原作よりもいくらかマシになったディオさん 作:ジョン=ドイル
晩餐の席で、ディオはいろいろな事を話した。勉強のこと、暮らしのこと、ラグビーのこと、そして親友となったジョナサン・ジョースターのこと。ジョナサンのことを話したときにロバートはこういった。
「ほほう、あの堅物に息子がいたとは」
「ジョナサンの父をご存知なのですか?お父様」
ディオは養父に問いかける。
「ああ、大学の同期でね。まったく、あの頭の固さときたら。マナーの悪い同級生をいつも叱り飛ばしていたよ」
この発言の後、皆が大笑いをした。
「ねえ、ディオ。あなたの学校、ロンドンに近いのでしょう?いつかあなたが暇な時に連れていってくれない?」
「いいですとも、アン姉様。・・・ところでお父様」
「ああ、なんだね?」
「二日間ジョースター邸に行ってもかまわないでしょうか。ジョナサンに招待されているんです」
「いいとも。好きなだけ行ってきなさい。君の人生なのだから」
「ありがとうございます」
「せっかくの休みだからディオと一緒にいられると思ったのになあ。お父様、私も行ってよろしいですか?」
「構わんよ。ディオが良いと言えばの話だが」
「もちろん、構いません」
「じゃあ私は一人で寂しく二日間過ごすとするよ」
一週間後、出発の日が訪れた。アンは出発前からウキウキしていた。ディオは出発直前まで本を読んでいた。そして、出発の時。ディオとアンは見送りにきた父に手を振った。
ヒューストン邸からジョースター邸までは馬車と鉄道で四時間かかる。彼らはその四時間をそれぞれのやることをやって過ごした。そして、ジョースター邸の最寄り駅に降り立った彼らを待っていたのは、ジョナサン・ジョースターであった。
「やあ、ディオ。数週間ぶりだね。君の隣にいる女性は君の姉のアン・ヒューストンさんかな?」
「はい、そうです。よろしくお願いします。ジョナサン・ジョースターさん」
「ジョジョで結構です。あと敬語じゃなくて良いですよ。夕食とかそういうとき意外はね。うちの父はいい人なんだけど、マナーに厳しいから」
「そうか。僕と姉共々、よろしく頼む」
「じゃあ、ディオ、アン、馬車に乗り込んで。うちに向かうよ!」
馬車は結構揺れた。しかし、楽しく話をしていたせいか、あまり揺れは気にかからなかった。そして、彼らをジョースター邸で待っていたのは、ジョナサンの父親、ジョージ・ジョースター卿だった。
「ディオ・ヒューストン君、そしてアン・ヒューストンさん、長旅お疲れ様。どうぞゆっくりしていってくれたまえ」
「ありがとうございます。ジョースター卿」
そしてディオ、アンのジョースター邸宿泊が始まった。
感想などありましたらぜひお寄せください。次回は、石仮面が出てくる予定です。変わる可能性があります。では。