うの…?)」
『そんなものに頼らなくても。アイツ(ズガイドス)のように、気配を感知してかわすことぐらい簡単に出来る。』
「(…あ、はい。左様ですか…。)」コクンッ
ジムリーダーのポケモンが出来ることぐらい、オレにだって出来るという感じかね、キミは…。何か勘違いしてた私が恥ずかしいじゃないか…。絶対、顔には出さないけど。
後、そういうとき饒舌になるよね、キミは。…まあ。最近、喋るようになってきたけど。
ヒョウタさんは、レオが何を言ってるか分からないため。会話できることを悟られない為にアイコンタクトを送ってるように見せておく。
まぁ、バレたとしても。ジムリーダーのヒョウタさんなら大丈夫だろうけどね。でも、そういった情報はどこで漏れるか分からないし。警戒しといた方がいいでしょ。
「さて。畳みかけるとしま…(え、ウソォん…。)」
『フッ…。』
「(レオ、何なのかなその好戦的な目は?フッて…楽しんでるでしょ、キミ。楽しくない。全然楽しくないよ、この展開…。)」
え、何が起きたかだって?…進化したんだよ、ズガイドスが。ラムパルドに…。
「ラムッ、パアァァルッ!」
「ズガイドスがラムパルドに進化した!よおしっ!」
よおしっ!…じゃないですよ、ヒョウタさん。何でそのレベルで進化するんですか。(Lv14)
いや、これは本当にマズい展開ですよ?ガチで3タテとかありえますからね?ていうか、それはこっちの展開なんですよ。
…あれ、何この「それはこっちのセリフですよ。」の展開バージョン、新しい。
「さあ、掛かってきたまえ。アスカちゃん。」
「(…考えても仕方ないね。)いくよ、レオ!「アイアンテール」!」
『そうこなくっちゃな…!』
レオがいつもより目をキラキラさせてるよ…。ついでに口も、ニヒルな笑みを浮かべちゃってるよ。ホントにキミは戦闘狂だな。
「ラムパルド、「ずつき」!」
「!アレって…。レオ、ジャンプ!」
『っ!…グッ!!』
レオはアイアンテールを地面に叩きつけて、その反動でジャンプした。
咄嗟の指示によく反応してくれたけど、かすったみたいだね。でも…
「「しねんのずつき」を覚えたのか、ラムパルド。」
「(さらに絶望的状況だな。)レオ、「しねんのずつき」は怯ませる効果があるから気をつけて!」
『…。』
レオ?…あぁ、その目。戦いたいんだね。
そして、それをちゃんと私の目を見て訴えてるって事は、オレを信じろ。ってことなのかな。…本当だったら、こんな状況での真っ向勝負はゴメンなんだけどね。
でもキミはそんなこと言っても聞かなそうだし。それに…信じろって言われて、信じないわけにはいかないじゃないか。
「いくぞ、ラムパルド!「しねんのずつき」!」
「こっちもいくよ、レオ。「アイアンテール」!」
…あれ?ラムパルドが「しねんのずつき」でこっらに向かってくる中、レオが動かない…。
「っまさか、さっきので怯んで『…なよ。』…レオ?」
『ナメるなよ…、これぐらい動ける!』
「レオっ…!」
「っこの光は…進化するのか!」
突然光りだしたかと思ったら。レオがルクシオに進化し、怯みに打ち勝った。
ラムパルドの「しねんのずつき」に対しては、互角となったけど。これは…
「おもしろい展開になってきたね…。」
『…フッ。』
「まさか、お互いのポケモンが進化することになるとはね…。」
「…よしっ。レオ!次で最後にするよ!まずは「じゅうでん」!」
「ふふ。最後なのに、また最初の技で決めるつもりかい?いいだろう。ならこっちは、「きあいだめ」だ!」
お互いに最後の一撃を決めるため、技に集中する。この瞬間が長く感じるけど…勝負は一瞬だった。
「「スパーク」!!」
「「しねんのずつき」!!」
「っそのまま「アイアンテール」!!」
「何!?」
誰が「スパーク」のままでいくと言いました?
レオは「じゅうでん」を身体全体ではなく、しっぽに集中していた。レオも分かってたみたいだね、私がすることを…。
実は特訓中に、「スパーク」のパワーを「アイアンテール」に集中することができないか試していたけど。全くできず、手詰まりの状態だった。
でも進化した今なら。いや、レオなら…やってくれると信じてこの技に賭けてみた。だって、さっきの信じろってコレも含まれているんでしょ?
激しい衝突によって爆発が起き、2匹を包んでいた煙がゆっくりと晴れていく…。
そこにはボロボロになってもなお、何とか立っている状態の2匹がいた。そこで先に動いたのが…
『…ッグ!』
「レオっ!」
「ッパア。…ルッパァァァ…。」
「ラムパルド!」
先にレオが膝まづき、それにニヤリという表情を浮かべたラムパルドだったが、ゆっくりと倒れ伏した。つまり…
「ラムパルド、戦闘不能!ルクシオの勝ち!よって勝者、コガネシティのアスカ!」
「っ!」
『ハァ…ハァ…。(っ怯みを無理やり破った、ハァ…反動が)あぁ!?っ…いきなり抱き着くなよ。』
「っあぁ、悪いね。…っう、嬉しくて…つい…ね。」
『…フッ。最後にアレを指示したのはお前だろ。』
「ハハハ、信じてたからね。…お疲れ様。本当にありがとうね、レオ。」
『…お前の事を信じてやっただけだ。』
レオと勝ったことに喜んでいると、勝手にボールからユウたちが出てきた。お疲れ様の言葉と、勝利を一緒に喜んでくれた。そして…
「ポケモンたちを信じ、それに全力で応える君たちのバトル。見事だったよ。」
ヒョウタさんがジムバッチをトレースに乗せて持ってきたのを見て。ユウたちと協力して、レオを支えてゆっくりと立ち上がる。
「さあ、これがクロガネジムを勝ち抜いた証。コールバッチだ。心して受け取ってくれ!」
「ありがとうございます、ヒョウタさん。」
私は受け取った初めてのバッチをポケモンたちに見せて。改めて、ポケモンたちにお礼を言う。
そして、カイセイと同じように「がんせきふうじ」の技マシンを貰って。私の初のジム戦は、勝利に終わった。
ジム戦、初勝利です!レオが進化しました!ズガイドスも進化しました!…え?!
今回、ラムパルドに進化した事に作者が1番ビックリしてます。(おい)
ちなみに、出したかったけど最終的に考えて、ダメだこの作品には出せない。と思い、出さなかったキャラもいます。
あっ。後、アスカがコガネ出身というのも分かりましたね。
まぁ。それらに関しては、また活動報告の方で裏話として語ると思います…。