執務室で対策が決まりそれぞれの仕事場に戻ろうとした時、
ボォーッボォボォッ
遠くから機関庫を飛び出していった機関車の汽笛が聞こえるがその汽笛だけでは無かった。
ポォーッポォッポォッ
続けて出ていった機関車とは違った少し甲高い汽笛が続けて同じ汽笛の音を出し少しずつ近づいて来てた。
「とりあえず何とか基地線に入れて。」
提督がそういった直後、
『あーっあー 聞こえてますか?』
いきなり提督室に置いてある無線からそう聞こえた。
「あなたは誰?」
『私は銀河鉄道株式会社所属 C62型51号機です。』
「C62-51は確か機関庫から飛び出て行った機関車だよ!?」
機関車の番号を聞いたらムサイが驚きながら言う。
「わかったわ。『ひとまず空いてる線路に入線して。』
『了解。』
その応答が終わると宙に浮かぶ列車と大きく聞こえる汽笛でもう到着するのがわかった。
ボォーーーッ
宙に浮かぶ列車は高度はそのままで空いてる留置線上に止まった。
「あそこからどうやって入線するのよ?」
たまたま提督室にいた霞が呟く。
「そうね。」
小林少佐がそれに答えると同時に列車が下降し始めた。
「まさかあれって999(スリーナイン)?」
「確かにC62型機関車が牽く茶色の旧型客車が11両。」
「確かに合いますね。」
鉄娘が納得しているのとあい違って小林少佐達は混乱している。
「何呑気に話してるの!? 列車が落ち始めたのよ!?」
「大丈夫です。あの列車はああやって降りることが出来ます。」
「なら大丈夫ね。後、何かあの列車について合点いったみたいだけど何なのあの列車は?」
さっき納得しているような話をしていたのを思いだし問いかける。
「自分達もはっきりとは分かりませんが、あれは宇宙を走ることが出来る列車です。」
「「「宇宙を走ることが出来る列車!?」」」
「説明します。」
「あの列車の名前は、「銀河超特急999」 銀河系地球とアンドロメダ星雲の惑星プロメシューム又はアルティメット星系エターナル等はかなりの行き先不定列車。」
「外形はこの時代でもよく見るSL列車ですが中はかなりのハイテクメカニズムを積む列車です。因みに機関士はいません。」
「機関士無しでどうやって走るのよ?」
「機関車に人工知能が乗ってまして自己判断で走ります。」
「多分あの編成だとカノンさんが乗ってるかもしれませんね。」
「確かに「オハ61系」客車が使われてるから。」
「なんとなくわかったわ。とりあえず彼処にいる人たちを連れてきて頂戴。」
そう言いながら線路に着地した列車の近くに何人か立っていたので案内するように言った。
次回999のメンバーと合います。
因みに999の外見は劇場版の姿の為、炭水車の横に999の大きなロゴや、デフレクターの横に「GE999」のマークは入っていません。