一怠惰目
山田、と低い声。
地の底から聞こえてきそうな声だな、と変なことを考えながら返す。
「なんですか、平塚先生」
そう言うと、何故かため息をつかれる。大丈夫?幸せ逃げるよ?あっだから男も…
……心なしか睨まれてない?考えてること伝わっちゃった?
「山田……私はお前に何を書けと言った?」
「『高校生活を振り返って』……の書き直しだったよーな気がしますけど」
「そうだな……で?」
平塚先生は、手に持っていた紙の束を机の上に雑に置き、
「これはなんだ?」
それを指さした。
それを見て、僕はきょとんとした顔で、
「何って…書き直しですけど?」
「……ほう?君はこのたった五行程度のものを『書き直した』というのか?」
「そうですよ?だって前のやつは二行ぐらいだったじゃないですか。つまり僕は前の二倍以上もの量を書き上げたんですよ?そう考えたらたいした進歩だと思いませんか?」
「…君は本気で言っているのか?」
「本気も本気、大マジですけど?」
僕はいつだって本気だ。何事にも全力投球。だから全力で家に帰っていいですかね。全力で寝たいんで。全力投球の生徒を邪魔してはいけないと思います。
半分眠っている頭(半分眠っている頭ってなんだよ、左脳と右脳どっちかが寝てんの?)だけで抗議していると、「はぁぁぁああああ」と、さっきよりも長いため息をつかれる。こりゃ男5人逃したな。ご愁傷さまです。多分今日の婚活パーティーは無駄になりそうですね。
そういうことを哀れみながらかんがえていると、先生がいきなり顔を上げた。
その眼はキラキラと輝いている。
「そっかあ、それじゃあ仕方ないな!」
「は?」
突然機嫌がよくなった先生に、思わず素で返してしまう。え?マジでどしたの?
「そういうことなら仕方ない。特別に今回は水に流そう。私は 若 手 だからな」
「……」
思わず絶句。
まあ殴られるよりはマシかと思い、次の句を待つ。
「とはいえ、私も教師だ。舐めたことをした生徒には、罰則を与えねばなるまい。」
「殴らないでくださいね?」
「……君は私をなんだと思っているんだ?」
「独身女教師」
殴られた。
......................................................
「うぐぐぐぐぐ……」
マシで痛い。どれぐらい痛いかっていうと僕の眠気が吹っ飛ぶくらい。
「それで君の罰則なんだが…」
え?さっきの眠気に関わるパンチじゃなくて?
返したくても返せない。痛みで口が動かせないってホントにあるんだね。
そんな僕を尻目に、平塚先生は言った。
「君には、奉仕活動を命じる。」
これから先の僕の青春、そして人生にまで影響を及ぼした、その言葉を。
まあそんなことはないと思うんだけどね?
人生初のあとがきです。やったあ!
何書きゃいいのかわかんねぇな…と思いながら一時間。
まあキラメキラリとcolorful daysの全員分ききながらなんですけどね。あの動画見たことある人居るんじゃないかな。まあ僕はPって訳じゃないんですけど。
さて、「怠惰系主人公の青春(ラブ)コメ」第一話、どうでしたか?僕としては、山田くんのキャラはまだまだ出せてないなあと感じるのですが。
ちなみに、山田くんの下の名前はまだ決まってません。
ていうか考えてません。ならなんで投稿したのかって話なんですけど。
今の所、特に募集する気はありません。そもそもこんなの見てくれる人居ないでしょうし。
……長くなっちゃいましたね。すみません。
では、こんなのを見てくれた方に。
幸運がありますように。