イベント周回するのぉぉおおおおおおおおおお!!!
ってなってたらいつの間にかこんな時間に……。
すまない……投稿出来なくて本当にすまない……。
借りてた一巻が返却期限になったので、ここからはアニメ準拠です。
では六怠惰目どうぞ。
なんだよ二次不等式って。高校で習うことなんて中学校の復習でいいじゃないっスか。うち、工業高校だし。
「…………ハッ!」
「お、やっと起きたか」
な、なにが起きたんだ……?なんで僕は家庭科室の床に寝転がっているんだ?わけがわからないよ。
えーと、たしか由比ヶ浜さんの依頼を受けて家庭科室へと向かって……。
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家庭科室へとやってきた僕は、雪ノ下さんと由比ヶ浜さんが織りなす百合百合しい光景に心をぴょんぴょんさせていた。嗚呼^~我が心跳ね回りて候ふ^~。
「あなたエプロンもまともに着られないの?」
冷たそうに、しかして温かく由比ヶ浜さんのエプロンを直す雪ノ下さんと、
「ごめん、ありがと」
そう言って笑う由比ヶ浜さん。
癒されるわぁ~。どっちも別嬪さんだしね。
「で、僕達はクッキーの感想を言えばいいんだよね?」
「そうね、お願い」
そうして出来上がった由比ヶ浜さんのクッキーは……。
デデドン!(絶望) デデデデッデッデ……。
其れは「黒」。
固形なのかそれともそう見えるだけの流動体なのか。はたまたそのどれでもないのか。そんな黒。
其れ即ち……「暗黒物質ダークマター」。
「なぜあれだけミスを重ねることが出来るのかしら……」
「ジョイフル本田で売ってる木炭みたいになってるぞ……。もはや毒味だ」
「どこが毒だし!」
「どこが毒じゃないのさ……」
由比ヶ浜さんはその木炭(木炭と呼称していい物体なのかは定かではないけれど、便宜上そのように呼称する。)を少し見つめ、
「……やっぱり毒かな?」
首を傾げてかわいく言ったところでその木炭はかわいくならないよ。
「……死なないかしら?」
「「ぅ……」」
なんで僕は料理が得意じゃないんだろう。生まれて初めてそう思った。
そして僕は意を決してその木炭を嫌々ながら口に運び……
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「気絶した、と」
「そういう事だ」
なるほど。道理で僕の口の中にはじゃりじゃりむにょーんとした食感があるわけだ。やっぱりアレは人間の食べ物じゃなかったんだ。
部屋の時計を見るに、そこまで時間は経っていないみたいだ。多分一分あるかないかぐらい。気絶ってそんな短時間で回復するものなの?
「さて、どうすれば良くなるか考えましょう」
「由比ヶ浜が二度と料理しないこと」
「それで解決しちゃうんだ!?」
「一応問題の先送りはできるね」
「それは最終手段よ」
あ、手段としてはありえる手なんだね。
「……やっぱりあたし、料理に向いてないのかなあ……。才能ってゆーの?そういうの無いし……」
由比ヶ浜さんがそうこぼした。
あー、そーいうこと言うとうちの部長が……。
「解決方法は努力あるのみよ」
……ほーら、雪ノ下ワールドだ。
「由比ヶ浜さん。あなたさっき『才能が無い』って言ったわね?」
「ふぇ?あぁうん……」
「その認識を改めなさい」
雪ノ下さんはボウルに粉を注ぎ込みながら言う。
「最低限の努力もしない人間には、才能がある人を羨む資格はないわ。成功できない人間は、成功者が積み上げた努力を想像できないから成功できないのよ」
……うん。辛辣だけど正論だ。
なんてこの僕が思うわけないじゃん。
それはあくまで「持つ者」の意見だ。雪ノ下さんは努力が一番とでも思っているだろうけれど、僕はそうは思わない。
なぜなら、この世界は「才能」で成り立っているんだから。
持たざる者がどれだけ努力を積み重ねても、持つ者の「才能」という大きすぎるアドバンテージに敵いはしない。
所詮持たざる者はあくまでも持たざる者であって、持つ者に取って代わることは絶対にできない。言ってしまえばそのへんの石ころと同義であり、有象無象の一つなだけ。
別に僕は努力を否定したいわけじゃない。むしろ肯定している。事実、僕はこの総武高校には努力して入ったし、それ以外でも努力する必要がある場面は多々あった。
でも、努力なんてのは所詮付け焼き刃なだけだ。
努力で出来ることといえば、才能に近づくことだけ。そう、あくまでも「近づく」だけなんだ。
才能に負けて、努力に負けて。無理矢理違う土俵で勝負をさせて、それで初めて勝つことが出来る僕だから言える。
僕は、努力の大事さも、無意味さも、どちらも
知っている。
これは僕の考えであって、誰かに認めてもらおうなんて思っちゃいない。
いやー、それにしても。
君が、雪ノ下さんが、「持つ者」である雪ノ下さんがそんなことを言うなんて、ね。努力が大事、なんて寝言を言うなんて。
持つ者でありながら努力の必要性を説く。そんなアンバランスな光景に吐き気がする。
ああ、そうか、だから僕は────────
────────だから僕は、君が嫌いなのか。
「……ん?」
気がつくと、雪ノ下さんが僕を見ていた。……気づかれた?
雪ノ下さんは瞑目し、少し顔を顰しかめる。でも、それだけだった。……一体なんだったんだ?
僕達の音の無いやりとりに気づかなかった様子の由比ヶ浜さんが口を開く。
「で、でもさ、最近みんなやんないって言うしー。こういうの、合ってないんだよ……」
由比ヶ浜さんが誤魔化すように小さく笑う。
ガタン、と音がした。音の発生源は、雪ノ下さんの持つボウルだった。
「その周囲に合わせようとするのやめてくれるかしら。ひどく不愉快だわ」
由比ヶ浜さんが目を見開く。
瞳が揺れている。
「自分の不器用さ無様さ愚かしさの遠因を他人に求めるなんて、恥ずかしくないの?」
由比ヶ浜さんが俯く。
……静かで、重い時間が流れる。
……やっぱり結構ズバズバ言うんだね、雪ノ下さん。そーいうところは僕好きよ?
「……か」
か?
「……か、かっこいい……」
「「「は?」」」
やっべー変な声出ちゃった。比企谷くんと雪ノ下さんも予想外だったようで、『何言ってんだこいつ』みたいな顔をしている。多分僕も。
由比ヶ浜さんはそんな僕達を気にせず続ける。
「建前とか全然言わないんだ。……なんていうか、そういうのかっこいい!」
さすがの雪ノ下さんもこれにはドン引き。心身ともにドン引き。由比ヶ浜さんから少し距離をとる。……犬っぽいとは思っていたけれど、M気質もあったなんて……たまげたなぁ。
「っは、話聞いてたのかしら?結構きついこと言ったつもりだけど……」
「たしかに言葉はひどかった。けど、でも本音って感じがするの。……あたし、人にあわせてばっかだったから」
由比ヶ浜さんの目が光ってる。すっごい光ってる。尻尾をぶんぶん振っている光景を幻視するほどだ。
「ごめん!次はちゃんとやる!」
ははは、バカも、いやアホもここまでくると武器だね。『愛すべきアホの子』って感じ?
「……正しいやり方、教えてやれよ」
「ま、それが一番だよねー」
雪ノ下さんはふ、と息を吐き、
「……一度お手本見せるから、その通りにやってみて」
由比ヶ浜さんの表情に花が咲いた。うん、こりゃ完全に犬だね。
「うん!」
仲良きことは美しき哉。僕と比企谷くんは雪ノ下さんの『お手本』が出来るのを待った。
おーっと、ココで山田くんのゆきのんへの感情が描かれましたねー。なんと山田くんは雪ノ下さんが嫌いなよーです。
……フラグ?何のことですか?ボクワカンナイ!
では、こんなのを見てくれたあなたに。
幸運を。
っべー、まだアニメ一話終わってねー。