「 うぅっ、いたたたたたた・・・・・・」
ここはどこだ?たしか俺は転生するとか言われて……
サッと周りを見渡す。
……嫌な香りがした。潮の香りだ。
風があまり強くなく、かつ海から風が吹いてきているから今は朝なのだろう。どうやら海の近くの叢に倒れているようだ。周りには住宅も多くあり、船の汽笛も聞こえるから、そこそこの人口の街のようだ。
痛む頭を抱えて俺はフラフラと立ち上がった。
「ここは?っと?」
ふと足元を見ると1枚の手紙と封筒があった。まずは手紙の方を読む。
” 無事に着いたことと思うがどーお?
今君はあるものたちと戦争をしている世界にいるんだ。
そのまま送れる世界がここしか見つからなかったから仕方ねえと思ってくれたら嬉しいなあ。
とりあえず君はここの世界の海軍の、この近くの鎮守府で、提督として働くこととなっているんだよねー。
赤レンガの大きな建物がそうだね。
封筒の中に身分証明書が入っているはずだからさ、
必ずチェックしてね。君の幸運を祈るよ。"
……ほう……
そう来たか…なんか聞いたことある設定だな。てか手紙テキトーな書き方だな。文章練習した方がいいんじゃないかあの神……
文句だけ言っているわけにはいかない。手紙と一緒にあった封筒を開けてみるとしよう。
「 これが身分証明書か。なになに……中佐?俺中佐
なのか!なかなかだな。歳は…18か。
中佐になる年齢とはとても思えないが……
ホント若すぎんか?
まあいいか。なになに?
マルキュウマルマルまでに鎮守府に出頭せよ…か。
時計があってるならそろそろ
行かないとな。」
足に力を入れて立ち上がる。服も軍服になっている。
「赤レンガだったな…あれか」
強い日差しが俺を襲う中、俺は赤レンガ目指して歩いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「身分証明書を提示してください」
「は、はい」
厳つい番兵に睨まれながら俺は封筒の中身を見せた。
「……どうぞお通り下さい。ご健闘を」
丁寧に頭を下げる番兵。何か言ったほうがいいかな。
「ご苦労さまです」
番兵はびっくりしたようにしていたが、すぐさま
ビシッと敬礼した。
「ありがとうございます!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鎮守府内に入ると、1人の少女が迎えてくれた。
「こんにちは。あなたが新しい提督で宜しいですか?」
黒くクセのない髪、高貴そうな顔立ち。そして、なんというか、出来そうな感じが漂っていた。
「 あっ、ハイ。そうです。」
あまりに相手が美人さんだったので答えが素っ気なく
なってしまった。彼女いない歴イコール年齢の俺には
難易度が高すぎる。厳ついオッサンが出てくると思ったんだがなあ。秘書さんかなにかかな。
「 私は大淀と言います。今日は貴方をご案内するよう
仰せつかっておりまして……」
「あぁ、そうなんですか。宜しく御願いします」
「では行きましょうか」
大淀と名乗る少女もとい美女は、くるりと踵を返すと建物の方へ歩いていった。
次回の更新は明後日の予定ですが、明日になるかもです。
皆さんの嫁艦はどの子ですか?
ちなみに私に嫁艦はいません。
決められないので。
推艦は初月、天津風、川内、摩耶、榛名、大和です。
かなり浮気症です……
長くなってしまいましたね……
またお会いしましょう。