やはり俺が涼風青葉の先輩なのは間違っている。   作:ニケ

3 / 10
どうもなんとか続いて3話目です!
書き溜めて予約投稿をしているので感想が反映出来ていないこともあるのでご了承ください。

原作5巻のねねっちのおっぱ……胸がとても素晴らしいと思います。


やはり八神コウは仕事熱心である。

「………ふぅ、トイレ行くか」ガチャ

 

 

「…………!?」

 

 

トイレに行こうとドアを開けたらそこには…………なぜか涼風が体育座りでうずくまっていた。

いや、何やってんだよ…。

 

「……ひ、比企谷さん」

 

 

「な、なにやってんだ…?」

 

 

「お手洗いに行ったら社員証がなくて、外から扉が開かなくて…」

 

 

あ〜、なるほどね。八神め忘れてやがるな…?

 

 

###

 

「社員証がないとオフィスの出入り以外にも出勤記録も取れないんだ」

 

 

「お前も災難だったな…」

 

 

まったく、しっかりしてくれよ八神…

 

 

「おい、八神」

 

 

「ん?どしたの八幡」

 

 

「お前まだ涼風の社員証用の写真撮ってないだろ」

 

 

「えぇ!?コウちゃんまだ撮ってなかったの!」

 

 

「ほへ?」

 

 

「もう!朝頼んでおいたはずでしょ!」

 

 

「……あ!」

 

 

「今から撮ってきまーす」

 

 

思い出したのか、八神が涼風の手を取りその場をあとにする。

つまりは全て八神が悪かったわけだな…

さ、トイレトイレ

 

###

 

「あ、八幡」

 

トイレから帰ってきたら八神に話しかけられた

 

「ん、どうした?」

 

 

「写真の方は出来たから青葉の社員証取りに行ってよ」

 

 

「え、やだよ。なんで俺が…」

 

 

「あたしは今こっちで忙しいの」トントン

 

 

八神がキャラデザの紙束を軽く叩く

うん、まぁそれを言われると弱いんだけどさ

でも俺も仕事がない訳じゃないのよ?ちゃんと俺には俺の…………乳酸菌

 

 

「あとほら丁度いいから渡す時に進捗状況でも聞いたらいいじゃん?」

 

 

「はぁ……、わかったよ。行ってくる」

 

 

「お、サンキュー。いってらっしゃーい!」

 

 

 

くっそー、顎で使われてるっつーか尻に敷かれてるっつーか。……もともと男1人の時点で肩身狭いんですけどね…はい。

 

 

そんなこんなで涼風の社員証を受け取って帰ると、そこではなんとお茶会が開催されていた…。

まぁ、珍しいことでもないんだが

 

 

「……噂ではそろそろ恐ろしく忙しい時期が来るんだって〜…」

 

 

篠田がなんか言ってるが…うん、まぁつれぇよ…。

どのくらいつらいかと言うと……いややめておこう思い出したくない。

 

 

「……なるよ」

 

 

「え?」

 

 

ん?

 

「……家に……帰れなく……なるよ…」

 

 

((((その喋り方シャレになってないから!))))

 

 

「………おい、ひふみあんまり皆を脅すなよ」

 

 

「「「「八くん(八幡さん)(比企谷さん)」」」」

 

 

俺の存在に気がついたのか4人がこちらを向いた

 

 

「あ、ほれ涼風。社員証出来たぞ」

 

 

「わぁ…」

 

涼風が社員証を眺めながら感嘆の声を漏らす

 

「なんだかホントに入社した気分です!」

 

 

「……いや、とっくに入社してるから」

 

 

なんで今更なんだよ…。ていうかそれでも“気分”なのかよ。

 

 

「あ、八幡さんもお茶いります?」

 

 

飯島が気を利かせて声をかけてくる

 

 

「あ、いや、いい。そんなに長居する気はないからな」

 

 

「そうですか…」

 

 

「……は、八くん。……お菓子………食べる?」

 

 

「ああ、じゃあ一ついただくわ。サンキュな?」

 

 

「……う、うん…」

 

 

俺はひふみから貰ったクッキーを一つ食べる

うん、うまいな。マックスコーヒーもあると最高なんだが飲み物いらないと言った手前取りに行くのもな…

ま、後でいいか

 

 

「それにしてもなんでそんな話してたんだ?」ポリポリ

 

 

「今作ってるゲームの発売日の話になりまして…」

 

 

俺の質問に涼風が答えてくれる

 

 

「あ、でも帰れなくなるって……八神さんはもう泊まってましたよね」

 

 

「なんでですか?」

 

 

「あ〜、あいつはああ見えて仕事の虫だからな…。

会社に住んでるって方が正しいかもしれん」

 

 

「でも、比企谷さんは毎日帰ってますよね?キャラデザも担当していたり、リーダーなのにいいんですか?」

 

 

うぐ、いや別にいいじゃん…?仕事はちゃんとこなしてるし…この子時々、妙に切り込んでくる時ないか?

 

 

「……俺の場合はキャラデザっつってもメインじゃないから基本的に八神の補佐みたいなもんなんだよ…」

 

 

「補佐?」

 

 

「ああ、まぁ俺がキャラを考えたりする時もあるが大体は八神がやるし、俺は八神が行き詰まった時に一緒にアイディア出したりするくらいだよ」

 

 

「最近はそういうことも減ったから専ら3Dだな」

 

 

「へぇ〜、そうだったんですか…」

 

 

「もともとあいつも残る必要はないんだが、めちゃくちゃ仕事してて泊まることが多いんだ」

 

 

「俺が泊まらないのは、まぁあいつも一応女だしな男と同じ空間で泊まるわけにもいかないだろ?」

 

 

「……………残業したくないし」ボソッ

 

 

((((あ、最後のがきっと本心なんだろうな…))))

 

 

いや、普通に考えて残業とか無理でしょ…自分の仕事が終わってるのに余計に仕事抱えて残るとか正気の沙汰じゃない……八神って実はMなんじゃないだろうか…。

これ以上はやめておこう

 

 

「でもやっぱ凄いですよね。八神さんって」

 

 

「1人で数人分の仕事しちゃうし」

 

 

脱線しかけた話を篠田が戻してくれる

まぁそこだよな…あいつは抱えるだけでなく、それを綺麗にこなせてしまうのだ。そこは素直にすごいと思う。

 

 

「ま、性格はアレだけど…」

 

 

「そうだな、……アレだな」

 

 

 

「「わははははは!」」

 

 

 

 

「…………………………ふ〜ん」

 

 

「「………………」」ギギギギギギギ

 

 

 

篠田と2人で笑いあっていたら奥の方から不機嫌そうな声が聞こえて、俺らはまるで油の切れたロボットのような動きでそっちを向いた

 

 

 

 

ゴンッ!ゴンッ!

 

 

 

 

「「〜〜〜〜〜〜〜!!」」

 

 

 

二人揃って八神の鉄拳制裁を受けました、はい。

八神さん?暴力はよろしくなくってよ?

……すみませんでした、僕達が悪かったです…。

 

 

 

「自業自得やな…」

 

 

「……は、八くん……大丈……夫!?」

 

飯島が真っ当なことを言っていた

あぁ^〜ひふみが天使に見えるんじゃ〜

 

 

 

「はぁ、休憩も大事だけどまだ終業前なんだから…さっさと仕事再開してね」

 

 

「特に八幡」

 

 

 

「「はーい」」

 

「あ、はい…」

 

 

八神の注意に飯島と篠田が脳天気な返事を返す

あの……、俺にだけあたり強くないですか…?

 

 

「で、八幡は進捗状況は確認したの?」ジト

 

 

わかりました、わかりましたからその目をやめてください……危うく死にたくなっちゃうだろ。

 

 

「………涼風、どのくらい進んだ?」

 

 

「あ、はい。参考書の半分くらいまでは…」

 

 

 

お、割と早いな……これならあと少しで仕事も振れそうか?

 

 

「了解した。もうちょっとしたら仕事振るからよろしく頼む。細かいところは実践で覚えていこう。」

 

 

「はい!」

 

 

涼風の元気な返事を聞いてから俺と八神は席に戻る

すると今度は遠山さんから話しかけられる

 

 

「青葉ちゃんの調子はどう?」

 

 

「進捗的には問題ないな、むしろ早いくらいだ」

 

「技術的な面では八神に聞いてくれ」

 

 

「そう、でどうなの?コウちゃん」

 

俺の言葉を聞いて八神に話を振る遠山さん

 

 

「割と物わかりがよくて助かってるよ。期待できるかも」

 

 

そうか、ならよかった。

これから皆には育っていって貰わなきゃ困るからな…

八神に頼りすぎないように……もとい俺が楽するために

 

 

又、涼風が今度は社員証を机に置き忘れたままトイレに向かい結局もう1回オフィスの外でうずくまっていたのだが……あいつなにやってんだよ…。




はい!今回はちょっとだけ八幡がやっているキャラデザの内容がわかったのではないでしょうか!
なんでなったのかや詳しい内容は後々やる予定です。

なにかあったらご指摘ご感想お願いしますm(*_ _)m
あ、あと評価もお願いしますm(*_ _)m
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。