壱日一回攻撃を無効にする程度の能力の使い手 -幻想郷起死回生録-   作:処炉崙霸β

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プロローグ

暑い。

そして何処だ?

木しか無いじゃあないか。

 

 

 

 

 

 

何もすることがない。

暇だ。

だが、何故なんだ?

何故、色々なことを忘れてるのか。

摩訶不思議だ。

ここに来る直前のことが思い出せない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああそうだ。

 

俺、死んでるんだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし死んだとはいえ、何故、こんな辺鄙なところにいるんだろうか。

不明すぐる。

「はぁ」

その瞬間、俺に大蜥蜴おおとかげが飛び掛かってきた。

死を覚悟したが、俺は生きている。

 

なんでなのか。

 

 

解せぬ。

しかし何故死んだのに生きているのだろうか。

やはり解せぬ。

だいたい俺は何者なのだろうか。

何かに落ちて、死んで、何故なのかこんな辺鄙なところにいる。

手元にはなにもない。

あるのは服とズボンだけだ。

しかし自分のことは何も分からないのに、なぜこの用語は知っているのだろうか。

解せぬ。

解せぬ解せぬ解せぬ解せぬ。

それはそうと、この大蜥蜴はなんなのだ。

急に襲いかかってきて、今は牙を剥いて威嚇している。

さっさとその牙で噛めば良いのにな。

解せぬ。

あぁ、そうか。

俺が倒せぬから、威嚇しているのか。

自分から襲いかかってきておいて、倒せぬならば、威嚇する。

間抜けなのか、無能なのか、はたまた本能なのか。

解せぬなぁ。

逃げればよいのかな。立ち向かえばよいのかな。

まぁよいかな。

腹も減ってはおらぬし、殺生はしたくない。

ここは立ち去るとするかな。

しかし何故なのか。

何故、俺は此のような中途半端な言いかたなのか。

ほぼほぼ無くなった俺の記憶から察すると、たしか俺は現代という時代の者だったはずだ。

そうなれば、俺は現代の言葉を発しているはずだ。

なぜこのような中途半端な言葉を発しているのか、

解せぬ。

まぁ、気がついた時からこのような言葉の言い方だったので、文句はないが、正さねばいかぬだろう。

もし、このような中途半端な言葉で他人が不快になっては、会話の意味がない。

まずは、いかぬ等の言葉をいかないに変えよう。

うむ、いやこれはうんか?まあ、ここは後々、考えるとして、問題は一人称だ。

初めて会った人にたいして、俺などの一人称は好ましくないように見える。

と言うわけで、『俺』は初めての人物、もしくはあって間もない人物、総合して、友人未満、恋人未満等に使わないようにしよう。

さて、その総合した人物たちにはなにを使うべきか、もうこれは私わたくし、もしくは、私わたしを使うことにしよう。

しかし問題はまだある。

この地域が古風な言葉を使っていたらだ。

これは拙者などを使うとしよう。

自分という一人称は現代語だった場合につかうとしよう。

そして、古風、現代語風で、言葉を使い分けることにするかな。

うむ。そうするとするか。

さて、川沿いに進んで行くか。

小川だが、川は川だ。

辿っていくと、いつか街などに着くことだろう。

 

移動中

 

ん?あれは神社かな。

ずいぶんと立派だが。

だがいかんせん、小銭はもっていない。

お布施がなければ神にも申し訳ない事この上ない。

避けて通る事にしよう。

 

「ちょっと!」

 

「申し訳ありません。何か御用ですか?」

「貴方、何者なの?」

「はぁ。申し訳ありません。そちらのお名前を先にお伺いしてもよろしいでしょうか?」

「それもそうね。失礼したわ。私の名前は、

博麗霊夢。ここの巫女よ」

「それは失礼致しました。巫女様とは気がつかなかったもので」

「あらそう。それで、貴方、何者なのかしら?」

「誠に申し訳ありません。自分の名前は、」

何だったろう。

しかし相手に先に言わせておいて、自分が言わないというのも、失礼だからなぁ。

うーん。

もうこれでいいか。

「わたくし、城山清次と申します」

「ええ。名前を言ってくれて有難いのだけど、貴方の種族はなんなの?どうも怪しくてね」

「怪しい、とは?」

「貴方が今さっき出てきた森。妖怪大蜥蜴が大量にいるのよ。森からは出てこないのだけど、入ったら生きて帰るのは常人では無理なのよ」

「なるほど。良く分かりました。しかし申し訳ありませんが、私自体、あの森で目覚めた者で、自分の素性すら自分でも分からないのです。

それと、巫女様が申し上げられた大蜥蜴ですが、私を襲いかかってきたのですが、何故か傷が一つつかなかったのでございます」

「それは益々、怪しいわね。でもそれより怪しいのが有るわ」

「それは?」

「なんで貴方、森で起きて尚且つ、わたしと同じく子供で、更になんで記憶喪失なのに敬語が使えるの?」

「うっ」

それもそうだ。

計算間違いだった。

「そ、それは.....」

ん?子供だとな。

手を見ると何処か見覚えのある幼い手だ。

 

 

 

 

子供になってる。

 

 

 

あとで驚くとしてもまずこの巫女から逃げなければ。

「そ、そういえば、私、町に行きますので、さようn」

「行かせないわよ?こんな怪しい人、逃げさせるわけないでしょ?

さてと」

「退治させてもらいましょうか?敬語使いの変人さん」

 

 

「さいですか」

この巫女血の気が多くないか?

 

 

決闘開始

 

対 博麗霊夢(幼少期)

 

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